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9話
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気が付くと知らない天井だった。
喋ることが出来ない、声が…出ない。
「ギャー」
いや少しは声出た。
俺がこの状況の確認をしようとしていると1人の女性から抱きかかえられた、凄い美人だ。
この女性が自分の母親だと何となく認識するのに時間は要らなかった、その隣には5歳位の少年と少女そして父親であろう人物がいた。恐らく少年少女は兄と姉なのだろう。
よく見ると部屋にはもう一人女性がいた、俺の現代知識と照らし合わせた結果は服装からしてメイドだと思う。
1歳になる頃には家族の名前とこの世界の通貨や国の名前などの情報が少しづつ入って来ていた。その過程で度々皆が目の前の透明な何かを凝視しているのを発見した。
直ぐに感づいた『ステータス』だ、一歳では喋ることは出来ないがステータスをイメージすることぐらいは出来るので直ぐに念じてみる事にした。
名前 アール・ロトス
Lv.1
魔力 3
腕力 2
脚力 2
耐力 3
適性 炎 水 風 土 雷
Lレジェンドスキル【絶対記憶】
異能力 【全言語所得】【能力の覚醒1】
加護 【地球神の加護】【女神の加護】
うーむステータスは出現したが、解らん。
これはよくあるタップして能力説明機能は無いのか?
ウィンドウはに触れようとするとすり抜ける、ダメみたいだ。
ならば念じれば、おりゃ。
『【能力の覚醒1】が発動しました。【能力の覚醒2】に変化しました。異能力【分析】を出現しました』
なんか出たってか説明でた。これは【分析】が出現した結果説明が見れるって事か?
Lv 成長度を数値化した物、上がるほどステータス値が上昇する。
魔力 魔法を使った時の威力がこの数値に依存する。
腕力 腕の力
脚力 脚の力
耐力 攻撃を受けた場合の抵抗力高いほど受けるダメージが少ない。
Lレジェンドスキル この世界では英雄級の者しかLレジェンドスキルは持っていない通常のスキルとは比較にならないほど強力な物しか存在しない。
異能力 異世界の能力
加護 絶対的強者のみが与える事が出来る物で加護によって能力は異なる。
えっとツッコみたいとこが多くないですか?
まずはLレジェンドスキルって英雄級の代物なのかよ!!って事でしょ異能力の説明雑すぎでしょ!加護ってのは何となく解るが。
【絶対記憶】か確かに一度覚えたことは忘れないしラノベでも1時間で読み終えることが出来るがこの世界に来る前から出来たと思うぞ。
まあ合って困るような物でもなさそうだしいいか。
次は異能力だな【全言語所得】は確かにこの世界に生まれた初日でも家族がどんな会話をしているか解ったからその事だろう。
【分析】はステータスの説明を見ることが出来たけど、この世界のステータスはHPやMPは無いんだな。
【分析】って名前からして鑑定とかと同じ効果なのかな?取り敢えずメイドに【分析】を使ってみよう。
名前 ルルナ
レベル 22
HP 487/487
MP 452/452
攻撃 421
防御 456
敏捷 427
魔力 466
適性 風 水
スキル 【メイド】
おい、さっきと表記の仕方が違うじゃねーか!。これが異世界の能力か?確かに俺が昔やってたゲームの表記にそっくりだ。
メイドさんルルナって名前だったのか。知らんかった。
恐らく異能力ってのはこの世界の枠に捕らわれない能力だと仮定するのが最適なんだと思う…しか無いか。
それとスキル【メイド】ってのはそのまんまなんだな。
まてよこの異能力で俺に【分析】を発動させれば俺のステータスもこの方法で見れるんじゃないか?
レベル 1
HP 4/4
MP 40/40
攻撃 2
防御 3
敏捷 2
魔力 3
適性 炎 水 風 土 雷
スキル 【絶対記憶】【全言語所得】【分析】【能力の覚醒2】
加護 【地球神の加護】【女神の加護】
Lレジェンドスキルと異能力が統合されるのか、HPやMPもちゃんと出ているって事は一応成功したみたいだ。
2歳になった、この世界の魔法を母が使っているのを目撃したため自分も出来るのではないかと行ってみる事にした。
結果的には失敗だった魔力という概念が理解できなかった。
だが転生してまだ間もない赤ん坊ならば前の感覚と今の感覚を比べることが出来るのではいないかと思った、魔力という概念がある世界では魔力が存在しなかった地球と感覚が違うのではないかと思ったのだ。
『【魔力察知】を習得しました』
なんかスキルが発現した事で空気中の魔力?を感じ取ることが出来るようになった。
ここからは早かった魔法を発動すための体内魔力を感じることが出来るからだ、この体内魔法を魔法に変換するプロセスは意味が解らないが母が唱えていた詠唱?を真似することで規模は母には全く及ばないが小さい水球を作る事に成功した。
まあベットの上が大洪水になったけど。
俺は詠唱が魔力を魔法に変換するプロセスではないかと考えた。
母が唱えていた魔法の詠唱はこうだ「我が水スイの魔力を持って授からん『ウォーターボール』」
そしてこれを日本語的に分割するならこうなる訳だ
我が/水の/魔力を/持って/授からん/ウォーターボール。
うむこれを解析してプロセスを割り出すと『我が』ってのは『自分』のこと、『水の』ってのは恐らく『適性』の事だろうか、『魔力を』はそのまま『魔力を』、『持って』は『使って』、『授からん』は『最終プロセス』っぽいな『ウォーターボールは魔法名ってところだな、現代語訳すると。
『自分水適性の魔力を使って発動』って感じだろうな、これを利用すればオリジナルの魔法も生み出せるんじゃないだろうか?
