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第一章三部〜アークダム王国アレッシオ編〜
第二十三話 甲爪竜
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出発に向け、俺達は四台の馬車にそれぞれ乗り込んだ。
森と草原の境目。ここで陣形を作り、レギノアスを迎え撃つ準備をし始めた。
偵察にはヨットが行くらしい。
彼は潜伏系の能力に長けていて、彼がそのスキルを発動すると、俺ですら感知ができないほどだった。
「じゃあ行ってくるぜ」
「ああ、気を付けろよ」
ルージスは心配そうに見送る。
「俺のことより自分のことを心配しろよ。今から戦う相手だけを考えとけ」
そう言ってヨットは森へと入っていった。
「ヨットから合図が送られ次第任務開始よ。各々心構えはしっかりして頂戴!!」
その場にいた全員が気合いの入った返事を返す。
そしてヨットが森に入ってから数分後、森から狼煙が上がった。
「これより!!レギノアス討伐作戦を開始する!!ルージス、あとは任せたわ」
エルシアはルージスに指揮権を渡して、ギルドへと戻る。
「後衛魔導士は前衛にバフを!前衛は気引き締めていくぞ!!」
「「「おおッ!!!!」」」
さて、俺は『神王の眼』使って森の奥の大きな魔力の塊を捉えていた。
徐々にこちらに向かってくるのがわかる。しかも相当怒っている様子だ。
もう一つの魔力はヨットだろう。
スキルを使用しているせいか、はっきりとは感知できていないが、確かに在った。
しかし、俺にはもう一つ気になっていることがあった。
何者かによって監視されているかのような感覚だった。
眼の効果範囲を広げても感知はできない。しかし、その違和感は俺の中で気持ち悪く残っていた。
「なぁ、ユウジ?」
そこで白に声をかけられ、ふと我に帰る。白は俺の返事を待つこともなく続ける。
「此奴らは何を焦っておるんじゃ?確かに何かがこちらには向かって来ておるが、それほどの脅威は感じんぞ?」
まぁ白の感覚も無理ないだろう。
龍の一族は魔力が非常に高い。レギノアスごときの比ではない。
レギノアスはSランク指定のモンスター、いや魔獣だが、それはあくまでも人間の感覚、この世で最も脆弱な種族の基準での話だ。
「まぁもう少し様子見て、厳しそうだったら手伝ってやるか」
「……むぅ、ようやく妾も戦える日が来たと思っていたのに……、こんな蜥蜴相手ではやる気も起きん」
白は不貞腐れた顔でその場に座り込んだ。
そしてどこから取り出したのか、俺も実際には初めて見たマンガ肉を頬張り始めた。
そんなことよりも俺には少し気になることがあった。
うまくはっきりとは言えないが、何処かから監視されているような気分だった。
魔力を感知したわけでもなければ誰かがそこにいるわけでもない。
しかし、見られていた。
「白、お前の嗅覚で今何人だ?」
「ん?ふむ……すんすん、11じゃな」
やはりか。白の嗅覚でも捉えきれない存在。そんな化け物が俺達を監視している。
俺が黙り込んでいると、ルージスから声がかかった。
「『白銀』!!お前らは回り込んで攻撃をしてくれ!」
ルージスの様子を見る限り、そろそろ限界という感じだそうだ。
仕方ない、まぁでも白もたまには運動させてやらないとな。
「ルージス!攻撃をやめさせて良いぞ。あとは白が狩るから」
「は?」
「白、周囲には気を配れよ。」
「ふっ、妾をなめるでないぞ。妾も立派な大人なのだ。気配りの一つや二つ、どうてことない」
白は自信満々に言う。
どの口が言うんだ。できると言うなら俺の財布にも気配ってくれ。
俺はため息を吐きつつ、その背中を見守る。
「うむ、では行くぞ、小さな蜥蜴よ」
そう言った瞬間、白の姿は消える。ただしそれはここにいる俺以外の奴らから見た場合のみの話だ。
『神王の眼』を持つ俺の目にはすごいスピードで白がジャンプするのが写っていた。
