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3話 初めての奴隷
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朝だ、まずは今日の目的を決めよう。
1つは奴隷館に行く事、見るだけでも国民を増やすことに繋がるか確認しておきたい、後は常識のためだ。
次の目的はお金を稼がなければならない事、今の王ポイントは500pこれを全てお金に変えた場合は銀貨5000枚分だ。金貨が有るのかはわからないが、銀貨1枚の価値もよく解らない。奴隷1人くらいなら買う事が出来る金額なのでは無いだろうか。
お金を王ポイントに変換して結果的な利益を上げるためには即戦力で戦える奴隷に先行投資しても問題無いだろう。まあ私情が無いと言えば嘘になるが、考えは正しいだろう。
「いらっしゃいませ、今回はどのような奴隷をお探しでしょうか?」
って事で奴隷館までやって来た。
奴隷館と言うだけあって館のようにかなり大きな建物だ、外装や内装も豪華と言って差し支えない。奴隷商と言うのは儲かるのだろうか。
「ああ、一応戦闘の出来る奴隷が欲しい」
「なるほど、予算はいかほどに?それと性別に希望は有りますか?」
「予算は銀貨500枚程で。後はじょ、女性で」
「えっと、金貨5枚ですね、かしこまりました」
いや仕方ないじゃん奴隷だよ!?誰が好き好んで男を買うの!?うん、誰に言い訳をしているのだろうか。それと銀貨100枚で金貨1枚のようだ。
「それではこちらでお待ちください、お客様のご希望にあった奴隷を何人か連れてまいります」
奴隷商のおっさんはそのまま奥の扉に入って行った。
3分程でおっさんは戻って来た。
その後ろに奴隷と思わしき恰好の女性が5人ほど入って来た。
俺が部屋の中央のソファーに座っているのに対し奴隷たちは俺の正面の壁際に立たされていく。
5人の奴隷を確認したが3人程の耳が人間の物では無かった、恐らくは獣人と呼ばれる種族だと思われる。
「これが今この奴隷館に居る戦闘職の奴隷たちでございます」
これだけか?、奴隷商の言葉に疑問を持ったが女性は戦闘職は通常つかないだろうと納得した。
________
【戦士C・★★★】
________
【剣士D・★★★】
________
と続いて行く。5人中2人が戦士で後の3人が剣士狩人魔法使いだった。
この中で特出するのはやはり魔法使いだろう、基本的に俺は遠距離攻撃手段を持っていない魔法ももしかすると【変換師】の能力で使えるかもしれないが、そんな簡単に、才能があるという理由だけで覚える事が出来るとは思えない。弓に関しても使い方なんて解らないが、ここは魔法使いの女性にしよう。
魔法使いの奴隷は通常の人間だが獣人が欲しい訳では無いし、構わない。
「気に入った物はいましたでしょうか?」
奴隷商のニュアンスは奴隷の事を「者」よりは「物」に近いニュアンスだった、この世界で奴隷とはそういった人達の事なのだろう。
「では右から3人目の方を」
「この奴隷は金貨6枚ですが、どうなされます?」
金貨6枚って事は60王ポイントだ、先行投資って事で買うしかないか。
何となくだが魔法使いって賢そうなイメージがあるし、そういった意味でも使えるだろう。
「解りました、金貨6枚ですね」
金貨6枚を手渡した。
「ありがとうございました、他の奴隷も見ていきますか?」
「いや、今日はこの子だけでいい」
「かしこまりましたでは主従契約を致します、血を少量頂けますか?」
奴隷商が針と小さなビンを渡してきたので、指をさして血をビンに垂らした。
奴隷商にビンを渡すと、奴隷の娘が背中をはだけさせて背中に書かれた魔法陣のような物を露出させる。
背中の魔法陣に奴隷商が俺の血を垂らした事で奴隷の背中が光り輝いた。
光が収まるころ。
「これで契約は完了しました、この娘の名前はシロナで年齢は19です」
「これからよろしくなシロナ、俺の名前はネイトだ」
その後俺は奴隷館を出て昼飯どきだと思ったので外食をする事にした。
「シロナ、今から昼食を取るけど、いいか?」
「かしこまりました、ご主人様」
「いや、かしこまらなくていいから、もっと緩く行こう。後ご主人様は背中が痒くなるからネイトでいいよ」