そうと決まれば実験だ詠唱に必要なのは誰の魔力を使うかとどの適性を使うかと発動って事を伝えるためのワードだ。
誰のって事は自分以外の魔力で使えるのかとも思ったがどうやら自分の権限内の魔力しか指定できないようだ。所有物の魔石などがこれにあたる。
「オギャギャアギャアーー(我が風フウの魔力を持って授からん『ウィンド』)」
ビュルン
出ました空気の刃。
成功だ、だがまだ意味のある効果は持っていないただのそよ風と等しい。どうやら言葉は関係ないみたいだ意味のある言葉ならどんな言葉でも魔法の詠唱として認識されれば魔法は発動する。
だがこの感覚は、無詠唱で行けそうだ。
ビュルン
『【無詠唱】習得しました』
出ました無詠唱、案外スキルって簡単に習得できるのか?いやルルナさんは【メイド】しか持っていなかった。
って事は赤ちゃんだから?とかかな?
まあそれは成長してみないと解らないし、おいおいだな。
それよりもオリジナル魔法の方が今は真剣に考えないといけないな。
えっと自分を指す言葉に使う適正と発動の宣言かあとは魔法名かこれはオリジナルだな。
「ギャア、ギャギャ、キャーー『キャシタ』(俺の炎水エンスイの魔力を使い霧の発生『ミスト』)」
自分から周囲50㎝ほどに霧が発生する。
『【魔法構築】を習得しました』
お、これもスキルとして習得できるのか。
てかこの霧どうしよう、消えるかな?これも詠唱か?
「ギャウ(消えろ)」
消えた。
それにこの魔法も無詠唱で発動できそうだ。
ミスト…
やっぱり成功だ。消えろ…うん消すのにも無詠唱で問題ない。
眠たっ!!
俺は意識が遠のく直前で【分析】を自分に発動して残りMPを確認することに成功した。
MP 2/40
マジかよたった四発のほぼ無意味な魔法でこんなに…
喋ることが出来ない、声が…出ない。
「ギャー」
いや少しは声出た。
俺がこの状況の確認をしようとしていると1人の女性から抱きかかえられた、凄い美人だ。
この女性が自分の母親だと何となく認識するのに時間は要らなかった、その隣には5歳位の少年と少女そして父親であろう人物がいた。恐らく少年少女は兄と姉なのだろう。
よく見ると部屋にはもう一人女性がいた、俺の現代知識と照らし合わせた結果は服装からしてメイドだと思う。
1歳になる頃には家族の名前とこの世界の通貨や国の名前などの情報が少しづつ入って来ていた。その過程で度々皆が目の前の透明な何かを凝視しているのを発見した。
直ぐに感づいた『ステータス』だ、一歳では喋ることは出来ないがステータスをイメージすることぐらいは出来るので直ぐに念じてみる事にした。
名前 アール・ロトス
Lv.1
魔力 3
腕力 2
脚力 2
耐力 3
適性 炎 水 風 土 雷
Lレジェンドスキル【絶対記憶】
異能力 【全言語所得】【能力の覚醒1】
加護 【地球神の加護】【女神の加護】
うーむステータスは出現したが、解らん。
これはよくあるタップして能力説明機能は無いのか?
ウィンドウはに触れようとするとすり抜ける、ダメみたいだ。
ならば念じれば、おりゃ。
『【能力の覚醒1】が発動しました。【能力の覚醒2】に変化しました。異能力【分析】を出現しました』
なんか出たってか説明でた。これは【分析】が出現した結果説明が見れるって事か?
Lv 成長度を数値化した物、上がるほどステータス値が上昇する。
魔力 魔法を使った時の威力がこの数値に依存する。
腕力 腕の力
脚力 脚の力
耐力 攻撃を受けた場合の抵抗力高いほど受けるダメージが少ない。
Lレジェンドスキル この世界では英雄級の者しかLレジェンドスキルは持っていない通常のスキルとは比較にならないほど強力な物しか存在しない。
異能力 異世界の能力
加護 絶対的強者のみが与える事が出来る物で加護によって能力は異なる。
えっとツッコみたいとこが多くないですか?
