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再び深淵の森
アブソート・ベータ
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【アブソート】
本来、魔大陸という過酷な環境にしか生息していなかった幻の種族、魔人族。
魔人族は過酷な環境に耐えられる様に、肉体が強く、魔力も高く、物資の少ない環境を生きる為に魔法を重視して生きていた。
その中でも私は闇魔法に対して規格外の資質があり、両親から魔法の訓練を小さい頃から徹底的にやらされ、20歳になる頃には小魔王と呼ばれるまでに強くなっていた。
そして、私が小魔王と呼ばれた理由は強さ以外に、12本しか存在しない魔剣デュランダルと完全契約をしていたからだ。
魔王様は、魔剣を3本所持していて、魔剣の契約数が多いほど魔王になれる可能性が高まる。
現在、魔剣所持者の小魔王は4人いて、私を除く3人は熾烈な争いをしている。
私は強さを渇望しているけど、魔剣集めをして魔王になりたいとは思っていない。
それに魔剣はデュランダルだけで十分だ。
魔剣には特性があり、デュランダルの場合は【絶対切断】。
斬りたいという願いが強ければ強いほど斬れ味が増して、斬りたくないものは斬れない、便利な特性で私は気に入ってるし、私は剣よりも魔法が好きなのでデュランダルの特性も魔法と組み合わせて使っている。
だから、私は他の小魔王の魔剣集め争いを無視して、ひとり孤高に魔法鍛錬をしていた。
闇魔法はレベルが上がると、派生魔法があり、影魔法と深淵魔法がある。
その時、私は他の小魔王達は私には興味がないから無視して争っていると勘違いしていた。
★
私はいつもの様に魔法の鍛錬をしていた。
影魔法は自分を含めた全ての物質の影を操り、便利な魔法でデュランダルと組み合わせるとかなり強いと思う。
深淵魔法は今の私にはまだ制御が難しく、制御を間違えると一気に魔力が枯渇気味になってしまうが、制御に成功させれば想像を絶する威力が得られる。
私に友は居なかったが、魔法の鍛錬さえ出来れば毎日が楽しかった。
魔法鍛錬は日々成長を実感出来き、影魔法は想像を具現化してくれるので、私のイメージ次第で無限の可能性を感じられたし、深淵魔法は難易度の高さが私に更なる充実感を与えてくれた。
このままずっと、こんな日々が続くと思っていたが……突然、小魔王3人の連合による宣戦布告により簡単に崩れ去った。
★
「私達、ガズ、ドゥーマ、キャリザの小魔王3人はアブソートへ戦争を宣戦布告する! これは魔王様の承認を受けた正式なものだから、拒否権は無い!」
私がいつもの様に街から離れた場所で魔法鍛練をしていたら、突然、小魔王の3人が来て戦争の宣戦布告をされた。
戦争とは、魔王の承認を受け発令されると、その時点から戦争が終わるまで、街への侵入は禁止され、相手が完全降伏するか、死ぬまで終わらない。
しかも、私が聞いていた戦争とは、同じ戦力の者で争う決まりだったはずなのに、小魔王3人と私の戦争では理不尽過ぎる。
それを承認した魔王は何を考えているんだ?
魔王に確認したいが、街へ侵入したら反則負けになってしまうから、確認も出来ない。
そもそも、この戦争は正式なものなのか?
小魔王3人の性格が分からないから、判断がつかない。
本来、魔大陸という過酷な環境にしか生息していなかった幻の種族、魔人族。
魔人族は過酷な環境に耐えられる様に、肉体が強く、魔力も高く、物資の少ない環境を生きる為に魔法を重視して生きていた。
その中でも私は闇魔法に対して規格外の資質があり、両親から魔法の訓練を小さい頃から徹底的にやらされ、20歳になる頃には小魔王と呼ばれるまでに強くなっていた。
そして、私が小魔王と呼ばれた理由は強さ以外に、12本しか存在しない魔剣デュランダルと完全契約をしていたからだ。
魔王様は、魔剣を3本所持していて、魔剣の契約数が多いほど魔王になれる可能性が高まる。
現在、魔剣所持者の小魔王は4人いて、私を除く3人は熾烈な争いをしている。
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それに魔剣はデュランダルだけで十分だ。
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斬りたいという願いが強ければ強いほど斬れ味が増して、斬りたくないものは斬れない、便利な特性で私は気に入ってるし、私は剣よりも魔法が好きなのでデュランダルの特性も魔法と組み合わせて使っている。
だから、私は他の小魔王の魔剣集め争いを無視して、ひとり孤高に魔法鍛錬をしていた。
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その時、私は他の小魔王達は私には興味がないから無視して争っていると勘違いしていた。
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私はいつもの様に魔法の鍛錬をしていた。
影魔法は自分を含めた全ての物質の影を操り、便利な魔法でデュランダルと組み合わせるとかなり強いと思う。
深淵魔法は今の私にはまだ制御が難しく、制御を間違えると一気に魔力が枯渇気味になってしまうが、制御に成功させれば想像を絶する威力が得られる。
私に友は居なかったが、魔法の鍛錬さえ出来れば毎日が楽しかった。
魔法鍛錬は日々成長を実感出来き、影魔法は想像を具現化してくれるので、私のイメージ次第で無限の可能性を感じられたし、深淵魔法は難易度の高さが私に更なる充実感を与えてくれた。
このままずっと、こんな日々が続くと思っていたが……突然、小魔王3人の連合による宣戦布告により簡単に崩れ去った。
★
「私達、ガズ、ドゥーマ、キャリザの小魔王3人はアブソートへ戦争を宣戦布告する! これは魔王様の承認を受けた正式なものだから、拒否権は無い!」
私がいつもの様に街から離れた場所で魔法鍛練をしていたら、突然、小魔王の3人が来て戦争の宣戦布告をされた。
戦争とは、魔王の承認を受け発令されると、その時点から戦争が終わるまで、街への侵入は禁止され、相手が完全降伏するか、死ぬまで終わらない。
しかも、私が聞いていた戦争とは、同じ戦力の者で争う決まりだったはずなのに、小魔王3人と私の戦争では理不尽過ぎる。
それを承認した魔王は何を考えているんだ?
魔王に確認したいが、街へ侵入したら反則負けになってしまうから、確認も出来ない。
そもそも、この戦争は正式なものなのか?
小魔王3人の性格が分からないから、判断がつかない。
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