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アモンは肩で息をしながらフラフラと漂っていた。
サモンとの戦いでかなりの魔力を消耗してしまったので、飛んでいるというより空にプカプカ浮いているのが精一杯といったところか。
そこへファルファルに乗ったリリアナとクラウドが到着した。ガストン率いる魔道部隊は馬に乗って来るのでまだ到着していない。
「魔王のヤツ、随分と消耗しているようだな」
「えぇ、体もボロボロだし、なによりこの距離に近付いてもまだ私達に気付かないだなんて」
リリアナの言う通り。普段のアモンならいつもの、
「ガーハハハハッ!」
という笑い声と共に向かって来るはずだが、一向にそんなことをする様子もない。というか、心ここにあらずといった感じだ。
「魔力もあんまり感じられないし、確かにこれは滅するチャンスかも」
リリアナがそう言った時、ガストン率いる魔道部隊がようやく到着した。
「揃ったみたいだな。じゃあリリアナ、行こうか」
「えぇ。ファルファル、魔王の真上にそっと向かって?」
「クエッ!」
今、アモンは地上スレスレの所をフラフラと漂うように飛んでいる。ファルファルはそのアモンの上空に達した。
「お先に!」
クラウドがファルファルの背から飛び降りアモンへと真っ直ぐ向かう。
「ハァッ!」
裂帛の気合いと共に振り下ろされた剣がアモンの翼を切り裂く。
「ぬおっ!? なんだなんだ!? グアッ!」
翼を切り裂かれたアモンが地上に落ちる。クラウドはその近くの地面に華麗に着地した。
「ヤァッ!」
続けてリリアナがファルファルの背から飛び降りる。そして一撃必殺の拳をアモンに叩き付ける。
「グオッ!」
アモンの体が地面にめり込んだ。いつものアモンなら魔力を駆使して難なく脱出できるだろうが、魔力切れの今ではとても無理だった。リリアナはその近くの地面に華麗に着地した。
「良し! 今だ! 封印しろ!」
ガストンが鋭く指示を飛ばす。すると魔道部隊は地面にめり込んだアモンの周りを円を描くようにして囲んだ。そして全員が指で印を組む。
『封印!』
次の瞬間、虹色に輝く魔法陣がアモンの体の上に展開された。
「グアアアッ!」
アモンの体は断末魔の叫びを残しながら少しずつ薄くなって行った。やがて魔法陣から虹色の輝きが消えた時、アモンの姿はどこにもなかった。
「良し! 封印成功! お前達、良くやってくれた!」
ガストンが魔道部隊の労を労う。
「やったな!」
「イエーイ!」
リリアナとクラウドがハイタッチを交わして喜びを表す。
こうして魔王アモンは南の地にて封印されたのだった。
サモンとの戦いでかなりの魔力を消耗してしまったので、飛んでいるというより空にプカプカ浮いているのが精一杯といったところか。
そこへファルファルに乗ったリリアナとクラウドが到着した。ガストン率いる魔道部隊は馬に乗って来るのでまだ到着していない。
「魔王のヤツ、随分と消耗しているようだな」
「えぇ、体もボロボロだし、なによりこの距離に近付いてもまだ私達に気付かないだなんて」
リリアナの言う通り。普段のアモンならいつもの、
「ガーハハハハッ!」
という笑い声と共に向かって来るはずだが、一向にそんなことをする様子もない。というか、心ここにあらずといった感じだ。
「魔力もあんまり感じられないし、確かにこれは滅するチャンスかも」
リリアナがそう言った時、ガストン率いる魔道部隊がようやく到着した。
「揃ったみたいだな。じゃあリリアナ、行こうか」
「えぇ。ファルファル、魔王の真上にそっと向かって?」
「クエッ!」
今、アモンは地上スレスレの所をフラフラと漂うように飛んでいる。ファルファルはそのアモンの上空に達した。
「お先に!」
クラウドがファルファルの背から飛び降りアモンへと真っ直ぐ向かう。
「ハァッ!」
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「ぬおっ!? なんだなんだ!? グアッ!」
翼を切り裂かれたアモンが地上に落ちる。クラウドはその近くの地面に華麗に着地した。
「ヤァッ!」
続けてリリアナがファルファルの背から飛び降りる。そして一撃必殺の拳をアモンに叩き付ける。
「グオッ!」
アモンの体が地面にめり込んだ。いつものアモンなら魔力を駆使して難なく脱出できるだろうが、魔力切れの今ではとても無理だった。リリアナはその近くの地面に華麗に着地した。
「良し! 今だ! 封印しろ!」
ガストンが鋭く指示を飛ばす。すると魔道部隊は地面にめり込んだアモンの周りを円を描くようにして囲んだ。そして全員が指で印を組む。
『封印!』
次の瞬間、虹色に輝く魔法陣がアモンの体の上に展開された。
「グアアアッ!」
アモンの体は断末魔の叫びを残しながら少しずつ薄くなって行った。やがて魔法陣から虹色の輝きが消えた時、アモンの姿はどこにもなかった。
「良し! 封印成功! お前達、良くやってくれた!」
ガストンが魔道部隊の労を労う。
「やったな!」
「イエーイ!」
リリアナとクラウドがハイタッチを交わして喜びを表す。
こうして魔王アモンは南の地にて封印されたのだった。
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