1 / 26
第一章一部〜異世界へ〜
第一話 異世界召喚
しおりを挟む
時の流れとは一体何なのか。別に哲学とかアインシュタインの相対性理論とかそういうのを問うつもりはないが最近よく考える。
俺はこのままどこへ辿り着くのだろう。
考え始めると止まらない。
きっかけはここ数日、よく見る夢だ。夢の世界はとても暗く冷たく、俺独りだった。
叫ぶ声をも上がらないままどれだけの時が経ったのかもわからないその空間で、ただ何かを待っていた。
そんな他人が聞けばどうでもいい夢だ。
もしかしたら何か意味があってこれから起こる何かを暗示しているのかもしれない。
そんなこと言ったところでだからなんだってなるだけだけどさ。
いつものように夢から覚めた俺は現実に挑むため、支度を済ませ、家を出た。
「あぁ~~だーるーいー」
俺はまるで独り言のように本心をこぼしていく。
自分で選んで進学した高校とはいえ、こう毎日毎日同じことの繰り返しってのは流石に飽きるな。
最近は小学生の配信者で金稼いでる奴とかもいるし、俺もいっそ配信者として暮らしていこうかな。
「ねぇ、いちいち声出して言わないでくれる?アンタのそのテンションの低さが私にまで移るのよ」
まるで俺を病原体みたいな扱いをしてくるのは、俺の隣に住んでいる秋山 凛だ。
いわゆる幼馴染という奴なのが、家は少し特殊な環境なため、幼馴染というよりは、どちらかというと母親だった。
「……」
コイツが母か……。ちょっと考えただけで笑いが…ププッ。
「おい、今私の顔を見て何か失礼なことを想像しでしょ」
勘の鋭い凛は俺の首に巻きついているマフラーで首を絞めようとしてくる。
「ゔ、ずみまぜん………」
凛はじっと俺を睨むように見つめるとマフラーから手を離し解放する。
マジで殺されるかと思った。
「ったく、アンタの世話なんて好きでやってるわけじゃないのよ。おじさん達とお父さん達に頼まれてるからし!か!た!な!く!やってあげてるの、忘れるんじゃないわよ」
「う、、は、はい。分かっております。凛様」
俺は土下座の勢いで頭を下げる。
確かにコイツにはかなりお世話になっている。
というのも先程言ったように凛の家と俺の家は隣同士で家族付き合いも良い。
そして、現在海外に出張中の親父達が秋山家にお願いして、俺の生活を監視している。まぁ主に凛のみだが。
そういうわけで俺は凛に何も言えない立場なのだ。
「ま、残念ながら長年やってると慣れてしまうのよね~」
「肩をお揉みしましょうか?」
「気持ち悪いわね!アンタに触らせるボディは生憎持ち合わせてないのよ」
凛は少し恥ずかしそうに俺を跳ね除ける。
このツンデレが、誰もお前にそんな要素期待してねぇんだよ。このお嬢様気取りが。
ーーまあ、冗談はさておき。
俺達はもう何度目かわからない門を通り抜け、教室へと向かう。
凛とは別々のクラスなので凛が教室に入るところで別れる。
別れ際、俺は不意に立ち止まり凛の後ろ姿を見つめてしまった。
理由は分からない。ただ、なんとなく。そんな感じだ。
そして俺は教室に入る。
ドン!
