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「おい! エリン! 『水曜日の男』ってどういう意味だ!?」
魔法騎士団長子息の伯爵子息ケインが叫ぶ。
「そのままの意味ですけど? その女にとってクイン様は水曜日にHする男ってことです。ちなみにケイン様、あなたは『木曜日の男』ですよ?」
「「 そ、そんなバカな!? 」」
クインとケインの両方が信じられないという顔をする。
「では伺いますがケイン様、その女と木曜日以外にHしたことがお有りで?」
そう言われてケインは黙り込んでしまった。それは暗に認めているようなものだ。
「カイン殿下が『月曜日の男』キイン様が『火曜日の男』クイン様が『水曜日の男』ケイン様が『木曜日の男』コイン様が『金曜日の男』と。その女は爵位によって曜日を変えてるみたいですわね」
淡々とした口調で語るエリンに、それまで黙っていたサーシャが堪らず反論する。
「ウソよ! でたらめよ! 私、そんな端たないことしてないわ! ねぇ! みんなは信じてくれるよね!?」
そう言ってカイン含め、周りの取り巻き達を見回すが、全員目を逸らした。心当たりがありまくるからだろう。更にエリンの攻撃は続く。
「それとあなた、土日には不特定多数の男とHしてるみたいね? この中にも何人か居るんじゃないかしら?」
そう言ってエリンが会場を見渡すと、何人かの男子生徒が目を伏せた。
「男の人でも休肝日を設ける人が居るっていうのに、あなたって凄いわね? 1日でも男とHしないと生きられない生物なのかしら? もしかしてサキュバスかなんかなの?」
「酷い! 人を妖怪みたいに! そんなことしてないもん! 私は処女だもん! 清らかな乙女だもん!」
この時ばかりは本当に涙目になって反論するサーシャだが、
「いやあなた、少なくともケイン様とはHしてたじゃない?」
「し、してないもん! ね? そうよね? ケイン様?」
「あ、あぁ、その通りだ。僕らは清い交際を」
「屋外でHしてましたよね? 体育倉庫の裏で」
ケインの言い訳をエリンがぶった斬った。
「な、なんのことだか分かんないなぁ...」
ケインは汗をダラダラ掻きながら見苦しく言い訳を重ねる。
「真っ昼間から青姦を目撃してしまった私は、とても静観することが出来ませんでした」
「「「「 上手い! 座布団一枚! 」」」」
断罪する側の女性陣から合いの手が入る。
「皆様、ありがとうございます。コホン。ですから私は、たまたまその近くの木にスズメバチが巣を作っていたので、その巣をそっと投げ込みました」
「なにい!? あれはお前の仕業か! ふざけんなよ! あの後どれだけ大変な目に合ったことか...あっ!?」
語るに落ちるとはまさにこの事である。
魔法騎士団長子息の伯爵子息ケインが叫ぶ。
「そのままの意味ですけど? その女にとってクイン様は水曜日にHする男ってことです。ちなみにケイン様、あなたは『木曜日の男』ですよ?」
「「 そ、そんなバカな!? 」」
クインとケインの両方が信じられないという顔をする。
「では伺いますがケイン様、その女と木曜日以外にHしたことがお有りで?」
そう言われてケインは黙り込んでしまった。それは暗に認めているようなものだ。
「カイン殿下が『月曜日の男』キイン様が『火曜日の男』クイン様が『水曜日の男』ケイン様が『木曜日の男』コイン様が『金曜日の男』と。その女は爵位によって曜日を変えてるみたいですわね」
淡々とした口調で語るエリンに、それまで黙っていたサーシャが堪らず反論する。
「ウソよ! でたらめよ! 私、そんな端たないことしてないわ! ねぇ! みんなは信じてくれるよね!?」
そう言ってカイン含め、周りの取り巻き達を見回すが、全員目を逸らした。心当たりがありまくるからだろう。更にエリンの攻撃は続く。
「それとあなた、土日には不特定多数の男とHしてるみたいね? この中にも何人か居るんじゃないかしら?」
そう言ってエリンが会場を見渡すと、何人かの男子生徒が目を伏せた。
「男の人でも休肝日を設ける人が居るっていうのに、あなたって凄いわね? 1日でも男とHしないと生きられない生物なのかしら? もしかしてサキュバスかなんかなの?」
「酷い! 人を妖怪みたいに! そんなことしてないもん! 私は処女だもん! 清らかな乙女だもん!」
この時ばかりは本当に涙目になって反論するサーシャだが、
「いやあなた、少なくともケイン様とはHしてたじゃない?」
「し、してないもん! ね? そうよね? ケイン様?」
「あ、あぁ、その通りだ。僕らは清い交際を」
「屋外でHしてましたよね? 体育倉庫の裏で」
ケインの言い訳をエリンがぶった斬った。
「な、なんのことだか分かんないなぁ...」
ケインは汗をダラダラ掻きながら見苦しく言い訳を重ねる。
「真っ昼間から青姦を目撃してしまった私は、とても静観することが出来ませんでした」
「「「「 上手い! 座布団一枚! 」」」」
断罪する側の女性陣から合いの手が入る。
「皆様、ありがとうございます。コホン。ですから私は、たまたまその近くの木にスズメバチが巣を作っていたので、その巣をそっと投げ込みました」
「なにい!? あれはお前の仕業か! ふざけんなよ! あの後どれだけ大変な目に合ったことか...あっ!?」
語るに落ちるとはまさにこの事である。
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