廃人だけどモテモテ勇者なオレ参上プラスアルファ

ザノ・夕ナ

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オナニ様陣営

生フレンチェ

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 ヲレ氏とオナニ様は町に舞い降りた。
 この乳繰り合い具合、嫉妬されたかもしれない。
「神だ!」
「ん? 確かにこのお方は神だ。それともヲレ氏の髪の毛のことか? カミって」
 反応したさっきの男とヲレ氏・オナニ様の距離は結構あって、ヲレ氏の声は反応したさっきの男には届かない。
「キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアァッ!」
「ん? なんだ? まるでアイドルに叫ぶ女性ファンだ」
「キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアァッ! こっち見たわよ!」
「オナニ様にいっている?」
「あのメガネの方に見られたわ!」
「ん? 見ちゃ悪いか?」
「違う。カズシだ」
「あのメガネのお方かっこよすぎるわ!」
「ヲレ氏? ……ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええぇっ!」
「神よ! 神がついにきたわよ!」
 ヲレ氏は、町中で話題に。
 町には他の国からヲレ氏を見にくるものまできだした。
 塩湖から飛んで数分ヲレ氏とオナニ様はこの町についたわけだ。
「騎士様たちだわ!」
「こんなとこまでおいでになさるとは……」
「騎士の方たちがこの町にくるのは初でしょう?」
「え? もしかして、ヲレ氏?」
「ヲレ氏というものなのか。神とは」
「いえ、ヲレ氏は本名山田和氏です」
「ヤマダカズシ?」
「はい、ヤマダ・カズシ、です」
「デラセルナゲヴァラ大統領がお呼びです、ゴッド=ヤマダ・カズシ」
「はい。でも、あの、このヲレ氏の伴侶、オナニ様はヲレ氏の命の恩人以上の存在で。ご一緒したいのですが」
「ゴッド=ヤマダ・カズシがいうなら」
「何をいっている、神の伴侶なら当然ご一緒させろ」と、こちらに向かってきた男は言った。
「すみません! 団長!」
「気をつけろよ、新入り」
「はい! ダ・メル騎士団長!」
「ありがとう」と、オナニ様は言った。
 礼儀がいいオナニ様。こういうところもかわいい。
 ヲレ氏とオナニ様は騎士団についていった。
「あの、お伺いしたいことが」
「なんでしょう、ゴッド=ヤマダ・カズシ」
「騎士団のお名前は」
「南方聖堂自由党メイスン騎士団、です」と、ダ・メル騎士団長は言った。
「へぇ、かっこいいお名前だ。創作に使いたい」
「ありがたきお言葉」
 デラセルナゲヴァラ大統領が暮らすホワイトストライプハウス。
 ヲレ氏、オナニ様、南方聖堂自由党メイスン騎士団員はホワイトストライプハウスに向かう。
「デラセルナゲヴァラ大統領、連れて参りました」
「よろしい、ならば会談だ」と、デラセルナゲヴァラ大統領は言った。
「私にも入れてくれ」
「フレンチェ様」
「今日は実家に帰ったからついでにここによった。事前に報告はしなかったがな」
「そうでしたね、フレンチェ様は数年前まではこの国の少女。フレンチェスコ様が法皇となれらてからは活動拠点変更の理由で引っ越されましたが。フレンチェスコ法皇は?」
「私は今日父ときたから連れてきていない」
「そうですか。いいタイミングに来られましたね。今日は神が降臨した日です」
「神?」
「そちらに」
「このお方が……♡」
「色男でしょう?」
「……はい。男前だと感じちゃいます……♡」
「前、急に生出演したイケメンの、サトウ・ヒロシという神の噂もあるあの方といい勝負」
「……♡」
「やはりサトウ・ヒロシに惚れてしまいましたか、フレンチェ様も」
「あれは……卑怯だ……格好がよすぎる……」
「まあ、そういうものですよ。自分はすぐに負けを認めましたけどね、男として。どうです? こういうあっさりと負けを認めちゃうのも潔くてなかなかイケてるのかな、と。サトウ・ヒロシ、そしてゴッド=ヤマダ・カズシ……これから彼らが争いを起こすのではないかと予想している。国際問題だ。フレンチェ様、あなた様は、どちらを選びますか? ……失礼ですが、初恋はおいつ?」
「欲をいえば両者とも選びたい、ゴッド=ヤマダ・カズシはこちら側の味方という政治的な意味で優遇したいというのはあっても、それだけで、サトウ・ヒロシを捨てるのも……。初恋は……サトウ・ヒロシ様」
「ですよね、むずかしい問題ですよね」
「はい」
「あの……質問いいですか?」
「どうぞ、ゴッド」
「サトウ・ヒロシってもしかして……異邦人なんでは」
「その話はもうかなりすでにあがっている。もう魂が纏わりつく程度にありとあらゆるものに付着しているぐらいに」
「あんなイケメンが、いたことが信じられないし。宇宙人とかそういったものであるとほとんどの人が思っている。貴方様は神。神なら、信じれます、その格好の良さも」
「宇宙人ヴァーサス神、といったところか」
「……確かに。あなたたちは2Dのキャラのようだ」
「それは、形而上学的な話題ですね」
「え? ただのヲタクな話なんですが。ヲレ氏アニヲタ歴弐拾年近くて」
「……幾何学的というか……なんともいいがたい、哲学を感じる……」
「ですよね、フレンチェ様。医者でもあり政治家でもある勉強家な自分にもついていけない。あなた様もお年頃、ゴッド=ヤマダ・カズシに抱きつかれたい、とか思っているのだろう」
「……はい。嘘はつけません。それぐらいに惚れさせられた」
「ありがとう、ゴッド=ヤマダ・カズシ。送られた書類通りに聖人君子」
「いえいえ、こちらこそ」
「とんでもない。なんて謙虚な男なんだ」
 ヲレ氏とオナニ様はホワイトストライプハウスの出入り口から外出。
「あの、サトウ・ヒロシって。知ってます?」
「彼の所持しているミルクイは小さい。知っているぞ、カズシと同じところにいた男だ」
「もしかしてあの同じ学校の」
「そいつは違う。サトウ・ヒロシ違いだ」
「いや、そうかもでしょ?」
「まあ、断定はしない。カズシがそうしたいのなら」
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