空間魔法って実は凄いんです

真理亜

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朝の食卓

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 そろそろ起きたかな? 

 私はまず仲間達の様子を見に行った。するとお三方は寝ぼけ眼で所在なげにしていた。どうやら起きたばっかりらしい。

「皆さん、おはようございます」

「あ、カリナさん!」

「おはようございます!」

「おはよう!」

「皆さん、ステラさんは先に起きてますんでこちらにどうぞ。フローラさんの部屋にご案内します」

『応!』

 フローラさんの部屋ではステラさんが所在なげにしていた。

「あ、皆さん...おはようございます...昨日はすみませんでした...」

 ステラさんがお三方に平謝りしているのを横目に、私はフローラさんの様子を見に行った。するとフローラさんは既に起きていた。

「フローラさん、おはようございます」

「おはようございます、カリナさん」

「良くお休みになられましたか?」

 ステラさんに抱き枕にされていたからね。ちょっと心配。

「えぇ、まぁ...なんだか怖い夢を見てたような気がしますが...」

 やっぱりね...アナコンダに巻き付かれたような夢かな? 御愁傷様...チーン...

「ではフローラさんの部屋に戻りましょうか。あ、先に言っておきますね。私の仲間達がお邪魔していてちょっと狭くなっています。ご了承下さい」

「えぇ、構いませんよ」

「それとご報告しておきたいこともあります」

「分かりました」

 私達が部屋に戻ると、まだステラさんはお三方に謝っている所だった。

「皆さん、フローラさんにご挨拶を。この部屋の家主さんですから。お邪魔している以上、それが礼儀ですよ?」

『お邪魔してま~す!』

「え、えぇ、どうぞ...」

 いきなり人工密度が高くなった部屋に、フローラさんは若干戸惑い気味だ。まぁそれも無理はない。

 私は亜空間に収納しておいたちゃぶ台を取り出した。フローラさんの部屋に備え付けのテーブルは四人掛用だからだ。

「皆さんはこちらのちゃぶ台に移って下さい。テーブルはフローラさんと私が使います」

『応!』

 お四方だとちゃぶ台じゃちょっと狭いかも知れないが我慢して貰おう。

「セリカさん、全員分の朝食を出して貰えませんか?」

「喜んで!」

「フローラさんもどうぞ遠慮なく召し上がって下さい」

「よろしいのですか?」

「もちろんです。部屋を使わせて頂いているんですから。使用料と思って下さい」

「ではお言葉に甘えて...」

「今日の朝食はベーコンエッグにトースト、野菜サラダにコーンポタージュスープにオレンジジュースという定番メニューですよ~!」

 セリカさんが次々に収納空間から料理を出す様を、フローラさんは目を丸くしながら見詰めていた。
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