転生したら武器に恵まれた

醤黎淹

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犯罪者と他の種族編

シンの魔法

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「………誰か他に乗ってるな」
始まっていきなり、何者かが船に乗ってるのを俺は感じ取った。ほぼ直感だが。
「シン様。私たちはお二人が戻るまでずっと船にいました。乗るところを見ないはずがありません」
「そうですよ。父さんが見逃すはずがありません。シン君の気のせいでは?」
「.………最初から乗ってるのか」
「なるほどな。それなら、坊主も俺も気づかないわけだ」
「では、お兄様と私は船内を。他の三方は、甲板の荷物などを確認してください」
           :
「………なにしてんだ?。
「んー!んん!んんんんん!」
縄でガッチリ縛られて、口を押さえられているエルカを食料庫で見つける。
「んんん!んん!」
「おーい。みんな来てくれぇ」
 …………………
……………
………
「エルカさん。なにしてるのですか?」
アリスが問いかけるも
「んんん!んんん!、んんんんんん!!」
縄で口も抑えられているので喋れるわけもなく、誰も解こうとしないし、面白そうだから、放置した。
「シン様、アリス様。この方は?」
「こいつはエルフ族のエルカ。ほら、デーモンとの戦いで」
「んんんんん!」
「おいおい。そろそろ解いてやれよ」
おじさんが縄を解く
「なんで早く解いてくれないのよ!」
「お兄様が縛ったものだと」
「シン様が縛ったものだと」
「シン君が縛ったものだと」
「坊主が縛ったもんだと」
「だって……面白そうだったし」
4:1で意見が分かれる。みんな俺が縛ったと思ってたのか。
「で、エルカはこの船でなにをしてたんだ」
「………実は」
        :
「つまり、要点だけまとめると。ジゼルさんがエルカに世界の色々なことを見て欲しいから、俺らの出航に先駆けて、縛り上げて船に乗っけたと」
「そうだ」
「よし、今すぐ降ろそう」
「なななななんでそうなる!!」
「だって、足手まといだし」 
「お兄様って」
「はい、かなり辛辣ですよね」
アリスとリアンはああ言ってるが、俺は一向に気にしない!。
「僕のことをパーティーに誘ってくれるぐらいには優しいですよ」
うむ。その身長と性格のギャップがすごいエジソン君。庇ってくれるか。
「坊主。俺は乗っけててもいいと思うぜ」
「おじさんがそう言っても俺は降ろすつもりだ」
「た、頼む。降ろさないで!。こんな早く降ろされたら、おばさまに合わせる顔がない!」
どうにか降ろさないでとエルカは懇願し、俺にしがみつく。
「いやだって、俺に特がないし」
「そ、そうだ!。お前は主武器はなんだ!」
「………剣と槍と盾とハンマーと弓と……色々」
「………そうか……じゃなくて、ならお前にを教えてやるから頼む!。降ろさないでくれ!」
…………付与魔法……だと?
          :
     甲板
「で、どうやるんだ?」
「えっと………」
おじさんのことを見つめる
「ん?あぁ。俺はアイン・カイトっていうだ。カイトでいいぞ、嬢ちゃん」
「じゃあ、カイトさん。ナイフかなにかを貸してくれないか?」
おじさんはさん付けかよ
「はいよ」
果物ナイフかよ!
「では、お前は教えるより見せた方が早いだろう」
「よく分かってるじゃないか」
『エレメンタルエンチャント【風】』
果物ナイフが緑色に一瞬だけ光った
「……終わり?」
「付与自体はな、今付与したのは属性魔法だ。風の魔法をこのナイフに付与した。付与できるのはその人に適応した属性のみだ。属性以外にも斬撃を強化したり、振動強化、色々でき……」
「あのう。エルカさん」
「むぅ。説明中だろう」
「いえ、お兄様………もう付与魔法……完成させてます」
「ふぇ!?」
「コネクト【エクスカリバー】。『エレメンタルエンチャント&エフェクトエンチャント【炎・風&振動】」
エクスカリバーに炎がまとわり、風が炎を強くすると同時に、刃が激しく振動する。
「………なんか、簡単にできたぞ」
「う、うひょ~(う、うそ~)」
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