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怪獣も怪人も宇宙人もまとめて登場
第九話・特殊改造メカ怪獣乙女【カナキラー】登場「お姉さまの専用巨大ロボットになります〈ウソ〉」
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その日──全国各地の上空を飛行する謎の物体があった。
ある地域では、若い女の生首が。
ある地域では、女の胸部と腕の部位が。
ある地域では、腹部の部位が。
ある地域では臀部と揃えた脚の部位が飛行していた。
四つの部位に分かれて各地を飛行していた、謎の飛行物体はブランズ星人の基地の格納庫へと集結して合体した。
華奈そっくりの顔をした、巨大ロボットが格納庫の中でニャゴ博士に言った。
「各地を分離して飛んできたら、お腹が空きました」
「わかったニャ……流動食を用意するニャ」
口に突っ込まれたチューブから流し込まれるエネルギー流動食を、特殊改造メカ怪獣乙女【カナキラー】が嬉しそうにゴクッゴクッと喉を鳴らして飲んでいるのを見て、背中に天使の翼を生やした裸体少女像のブロンズ星人がカナキラーを指差して、ニャゴ博士に訊ねる。
「アレ、本当にロボットなんですか? 食事もすれば、睡眠もするし、特設トイレで排泄するロボットなんて聞いたコトありません……本当はクローンとかじゃないんですか?」
「ニャニィを言う、カナキラーは……そのぅ、コンプライアンスを考慮した……ロボットと言うか、サイボーグと言うか」
「やっぱり、阪名 華奈の巨大クローンを人体改造したんですね……なにが、コンプライアンスですか」
キレるニャゴ。
「うっさいニャ……あッ、おまえたちカナキラーの顔近くで、勝手にナニをしているニャ!」
格納庫ブリッジで、カナキラーの顔に巨大な粘着テープを貼って、目尻を吊り上げているブロンズ星人に向ってニャゴ博士が怒鳴る。
「カナキラーの人相が変わってしまうニャ」
「サカナ カナの偽物らしく、目尻を吊り上げてみようと思いまして」
「余計なコトは、しなくていいニャ」
ブロンズ星人たちが、クレーンで吊った金属製の巨大プロテクターを、カナキラーの体に装着しようとしているのを見てニャゴ博士が、語尾を強めて言った。
「本物と区別するために、腰や腕や太モモに金属のリングプロテクターの装着も不要ニャ…そんなコトしてもすぐバレるニャ……カナキラー食事は終わったかニャ」
「はい、ニャゴ博士、お腹いっぱいです」
「では、出撃するニャ」
「ニャンバラバンバンバン!」
カナキラーは、頭部、胸部と腕部、腹部、腰と脚部の四体に分離すると格納庫から飛び立っていった。
◆◆◆◆◆◆
タワーが建つ港の街に、分離飛行してきたカナキラーは脚から着陸合体した。
「カナキラー、參上! なーんちゃって……ニャゴ博士の話しだと、怪獣乙女が現れたら、サカナ カナも出現するって言っていたけれど待っていればいいのかな?」
カナキラーが、周囲を見回していると。
結婚式場から逃げ出す、花嫁の姿が目に映った。
花嫁に向って飛んできた、光りの球体が花嫁に入り込んで。
肉野 熱美の姿に変わり、ウェディング姿の熱美が変身する。
「ニクゥゥゥゥゥゥ!」
純白のウェディングドレスが千切れ飛び、裸体巨大ヒロイン・ヒーロー『ニクノ アツミ』が出現する。
続いて、サカナ カナとシュラン ジンが現れる。
「カナァァァァァァ!」
「サケェェェェェェ!」
並び立つ裸体の巨人。
華奈が横に立つ、熱美の胸を見ながら言った。
「熱美さんも、地方からここへ?」
「各地を飛び回っていた、謎の飛行物体を追ってね」
熱美が前方に立つ、カナキラーを見て華奈に訊ねる。
「あれって、華奈の親戚かなにか?」
「あたしには、あんな大きな親戚いません」
いきなり、突進してきたカナキラー。