そして白はレギノアスに向かって自由落下をする。
レギノアスの腕についた翼は滑空用で、自ら飛び立つことはできない。
しかし、その翼を羽ばたかせて大きく横に移動はできる。その予備動作が俺の眼には写った。
少しくらい手伝ってやるか。
俺はゆっくりとその口を開いた。
「『時の拘束』」
カチ
次の瞬間、レギノアスの時は止まった。
そしてそれを白は逃さない。
「『陽炎光』!!!」
白が空に手をかざし叫ぶと、巨大な光を放った赤い球体が顕れた。
その球体はまるで小さな太陽のように輝きを放ち、その熱は空気をも溶かすほどだった。
そして白は、それを止まったレギノアスに向かって投げつける。
ぶつかる瞬間、俺はレギノアスの時を再び動かし始めた。
カチ
「グギャャャ!!!!!」
断末魔の叫びと共にコゲ散っていく。
炎が消える頃には炭すら残っていなかった。
「ふんっ!妾にかかればこの程度、たわいもないわ」
白は俺の隣に降り立つと、少しドヤりながら俺の顔をチラチラと見てきた。
…ったく、ガキだなぁ。
そう思いながらも俺は、白の頭を撫でてやった。
白は「へへへ」とニヤケ顔でそれを受け入れた。
「お、おい!今のなんだよ!?」
突然後ろから大声で叫ばれる。
振り向くと討伐レイドのメンバー全員が呆気に取られた顔をしていた。
ちなみに叫んだのはルージスだ。
「あ、ありえねぇ!なんだよ今のは!?」
「え、S級を一撃だなんて……」
立て続けに驚きを声に出すのはBランクパーティ『グレン』のカラードとアイラだ。
カラードは金髪の少しチャラい男。アイラはお嬢様っぽさを醸し出す女の子だ。
他のメンバーは声にもならないらしい。全員が今にも目ん玉飛び出しそうな表情をしている。
俺は報告関連の相談をするため、ルージスの方へ向かう。
「おい、ルージスーーッ!!?」
俺が声をかけようとした時だった。俺が身震いするほどの悪寒が走ったのだ。
俺はすぐさま後ろを振り返る。しかし、そこには何もない。いるのはスッキリした顔をしている白だけだ。
俺は少し安心して、その緊張を解いてしまった。
「おい!なんだあれ!?」
誰が叫んだかは分からない。しかし全員がその先を見ていたので、俺もそちらを見てしまった。
「なっ!?」
「あ、あれは……!?」
俺も一瞬驚いたが、すぐに理解した。
「……な、なんで?ここに『魔法陣』が?」
レベッカの言う通り、アレは魔法陣だった。それも同じ魔法陣が同じ大きさで4つもだ。普通に考えれば有り得ない。そもそも何もない空に魔法陣を突然発生させることすら人智超えている。
「『神王の眼』!!ーーッ!!?」
発動者不明。
俺の眼を通して分かったのはこの魔法陣について何もわからないということだ。
いや、何も分からなかったわけではない。厳密に言えば、あの魔法陣は召喚魔法陣であり、色から判断すれば特定されたモノを一つ召喚できる。それが同サイズで四つ、あの大きさから考えるとまさかな。
「ルージス」
「ユウジ、初依頼なのに悪いな。コイツは今日死ぬ覚悟をしておいた方がいいぜ」
ルージスは覚悟決めたような表情をしていた。それは他のメンバー達も同じだった。一人を除いて。
「ルージス、その必要はないさ。これから起きることは全て夢の中の話だからな。」
パチンッ
俺が指を鳴らすと彼らの意識は深い眠りへと落ちていった。全員その場で休むのを確認すると、俺は白の方へ向かう。
「白」
「おお!ユウジ!アレを見てみるのじゃ。何やらとてもワクワクしそうな展開ではないか!」
白はあの魔法陣に目を輝かせながらはしゃいでいた。
「はぁ、アレは恐らくレノギアスの魔法陣だ。術者は不明だが、さっきのと同じならそう大した話じゃない。白には一体譲ってやるからそれで満足しろ。何だったら丸焼きにしてそれを食っててもいいぞ。あとの三体は俺が処理する。」
「えぇ~、しょうがないのぉ~、ふふんっ、丸焼きっ丸焼きっと」
