側妃、で御座いますか?承知いたしました、ただし条件があります。

とうや

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【セオドア独白】

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来たね、ケイレブ。今日はお疲れ様。あの後エマは?…ああ、やっぱり大変だったね。でも狙い通りだ。私は無能で無責任な王太子、シャーロットのような愚か者に誑かされたうつけ者。

…うん、エマはもう気付いている。流石だね?私が「エマを側妃に」。そう言っただけで私の方になんらかの不具合が生じたと察してくれた。黙ってて悪かったよ。でもなあ…お前はエマと違って隠し事ができないからなあ。

ま、今日からはそうも言っていられないけれど。








……この秘密は、エマ以外には言うな。どうか墓まで持っていって欲しい。
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