身構える三人、カナキラーは笑顔で華奈に抱きついた。
「お姉さま、見っけ! あなたは、カナキラーのお姉さまなんですよ」
急展開に驚く華奈。
「なに言っているの?」
「ニャゴ博士が言っていました『これはコンプライアンス的には、極秘だニャ、カナキラーは阪名 華奈から採取した細胞を、培養したクローン体を改造したニャ』って……だから、遺伝子学的には姉妹なんです、華奈お姉さまぁ」
華奈の体の中から見ているタマタマンが言った。
「良かったじゃないか、妹ができて」
「急にそんなコトを言われても、心の準備が」
カナキラーが言った。
「だからぁ、あたしを華奈お姉さま専用の巨大ロボットにしてください……華奈お姉さまが、あたしの体の中に乗り込んで操縦されて、あたしの体が操られて動かされると想像しただけで興奮します……はぁはぁ」
慌てるタマタマン。
「ちょっと、待て! 華奈こいつ……少し変だぞ、離れろ!」
華奈がカナキラーから離れようとすると、カナキラーは華奈の体を両腕でべアハグのロックをして言った。
「バレましたか……あたしが、ニャゴ博士から受けた指示は、サカナ カナを宇宙の怪獣墓場に連れて行って葬り去るコト……お姉さま、このままあたしと一緒に怪獣墓場に行きましょう」
華奈の両腕を抱くように、ベアハグしたカナキラーが、炎と白煙を噴射して飛び立とうとする。
熱美が浮かび上がったカナキラーの足首をつかんで叫ぶ。
「させるかぁぁ!」
飛んで逃げようとする、カナキラーの首が外れて足首をつかんだ熱美に、頭突き攻撃をする。
「えいっ、カナキラーの連打頭突き攻撃」
のけぞりながらも、カナキラーの足首をつかんで離さない熱美。
「ぐはぁぁ! 絶対離すものか! ジン、あなたもこっちに来て引っ張りなさいよ!」
ジンがカナキラーに近づくと、カナキラーの離れた首がジンの股間の高さに浮かんで、思いっきり頭突きをした。
「えいっ、なんか恥ずかしいですけれど……殿方の股間に頭突き攻撃!」
巨大ヒーローになったジンの股間は、怪獣の攻撃にも怯まない。
華奈の中にいるタマタマンが呟く。
「こうなったら、最後の手段……華奈、脱皮するぞ! 熱美、華奈が脱皮したらカナキラーをつかんでいる手を離せ」
キョトンとする華奈。
「えっ、脱皮ってナニ?」
タマタマンは、華奈に細かい説明もなしに。
華奈の表皮を頭から一皮剥いて、カナキラーから逃れた。
ほとんど意識を失っていた熱美が手を離すと、華奈の抜け殻を抱いたカナキラーの首無し胴体が、宇宙に向けて飛んでいく。
「待ってぇぇ、あたしの体! 首を置いていかないでぇ」
カナキラーの頭部も体を追って、雲の中へと消えた。
サカナ カナたちは、かろうじて危機を脱するコトに成功した。
地面にペタンと裸で座り込んだ華奈は、生まれて初めて脱皮をしたショックに、ブツブツと。
「あたし脱皮しちゃった……あたし人間なのに脱皮しちゃった……あたし脱皮しちゃった……身体が熱いジンジンする」
そう、繰り返し呟いていた。
◇◇◇◇◇◇
打ち上げロケットのように、白煙と炎を出して宇宙へ飛んでいくカナキラーを、ニャンダバダ地域防衛隊の基地の巨大スクリーンで見ていたミケ博士が呟く声が聞こえてきた。
「一つの脅威は去ったニャ、でもさらなる脅威が近づいているニャ……原初母体AI女王既婚怪獣『クィーン・マザードン』が宇宙から、最終最強怪獣乙女『ゼッタイドンZ』を呼び寄せたニャ……ゼッタイドンZが地球に到達するまで、まだ時間があるニャ」
ミケ博士は、ゼッタイドンZが接近する影響で、古文書に記されている伝説の怪獣乙女たちも次々と出現すると預言した。
「超魔王獣怪獣乙女【マガマガノオロチチ】と、新潟からしか現れない二足歩行の──新潟産超邪神乙女【ニイガタノゾーア第三形態】が、現れるニャ」
ミケ博士の言葉を聞いていた、ニャンダバダ地域防衛隊の隊長が、焼き鳥屋の主人の格好で。
