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第111話 ダンジョン攻略8
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ユウが止める間も無く、ラキはミノタウロスと戦闘を始めてしまった。
「仕方ない。こっちもやるか。リオ、行くぞ!」
「オッケー!」
ユウとリオはケンタウロスを相手にした。アリィはオロオロしている。
「フンッ!」「セイッ!」「ヤァッ!」
~ 5分後 ~
「...ハァッ...ハァッ...や、やっと終わったか...」
「...つ、疲れた...」
「おい、おかしいぞ! モンスターを全て倒したのに、道が塞がったままじゃ!」
ラキが叫ぶ。確かに通路が開く様子が無い。
「み、みんな! ま、また!」
今度はアリィが叫ぶ。なんとモンスターがリポップしていた。
「どうなっておる...」
「これじゃキリが無い...」
「もう疲れたよ...」
その時、アリィが何か閃いた。
「みんな! 疲れているところ申し訳ないけど、もう一度モンスターを全滅させてみて! そのタイミングで私がこのスイッチを押してみるから!」
「なるほど...」
「有り得るな...」
「もう一踏ん張り行きますか!」
「フンッ!」「セイッ!」「ヤァッ!」
~ 10分後 ~
「アリィ! 今だ!」
ユウが叫ぶ。
「エイッ!」
アリィがスイッチを押した。
ガタガタ...ガタガタ...
「ひ、開いた!」
「やったー!」
「アリィ! お手柄じゃ!」
「ふう...助かった...ありがとう、アリィ」
「エヘヘ♪ 私もお役に立てて良かったです♪」
みんなに誉められてテレテレのアリィである。
「少し休もう...」
アリィに渡されたミネラルウォーターを片手にユウが呟く。
「そうじゃな。魔石も大量GETじゃし。ドロップアイテムも期待できるやも知れん」
これまでも倒した魔物から魔石は取っていたが、ここに来るまでの分を軽く凌駕する魔石が入手できそうだ。なにせ死屍累々たる魔物の死体の山である。ちなみに今まで倒して来た魔物からドロップアイテムは出なかった。
「そうだな。だがその前に...」
全員の目が一人に集中する。
「「「 リオ(ちゃん)~! 」」」
「ご、ゴメンなさ~い!」
◇◇◇
「ミノタウロスの斧とかケンタウロスの弓矢はドロップアイテムには入らないんだな」
「あぁ、見てみい。どれもボロボロじゃろ? 使い道は無いわい」
「ねぇ! なんか出たよ!」
ミノタウロスの魔石を集めていたリオが叫ぶ。
「それは金の牛の角じゃな。ドロップアイテムじゃ」
「こっちも何か出ました!」
今度はケンタウロスの魔石を集めていたアリィが叫ぶ。
「それは銀の蹄鉄じゃな。ドロップアイテムじゃ」
「凄いな! ここは宝の山だ!」
思わぬお宝GETに意気上がるユウ達であった。
「仕方ない。こっちもやるか。リオ、行くぞ!」
「オッケー!」
ユウとリオはケンタウロスを相手にした。アリィはオロオロしている。
「フンッ!」「セイッ!」「ヤァッ!」
~ 5分後 ~
「...ハァッ...ハァッ...や、やっと終わったか...」
「...つ、疲れた...」
「おい、おかしいぞ! モンスターを全て倒したのに、道が塞がったままじゃ!」
ラキが叫ぶ。確かに通路が開く様子が無い。
「み、みんな! ま、また!」
今度はアリィが叫ぶ。なんとモンスターがリポップしていた。
「どうなっておる...」
「これじゃキリが無い...」
「もう疲れたよ...」
その時、アリィが何か閃いた。
「みんな! 疲れているところ申し訳ないけど、もう一度モンスターを全滅させてみて! そのタイミングで私がこのスイッチを押してみるから!」
「なるほど...」
「有り得るな...」
「もう一踏ん張り行きますか!」
「フンッ!」「セイッ!」「ヤァッ!」
~ 10分後 ~
「アリィ! 今だ!」
ユウが叫ぶ。
「エイッ!」
アリィがスイッチを押した。
ガタガタ...ガタガタ...
「ひ、開いた!」
「やったー!」
「アリィ! お手柄じゃ!」
「ふう...助かった...ありがとう、アリィ」
「エヘヘ♪ 私もお役に立てて良かったです♪」
みんなに誉められてテレテレのアリィである。
「少し休もう...」
アリィに渡されたミネラルウォーターを片手にユウが呟く。
「そうじゃな。魔石も大量GETじゃし。ドロップアイテムも期待できるやも知れん」
これまでも倒した魔物から魔石は取っていたが、ここに来るまでの分を軽く凌駕する魔石が入手できそうだ。なにせ死屍累々たる魔物の死体の山である。ちなみに今まで倒して来た魔物からドロップアイテムは出なかった。
「そうだな。だがその前に...」
全員の目が一人に集中する。
「「「 リオ(ちゃん)~! 」」」
「ご、ゴメンなさ~い!」
◇◇◇
「ミノタウロスの斧とかケンタウロスの弓矢はドロップアイテムには入らないんだな」
「あぁ、見てみい。どれもボロボロじゃろ? 使い道は無いわい」
「ねぇ! なんか出たよ!」
ミノタウロスの魔石を集めていたリオが叫ぶ。
「それは金の牛の角じゃな。ドロップアイテムじゃ」
「こっちも何か出ました!」
今度はケンタウロスの魔石を集めていたアリィが叫ぶ。
「それは銀の蹄鉄じゃな。ドロップアイテムじゃ」
「凄いな! ここは宝の山だ!」
思わぬお宝GETに意気上がるユウ達であった。
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