「わっ、ごめんーー!?」
俺は扉で誰かとぶつかってしまう。
しかし、そこには誰もおらず、気味が悪いように感じたり
はぁ
俺の席は窓側の後ろから二番目の席、十二月入る前に席替えをしたのでそれ以来変わってないはずなんだが、俺の席には毎回必ず座ってる奴がいる。
俺は黙って席の方へ近づく。
「んっ?あ、ごめんね。神谷くん、また席借りてるね」
そう言って俺に上目遣いで謝るのは小鳥遊綾音である。
クラス一の美少女、とでも言っていいほどの容姿で性格も誰に対しても平等なことから聖女と呼ばれていたりする。
そんな子が俺の席座っている理由。簡単さ。
俺の後ろの席が親友の武田だからだろう。というかそれしかない。
俺は大丈夫とだけ言うと、小鳥遊は「そっかぁ~、ありがとう」と返して武田とどこかへ行ってしまった。
俺はようやく席が空いたと鞄を掛けて席に座る。
そんな俺にクラスの男どもが俺に視線を向ける。
どうせ野郎共が今抱いてるモノは俺が数刻前まであの小鳥遊が座っていた椅子に、俺が腰掛けている事に対しての嫉妬だろう。
ま、あと加えるとしたら小鳥遊と会話をした事(会話はしていない)と俺が凛と一緒に登校してる事くらいだろうか。
俺自身がそう好印象ではないということもあるのが、理由の一つかもしれないけどな。
「おい、神谷」
読書を嗜むこの俺に上から話しかけてくるのはこのクラスの番長みたいな存在の上島竜磨だろう。
コイツが俺に用があるとすればアレしかないが、正直言って面倒くさい。
何せコイツにその用件で絡まれるのは十二月に入ってから毎日だからな。
早く年明けてくれよ。
「テメェ、また調子乗ってると潰すぞ」
いつ俺が調子乗ってるんだよ。乗ってるならお前の方だろうが。
俺の愚痴は心の中だけで留めておく。
来年から受験生なのに一々怪我はしたくないからな。
「悪いけどなんの話だか俺にはわからないんだけど、それよりももうすぐ先生来るから席についておいた方がいいんじゃないかな?」
俺にそう言われると上島は舌打ちをして元いたグループに戻っていく。
しばらくすると先生が入ってきた。
その時には教室を出て行ってた小鳥遊なども席に戻り、クラス全員出席しているようだった。
「はーい、みんないるー?」
この少し抜けた喋り方の女の子、もとい女性はウチのクラスの担任、みんなの天使高槻月夏先生だ。
何というか見た目通りの人である。
確かに真面目で生徒思いの良い先生ではあるんだけど、仕事ができない少し残念な先生でもあるのだ。
毎回授業で配るプリントを忘れたり、間違えて一年生の教科書を持ってきたりと色んな人に心配されていたりする。
「よし、今日はみんないるね。じゃあホームルーム始めますよ~。まず、今日のねーー」
ウチは一応進学校としてやってるらしいから、こういうホームルームの時も真面目に席に着いて先生の話を聞いている。
いや、聞いているというよりは見入っていると言った方がいいかもしれないな。
ほとんどは高槻先生の姿にほのぼのとしている奴らばかりだろう。
「はーい。それから明日から三者面談が始まりますから午前で授業は終わりますけど、しっかり勉強するですよ。では授業の用意してくださいねー」
その言葉と同時にクラスが騒がしくなる。先生も少し前列の女子と会話した後、前の扉に手をかける。
「アレ?」
扉の前で突然疑問を口にする先生にみんなの首が振り向く。
「どうしたの?ルナ先生」
一人の女子生徒が先生に尋ねる。
確か飯田って名前だった気がする。ちなみに俺は人の顔と名前を一致させるのが苦手だったりする。
「もう、先生を名前で呼ぶのはやめなさい」
「ごめんごめん。それでどうしたの?」
「うん、それがね?教室の扉が開かなくって」
そして先生が何度力を込めても教室の扉は開かなかった。
「先生!後ろも開きません!」
一番後ろの席の奴が同じように扉を強く押したりしてもビクともしなかった。
少し不安に思った俺は窓に掛かったカーテンを開けようと手を伸ばそうとした時だった。
「きゃあ!!」
「うおっ!なんだ!?」
突然、教室の床が光り始め、俺達を包み込んだ。
俺はこのままどこへ辿り着くのだろう。
考え始めると止まらない。
きっかけはここ数日、よく見る夢だ。夢の世界はとても暗く冷たく、俺独りだった。