「怪獣、怪人、なにが現れても隠さず、裸で戦えサカナカナ! 世界は君の体を待っている」
サカナカナの、恥ずかしい戦いはまだまだ続く。
ある地域では、若い女の生首が。
ある地域では、女の胸部と腕の部位が。
ある地域では、腹部の部位が。
ある地域では臀部と揃えた脚の部位が飛行していた。
四つの部位に分かれて各地を飛行していた、謎の飛行物体はブランズ星人の基地の格納庫へと集結して合体した。
華奈そっくりの顔をした、巨大ロボットが格納庫の中でニャゴ博士に言った。
「各地を分離して飛んできたら、お腹が空きました」
「わかったニャ……流動食を用意するニャ」
口に突っ込まれたチューブから流し込まれるエネルギー流動食を、特殊改造メカ怪獣乙女【カナキラー】が嬉しそうにゴクッゴクッと喉を鳴らして飲んでいるのを見て、背中に天使の翼を生やした裸体少女像のブロンズ星人がカナキラーを指差して、ニャゴ博士に訊ねる。
「アレ、本当にロボットなんですか? 食事もすれば、睡眠もするし、特設トイレで排泄するロボットなんて聞いたコトありません……本当はクローンとかじゃないんですか?」
「ニャニィを言う、カナキラーは……そのぅ、コンプライアンスを考慮した……ロボットと言うか、サイボーグと言うか」
「やっぱり、阪名 華奈の巨大クローンを人体改造したんですね……なにが、コンプライアンスですか」
キレるニャゴ。
「うっさいニャ……あッ、おまえたちカナキラーの顔近くで、勝手にナニをしているニャ!」
格納庫ブリッジで、カナキラーの顔に巨大な粘着テープを貼って、目尻を吊り上げているブロンズ星人に向ってニャゴ博士が怒鳴る。
「カナキラーの人相が変わってしまうニャ」
「サカナ カナの偽物らしく、目尻を吊り上げてみようと思いまして」
「余計なコトは、しなくていいニャ」
ブロンズ星人たちが、クレーンで吊った金属製の巨大プロテクターを、カナキラーの体に装着しようとしているのを見てニャゴ博士が、語尾を強めて言った。
「本物と区別するために、腰や腕や太モモに金属のリングプロテクターの装着も不要ニャ…そんなコトしてもすぐバレるニャ……カナキラー食事は終わったかニャ」
「はい、ニャゴ博士、お腹いっぱいです」
「では、出撃するニャ」
「ニャンバラバンバンバン!」
カナキラーは、頭部、胸部と腕部、腹部、腰と脚部の四体に分離すると格納庫から飛び立っていった。
◆◆◆◆◆◆
タワーが建つ港の街に、分離飛行してきたカナキラーは脚から着陸合体した。
「カナキラー、參上! なーんちゃって……ニャゴ博士の話しだと、怪獣乙女が現れたら、サカナ カナも出現するって言っていたけれど待っていればいいのかな?」
カナキラーが、周囲を見回していると。
結婚式場から逃げ出す、花嫁の姿が目に映った。
花嫁に向って飛んできた、光りの球体が花嫁に入り込んで。
肉野 熱美の姿に変わり、ウェディング姿の熱美が変身する。
「ニクゥゥゥゥゥゥ!」
純白のウェディングドレスが千切れ飛び、裸体巨大ヒロイン・ヒーロー『ニクノ アツミ』が出現する。
続いて、サカナ カナとシュラン ジンが現れる。
「カナァァァァァァ!」
「サケェェェェェェ!」
並び立つ裸体の巨人。
華奈が横に立つ、熱美の胸を見ながら言った。
「熱美さんも、地方からここへ?」
「各地を飛び回っていた、謎の飛行物体を追ってね」
熱美が前方に立つ、カナキラーを見て華奈に訊ねる。
「あれって、華奈の親戚かなにか?」
「あたしには、あんな大きな親戚いません」
いきなり、突進してきたカナキラー。
身構える三人、カナキラーは笑顔で華奈に抱きついた。
「お姉さま、見っけ! あなたは、カナキラーのお姉さまなんですよ」
急展開に驚く華奈。
「なに言っているの?」
