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8話
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クラスマッチがあと一週間と近づいてきた。
それにあたり、各国の貴族や王族が到着してくる。その中には俺やサラの家族もいた。
「元気だったかアル」
「はい、兄上も元気そうで何よりです」
「アル、久しぶりね」
「はい姉上、お久しぶりです」
「えっと父上と母上は妹の?」
「ああ、後3ヶ月ほどで生まれるらしい」
俺のこの世界での兄と姉だ、両親は3か月後に生まれる俺の妹がいて母上には長旅をさせる訳には行かないだろう。
そのため兄上と姉上だけなのだ、兄上と姉上は騎士だ2人とも俺の生まれた王国では5本の指に入るほど強い騎士なのだ。
サラの方は両親と6歳になる妹が来ていて今しがた再開が終わったみたいだ。
「アル君、いつも娘がお世話になってるね」
「いえ、こちらこそサラにはお世話になってますよ」
「そうかい?君の実力の方がサラよりも何倍も上だと思うけどね」
「強さの話じゃありませんよ、ローグさん」
「アル君、なんの話ですか?」
サラが話に混ざって来た。
「いえ、サラはいつも可愛いなって話を少し」
「ええ!えっとその、ありが、とう」
「はい、それより皆まだ宿とか決まってないなら僕の家に来ませんか?」
ふふふ、俺の家にはメイドも付いてるんだぞと自慢するチャンスだ、それに俺ん家無駄にデカいからこれ位の人数なら寝泊り出来るだろう。
「アル、家持ってるのか?」
「そうだよ、俺も一桁シングルナンバーだからね、豪邸だよ」
「一桁シングルナンバーってマジかよまだ入学から3か月も経ってねえぞ」
「ははは、まあアルだしね」
兄上も姉上も驚いてるな。
「じゃあローグさんもそれでいいですか?」
「サラも一桁シングルナンバーなのかい?」
「いえ、サラはまだ11位ですがクラスマッチが終わるまではサラも俺の家に泊まって貰えばいいでしょう」
実際サラは俺が一桁シングルナンバー入りしてからしょっちゅう泊まりに来てるしな。
「それならお邪魔させてもらうかの」
「はい」
俺とサラは家族を俺の家まで案内して後の事をメイドたちに任せて、俺は自分が振り分けられたこの学校で下から9番目のクラスに、サラはいつものクラスに行って、出場する競技や作戦を出来る限り詰めた。
ーーーー約一か月前、テストの二日後ーーーー
俺のクラスは4550位~4600位までのクラスだった。
「まずは競技の確認をします」
俺の言葉に全体が耳を傾けてくれているので競技を1つずつ黒板に書いていく。
一桁シングルナンバーの肩書ってすごい。
『キャッチ&エスケープ』『巨大ボーリング』『トレジャーハント』『アンデットポイント』
この四つが正式採用された競技だ。
『キャッチ&エスケープ』は鬼ごっこで全員参加。
『巨大ボーリング』は巨大なピンを魔法1発で何個破壊できるか競う競技ボーリングと違うのはピンの大きさと破壊って点だな。
『トレジャーハント』はフィールドに4人4人の敵味方、計8人で同時にフィールド内にある宝を探す、早く探しだした方の勝ちだ、けれど相手を4人とも戦闘不能にしても勝利になる。
『アンデットポイント』は、まあゾンビゲーで頭に点数の書かれたゾンビやらゴーレムやらをどれだけ倒せたか競う競技だ、頭に点数が書かれていて多く倒すか点数の高い敵を狙うかの選択肢がある。
ちなみに点数は強さを表しており点数の高い敵はより強い。
ゾンビとゴーレムは魔法で作れるので教師が事前に作っておくみたいだ。
この一つ一つでトーナメントを行い競技別に点数を付けていきその点数でクラスに順位を付けていく。
「それじゃあこれに出たいって希望がある人はいるかな?」
誰も何も言わない。
「………」
誰も何も言わない。
「えっとキャチエス以外は誰が出場するか決めないといけないんだけど」
キャチエスはキャッチ&エスケープの略なんだがそれはどうでもいい、なぜ誰も喋らない?。
「えっと、俺の声聞こえてる?」
え、なに俺すでに嫌われてんの?泣くよ?
