今日、キミを卒業します。

桃乃 茉凛

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平穏な日々

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ただ今ぁ…

あたしは心の中で小さく呟けば、寮母の先生の部屋の前をこっそり通りながら、辺りを確認して部屋に戻る。
帰りの電車の中で、すでに理佳りかにはメールで連絡してあった。
バレてない。
それは分かってても、ドキドキした…

初めての無断(?)外泊。
でも少しでも、たかしの傍に居たい…
大好き過ぎて、おかしくなりそーだよ。

部屋に戻ってカギを締めれば、あたしはベッドにごろんと横になる。
この平穏な日々がいつまでも続きますよーに…
なんてそっと願いをかける。

でも、それがそんなに長く続かないことを、あたしはまだ知らなかった。
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