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2章 文化祭までのいろいろ
他にも誘うか?俺トモの連絡先知ってるけど
しおりを挟む俺と空は今、紘夢の豪邸に来ていた。
紘夢に電話をしたら速攻でOK貰えて急だけど、紘夢んちでお泊まり会が出来る事になったんだ。
「わーい♡貴ちゃんからお泊まり会したいなんて言われるなんて嬉しいよ~♡」
「急だったのに悪かったな。お前なら絶対聞いてくれると思ったぜ♪」
「貴ちゃんの為なら喜んで~♡でも残念ながら吉乃は明日家の用事で朝早く家を出なきゃだから参加出来ないんだよね~。茜ちゃんと桃も久しぶりに二人で過ごしたいって~」
「そっか。俺は直登と数馬誘ってみたけど、まだ返事ねぇんだわ。あいつらもデートとかでこれねぇかもな。あとなっちと怜ちんにも声掛けたんだ」
「みんな来れるといいね~。送迎なら的場にやらせるからさぁ。ところでいーくんはぁ?」
紘夢は俺と空を交互に見ながら聞いて来た。
伊織にもちゃんと連絡はしたぜ。そしたら急だなと言われたけど、後から行くって言ってたんだ。
「後から来るぜ。他にも誘うか?俺トモの連絡先知ってるけど。あ、トモって猿野の事な?」
「「えっ!?何で!?」」
空と紘夢の二人は驚き、声がハモった。
昨日友達になったし、連絡先交換したんだ。
実は今日とか大量の電話とメッセージが来てたけど、通知オフにして一切返さずに全部スルーしてたんだ。
「どーして貴ちゃんがトモの連絡先知ってんの!?」
「猿野さんに脅迫でもされたのか!?」
「ちげーよ!普通に友達になったからだよ!トモ誘えば犬飼辺りも誘えるだろ?あと俺が知ってんのは詩音とか?あ、ボラ部前部長、副部長も知ってるわ」
「はいはーい!それなら俺葵くんの知ってるよー♪」
「一条さん!楽しいお泊まり会が一気にお寺の修行みたいになっちゃいそうだからやめて下さい!三年生を呼ぶのはまた今度にしましょう!」
「お寺ぁ?それが空くんが思う葵くんのイメージなの?面白ーい♪今度葵くんに教えてあげよーっと」
「ダメです!そんな事言ったら殺されます!」
「お前の神凪の印象ってどんなんだよ?トモはどーすんの?あいつならすっ飛んで来るだろうけど」
「猿野さんもダメ!貴哉は友達になったと思ってても猿野さんは3歩歩いたら忘れるような鶏頭なんだから近付いちゃダメ!」
「あはは~!鶏頭ウケるんだけど~♪空くん良く知ってるね~」
「見てればあの人はヤバい人だって分かりますよ」
「そんじゃあ俺達三人と、伊織。あとまだ分からねぇけど直登と数馬になっち、怜ちんか。そうだ!戸塚は?紘夢も仲良いんだろ?生徒会入りしたし、祝ってやろうぜ♪」
「春樹はどうだろうね?忙しくなければ来てくれそうだけど」
「んじゃ誘ってみるわ。なぁ、紘夢、頼んだ通り準備してくれたか?」
俺は戸塚の連絡先を出しながら聞いてみた。
お泊まり会をするにあたっての準備が出来てるかどうかをな。
「勿論~♪貴ちゃんてば楽しい事思い付くね~♡二階の一番広い部屋に用意したよーん」
「俺がしたんですけどねっ!ふぅ、坊ちゃん終わりましたよー。俺そろそろ休んでもいいですかね?」
ここでまだ姿を見せてなかった、紘夢の唯一の付き人、的場が酷くくたびれた状態で現れた。
どうやら俺が頼んだ準備を整えてくれたみたいだな。
「ご苦労!今日の夕飯はデリバリー頼んで勝手にやるからもう休んでいいよー♪あ、メンバー増えそうになったら送迎頼むから呼んだらすぐ来てね~」
「はいはい」
的場はダルそうに返事をしていなくなった。
そして戸塚にも連絡が取れて、少し遅れるけど来てくれる事になった。
「戸塚も来るとか凄いな。てか何だかんだ仲良くなってるよな貴哉と戸塚って」
「そうなんだよ!戸塚って案外良い奴なんだわ!」
「春樹が心許すなんてレアだよ~?あの子昔から他人には感情出さないから」
「え、ガキの頃から鉄仮面だったのか?逆に凄えな」
「そうなんだよ~。俺と芽依は愛想笑いも出来る子供だったんだけど、春樹だけは全く感情を見せなかった。俺と芽依には少し笑ったりもしてたけど、滅多になかったよ~」
「一条さん、アルバムとかないんですか?見てみたいです」
「あるよー♪現物は実家に置いて来ちゃったけど、データならパソコンに入ってるから、みんなが来たら上映会でもするー?ちょっと的場にセッティング頼むね~」
そう言ってさっき休むと言って出て行ったばかりの的場に電話をかけ始める紘夢。使用人だからって容赦ねぇな。
でも戸塚や紘夢のガキの頃とかちょっと楽しみかも!いつも俺のばっか人に見られてるからな!たまには他の奴らのも見てやらねぇとな!
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