転生したら武器に恵まれた

醤黎淹

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犯罪者と他の種族編

早めの出航

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「………これに懲りたらもう二度とやるなよ」
実はあのあと、エルフたちが来たあと少しした後に続きをした。童貞が普段まったく湧かなかった性欲が一度解き放たれるとやばいのは本当らしい。だが、本番はしなかったぞ。
「………っ!」
アリスはピクピクしたまま動かなくなってしまった。エルカやジゼルさんにも会いに行きたいが、アリスと一定距離離れるわけにはいかない………。
     :
時間が進み、エルフたちが再び部屋を訪ねて来た。
「失礼します。ジゼル様直属の精鋭部隊隊長。です。ジゼル様がお呼びです」
この世界はどうしてみな美形なのだろうか。学園にいた上位の貴族は太っちょって、正直キモいのもいたが、ダン・ヒューリー…………アリスに何度も告白して撃沈してるあいつも痩せたらそこそこいける顔だし…………先祖に秘密でもあんのか?。
「お兄様、お呼びのようですしいきましょう」
復活早いな。ピシっとしているが、頬はまだ赤い。こちらとしては、早めに復活してもらえて助かる。
「わかった。案内頼めるか?」
「もちろんです」 
          :
    大樹 
ここは確か、秘宝が収められていた大樹。だが、見渡す限りジゼルさんはいない。
「なぁ、ジゼルさんはどこだ?」
「この上です」
アルミナスは大樹の上を見る。
アリスと俺も上を見る。何もないなど考える。
大樹のサイズに釣り合った葉の数………何本にも別れる枝。どれほど長く生きているかわからないこの木はかなり太い。トト◯に出てくる御神木の2、30倍はある。だが、よく見ると、人が1人通れるサイズの穴がある。
「………まさか、あれか?」
「はい、この中がジゼル様のいる王の間です」
まさかの秘宝を隠してるのが下で王の間が上。バレないはずだよ。下にあるとは思わないもん。
「では、飛行魔法は使えますか?」
「ん?なんでだ?」
「この上には飛行魔法でしか行けないのです」
「登ることもか?」
「難しいかと」
一部の人物しか登る……もとい、飛べないから行ける人も限られるのか。
「アリスは出来ないから、俺がおんぶしよう」
「はい(やった!)」
「では、参りましょう」
 俺らは飛行魔法で王の間に繋がる穴に入った。
         :
     王の間
「よくきてくれた。大事な話があってな」
「………話とは?」
ジゼルさんは深刻そうな顔をするので、おふざけ無しで話を聞くことにした。
「実は、人間の国の者達がお前を探しにこの国にまできた」
「な!?」
こんな近い国にいるのがなんでわかった………。
普通なら、遠くの国に逃げるのを予測するはず……。
「貴殿の仲間の男には、既に出航準備をしてもらっている。貴殿たちが入ってきた門の反対側に行き、海が見えるまで行けばいるはずだ」
「わかりました。アリス、行くぞ」
「はい!」
 ………………………………
……………………
…………
……
「あの子のことを頼むよ。シン・ヴィーナス」
          :
     船
「お、坊主たちがきた!。エジソン、錨を上げろ!」
「もうやってる!」
「あ、エジソンさん。私も手伝います」
エジソンをリアンが手伝う。
前に船は魔力で動くのは説明したが、錨も魔力を注げば、勝手に上がる。注ぐ魔力の量で上がる速度が速くなるのだが………。なんか、船かデカくなってる気がする。前の船はボートかもう少し大きい船ぐらいだったが、大型船になっている。貨物線や旅客船でもない。少し独特な見た目の船だ。
「なにその船!」
「おう!。女王様と色々話してたらくれたんだ!。どうやら、アーティファクトの1つらしい!」
アーティファクトといえば、異世界物の本で結構出てくるな。向こうの世界だと借金とかばったかりで、本も数冊程度しか買えなかったが、その中に出てきたな。たしか、1つで凄まじい力を持つ遺物だったか?。
「この船すげぇんだ!船内は広いし、風呂もキッチンもある!。サイズの割に小回りも利くんだ!。もう、なんでもある!。ねぇのは武器ぐらいだ」
なるほど、動く武器の俺がいれば完璧なわけだ。
「船内の倉庫に食料も詰め込んでくれた!。いやぁ、ありがてぇ。坊主の罪も無罪になったら、仕事に使わせてもらうよ」
おじさん……すげぇ嬉しそう。よかったよかった。
「………アリス」
アリスの右手を握る」
「?」
「行くぞ。次は海底神殿だ!」
「はい!」
        :
一方その頃
人間の国  城の書庫

書庫で勇者であるケイビリン・シルヴァンは先代勇者達が記した歴史書を読んでいた。
「いくら探しても、勇者のみが使える剣が見つからないのはおかしい。なにかあるはず……」
………………………………………
………………………………
…………………………
………………
……
「………そんな……魔王は……先代の勇者……そして、今の魔王を倒したら……次は我が……」
今回の週は、様々なことがイレギュラーだった。
シンがこの世界に転生し、ケイビリンもシンのように第2のEXスキルを会得していたこと。
【障害の完全封殺】
このスキルは状態異常や天候による悪影響を全て完全無効……封殺するスキル。それは……呪いにも有効だった。このスキルにより、魔王の呪いが効かず、魔王からではなく、歴史書から情報を得ることが出来た。
「……それになんだ……これは……勇者一行は……4人ではなく5人だと……。勇者……格闘王……魔法帝……聖女……そして、ぶき」
「『武器魔人』………でしょ?」
「!?何者だきさ!」
ケイビリンは………闇に包まれ、気を失った……。
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