「あのー多分ですが、皆あなたに畏縮しているのでは無いでしょうか?」
まず、喋ったのはこのクラスの担任教師だが、今はそれよりも畏縮?俺1年生だよ。
「このクラスは一桁シングルナンバーにとっては落ちこぼれのクラスですから前年に無下に扱われた生徒もいるのですよ」
なるほど、前の一桁シングルナンバーの中には意見を許さない奴とかが居たのだろう。
「皆、俺は君たちの意見を尊重するしクラスマッチでも優勝したいと思っている、だからそのための協力は惜しまない皆もどんどん意見を言ってほしい」
俺のイケメンみたいなセリフが終わると皆の顔が少しほころんだ気がした。
自分で言ったけどキザすぎないか、俺。恥ずかしくなってきた。
その後は順調にメンバーが決まって行った。
まず全員参加の鬼ごっこ、ボーリングは参加人数2で出場するのはライムとルカだこの2人は仲が良くて魔法の相性もかなりいい物だ。この2人の複合魔法なら巨大ピンでも通用するだろう。
次に『トレジャーハント』これは参加人数4人で俺とリムとマナにイニアだ。リムはこのクラスでは最高順位の生徒でクラスの中心人物といっても過言では無いだろう。マナは精霊魔法が使えるらしい、威力は決して高くないが索敵能力が高いので採用した。イニアはなんか脳筋って感じの女の子で身体強化魔法以外は意味のある魔法は使えない。付け加えると性格も脳筋だ。
俺はこれに加えてゾンビにも出場する。ゾンビは参加人数3人なので俺とマナとリムだ。
これが出場する選手と種目だ、3つも出場する結果になったが一桁シングルナンバーはこういう物らしい。
各種目に向けての練習が始まった。
実際やってることは対人戦が多いけど補欠のメンバーと一緒に一対一や4対4で戦ってみたりした。
だがこれは少し、いやかなり悪い。
学校で実施されたテストはペーパーテストだったから戦闘能力や魔法の威力は期待してたが魔法への理解が浅いせいで魔法の本来の威力が出し切れていない。
まずはイニアの身体強化、身体強化とは細胞一つ一つのリミッターを外して爆発的な攻撃力がでる再生能力も向上して結果的に耐久力も上がるし抵抗力もそれなりに上がる。
けれどそんな万能魔法がなんの代償も無く使える訳が無くリミッターの限界を外すとリバウンド《筋肉痛》になる。
イニアはそれが分かってないようで最初から全開で戦うため持久力が極端に少ない、ウル〇ラ〇ン並みである。
他の皆も似たように制御という意味で魔法が操れていない。まずは制御から教えていく事になりそうだ。
だが例外的にマナの精霊魔法は俺でもよく分かっていないので解りそうな方に聞くことにするか。
(おい、ゼラン聞こえるか?)
(聞こえてるよ、何かな)
そう妖精ピクシーのゼランなら精霊魔法の事も解るだろうと踏んだわけだ。妖精と精霊って似てそうだし。
(ちょっと出て来て精霊魔法の練習に付き合ってくれないか?)