ほんとコイツは食のことになると元気だなぁ。まぁいいや。
俺は魔法陣の方に向き直る。魔法陣から魔力が漏れ出し、辺りがその圧力で騒ぎ出す。
「…黒騎士以来か、至高の魔法を見せてやる」
森と草原の境目。ここで陣形を作り、レギノアスを迎え撃つ準備をし始めた。
偵察にはヨットが行くらしい。
彼は潜伏系の能力に長けていて、彼がそのスキルを発動すると、俺ですら感知ができないほどだった。
「じゃあ行ってくるぜ」
「ああ、気を付けろよ」
ルージスは心配そうに見送る。
「俺のことより自分のことを心配しろよ。今から戦う相手だけを考えとけ」
そう言ってヨットは森へと入っていった。
「ヨットから合図が送られ次第任務開始よ。各々心構えはしっかりして頂戴!!」
その場にいた全員が気合いの入った返事を返す。
そしてヨットが森に入ってから数分後、森から狼煙が上がった。
「これより!!レギノアス討伐作戦を開始する!!ルージス、あとは任せたわ」
エルシアはルージスに指揮権を渡して、ギルドへと戻る。
「後衛魔導士は前衛にバフを!前衛は気引き締めていくぞ!!」
「「「おおッ!!!!」」」
さて、俺は『神王の眼』使って森の奥の大きな魔力の塊を捉えていた。
徐々にこちらに向かってくるのがわかる。しかも相当怒っている様子だ。
もう一つの魔力はヨットだろう。
スキルを使用しているせいか、はっきりとは感知できていないが、確かに在った。
しかし、俺にはもう一つ気になっていることがあった。
何者かによって監視されているかのような感覚だった。
眼の効果範囲を広げても感知はできない。しかし、その違和感は俺の中で気持ち悪く残っていた。
「なぁ、ユウジ?」
そこで白に声をかけられ、ふと我に帰る。白は俺の返事を待つこともなく続ける。
「此奴らは何を焦っておるんじゃ?確かに何かがこちらには向かって来ておるが、それほどの脅威は感じんぞ?」
まぁ白の感覚も無理ないだろう。
龍の一族は魔力が非常に高い。レギノアスごときの比ではない。
レギノアスはSランク指定のモンスター、いや魔獣だが、それはあくまでも人間の感覚、この世で最も脆弱な種族の基準での話だ。
「まぁもう少し様子見て、厳しそうだったら手伝ってやるか」
「……むぅ、ようやく妾も戦える日が来たと思っていたのに……、こんな蜥蜴相手ではやる気も起きん」
白は不貞腐れた顔でその場に座り込んだ。
そしてどこから取り出したのか、俺も実際には初めて見たマンガ肉を頬張り始めた。
そんなことよりも俺には少し気になることがあった。
うまくはっきりとは言えないが、何処かから監視されているような気分だった。
魔力を感知したわけでもなければ誰かがそこにいるわけでもない。
しかし、見られていた。
「白、お前の嗅覚で今何人だ?」
「ん?ふむ……すんすん、11じゃな」
やはりか。白の嗅覚でも捉えきれない存在。そんな化け物が俺達を監視している。
俺が黙り込んでいると、ルージスから声がかかった。
「『白銀』!!お前らは回り込んで攻撃をしてくれ!」
ルージスの様子を見る限り、そろそろ限界という感じだそうだ。
仕方ない、まぁでも白もたまには運動させてやらないとな。
「ルージス!攻撃をやめさせて良いぞ。あとは白が狩るから」
「は?」
「白、周囲には気を配れよ。」
「ふっ、妾をなめるでないぞ。妾も立派な大人なのだ。気配りの一つや二つ、どうてことない」
白は自信満々に言う。
どの口が言うんだ。できると言うなら俺の財布にも気配ってくれ。
俺はため息を吐きつつ、その背中を見守る。
「うむ、では行くぞ、小さな蜥蜴よ」
そう言った瞬間、白の姿は消える。ただしそれはここにいる俺以外の奴らから見た場合のみの話だ。
『神王の眼』を持つ俺の目にはすごいスピードで白がジャンプするのが写っていた。
そして白はレギノアスに向かって自由落下をする。
レギノアスの腕についた翼は滑空用で、自ら飛び立つことはできない。
