最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。

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王城

死因判定機

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 また僕は24日に死んでしまったらしい。

 毒殺も疑ったので20日以降は自前の食料や水分しかとらなかったので、たぶん違うだろう。

 毒ガスみたいなものも警戒はしたが、違う気がする。

 24日の夜、急に眠くなり、気がつけば、いつもの宇宙空間にいるのだ。

 あれは眠気というより、意識を失ってるのかな?

 しかも、僕がいた部屋は一部の者しか場所すら知られていない機密まみれな場所だから、外部からの侵入も可能性としては低い。

 てか、僕って軟禁されてる?

 最初に外出させてもらってから、ずっとあの部屋にいるし、部屋から出たとしても隣にある広場で走るくらいだし……あれ?

 嫌な予感しかしないんだけど……


 とりあえず、僕の死因は全くわからない。

 深淵の森では3ヶ月以上も生きていたから、寿命でも病気でもないはず。

 王城内では、何だか息苦しくはあるけど、死ぬようなものでもない。

「……のう~、聞こえてますか~?」

「え?」

 僕が考え事をしていたら、目の前には女神様が覗き込んできていたので、僕はびっくりして軽く仰け反る。

「やっと気がついてくれましたね~、無視されてるんじゃないかと、ちょっと不安でしたよ~」

 あれ?

 この女神様って、こんなにフレンドリーだっけ?

 違和感がある。

 なんでだ?

 あっ、いつも眷属スライムに怯えていたからか!

「あの女神様は僕のことが怖くないんですか?」

「私は自分で言うのも変ですが、かなり地位の高い女神なんです! 人間相手にビビるなんてあり得ませんよ!」

「……そうなんですか」

 あれ、おかしいな。

 前回はいきなりビビっていたのに、今回は最初から普通なのはなんでだ?

『今回は最初からなにもしなかったの?』

 もしかしたら、眷属スライムが前回のやつを反省して、なにもしなかったのかもしれないと思ったのだが……

「ちょっと! 無視はやめてくださいよ!」


 女神様が文句を言っているが、僕は眷属スライムからの反応が全くないことに焦っていた。

 今までは眷属スライムが話せないときはあっても、存在が感じられないほどになることはなかった。

 なんで眷属スライムの反応が全くないんだ……。

「ねぇ! 聞こえているんでしょ!?」


「え、あ、はい。気になる事があって……」

「もう! 時間があまりないんだから、何か欲しいものか武器を言って!」

 欲しいものか……なにがある?

「えっと……1回死を免れたりするアイテムってありますか?」

「それはダメかな……禁止されたやつだから。それ以外は? あ、ちなみにエリクサーみたいな瀕死でも全回復しちゃうのもダメよ。現地にはあるけど、私達からあげるのは禁止なの」

 禁止されたアイテムなんてあるのか。

 禁忌指定スキルみたいなものかな?

 そうなると、どうやって24日の夜を乗り切るか……

「死因のわかるアイテムってありますか?」

「死因? あるけど、私達があげるレベルのものじゃないわよ? たぶん、転移先でも値段は高いけど買えるはずよ」

「それでいいです。お願いします」

「じゃあ、【死因判定機】を念じれば取り出せるようにしたわ。それじゃあ、頑張ってね」

 今回の転移ボーナスは【死因判定機】というものをもらった。

 死因さえ分かれば、対策も考えられるはず。

 ……王城に転移される間に使えば、死因がすぐに分かるのかな?

 僕はすぐに【死因判定機】よ、出てこい!と念じたら、昔のポケベルみたいな機械が手に現れた。

 どうやって使うんだ?

『死因を調べたいものを指定して下さい』

 なるほど、僕は自分を調べたいと念じた。

 すると、バイブレーションで機械が震えたかと思うと、文字が現れた。

『死因は神気の枯渇』

 は?

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