「ですが、」
「いいから、これは命令だ」
主従契約は主人の命令を従者が拒むことが出来なくなる魔法らしいので、命令と言えば強制的に従わす事が出来る。
「かしこま、・・・その、解りました、ネイト様」
「少しぎこちないがそんな感じで頼む」
「はい!」
あれ?テンションが微妙に上がったか?、まあ元気になったんなら良かった。
レストランのようなお店を見つけたので中に入る事にする。
「いらっしゃませー」
元気よく挨拶して来た子は獣人だった、この町で獣人を見たのは此処と奴隷館での2回だけだ。この世界の獣人は絶滅危惧種とかになっているのだろうか。
獣人の店員さんに席に案内されてそこに座る。シロナを見るとテンプレというかフラグのように床に座ろうとしたので、正面に座らせた。最初は渋っていたが命令と言った事でようやくちゃんと席に座ってくれた。
いい機会なのでコミュニケーションも兼ねてこの世界の事を色々と質問する事にした。
「シロナって魔法使いだよな?」
「えっと、なぜ解ったんですか、奴隷商の人が言ってたんですか?」
「あ、いや俺職業が【鑑定師】だから」
「【鑑定師】?」
なんだその【鑑定師】だから何だみたいな顔は、俺変な事言ったかな?
「どうかした?」
「い、いえ、【鑑定師】というのはSランクでしか人間の鑑定は出来ないと思っていましたので」
Sですが?
「え、Sランクですか!!?」
「どうしたんだ?そんなでかい声出して、Sランクってそんなに珍しいの?」
「珍しいなんて物じゃ無いですよ!!、伝説級ですよSランクって!通常はBランクもしくはAランクで★が1つ上の職業に転職しますので、でも★4つは人間ではかなりのつわものになります。それでSランクのネイト様って凄すぎます」
「かなり熱の籠った力説をくれたのはありがたいんだが、座ってくれ目立つから」
シロナは自分がいつの間にか立っていたのにやっと気が付いたようで恥ずかしさのあまり顔を赤くしながら「すいません」と言って勢いよく席に付いた。
この世界の事を聞かなければならないのでこの機会に色々と聞くことにした。
1つは奴隷館に行く事、見るだけでも国民を増やすことに繋がるか確認しておきたい、後は常識のためだ。
次の目的はお金を稼がなければならない事、今の王ポイントは500pこれを全てお金に変えた場合は銀貨5000枚分だ。金貨が有るのかはわからないが、銀貨1枚の価値もよく解らない。奴隷1人くらいなら買う事が出来る金額なのでは無いだろうか。
お金を王ポイントに変換して結果的な利益を上げるためには即戦力で戦える奴隷に先行投資しても問題無いだろう。まあ私情が無いと言えば嘘になるが、考えは正しいだろう。
「いらっしゃいませ、今回はどのような奴隷をお探しでしょうか?」
って事で奴隷館までやって来た。
奴隷館と言うだけあって館のようにかなり大きな建物だ、外装や内装も豪華と言って差し支えない。奴隷商と言うのは儲かるのだろうか。
「ああ、一応戦闘の出来る奴隷が欲しい」
「なるほど、予算はいかほどに?それと性別に希望は有りますか?」
「予算は銀貨500枚程で。後はじょ、女性で」
「えっと、金貨5枚ですね、かしこまりました」
いや仕方ないじゃん奴隷だよ!?誰が好き好んで男を買うの!?うん、誰に言い訳をしているのだろうか。それと銀貨100枚で金貨1枚のようだ。
「それではこちらでお待ちください、お客様のご希望にあった奴隷を何人か連れてまいります」
奴隷商のおっさんはそのまま奥の扉に入って行った。
3分程でおっさんは戻って来た。
その後ろに奴隷と思わしき恰好の女性が5人ほど入って来た。
俺が部屋の中央のソファーに座っているのに対し奴隷たちは俺の正面の壁際に立たされていく。
5人の奴隷を確認したが3人程の耳が人間の物では無かった、恐らくは獣人と呼ばれる種族だと思われる。
「これが今この奴隷館に居る戦闘職の奴隷たちでございます」
これだけか?、奴隷商の言葉に疑問を持ったが女性は戦闘職は通常つかないだろうと納得した。
________
【戦士C・★★★】
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【剣士D・★★★】
