絶対記憶~彼は今日も知識欲を満たす

高戸

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7話

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 転生者の日記の内容は異能力とレジェンドスキルを行使して予測することが出来た。

 あの本の内容は今の俺じゃ解ったとしても、どうにかすることは出来ない物だった。

 まあ知識として頭の片隅にでも入れとこう。

 それで他の本も読んで行く事にした。だが今日はもう夜でメイドたちも心配するだろうから帰るとにしよう。



 今日からは一桁シングルナンバーのクラス教室での授業だ。

「おはようございまーす」
 恐る恐る新しい教室に入る。

「お、来たねアール君」

「おはようございます、ライト先輩」

「やっぱり一桁シングルナンバーになったね、9位のノトスに勝ったんだって」

「ええ、まあ」

「まあ彼は一桁シングルナンバーの中でも最弱…」

 わーお。さすが異世界、その言葉をネタじゃ無く言えるなんて!

「アルくーん」

 会長の声?そうか会長も一桁シングルナンバーだって言ってたな。

「おはようございます会長」

「シエラでいいのよ」

「いえ会長で」

「シ・エ・ラ」

 怖い。

「は、い…シエラ先輩」

「まあいいです、一桁シングルナンバー入りおめでとうございます」

 そうか俺ってこの学校で9番目なのか。実感がわかないなでもまあ充実してる気がする、生徒会で学校で9位で前世じゃ絶対にあり得なかったな。

 女神には感謝だな。

 この教室には俺を含めても8名の生徒しか居なかった。
 ライト先輩と生徒会長に理由を聞いてみると一桁シングルナンバーは授業を受けなくてもいいらしい。テストとその次の日は出席が必要だが。

 一桁シングルナンバーの能力を伸ばすには教師では役不足のため独学で学ぶことを推奨しているみたいだ。

 他のクラスに混ざったり、図書館に引きこもったり、研究に没頭したり何をしてもおとがめは一切無い。
 って事で図書館にあった残りの4冊を読む事にした。

 次の本は【異世界の勇者】これも読んでおいた方が良いだろう。

 この本にも日記が挟まっていた。

 前置きとして異世界の勇者とは異世界から魔王を倒すために召喚された者であり確認されている人数は100人以上いたらしい。

 そしてその100人の中かの1人が付けたであろう『日本語の』日記が挟まっていた。

「俺はーーーー高校の2年1組で、青山 大河だ。
 俺達2年1組はこの世界に先生以外の全員がクラスごと転移した、国王から魔王討伐を要求され達成しないと元の世界には戻れないと言われた。

 転移して2日目にしてクラスのリーダー的存在の者が魔王討伐をしようと言い出した。俺を含めたクラスの皆は混乱していたこともあり拒否することは出来なかった。

 魔王討伐に向けて訓練が始まった。異世界の人間はこちらでは高いスペックを誇っており1ヶ月程で王国の騎士団長を全員が追い抜いた。

 訓練とレベルアップはもう王国では出来ないと判断したクラスのリーダーと国王は4人組に別れて旅をしながらレベルを上げる事にするとと言い出した。

 実際に王国に留まっていてもレベルは上がらないので全員が賛成した。

 俺のグループは強いとも弱いとも言えない普通のグループだったがこの世界においては、かなりの実力だろう。

 旅も終わり皆が王国に戻って来た。
 2人死人が出ていた。

 だが皆の心は魔物を大量に殺したせいだろうか、既に少し壊れていた。
 誰も悲しんでいなかった。

 魔王は魔族の王で俺たちが相手にするのは一つの種族ってことだ。皆殺しにする計画らしい。

 魔王軍には最高幹部と呼ばれる者たちがいた、この者達は通常の魔族とは別格に強い。
 だが強くても勇者1人と互角だろうと思っていた。

 実際それは大外れで最高幹部は勇者5人でかかっても此方が負ける結果となった。

 最終的にその戦争は人類の数を半分に魔族の数を3分の2となる結果に終わった。

 この時点で生きている勇者は俺を入れて5名だった。

 そんな時、俺の耳に信じがたい情報が入った。今回の戦争は******が全て仕組んだ物だった。

 ******はこの世界の魔王や国王よりもはるか上位の権力と武力を持った秘密結社のリーダーだ。俺達勇者はコイツの手のひらで踊らされていただけだった。国王も魔王すらも。

 俺はこの者について調べる事にした。

 だが分かったのは******************だと言う事だけだった。
 これを読んでいる日本人が居るのなら、頼む俺たちの仇を取ってくれ。」

 テンプレ召喚からのバットエンドって。
 勇者の生涯重すぎんだろ!!

 アホか後半***多すぎだわ。全然読めねーぞ、ってかこれを消したのは何者なんだ?。
 一桁シングルナンバーしか読めない本に細工できるなんて何者なんだ。

『異能力とレジェンドスキルを使い読めない部分を推測します」

 ああ頼む。




 他の書物に読めない部分が出て来たのは【女神の予言】というタイトルの本だけだった。

 女神はこの世界が作られて直ぐに一度だけこの世界に降りて来て予言をしたらしい。内容は*****が来るという一文だけだった。

 この三冊で分かったのは****の部分は全て同じ文字で個人名が書かれていると言う事だけだった。

 まあ後の二冊は魔法の事が書かれていたので日本語も****も出てはこなかった。

 【術式の構造】は知っていることしか書かれていなかった魔法とは数式で表すことが出来る。
 すごく簡単なもので温度の上昇+水=霧こんな感じの式が出来上がる、魔法で起こした現象を足したり引いたりすることが数式だ。

 だがこの本にはこれの応用が書かれていた、数式を魔力を施した文字で書く事によってそれは魔法道具となり誰でも複雑な式を頭でイメージすることなく発動できる。 
 だが複雑な式を書くために、大量の文字を書くために大量の魔力が必要となるため、一般的なマジックアイテムは魔石を使って簡単な魔法式を付与しているだけに留まっている。

 まあ魔法文字でのマジックアイテムの作り方は一般では知っている人間はいないだろうし、知っていても魔力が足りないだろう、恐らく魔法文字を書くには魔力値が3000は必要だろう。
 一般人の平均魔力は1000にも届いていない。




 【魔法の真の分類】は興味深いことが書かれていた。

 通常、魔法とは威力で分類される、初級、中級、上級、帝級、超級の5つだ。

 難易度では初級は簡単。中級は学校に行かないと独学では難しい魔法。上級は使えれば王宮に魔法使いとして迎えられるレベル、これはこの学校の教師などは大体使えるだろう。
 帝級はこの学校でも使えるのは一部の者だけだろう、ちなみにサラは使えない、だが一桁シングルナンバーには使える者もいるだろう。

 超級はレジェンドスキルだ。ちなみにレジェンドスキルは一般では知られていない俺が知っていたのは実際に俺が【超級魔法】のレジェンドスキルを持っているからだ。

 これがこの世界の一般的な魔法の分類だが、この本の分類は必要魔力量で分類されていた。1から1000が一般級。1000から5000が高位級。5000から10000が最高級。10000から20000が超級。20000以上は真級。10万以上が神級、だそうだ。

 神になるには魔力値が10万必要らしい。

 使えるのは化け物だけだな、ちなみに神級魔法には世界を作成する魔法があるらしい、化け物だな。
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