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共犯
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「愛実、こっちこっち」
あたしは自分の部屋の窓から外に出れば愛実を手招きする。
「は、はい…っ」
愛実は慣れて無い(?)せいかおどおどしながらもついて来る。
あの後、あたしなりに色々考えて、愛実には就寝後の時間に来てもらうよーに話した。
点呼後…つまり21時過ぎだと、まだその辺を寮生がウロウロしてる。
お風呂は1階。
あたしの部屋からも近い。
お風呂は23時までだから、他のコたちに出くわす可能性があったから。
あらかじめ、2人とも点呼後にローファーはあたしの部屋に持って来てある。
愛実はちゃんとコンビニ袋をあたしの部屋に持って来てた。
少しの間のことだから、今回はあえて理佳には話してない。
愛実まで…って思われるのも嫌だったし。
いつも通り隣に併設されてる附属小への扉を抜けて、あたしたちはその裏口へまわる。
「何か…ドキドキしますね…」
愛実はまだビクビクとしている。
そりゃ無理もない。
コレは立派な規則違反だから。
裏口には愛実の彼氏らしき男の子が待っていた。
「愛実…!」
「ゆーくん…!」
「ちょ、静かにっ」
感動の再会(?)のあまり声が大きくなってしまった2人を、あたしは慌てて制止する。
「ご、ごめんなさい…」
愛実がしゅんとしてる。
「あ、琴美先輩ですよね? はじめまして。森本 悠介と言います。いつも愛実がお世話になってます」
「こちらこそ、はじめまして。篠原 琴美です」
女子寮見に来たいとか言うからどんなヤツかと思いきや、案外ちゃんとしてるじゃん?
コレなら安心かな?
「へへっ、ゆーくんは琴美先輩と同い年なんだよぉ?」
愛実が嬉しそーに話しだす。
「あ、そーなの? じゃー別に先輩でも何でもなくタメじゃんw」
「いやー、愛実の先輩呼びがうつっちゃってw」
なんてみんなで笑い合う。
~♪
あたしはハッとする。
この音は貴からの着信音だった。
あたしは心の中で『ゴメン、貴!』と思えば、慌てて携帯をサイレントにする。
こんなとこで語り合ってる場合じゃなかった!
早く寮に戻らないと…
悠介くんに裏口から入ってもらえば、あたしは来た道を戻って、部屋へと向かう。
幸い、あたしの部屋の窓の下にはエアコンの室外機が置いてある。
いつもそれを踏み台にして、窓から入って、その下にテーブルを用意してあるから。
「悠介くん、靴気を付けてね?」
先に部屋に入ったあたしは、窓のところでスニーカーを脱ごうとする悠介くんに声をかける。
「ゆーくん、ふぁいとっ!」
愛実はコンビニ袋を持って待機してる。
「よっ…と」
悠介くんはスニーカーを脱げば、案外すんなりと窓から入って来た。
そのスニーカーを愛実がコンビニ袋へと入れたりしてる。
「良かったぁ… 琴美先輩、ホントにありがとっ!」
愛実が満開の笑みで笑う。
「消灯後だとは言っても静かにね? バレたら大変なんだから」
「はーいっ! 分かってますぅー」
愛実はもーすでにデレデレだ。
あたしは2人を部屋からそっと出せば、カギを締める。
はーーーっ……
大きくため息をつけば、愛実たちがバレないことを祈る。
ホントに…バレたら大変なんだから…全く。
その時、また携帯が震える。
やばっ!
貴からの連絡、放置してたっ!
あたしは自分の部屋の窓から外に出れば愛実を手招きする。
「は、はい…っ」
愛実は慣れて無い(?)せいかおどおどしながらもついて来る。
あの後、あたしなりに色々考えて、愛実には就寝後の時間に来てもらうよーに話した。
点呼後…つまり21時過ぎだと、まだその辺を寮生がウロウロしてる。
お風呂は1階。
あたしの部屋からも近い。
お風呂は23時までだから、他のコたちに出くわす可能性があったから。
あらかじめ、2人とも点呼後にローファーはあたしの部屋に持って来てある。
愛実はちゃんとコンビニ袋をあたしの部屋に持って来てた。
少しの間のことだから、今回はあえて理佳には話してない。
愛実まで…って思われるのも嫌だったし。
いつも通り隣に併設されてる附属小への扉を抜けて、あたしたちはその裏口へまわる。
「何か…ドキドキしますね…」
愛実はまだビクビクとしている。
そりゃ無理もない。
コレは立派な規則違反だから。
裏口には愛実の彼氏らしき男の子が待っていた。
「愛実…!」
「ゆーくん…!」
「ちょ、静かにっ」
感動の再会(?)のあまり声が大きくなってしまった2人を、あたしは慌てて制止する。
「ご、ごめんなさい…」
愛実がしゅんとしてる。
「あ、琴美先輩ですよね? はじめまして。森本 悠介と言います。いつも愛実がお世話になってます」
「こちらこそ、はじめまして。篠原 琴美です」
女子寮見に来たいとか言うからどんなヤツかと思いきや、案外ちゃんとしてるじゃん?
コレなら安心かな?
「へへっ、ゆーくんは琴美先輩と同い年なんだよぉ?」
愛実が嬉しそーに話しだす。
「あ、そーなの? じゃー別に先輩でも何でもなくタメじゃんw」
「いやー、愛実の先輩呼びがうつっちゃってw」
なんてみんなで笑い合う。
~♪
あたしはハッとする。
この音は貴からの着信音だった。
あたしは心の中で『ゴメン、貴!』と思えば、慌てて携帯をサイレントにする。
こんなとこで語り合ってる場合じゃなかった!
早く寮に戻らないと…
悠介くんに裏口から入ってもらえば、あたしは来た道を戻って、部屋へと向かう。
幸い、あたしの部屋の窓の下にはエアコンの室外機が置いてある。
いつもそれを踏み台にして、窓から入って、その下にテーブルを用意してあるから。
「悠介くん、靴気を付けてね?」
先に部屋に入ったあたしは、窓のところでスニーカーを脱ごうとする悠介くんに声をかける。
「ゆーくん、ふぁいとっ!」
愛実はコンビニ袋を持って待機してる。
「よっ…と」
悠介くんはスニーカーを脱げば、案外すんなりと窓から入って来た。
そのスニーカーを愛実がコンビニ袋へと入れたりしてる。
「良かったぁ… 琴美先輩、ホントにありがとっ!」
愛実が満開の笑みで笑う。
「消灯後だとは言っても静かにね? バレたら大変なんだから」
「はーいっ! 分かってますぅー」
愛実はもーすでにデレデレだ。
あたしは2人を部屋からそっと出せば、カギを締める。
はーーーっ……
大きくため息をつけば、愛実たちがバレないことを祈る。
ホントに…バレたら大変なんだから…全く。
その時、また携帯が震える。
やばっ!
貴からの連絡、放置してたっ!
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