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第一章三部〜アークダム王国アレッシオ編〜
第二十四話 神を超える者
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禍々しい魔力を見せ始めるその四つの魔法陣からついにその姿を顕す。
それは先程の褐色のレノギアスの色違いで、さらにその魔力が倍増した亜種、Dレノギアスだった。
冒険者達が付けるランクで言うならSS級は軽く超えてくる強さだ。
さて、どう倒そうか。
SS級超えの暴れた馬が四体。
一体誰がこんな迷惑な働きを仕掛けてきたのかと疑問には思うものの、コイツらを穏便に倒すことをしなければ、アレッシオだけでなく、アークダム王国全土が大混乱に陥る可能性があった。
一体は白に任せるとして残りの三体、そうだな、アレを使うとしよう。
俺は眼に従い、対象の三体の行動を予測する。
三体が同時に攻撃しようと、バラバラにコンボを重ねてこようと、俺の前では全てが無意味だった。
とはいえ俺にもまだ隙はあった。
先程白に助け舟として使った『時の拘束』にはクールタイムが存在する。
つまり、連続して頻繁に使えないということだ。
ならどうするか。簡単だ。
動かれる前に動けない様にしちまえばいい。
俺は奴等の足元に魔法陣を発現させる。
この魔法は俺の持つ中で最強クラスの魔法だ。
一度発動したら二度と出ることはできない。
しかし、動きの鈍い大型モンスターに対してしかうまく効果が発揮されないのが難点だけどな。
「『絶対封鎖』」
ガチャガチャガチャガチャ
魔法陣から光り輝く無数の鎖が飛び出す。そしてその鎖は三体の身体に巻き付く様に伸びた。
ガシャン!!
そして最後に錠の付いた鎖がそれらを閉め、魔法が完成される。
三体は指の一本も動かせない様子だった。
「さて、白の方もそろそろ終わりだろう。」
さっきよりも強い相手だったが、白は問題なく際ほど同様に一撃で仕留めていた。
「なら俺も早く終わらせないとな。さあ燃え尽きろ。『極・爆炎烈風』!!」
すると、三体の足元から湯気が立ち、赤く熱せられる。
「爆ぜろ」
その言葉と同時に、三体はの足元から噴き出すように現れた爆炎が竜巻の様に舞い上がり、包み込んだ。
そして天にまで届く炎の柱は、レノギアスを跡形もなく消し去った。
「チッ、どこから見てんのかはしらねぇけどな。俺は神を超えることを約束したんだ。邪魔するやつは消す。」
そう俺は何もない空に告げた。
それは先程の褐色のレノギアスの色違いで、さらにその魔力が倍増した亜種、Dレノギアスだった。
冒険者達が付けるランクで言うならSS級は軽く超えてくる強さだ。
さて、どう倒そうか。
SS級超えの暴れた馬が四体。
一体誰がこんな迷惑な働きを仕掛けてきたのかと疑問には思うものの、コイツらを穏便に倒すことをしなければ、アレッシオだけでなく、アークダム王国全土が大混乱に陥る可能性があった。
一体は白に任せるとして残りの三体、そうだな、アレを使うとしよう。
俺は眼に従い、対象の三体の行動を予測する。
三体が同時に攻撃しようと、バラバラにコンボを重ねてこようと、俺の前では全てが無意味だった。
とはいえ俺にもまだ隙はあった。
先程白に助け舟として使った『時の拘束』にはクールタイムが存在する。
つまり、連続して頻繁に使えないということだ。
ならどうするか。簡単だ。
動かれる前に動けない様にしちまえばいい。
俺は奴等の足元に魔法陣を発現させる。
この魔法は俺の持つ中で最強クラスの魔法だ。
一度発動したら二度と出ることはできない。
しかし、動きの鈍い大型モンスターに対してしかうまく効果が発揮されないのが難点だけどな。
「『絶対封鎖』」
ガチャガチャガチャガチャ
魔法陣から光り輝く無数の鎖が飛び出す。そしてその鎖は三体の身体に巻き付く様に伸びた。
ガシャン!!
そして最後に錠の付いた鎖がそれらを閉め、魔法が完成される。
三体は指の一本も動かせない様子だった。
「さて、白の方もそろそろ終わりだろう。」
さっきよりも強い相手だったが、白は問題なく際ほど同様に一撃で仕留めていた。
「なら俺も早く終わらせないとな。さあ燃え尽きろ。『極・爆炎烈風』!!」
すると、三体の足元から湯気が立ち、赤く熱せられる。
「爆ぜろ」
その言葉と同時に、三体はの足元から噴き出すように現れた爆炎が竜巻の様に舞い上がり、包み込んだ。
そして天にまで届く炎の柱は、レノギアスを跡形もなく消し去った。
「チッ、どこから見てんのかはしらねぇけどな。俺は神を超えることを約束したんだ。邪魔するやつは消す。」
そう俺は何もない空に告げた。
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