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「それ、恋人繋ぎだよね?」
しおりを挟む2日ほど寝込んだ双子は、何かに目覚めてしまったのか二人揃って俺に「稽古をつけてくれ」と言ってきた。
俺に稽古……っていうとあれだ、実践的な。この間のダンジョンみたいなのだ。
ようやく面白くなってきた。
俺が二つ返事で了承すると、双子嬉しそうに笑いあっていた。
……うん、あれだ。仲直りするのはいいけど、なんで君たち手を握り合ってるの?それ、恋人繋ぎだよね?
なにこれ可愛い…!
いける!タイプの違う一卵性双生児BLいける!!なんだこれなんだこれ!!!
尊すぎだろおおおおおおお!!
………ふっwいかんwwwテンションがおかしな感じで上がっちゃったぜ☆
まずは攻守の役割をきっちり分けることで初めて成立する、美しい連携を覚えようか!
鼻息荒くなるわー(*´Д`*)
俺は騎士隊と魔法士隊に『俺たちのチーム』は これからは合同で訓練する許可を取った。
ま、チームといってもまだ3人。
ヴィオレッタは令嬢としての王子妃教育にかかりきりだ。
アリストはまた親父さんについて行って世界中を飛び回っている。
………俺のバディがいねえ。
ちらりと見上げると、すっごい期待した眼差しのアズがいたが無視。
お前が攻撃に回るとシャレにならんwww
仕方ないw俺はオールラウンダー型としての意地を見せようか。
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