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「おしべとめしべだよ!?」
しおりを挟む「……と、言う事で!僕から提案というか、レオに対するペナルティがあります!王家にも、この国にも、僕らにもwinwinだから良いよね?あ、レオ?君に拒否権は無いよ?」
女性の扱いがナンバーワンホスト級に上手いアリストに宥められ、ヴィオレッタがようやく泣き止んだと思ったら矛先がこっちきた_(:3 」∠︎)_
「え…ちょ……待って、アリスト、まっ…………」
「僕だって…ちょっと だけだけどムカついてるんだからね?」
笑顔がKUREEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!
驚きの黒さ!逆ボールド!!
『ちょっと』じゃなく おこですわ こりゃ……
MMOで遊んでいた時は半年に一度、一週間だけ『ギルドウォーウィーク』ってやつがあった。
いわゆる派閥戦だ。
ギルド同士で手を組み、敵対し、あるいは撤退していく。
最初に参加表明をして、戦争開始。不参加ギルドは攻撃できないし されない。万が一、参加ギルドのプレーヤーに攻撃されてもノーダメージ。参加しなきゃ報奨金もなければ参加賞だってないけど、ノンストレスで損も得もない。対人が苦手なプレーヤーでも安全にPvPを観戦できる。
参加表明したギルドのプレーヤーだけが、お互いに街中でも狩場でもPvP可能になるカオスな一週間なわけだが……。
我がギルド《レミングス》の、『マーケットの前から滅多に動かないギルメン』ECHI☆GOYAは、それはもう えげつない作戦を立てることで有名だった。思わず俺が「えげちゅない…」と白目で呟くような作戦だ。ランキングトップのギルドに支払われる莫大な報奨金に目が眩んだ えーくんは、俺たちギルメンが震えるほど大層非道な作戦参謀だった。
その時と同じ顔して笑ってるって どゆこと!?
「まずはー、んっとね?レオはヴィオちゃんと結婚してサクッと子供を作ってもらいます!ノルマは男の子が2人以上!女の子が生まれたら僕のお嫁さんに欲しいな♪」
………………………………は?
俺が固まっていると、空気と化していた にーちゃんが再起動。
「……なるほど、私が即位した際に動き出すであろう第二王子派閥を黙らせるのか」
あー……、俺たち仲良しだお!って?
っていうか第二王子派閥ってなに!?聞いたことないし!
「そ。即位と結婚式はまあ戦時中だしね?後からパーッとやるって説明でね?あとね、僕、お仕事お休みするから臨時の戦略顧問で雇ってね?」
「え……」
い や な 予 感 し か し な い 。
「だいたいさあ、甘いんだよね!防戦のみって縛りでも、攻めてきたんだから壊滅させても良いんだよね?ダラダラやるから疲れるし、向こうも「勝てるんじゃね?」って希望を持っちゃうんだよ」
ダメだ こいつ。本気だ…!本気で殲滅するつもりだ!
いやまってその前に子供!?子作り!?ヴィオレッタと!?
ヴィオレッタは……純恋くんは、男性恐怖症だぞ!?そんなこと………
ヴィオレッタを見ると、その手があったか!と言わんばかりに目を輝かせていた。
「こっ…子供いれば、一眞さんは……レオさまは、帰って、きて、くれる…?」
待てい。
その前にねヴィオレッタさんや、アレやらコレやらしないといけないんだよ?肛門じゃないんだよ?おしべとめしべだよ?
「レオ?えっちしなくたって方法はあるからね?」
ぎくり。
俺の頭の中を覗いたようにアリストが言う。
「レオに出してもらって、僕の空間魔法でヴィオちゃんの膣にダイレクトイン!まー、針の穴に毛糸通すくらい難しいからヴィオちゃんの肉がちょっと削れるかもだけど?」
ダメじゃんそれ!
ヴィオレッタを見ると、危険性に気付いたのか真っ青になって震えていた。
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