叫ぶ声をも上がらないままどれだけの時が経ったのかもわからないその空間で、ただ何かを待っていた。
そんな他人が聞けばどうでもいい夢だ。
もしかしたら何か意味があってこれから起こる何かを暗示しているのかもしれない。
そんなこと言ったところでだからなんだってなるだけだけどさ。
いつものように夢から覚めた俺は現実に挑むため、支度を済ませ、家を出た。
「あぁ~~だーるーいー」
俺はまるで独り言のように本心をこぼしていく。
自分で選んで進学した高校とはいえ、こう毎日毎日同じことの繰り返しってのは流石に飽きるな。
最近は小学生の配信者で金稼いでる奴とかもいるし、俺もいっそ配信者として暮らしていこうかな。
「ねぇ、いちいち声出して言わないでくれる?アンタのそのテンションの低さが私にまで移るのよ」
まるで俺を病原体みたいな扱いをしてくるのは、俺の隣に住んでいる秋山 凛だ。
いわゆる幼馴染という奴なのが、家は少し特殊な環境なため、幼馴染というよりは、どちらかというと母親だった。
「……」
コイツが母か……。ちょっと考えただけで笑いが…ププッ。
「おい、今私の顔を見て何か失礼なことを想像しでしょ」
勘の鋭い凛は俺の首に巻きついているマフラーで首を絞めようとしてくる。
「ゔ、ずみまぜん………」
凛はじっと俺を睨むように見つめるとマフラーから手を離し解放する。
マジで殺されるかと思った。
「ったく、アンタの世話なんて好きでやってるわけじゃないのよ。おじさん達とお父さん達に頼まれてるからし!か!た!な!く!やってあげてるの、忘れるんじゃないわよ」
「う、、は、はい。分かっております。凛様」
俺は土下座の勢いで頭を下げる。
確かにコイツにはかなりお世話になっている。
というのも先程言ったように凛の家と俺の家は隣同士で家族付き合いも良い。
そして、現在海外に出張中の親父達が秋山家にお願いして、俺の生活を監視している。まぁ主に凛のみだが。
そういうわけで俺は凛に何も言えない立場なのだ。
「ま、残念ながら長年やってると慣れてしまうのよね~」
「肩をお揉みしましょうか?」
「気持ち悪いわね!アンタに触らせるボディは生憎持ち合わせてないのよ」
凛は少し恥ずかしそうに俺を跳ね除ける。
このツンデレが、誰もお前にそんな要素期待してねぇんだよ。このお嬢様気取りが。
ーーまあ、冗談はさておき。
俺達はもう何度目かわからない門を通り抜け、教室へと向かう。
凛とは別々のクラスなので凛が教室に入るところで別れる。
別れ際、俺は不意に立ち止まり凛の後ろ姿を見つめてしまった。
理由は分からない。ただ、なんとなく。そんな感じだ。
そして俺は教室に入る。
ドン!
「わっ、ごめんーー!?」
俺は扉で誰かとぶつかってしまう。
しかし、そこには誰もおらず、気味が悪いように感じたり
はぁ
俺の席は窓側の後ろから二番目の席、十二月入る前に席替えをしたのでそれ以来変わってないはずなんだが、俺の席には毎回必ず座ってる奴がいる。
俺は黙って席の方へ近づく。
「んっ?あ、ごめんね。神谷くん、また席借りてるね」
そう言って俺に上目遣いで謝るのは小鳥遊綾音である。
クラス一の美少女、とでも言っていいほどの容姿で性格も誰に対しても平等なことから聖女と呼ばれていたりする。
そんな子が俺の席座っている理由。簡単さ。
俺の後ろの席が親友の武田だからだろう。というかそれしかない。
俺は大丈夫とだけ言うと、小鳥遊は「そっかぁ~、ありがとう」と返して武田とどこかへ行ってしまった。
俺はようやく席が空いたと鞄を掛けて席に座る。
そんな俺にクラスの男どもが俺に視線を向ける。
どうせ野郎共が今抱いてるモノは俺が数刻前まであの小鳥遊が座っていた椅子に、俺が腰掛けている事に対しての嫉妬だろう。
ま、あと加えるとしたら小鳥遊と会話をした事(会話はしていない)と俺が凛と一緒に登校してる事くらいだろうか。
俺自身がそう好印象ではないということもあるのが、理由の一つかもしれないけどな。
「おい、神谷」
読書を嗜むこの俺に上から話しかけてくるのはこのクラスの番長みたいな存在の上島竜磨だろう。
コイツが俺に用があるとすればアレしかないが、正直言って面倒くさい。