まずはLレジェンドスキルって英雄級の代物なのかよ!!って事でしょ異能力の説明雑すぎでしょ!加護ってのは何となく解るが。
【絶対記憶】か確かに一度覚えたことは忘れないしラノベでも1時間で読み終えることが出来るがこの世界に来る前から出来たと思うぞ。
まあ合って困るような物でもなさそうだしいいか。
次は異能力だな【全言語所得】は確かにこの世界に生まれた初日でも家族がどんな会話をしているか解ったからその事だろう。
【分析】はステータスの説明を見ることが出来たけど、この世界のステータスはHPやMPは無いんだな。
【分析】って名前からして鑑定とかと同じ効果なのかな?取り敢えずメイドに【分析】を使ってみよう。
名前 ルルナ
レベル 22
HP 487/487
MP 452/452
攻撃 421
防御 456
敏捷 427
魔力 466
適性 風 水
スキル 【メイド】
おい、さっきと表記の仕方が違うじゃねーか!。これが異世界の能力か?確かに俺が昔やってたゲームの表記にそっくりだ。
メイドさんルルナって名前だったのか。知らんかった。
恐らく異能力ってのはこの世界の枠に捕らわれない能力だと仮定するのが最適なんだと思う…しか無いか。
それとスキル【メイド】ってのはそのまんまなんだな。
まてよこの異能力で俺に【分析】を発動させれば俺のステータスもこの方法で見れるんじゃないか?
レベル 1
HP 4/4
MP 40/40
攻撃 2
防御 3
敏捷 2
魔力 3
適性 炎 水 風 土 雷
スキル 【絶対記憶】【全言語所得】【分析】【能力の覚醒2】
加護 【地球神の加護】【女神の加護】
Lレジェンドスキルと異能力が統合されるのか、HPやMPもちゃんと出ているって事は一応成功したみたいだ。
2歳になった、この世界の魔法を母が使っているのを目撃したため自分も出来るのではないかと行ってみる事にした。
結果的には失敗だった魔力という概念が理解できなかった。
だが転生してまだ間もない赤ん坊ならば前の感覚と今の感覚を比べることが出来るのではいないかと思った、魔力という概念がある世界では魔力が存在しなかった地球と感覚が違うのではないかと思ったのだ。
『【魔力察知】を習得しました』
なんかスキルが発現した事で空気中の魔力?を感じ取ることが出来るようになった。
ここからは早かった魔法を発動すための体内魔力を感じることが出来るからだ、この体内魔法を魔法に変換するプロセスは意味が解らないが母が唱えていた詠唱?を真似することで規模は母には全く及ばないが小さい水球を作る事に成功した。
まあベットの上が大洪水になったけど。
俺は詠唱が魔力を魔法に変換するプロセスではないかと考えた。
母が唱えていた魔法の詠唱はこうだ「我が水スイの魔力を持って授からん『ウォーターボール』」
そしてこれを日本語的に分割するならこうなる訳だ
我が/水の/魔力を/持って/授からん/ウォーターボール。
うむこれを解析してプロセスを割り出すと『我が』ってのは『自分』のこと、『水の』ってのは恐らく『適性』の事だろうか、『魔力を』はそのまま『魔力を』、『持って』は『使って』、『授からん』は『最終プロセス』っぽいな『ウォーターボールは魔法名ってところだな、現代語訳すると。
『自分水適性の魔力を使って発動』って感じだろうな、これを利用すればオリジナルの魔法も生み出せるんじゃないだろうか?
そうと決まれば実験だ詠唱に必要なのは誰の魔力を使うかとどの適性を使うかと発動って事を伝えるためのワードだ。
誰のって事は自分以外の魔力で使えるのかとも思ったがどうやら自分の権限内の魔力しか指定できないようだ。所有物の魔石などがこれにあたる。
「オギャギャアギャアーー(我が風フウの魔力を持って授からん『ウィンド』)」
ビュルン
出ました空気の刃。
成功だ、だがまだ意味のある効果は持っていないただのそよ風と等しい。どうやら言葉は関係ないみたいだ意味のある言葉ならどんな言葉でも魔法の詠唱として認識されれば魔法は発動する。
だがこの感覚は、無詠唱で行けそうだ。
ビュルン
『【無詠唱】習得しました』
出ました無詠唱、案外スキルって簡単に習得できるのか?いやルルナさんは【メイド】しか持っていなかった。
って事は赤ちゃんだから?とかかな?
まあそれは成長してみないと解らないし、おいおいだな。
それよりもオリジナル魔法の方が今は真剣に考えないといけないな。
えっと自分を指す言葉に使う適正と発動の宣言かあとは魔法名かこれはオリジナルだな。
「ギャア、ギャギャ、キャーー『キャシタ』(俺の炎水エンスイの魔力を使い霧の発生『ミスト』)」
自分から周囲50㎝ほどに霧が発生する。
『【魔法構築】を習得しました』
お、これもスキルとして習得できるのか。
てかこの霧どうしよう、消えるかな?これも詠唱か?
「ギャウ(消えろ)」
消えた。
それにこの魔法も無詠唱で発動できそうだ。
ミスト…
やっぱり成功だ。消えろ…うん消すのにも無詠唱で問題ない。
眠たっ!!
俺は意識が遠のく直前で【分析】を自分に発動して残りMPを確認することに成功した。
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