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と続いて行く。5人中2人が戦士で後の3人が剣士狩人魔法使いだった。
この中で特出するのはやはり魔法使いだろう、基本的に俺は遠距離攻撃手段を持っていない魔法ももしかすると【変換師】の能力で使えるかもしれないが、そんな簡単に、才能があるという理由だけで覚える事が出来るとは思えない。弓に関しても使い方なんて解らないが、ここは魔法使いの女性にしよう。
魔法使いの奴隷は通常の人間だが獣人が欲しい訳では無いし、構わない。
「気に入った物はいましたでしょうか?」
奴隷商のニュアンスは奴隷の事を「者」よりは「物」に近いニュアンスだった、この世界で奴隷とはそういった人達の事なのだろう。
「では右から3人目の方を」
「この奴隷は金貨6枚ですが、どうなされます?」
金貨6枚って事は60王ポイントだ、先行投資って事で買うしかないか。
何となくだが魔法使いって賢そうなイメージがあるし、そういった意味でも使えるだろう。
「解りました、金貨6枚ですね」
金貨6枚を手渡した。
「ありがとうございました、他の奴隷も見ていきますか?」
「いや、今日はこの子だけでいい」
「かしこまりましたでは主従契約を致します、血を少量頂けますか?」
奴隷商が針と小さなビンを渡してきたので、指をさして血をビンに垂らした。
奴隷商にビンを渡すと、奴隷の娘が背中をはだけさせて背中に書かれた魔法陣のような物を露出させる。
背中の魔法陣に奴隷商が俺の血を垂らした事で奴隷の背中が光り輝いた。
光が収まるころ。
「これで契約は完了しました、この娘の名前はシロナで年齢は19です」
「これからよろしくなシロナ、俺の名前はネイトだ」
その後俺は奴隷館を出て昼飯どきだと思ったので外食をする事にした。
「シロナ、今から昼食を取るけど、いいか?」
「かしこまりました、ご主人様」
「いや、かしこまらなくていいから、もっと緩く行こう。後ご主人様は背中が痒くなるからネイトでいいよ」
「ですが、」
「いいから、これは命令だ」
主従契約は主人の命令を従者が拒むことが出来なくなる魔法らしいので、命令と言えば強制的に従わす事が出来る。
「かしこま、・・・その、解りました、ネイト様」
「少しぎこちないがそんな感じで頼む」
「はい!」
あれ?テンションが微妙に上がったか?、まあ元気になったんなら良かった。
レストランのようなお店を見つけたので中に入る事にする。
「いらっしゃませー」
元気よく挨拶して来た子は獣人だった、この町で獣人を見たのは此処と奴隷館での2回だけだ。この世界の獣人は絶滅危惧種とかになっているのだろうか。
獣人の店員さんに席に案内されてそこに座る。シロナを見るとテンプレというかフラグのように床に座ろうとしたので、正面に座らせた。最初は渋っていたが命令と言った事でようやくちゃんと席に座ってくれた。
いい機会なのでコミュニケーションも兼ねてこの世界の事を色々と質問する事にした。
「シロナって魔法使いだよな?」
「えっと、なぜ解ったんですか、奴隷商の人が言ってたんですか?」
「あ、いや俺職業が【鑑定師】だから」
「【鑑定師】?」
なんだその【鑑定師】だから何だみたいな顔は、俺変な事言ったかな?
「どうかした?」
「い、いえ、【鑑定師】というのはSランクでしか人間の鑑定は出来ないと思っていましたので」
Sですが?
「え、Sランクですか!!?」
「どうしたんだ?そんなでかい声出して、Sランクってそんなに珍しいの?」
「珍しいなんて物じゃ無いですよ!!、伝説級ですよSランクって!通常はBランクもしくはAランクで★が1つ上の職業に転職しますので、でも★4つは人間ではかなりのつわものになります。それでSランクのネイト様って凄すぎます」
「かなり熱の籠った力説をくれたのはありがたいんだが、座ってくれ目立つから」
シロナは自分がいつの間にか立っていたのにやっと気が付いたようで恥ずかしさのあまり顔を赤くしながら「すいません」と言って勢いよく席に付いた。
この世界の事を聞かなければならないのでこの機会に色々と聞くことにした。
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