「ニャゴ博士が言っていました『これはコンプライアンス的には、極秘だニャ、カナキラーは阪名 華奈から採取した細胞を、培養したクローン体を改造したニャ』って……だから、遺伝子学的には姉妹なんです、華奈お姉さまぁ」
華奈の体の中から見ているタマタマンが言った。
「良かったじゃないか、妹ができて」
「急にそんなコトを言われても、心の準備が」
カナキラーが言った。
「だからぁ、あたしを華奈お姉さま専用の巨大ロボットにしてください……華奈お姉さまが、あたしの体の中に乗り込んで操縦されて、あたしの体が操られて動かされると想像しただけで興奮します……はぁはぁ」
慌てるタマタマン。
「ちょっと、待て! 華奈こいつ……少し変だぞ、離れろ!」
華奈がカナキラーから離れようとすると、カナキラーは華奈の体を両腕でべアハグのロックをして言った。
「バレましたか……あたしが、ニャゴ博士から受けた指示は、サカナ カナを宇宙の怪獣墓場に連れて行って葬り去るコト……お姉さま、このままあたしと一緒に怪獣墓場に行きましょう」
華奈の両腕を抱くように、ベアハグしたカナキラーが、炎と白煙を噴射して飛び立とうとする。
熱美が浮かび上がったカナキラーの足首をつかんで叫ぶ。
「させるかぁぁ!」
飛んで逃げようとする、カナキラーの首が外れて足首をつかんだ熱美に、頭突き攻撃をする。
「えいっ、カナキラーの連打頭突き攻撃」
のけぞりながらも、カナキラーの足首をつかんで離さない熱美。
「ぐはぁぁ! 絶対離すものか! ジン、あなたもこっちに来て引っ張りなさいよ!」
ジンがカナキラーに近づくと、カナキラーの離れた首がジンの股間の高さに浮かんで、思いっきり頭突きをした。
「えいっ、なんか恥ずかしいですけれど……殿方の股間に頭突き攻撃!」
巨大ヒーローになったジンの股間は、怪獣の攻撃にも怯まない。
華奈の中にいるタマタマンが呟く。
「こうなったら、最後の手段……華奈、脱皮するぞ! 熱美、華奈が脱皮したらカナキラーをつかんでいる手を離せ」
キョトンとする華奈。
「えっ、脱皮ってナニ?」
タマタマンは、華奈に細かい説明もなしに。
華奈の表皮を頭から一皮剥いて、カナキラーから逃れた。
ほとんど意識を失っていた熱美が手を離すと、華奈の抜け殻を抱いたカナキラーの首無し胴体が、宇宙に向けて飛んでいく。
「待ってぇぇ、あたしの体! 首を置いていかないでぇ」
カナキラーの頭部も体を追って、雲の中へと消えた。
サカナ カナたちは、かろうじて危機を脱するコトに成功した。
地面にペタンと裸で座り込んだ華奈は、生まれて初めて脱皮をしたショックに、ブツブツと。
「あたし脱皮しちゃった……あたし人間なのに脱皮しちゃった……あたし脱皮しちゃった……身体が熱いジンジンする」
そう、繰り返し呟いていた。
◇◇◇◇◇◇
打ち上げロケットのように、白煙と炎を出して宇宙へ飛んでいくカナキラーを、ニャンダバダ地域防衛隊の基地の巨大スクリーンで見ていたミケ博士が呟く声が聞こえてきた。
「一つの脅威は去ったニャ、でもさらなる脅威が近づいているニャ……原初母体AI女王既婚怪獣『クィーン・マザードン』が宇宙から、最終最強怪獣乙女『ゼッタイドンZ』を呼び寄せたニャ……ゼッタイドンZが地球に到達するまで、まだ時間があるニャ」
ミケ博士は、ゼッタイドンZが接近する影響で、古文書に記されている伝説の怪獣乙女たちも次々と出現すると預言した。
「超魔王獣怪獣乙女【マガマガノオロチチ】と、新潟からしか現れない二足歩行の──新潟産超邪神乙女【ニイガタノゾーア第三形態】が、現れるニャ」
ミケ博士の言葉を聞いていた、ニャンダバダ地域防衛隊の隊長が、焼き鳥屋の主人の格好で。
「怪獣、怪人、なにが現れても隠さず、裸で戦えサカナカナ! 世界は君の体を待っている」
サカナカナの、恥ずかしい戦いはまだまだ続く。
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