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とある神様のひとりごと
しおりを挟む「…………」
ぬるい茶番に耐えきれなくなり、私はスタッフロール半ばでモニターを切った。
「あん!何よ、もお!ここからが良いとこなのよ!?」
「まさか、こんな茶番を演出するために私の巫女を連れて行ったのか」
「やあねえ!だ、か、ら!ここからが本番なのよお?」
ウフフ…と姉は優しく笑う。慈母のように。
だが、姉の行動が優しく正しかったことなど一度もないのだ。
「あの子は大事にするわよ?私の娘(オモチャ)ですもの。あんなに綺麗で不思議な魂なんか初めてだもの。やっと捕まえたんだもの。欲しくて欲しくてたまらなかったの!貴方のセカイが壊れてやっと私のものにしたんもの!」
そう、そのために壊した。弟である私のセカイを。
「不愉快だ」
荒れ狂う感情を押し殺し、それだけを言って私は姉の部屋を出た。
姉は私のセカイから幾人かの魂を持って行った。
あの子に縁のあるもの。
あの子の運命に関わるもの。
あの子の運命を変えるもの。
コソコソと。あの、私のふりをする『僕』とかいう気持ちの悪い劣化コピーを使って、権限まで偽装して。
私のセカイは暫くは使い物にならない。一から作り直さねばならないからだ。
時間をかけて練り上げたセカイが一瞬でパアだ、糞が。
「………………」
良いだろう。挑戦は受けて立つ。
いつまでも弟が泣き寝入りすると思うなよ?
私は作りたての原始のセカイを眺めながら笑った。
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(怖ぇ……この世界怖ぇ……キャラ軒並み怖ぇ……)
これ本当に恋愛系……?:(´◦ω◦`):ガクブル
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おwうw難しい…
うん、ちょっと調べてから修正しますねw