何せコイツにその用件で絡まれるのは十二月に入ってから毎日だからな。
早く年明けてくれよ。
「テメェ、また調子乗ってると潰すぞ」
いつ俺が調子乗ってるんだよ。乗ってるならお前の方だろうが。
俺の愚痴は心の中だけで留めておく。
来年から受験生なのに一々怪我はしたくないからな。
「悪いけどなんの話だか俺にはわからないんだけど、それよりももうすぐ先生来るから席についておいた方がいいんじゃないかな?」
俺にそう言われると上島は舌打ちをして元いたグループに戻っていく。
しばらくすると先生が入ってきた。
その時には教室を出て行ってた小鳥遊なども席に戻り、クラス全員出席しているようだった。
「はーい、みんないるー?」
この少し抜けた喋り方の女の子、もとい女性はウチのクラスの担任、みんなの天使高槻月夏先生だ。
何というか見た目通りの人である。
確かに真面目で生徒思いの良い先生ではあるんだけど、仕事ができない少し残念な先生でもあるのだ。
毎回授業で配るプリントを忘れたり、間違えて一年生の教科書を持ってきたりと色んな人に心配されていたりする。
「よし、今日はみんないるね。じゃあホームルーム始めますよ~。まず、今日のねーー」
ウチは一応進学校としてやってるらしいから、こういうホームルームの時も真面目に席に着いて先生の話を聞いている。
いや、聞いているというよりは見入っていると言った方がいいかもしれないな。
ほとんどは高槻先生の姿にほのぼのとしている奴らばかりだろう。
「はーい。それから明日から三者面談が始まりますから午前で授業は終わりますけど、しっかり勉強するですよ。では授業の用意してくださいねー」
その言葉と同時にクラスが騒がしくなる。先生も少し前列の女子と会話した後、前の扉に手をかける。
「アレ?」
扉の前で突然疑問を口にする先生にみんなの首が振り向く。
「どうしたの?ルナ先生」
一人の女子生徒が先生に尋ねる。
確か飯田って名前だった気がする。ちなみに俺は人の顔と名前を一致させるのが苦手だったりする。
「もう、先生を名前で呼ぶのはやめなさい」
「ごめんごめん。それでどうしたの?」
「うん、それがね?教室の扉が開かなくって」
そして先生が何度力を込めても教室の扉は開かなかった。
「先生!後ろも開きません!」
一番後ろの席の奴が同じように扉を強く押したりしてもビクともしなかった。
少し不安に思った俺は窓に掛かったカーテンを開けようと手を伸ばそうとした時だった。
「きゃあ!!」
「うおっ!なんだ!?」
突然、教室の床が光り始め、俺達を包み込んだ。
0
あなたにおすすめの小説
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
『急所』を突いてドロップ率100%。魔物から奪ったSSRスキルと最強装備で、俺だけが規格外の冒険者になる
仙道
ファンタジー
気がつくと、俺は森の中に立っていた。目の前には実体化した女神がいて、ここがステータスやスキルの存在する異世界だと告げてくる。女神は俺に特典として【鑑定】と、魔物の『ドロップ急所』が見える眼を与えて消えた。 この世界では、魔物は倒した際に稀にアイテムやスキルを落とす。俺の眼には、魔物の体に赤い光の点が見えた。そこを攻撃して倒せば、【鑑定】で表示されたレアアイテムが確実に手に入るのだ。 俺は実験のために、森でオークに襲われているエルフの少女を見つける。オークのドロップリストには『剛力の腕輪(攻撃力+500)』があった。俺はエルフを助けるというよりも、その腕輪が欲しくてオークの急所を剣で貫く。 オークは光となって消え、俺の手には強力な腕輪が残った。 腰を抜かしていたエルフの少女、リーナは俺の圧倒的な一撃と、伝説級の装備を平然と手に入れる姿を見て、俺に同行を申し出る。 俺は効率よく強くなるために、彼女を前衛の盾役として採用した。 こうして、欲しいドロップ品を狙って魔物を狩り続ける、俺の異世界冒険が始まる。
ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
あっとさん
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる