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5話 職業【王】
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「重い…」
「すいません、私は奴隷なのに」
「大丈夫だ、女の子に荷物持ち押し付けるなんてカッコ悪いし」
「そうですか? でもこれだけ大量なら収納用のアイテムが買えそうですね!」
収納用のアイテム?俺が思いつくのはアイテムボックスとかマジックバックとかインベントリとかなんだけど、え?あるの!?
「収納用のアイテムって?」
「あ、えっと、魔法の鞄って言って別名マジックバックとも呼ばれる物です、構造はよくわかりませんが魔法技士の職業の方が製作できるみたいですよ、何でも普通のバックに比べて収納量が10倍以上になって重さも感じないそうです」
あ、想像通りの便利アイテムだこれ。
「それとさ、聞きたかったんだけど魔物ってどうやって生まれるの?」
やはり卵とかで生まれるのだろうか、そこら辺は何となくだが知っていた方が良い気もする。
「うーん、よくは知りませんけど魔物の体内の魔石が関係してるとか」
「なるほど、魔石ね」
魔石か確かさっきのゴーレム倒した時にも紫色の石が確実にドロップしてた多分これはどの魔物を倒しても必ずドロップするのだろう。
「じゃあ次の質問ね、この国の名前って何?」
「え?」
間抜けな声が出たな、シロナにしては珍しい。俺の質問がそれだけ驚くような質問だったって事か。
普通、自分が滞在している国の名前くらい誰でもわかるもんな。
質問から1時間ほどで町が見えて来た。この国の名前はアルドナだそうだ。
「地図が欲しいんだけどどこに売ってると思う?」
「本屋か、それでなければ雑貨屋でしょうか?でも地図なんてなんに使うんですか?」
「少ししたらこの国出ようかと考えてるから、そのためにかな」
「え!?」
なんかシロナが珍獣でも発見したような顔になってる、また言っちゃいけない事口走ったか?でも今してたのって地図の話だよな、驚く事なんて有ったか?
「どうかしたのか?珍獣発見した。みたいな顔してるぞ」
「いえ、えっとネイト様って地図読めるんですか?」
「は?」
バカにしてるのかとも思ったが奴隷のシロナがそんな事をする理由は無い。つまりこれは素ってことだ。この世界の人は普通地図は読めないのか?
「読めると思うぞ」
「えっと、ネイト様は貴族様なのでしょうか?」
「違うよ」
「ではなぜ地図が読めるのですか?」
「まあ、いつか教えるよ、それよか早く地図買に行こうぜ」
「解りました、でもネイト様、凄いです」
「おう」
まさか地図を読めるだけでそんなに驚かれるとは。
本屋には地図が3種類置かれていた、1つは大陸の形だけの簡単な地図(銀貨20枚)。2つ目は町の名前と場所が書かれた地図(銀貨50枚)。3つ目が町の名前に加え村や洞窟、鉱山、森の名前まで書かれた地図(金貨1枚と銀貨30枚)の三種類だ。
お金は王ポイントで金貨44枚分あったので迷わず一番高い地図を買う事にした。
「よし、地図も買えたし早くギルドに行って重い荷物を換金しようか」
「そうですね」
ギルドに着くと行く時と同じ様に鉄鉱石をカウンターに持っていこうと思ったが、なぜかギルドに入る前にも関わらずにギルド内から騒がしい声が聞こえる。
俺の隣を通っていった冒険者の声が聞こえたのだが、どうやら騎士が5人ほどギルドに来ているらしい。
恐らく俺には関係ないだろう。
と、思い中に入ったのだが……
「あの人です昨日ギルドに入会したのは」
俺の入会やクエストの発注をしてくれた受付嬢の声だった、その声に反応して身構える俺を「む」とか言いながら俺の方を睨む騎士風の男。
「えっと?」
自分でも間抜けな声が出たと思う、だがこの状況はなんだ?受付嬢が俺を指さしそれに反応して騎士がこちらを睨み歩きながら近寄って来る。
「キサマがネイトだな、王城まで来てもらうぞ」
騎士の中でもリーダーと思わしき男が命令口調で言う。
一応鑑定してみたところ今喋った男が一番強かった。
________
ヨハン・グライロッド
騎士C・★★★
F、防具補正
E、STR+100
D、VIT+150
C、AGL+40
B、????
A、????
S、????
________
これが騎士のステータスだ。はっきり言って俺の方が強い。
こいつ等を倒すのも逃げるのも可能だが、損が大きい、第一にこの町には立ち入り出来なくなるだろう、今の状況でそれは困る。
おとなしく着いて行くのが最善だろう。
「なんで俺が呼ばれたか聞いても?」
「そんな事をキサマに話す必要は無い、キサマは付いて来ればいいのだ」
なんだ、コイツは会話が出来ないのだろうか。まあ自分が人数や実力で優位に立っていると思っているのだろう、見ていて滑稽だ。
「解った、着いて行こう」
「ああ」
王城に行く途中に一応シロナに謝っておく事にした。
(悪かったなシロナ、こんなことになって)
(いえ、私は奴隷・・ですからネイト様に着いて行きますよ)
シロナは本当にいい奴だ
王城のでかい扉、察するにこの中には王様が居るのだろう。
大きな扉が音を立てて開く、その部屋の中は全体的に豪華な作りで20人ほどの人数。恰好からして貴族や騎士が居るのだろう。そしてその部屋で一際豪華な作りの椅子に王様としての自己アピールが凄い、ザ・王様が座っている。
俺の1人のためにこんな豪華な部屋を使っていいのか?
「あの?なんで俺を呼んだんですか?」
「キサマ無礼であるぞ」
王様側から見て右側に居た偉そうなおっさんから注意を受ける。
だがこの世界の人間じゃないのに王に対する礼儀をわきまえている方が不自然だろう。
「すいません、なにぶん田舎者ですので礼儀と言われましても」
「よい、それよりも本題に入る」
「はい」
「そなたの職は【王】だな」
【王】なのか?と聞いている訳では無い、確信を持って言っている。見抜かれている。
「違いますよ、勘違いでは無いですか?」
シロナの話によると【王】の職業の人間は他の王から殺される危険性まで有るとの事だったので一応違うと言ってみる事にした。
「いや、昨日王のポイントが25p増えた。1人でこの量のポイントが増えるのは【王】が国民として登録された場合のみだ」
なるほど、王ポイントか、こんな使い方もあったんだな、だが他の【鑑定師】とかの職業はどうなったんだ?一番★の数が多い職業がカウントされるのか?
「うむ、その反応を見るとこれ以上の反論は無いようだな」
チッ、ばれるのはあと少し、出来れば建国した後が良かったんだがな。
「それで、俺を殺すんですか?」
「そうだな、まずは牢屋に入って貰う、だがそこの奴隷は解放しよう。それでもついて行きたいと言うならばそれでも構わんがな。………やれ」
王様が合図を出した瞬間さっきのおっさんが呪文のような何かを唱え始めた。唱え終わった瞬間恐らく何かの魔法が発動しシロナの背中が光り輝いた。
光が収まった時シロナとのリンクのような何かが切れるのを感じた。
「さあ、これで自由だ。それでどうする?これでもその男と運命をともにするか?」
運命だと?処刑が運命だと言うのか、勝手に決めた事だろう。
この時俺はシロナが俺に着いてきてくれると思っていた。だって凄いと言ってくれたし、仲良くなれたと思っていたから。
そして、その期待は裏切られた。
「私は自由になれるなら、もう一度普通に暮らしたいです」
ああ、そうだったな。
確かにそうだ、奴隷じゃ無くなったんだ着いて来る理由なんて何も無い。それに彼女は何回も言っていたじゃないか、「私は奴隷だからネイト様に着いて行きます」と、なら奴隷で無い彼女が俺に着いて来ないのは当たり前だ。
「そうじゃな。その男に着いて行っても待つのは死のみ賢明な判断と言えよう。ハハハ」
下卑た笑いだ汚い笑いだ、こんな奴らもうどうでもいい。
「では、騎士達よその男を拘束しろ」
王の取り巻き、もといおっさんは下卑た笑いでこちらを見下ろしながら命令する。
「すいません、私は奴隷なのに」
「大丈夫だ、女の子に荷物持ち押し付けるなんてカッコ悪いし」
「そうですか? でもこれだけ大量なら収納用のアイテムが買えそうですね!」
収納用のアイテム?俺が思いつくのはアイテムボックスとかマジックバックとかインベントリとかなんだけど、え?あるの!?
「収納用のアイテムって?」
「あ、えっと、魔法の鞄って言って別名マジックバックとも呼ばれる物です、構造はよくわかりませんが魔法技士の職業の方が製作できるみたいですよ、何でも普通のバックに比べて収納量が10倍以上になって重さも感じないそうです」
あ、想像通りの便利アイテムだこれ。
「それとさ、聞きたかったんだけど魔物ってどうやって生まれるの?」
やはり卵とかで生まれるのだろうか、そこら辺は何となくだが知っていた方が良い気もする。
「うーん、よくは知りませんけど魔物の体内の魔石が関係してるとか」
「なるほど、魔石ね」
魔石か確かさっきのゴーレム倒した時にも紫色の石が確実にドロップしてた多分これはどの魔物を倒しても必ずドロップするのだろう。
「じゃあ次の質問ね、この国の名前って何?」
「え?」
間抜けな声が出たな、シロナにしては珍しい。俺の質問がそれだけ驚くような質問だったって事か。
普通、自分が滞在している国の名前くらい誰でもわかるもんな。
質問から1時間ほどで町が見えて来た。この国の名前はアルドナだそうだ。
「地図が欲しいんだけどどこに売ってると思う?」
「本屋か、それでなければ雑貨屋でしょうか?でも地図なんてなんに使うんですか?」
「少ししたらこの国出ようかと考えてるから、そのためにかな」
「え!?」
なんかシロナが珍獣でも発見したような顔になってる、また言っちゃいけない事口走ったか?でも今してたのって地図の話だよな、驚く事なんて有ったか?
「どうかしたのか?珍獣発見した。みたいな顔してるぞ」
「いえ、えっとネイト様って地図読めるんですか?」
「は?」
バカにしてるのかとも思ったが奴隷のシロナがそんな事をする理由は無い。つまりこれは素ってことだ。この世界の人は普通地図は読めないのか?
「読めると思うぞ」
「えっと、ネイト様は貴族様なのでしょうか?」
「違うよ」
「ではなぜ地図が読めるのですか?」
「まあ、いつか教えるよ、それよか早く地図買に行こうぜ」
「解りました、でもネイト様、凄いです」
「おう」
まさか地図を読めるだけでそんなに驚かれるとは。
本屋には地図が3種類置かれていた、1つは大陸の形だけの簡単な地図(銀貨20枚)。2つ目は町の名前と場所が書かれた地図(銀貨50枚)。3つ目が町の名前に加え村や洞窟、鉱山、森の名前まで書かれた地図(金貨1枚と銀貨30枚)の三種類だ。
お金は王ポイントで金貨44枚分あったので迷わず一番高い地図を買う事にした。
「よし、地図も買えたし早くギルドに行って重い荷物を換金しようか」
「そうですね」
ギルドに着くと行く時と同じ様に鉄鉱石をカウンターに持っていこうと思ったが、なぜかギルドに入る前にも関わらずにギルド内から騒がしい声が聞こえる。
俺の隣を通っていった冒険者の声が聞こえたのだが、どうやら騎士が5人ほどギルドに来ているらしい。
恐らく俺には関係ないだろう。
と、思い中に入ったのだが……
「あの人です昨日ギルドに入会したのは」
俺の入会やクエストの発注をしてくれた受付嬢の声だった、その声に反応して身構える俺を「む」とか言いながら俺の方を睨む騎士風の男。
「えっと?」
自分でも間抜けな声が出たと思う、だがこの状況はなんだ?受付嬢が俺を指さしそれに反応して騎士がこちらを睨み歩きながら近寄って来る。
「キサマがネイトだな、王城まで来てもらうぞ」
騎士の中でもリーダーと思わしき男が命令口調で言う。
一応鑑定してみたところ今喋った男が一番強かった。
________
ヨハン・グライロッド
騎士C・★★★
F、防具補正
E、STR+100
D、VIT+150
C、AGL+40
B、????
A、????
S、????
________
これが騎士のステータスだ。はっきり言って俺の方が強い。
こいつ等を倒すのも逃げるのも可能だが、損が大きい、第一にこの町には立ち入り出来なくなるだろう、今の状況でそれは困る。
おとなしく着いて行くのが最善だろう。
「なんで俺が呼ばれたか聞いても?」
「そんな事をキサマに話す必要は無い、キサマは付いて来ればいいのだ」
なんだ、コイツは会話が出来ないのだろうか。まあ自分が人数や実力で優位に立っていると思っているのだろう、見ていて滑稽だ。
「解った、着いて行こう」
「ああ」
王城に行く途中に一応シロナに謝っておく事にした。
(悪かったなシロナ、こんなことになって)
(いえ、私は奴隷・・ですからネイト様に着いて行きますよ)
シロナは本当にいい奴だ
王城のでかい扉、察するにこの中には王様が居るのだろう。
大きな扉が音を立てて開く、その部屋の中は全体的に豪華な作りで20人ほどの人数。恰好からして貴族や騎士が居るのだろう。そしてその部屋で一際豪華な作りの椅子に王様としての自己アピールが凄い、ザ・王様が座っている。
俺の1人のためにこんな豪華な部屋を使っていいのか?
「あの?なんで俺を呼んだんですか?」
「キサマ無礼であるぞ」
王様側から見て右側に居た偉そうなおっさんから注意を受ける。
だがこの世界の人間じゃないのに王に対する礼儀をわきまえている方が不自然だろう。
「すいません、なにぶん田舎者ですので礼儀と言われましても」
「よい、それよりも本題に入る」
「はい」
「そなたの職は【王】だな」
【王】なのか?と聞いている訳では無い、確信を持って言っている。見抜かれている。
「違いますよ、勘違いでは無いですか?」
シロナの話によると【王】の職業の人間は他の王から殺される危険性まで有るとの事だったので一応違うと言ってみる事にした。
「いや、昨日王のポイントが25p増えた。1人でこの量のポイントが増えるのは【王】が国民として登録された場合のみだ」
なるほど、王ポイントか、こんな使い方もあったんだな、だが他の【鑑定師】とかの職業はどうなったんだ?一番★の数が多い職業がカウントされるのか?
「うむ、その反応を見るとこれ以上の反論は無いようだな」
チッ、ばれるのはあと少し、出来れば建国した後が良かったんだがな。
「それで、俺を殺すんですか?」
「そうだな、まずは牢屋に入って貰う、だがそこの奴隷は解放しよう。それでもついて行きたいと言うならばそれでも構わんがな。………やれ」
王様が合図を出した瞬間さっきのおっさんが呪文のような何かを唱え始めた。唱え終わった瞬間恐らく何かの魔法が発動しシロナの背中が光り輝いた。
光が収まった時シロナとのリンクのような何かが切れるのを感じた。
「さあ、これで自由だ。それでどうする?これでもその男と運命をともにするか?」
運命だと?処刑が運命だと言うのか、勝手に決めた事だろう。
この時俺はシロナが俺に着いてきてくれると思っていた。だって凄いと言ってくれたし、仲良くなれたと思っていたから。
そして、その期待は裏切られた。
「私は自由になれるなら、もう一度普通に暮らしたいです」
ああ、そうだったな。
確かにそうだ、奴隷じゃ無くなったんだ着いて来る理由なんて何も無い。それに彼女は何回も言っていたじゃないか、「私は奴隷だからネイト様に着いて行きます」と、なら奴隷で無い彼女が俺に着いて来ないのは当たり前だ。
「そうじゃな。その男に着いて行っても待つのは死のみ賢明な判断と言えよう。ハハハ」
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