(精霊魔法か、まあいいよ)
ゼランが俺の中から姿を現した。
「これはアル様の契約獣ですか?」
「そうだよマナ、僕の契約した妖精ピクシーで名前はゼランだ。あと様付けは止めてくれ、これでも同い年だろ」
「は、はいじゃあアル君、ゼラン君よろしくお願いします」
「うん、それで精霊魔法の定義からおさらいしてみようか」
「はい」
精霊魔法とは。
精霊が使う魔法と勘違いされやすいがそれは誤りで、精霊魔法は精霊を操る魔法だ。
だが操れる精霊は空気中に存在しているが見えないような自我のない精霊だ、高位の精霊魔法なら精霊王も指示通りに操る事が理論上は可能だが絶対的に魔力が足りない最低でも2万は必要だろう。
このことから、精霊魔法の使い手の質は同時に操れる精霊の数とそれに加えた精霊の質になる。
そして精霊魔法の利点は大気中の精霊そのものの魔力を使って魔法を発動することが出来るため極端に魔力消費が少ない。
ゼランは精霊魔法にも精通しているらしくどんどんマナの能力は高くなっていった、実際最初から俺の分析系のスキルと異能で才能があるのは解っていたからな。
それにあたり、各国の貴族や王族が到着してくる。その中には俺やサラの家族もいた。
「元気だったかアル」
「はい、兄上も元気そうで何よりです」
「アル、久しぶりね」
「はい姉上、お久しぶりです」
「えっと父上と母上は妹の?」
「ああ、後3ヶ月ほどで生まれるらしい」
俺のこの世界での兄と姉だ、両親は3か月後に生まれる俺の妹がいて母上には長旅をさせる訳には行かないだろう。
そのため兄上と姉上だけなのだ、兄上と姉上は騎士だ2人とも俺の生まれた王国では5本の指に入るほど強い騎士なのだ。
サラの方は両親と6歳になる妹が来ていて今しがた再開が終わったみたいだ。
「アル君、いつも娘がお世話になってるね」
「いえ、こちらこそサラにはお世話になってますよ」
「そうかい?君の実力の方がサラよりも何倍も上だと思うけどね」
「強さの話じゃありませんよ、ローグさん」
「アル君、なんの話ですか?」
サラが話に混ざって来た。
「いえ、サラはいつも可愛いなって話を少し」
「ええ!えっとその、ありが、とう」
「はい、それより皆まだ宿とか決まってないなら僕の家に来ませんか?」
ふふふ、俺の家にはメイドも付いてるんだぞと自慢するチャンスだ、それに俺ん家無駄にデカいからこれ位の人数なら寝泊り出来るだろう。
「アル、家持ってるのか?」
「そうだよ、俺も一桁シングルナンバーだからね、豪邸だよ」
「一桁シングルナンバーってマジかよまだ入学から3か月も経ってねえぞ」
「ははは、まあアルだしね」
兄上も姉上も驚いてるな。
「じゃあローグさんもそれでいいですか?」
「サラも一桁シングルナンバーなのかい?」
「いえ、サラはまだ11位ですがクラスマッチが終わるまではサラも俺の家に泊まって貰えばいいでしょう」
実際サラは俺が一桁シングルナンバー入りしてからしょっちゅう泊まりに来てるしな。
「それならお邪魔させてもらうかの」
「はい」
俺とサラは家族を俺の家まで案内して後の事をメイドたちに任せて、俺は自分が振り分けられたこの学校で下から9番目のクラスに、サラはいつものクラスに行って、出場する競技や作戦を出来る限り詰めた。
ーーーー約一か月前、テストの二日後ーーーー
俺のクラスは4550位~4600位までのクラスだった。
「まずは競技の確認をします」
俺の言葉に全体が耳を傾けてくれているので競技を1つずつ黒板に書いていく。
一桁シングルナンバーの肩書ってすごい。
『キャッチ&エスケープ』『巨大ボーリング』『トレジャーハント』『アンデットポイント』
この四つが正式採用された競技だ。
『キャッチ&エスケープ』は鬼ごっこで全員参加。
『巨大ボーリング』は巨大なピンを魔法1発で何個破壊できるか競う競技ボーリングと違うのはピンの大きさと破壊って点だな。
『トレジャーハント』はフィールドに4人4人の敵味方、計8人で同時にフィールド内にある宝を探す、早く探しだした方の勝ちだ、けれど相手を4人とも戦闘不能にしても勝利になる。
『アンデットポイント』は、まあゾンビゲーで頭に点数の書かれたゾンビやらゴーレムやらをどれだけ倒せたか競う競技だ、頭に点数が書かれていて多く倒すか点数の高い敵を狙うかの選択肢がある。
ちなみに点数は強さを表しており点数の高い敵はより強い。
ゾンビとゴーレムは魔法で作れるので教師が事前に作っておくみたいだ。
この一つ一つでトーナメントを行い競技別に点数を付けていきその点数でクラスに順位を付けていく。
「それじゃあこれに出たいって希望がある人はいるかな?」
誰も何も言わない。
「………」
誰も何も言わない。
「えっとキャチエス以外は誰が出場するか決めないといけないんだけど」
キャチエスはキャッチ&エスケープの略なんだがそれはどうでもいい、なぜ誰も喋らない?。
「えっと、俺の声聞こえてる?」
え、なに俺すでに嫌われてんの?泣くよ?