しかし、その翼を羽ばたかせて大きく横に移動はできる。その予備動作が俺の眼には写った。
少しくらい手伝ってやるか。
俺はゆっくりとその口を開いた。
「『時の拘束』」
カチ
次の瞬間、レギノアスの時は止まった。
そしてそれを白は逃さない。
「『陽炎光』!!!」
白が空に手をかざし叫ぶと、巨大な光を放った赤い球体が顕れた。
その球体はまるで小さな太陽のように輝きを放ち、その熱は空気をも溶かすほどだった。
そして白は、それを止まったレギノアスに向かって投げつける。
ぶつかる瞬間、俺はレギノアスの時を再び動かし始めた。
カチ
「グギャャャ!!!!!」
断末魔の叫びと共にコゲ散っていく。
炎が消える頃には炭すら残っていなかった。
「ふんっ!妾にかかればこの程度、たわいもないわ」
白は俺の隣に降り立つと、少しドヤりながら俺の顔をチラチラと見てきた。
…ったく、ガキだなぁ。
そう思いながらも俺は、白の頭を撫でてやった。
白は「へへへ」とニヤケ顔でそれを受け入れた。
「お、おい!今のなんだよ!?」
突然後ろから大声で叫ばれる。
振り向くと討伐レイドのメンバー全員が呆気に取られた顔をしていた。
ちなみに叫んだのはルージスだ。
「あ、ありえねぇ!なんだよ今のは!?」
「え、S級を一撃だなんて……」
立て続けに驚きを声に出すのはBランクパーティ『グレン』のカラードとアイラだ。
カラードは金髪の少しチャラい男。アイラはお嬢様っぽさを醸し出す女の子だ。
他のメンバーは声にもならないらしい。全員が今にも目ん玉飛び出しそうな表情をしている。
俺は報告関連の相談をするため、ルージスの方へ向かう。
「おい、ルージスーーッ!!?」
俺が声をかけようとした時だった。俺が身震いするほどの悪寒が走ったのだ。
俺はすぐさま後ろを振り返る。しかし、そこには何もない。いるのはスッキリした顔をしている白だけだ。
俺は少し安心して、その緊張を解いてしまった。
「おい!なんだあれ!?」
誰が叫んだかは分からない。しかし全員がその先を見ていたので、俺もそちらを見てしまった。
「なっ!?」
「あ、あれは……!?」
俺も一瞬驚いたが、すぐに理解した。
「……な、なんで?ここに『魔法陣』が?」
レベッカの言う通り、アレは魔法陣だった。それも同じ魔法陣が同じ大きさで4つもだ。普通に考えれば有り得ない。そもそも何もない空に魔法陣を突然発生させることすら人智超えている。
「『神王の眼』!!ーーッ!!?」
発動者不明。
俺の眼を通して分かったのはこの魔法陣について何もわからないということだ。
いや、何も分からなかったわけではない。厳密に言えば、あの魔法陣は召喚魔法陣であり、色から判断すれば特定されたモノを一つ召喚できる。それが同サイズで四つ、あの大きさから考えるとまさかな。
「ルージス」
「ユウジ、初依頼なのに悪いな。コイツは今日死ぬ覚悟をしておいた方がいいぜ」
ルージスは覚悟決めたような表情をしていた。それは他のメンバー達も同じだった。一人を除いて。
「ルージス、その必要はないさ。これから起きることは全て夢の中の話だからな。」
パチンッ
俺が指を鳴らすと彼らの意識は深い眠りへと落ちていった。全員その場で休むのを確認すると、俺は白の方へ向かう。
「白」
「おお!ユウジ!アレを見てみるのじゃ。何やらとてもワクワクしそうな展開ではないか!」
白はあの魔法陣に目を輝かせながらはしゃいでいた。
「はぁ、アレは恐らくレノギアスの魔法陣だ。術者は不明だが、さっきのと同じならそう大した話じゃない。白には一体譲ってやるからそれで満足しろ。何だったら丸焼きにしてそれを食っててもいいぞ。あとの三体は俺が処理する。」
「えぇ~、しょうがないのぉ~、ふふんっ、丸焼きっ丸焼きっと」
ほんとコイツは食のことになると元気だなぁ。まぁいいや。
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