「あのー多分ですが、皆あなたに畏縮しているのでは無いでしょうか?」
まず、喋ったのはこのクラスの担任教師だが、今はそれよりも畏縮?俺1年生だよ。
「このクラスは一桁シングルナンバーにとっては落ちこぼれのクラスですから前年に無下に扱われた生徒もいるのですよ」
なるほど、前の一桁シングルナンバーの中には意見を許さない奴とかが居たのだろう。
「皆、俺は君たちの意見を尊重するしクラスマッチでも優勝したいと思っている、だからそのための協力は惜しまない皆もどんどん意見を言ってほしい」
俺のイケメンみたいなセリフが終わると皆の顔が少しほころんだ気がした。
自分で言ったけどキザすぎないか、俺。恥ずかしくなってきた。
その後は順調にメンバーが決まって行った。
まず全員参加の鬼ごっこ、ボーリングは参加人数2で出場するのはライムとルカだこの2人は仲が良くて魔法の相性もかなりいい物だ。この2人の複合魔法なら巨大ピンでも通用するだろう。
次に『トレジャーハント』これは参加人数4人で俺とリムとマナにイニアだ。リムはこのクラスでは最高順位の生徒でクラスの中心人物といっても過言では無いだろう。マナは精霊魔法が使えるらしい、威力は決して高くないが索敵能力が高いので採用した。イニアはなんか脳筋って感じの女の子で身体強化魔法以外は意味のある魔法は使えない。付け加えると性格も脳筋だ。
俺はこれに加えてゾンビにも出場する。ゾンビは参加人数3人なので俺とマナとリムだ。
これが出場する選手と種目だ、3つも出場する結果になったが一桁シングルナンバーはこういう物らしい。
各種目に向けての練習が始まった。
実際やってることは対人戦が多いけど補欠のメンバーと一緒に一対一や4対4で戦ってみたりした。
だがこれは少し、いやかなり悪い。
学校で実施されたテストはペーパーテストだったから戦闘能力や魔法の威力は期待してたが魔法への理解が浅いせいで魔法の本来の威力が出し切れていない。
まずはイニアの身体強化、身体強化とは細胞一つ一つのリミッターを外して爆発的な攻撃力がでる再生能力も向上して結果的に耐久力も上がるし抵抗力もそれなりに上がる。
けれどそんな万能魔法がなんの代償も無く使える訳が無くリミッターの限界を外すとリバウンド《筋肉痛》になる。
イニアはそれが分かってないようで最初から全開で戦うため持久力が極端に少ない、ウル〇ラ〇ン並みである。
他の皆も似たように制御という意味で魔法が操れていない。まずは制御から教えていく事になりそうだ。
だが例外的にマナの精霊魔法は俺でもよく分かっていないので解りそうな方に聞くことにするか。
(おい、ゼラン聞こえるか?)
(聞こえてるよ、何かな)
そう妖精ピクシーのゼランなら精霊魔法の事も解るだろうと踏んだわけだ。妖精と精霊って似てそうだし。
(ちょっと出て来て精霊魔法の練習に付き合ってくれないか?)
(精霊魔法か、まあいいよ)
ゼランが俺の中から姿を現した。
「これはアル様の契約獣ですか?」
「そうだよマナ、僕の契約した妖精ピクシーで名前はゼランだ。あと様付けは止めてくれ、これでも同い年だろ」
「は、はいじゃあアル君、ゼラン君よろしくお願いします」
「うん、それで精霊魔法の定義からおさらいしてみようか」
「はい」
精霊魔法とは。
精霊が使う魔法と勘違いされやすいがそれは誤りで、精霊魔法は精霊を操る魔法だ。
だが操れる精霊は空気中に存在しているが見えないような自我のない精霊だ、高位の精霊魔法なら精霊王も指示通りに操る事が理論上は可能だが絶対的に魔力が足りない最低でも2万は必要だろう。
このことから、精霊魔法の使い手の質は同時に操れる精霊の数とそれに加えた精霊の質になる。
そして精霊魔法の利点は大気中の精霊そのものの魔力を使って魔法を発動することが出来るため極端に魔力消費が少ない。
ゼランは精霊魔法にも精通しているらしくどんどんマナの能力は高くなっていった、実際最初から俺の分析系のスキルと異能で才能があるのは解っていたからな。
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