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あとがきという名の裏設定と垂れ流し
しおりを挟む最後までお読みいただいてありがとうございます!この話は1万字程度を予定していたのですが、設定厨があれやこれやこねくり回した挙句に長編となりました。前回のように『何書いたかわからない』ということにならないようにハイペースで…。しかもR15(直接的な性表現なし)で残酷な表現なし、と自分で縛りを設けました。今日から猫と一日一時間くらい遊んでやろうと思います。
後悔するのはケイレブの見せ場が作れなかったことでしょうか。エマとセオドアがパワフルすぎて…。今後彼は、やはりそうやってエマとセオドアと双子に振り回されて生きていきます。好きなんだもん、諦めろ。
正妃シャーロットの後日譚は書けませんでしたが、彼女は病死扱いになり、青い髪の一族の村に送られます。そこでやっと物語の強制力から解き放たれて、憑き物が落ちたように(比較的)穏やかになります。青い髪の子供たちのケツを「働け!」と引っ叩きながら、芋でも掘って暮らしていくのでしょう。
双子の王子は勇者と呼ばれた転移者の転生者(ややこしい…)で、魔法と剣と策略を駆使して世界を征服します。本人たちは実に楽しそうですが、ケイレブの胃薬の量が増えそうです。セオドアとジョセフ(エマの父)は似たもの同士です。そして同族嫌悪、同担拒否。なので双子に関しては「ああ、まあ良いんじゃないかな?面白いし、頑張りなさい」程度の放任ぶり。そして双子が万が一失敗したら、エマ(とケイレブ)だけを連れて逃げる気です。
先王ファーガスはわかりやすく『頭の悪い屑』にしましたが、彼もまた先代王妃や先々代王の被害者です。だがザカリー(ケイレブの父)、お前は駄目だ。
アリサと鬼哭丸の子供は、外見アリサの能力鬼哭丸で、もれなく双子の狗になります。親公認で「若様~!」と双子に戯れつく外見ポメラニアンの猛犬。それを見てパティが「わたくしも産めば良かったァァァアア!!」と後悔しますが結局エマの専属侍女として、無遅刻無欠勤産休なしで生きていきます。
途中、主要人物の頭のおかしさに「望んだ展開じゃない!もう見るのやめる!」とコメントいただくピュアな方もいらっしゃいましたが、流されずにそのままのストーリーで書き上げました。素人が好きな設定を好きなように垂れ流しておりますので、ひらにご容赦ください。
相関図やしっかりした人物紹介、裏設定のページが作れませんでした。登場人物多くなりすぎてグッチャグチャですね…。
次はBLで俺様何様王弟様×サイコパス気味妹溺愛男です。前回のシリーズのレーヴァンシュタイン組が頑張ります。今回胸糞頭悪い王様書いたので、次回は良い王様。きっと…。
ではまた!
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内容、キャラクター、エマの独白ストーリー進行での言葉選びが面白すぎたので、久しぶりに爆笑しながら物語を読ませていただきました。素晴らしい作品をありがとうございました。
楽しかったです。残念だったのはセオドアのエマに対する愛が全然伝わってこなかったことかな。普通の友達レベルにしか感じられませんでした。で、最後のセオドアとケイレブのアレを知ると、エマは結局都合の良い女なんだな。と。多分エマとセオドアは身体の関係もないですよね?
女の人が辛くあまり報われなかったので愚痴りました。
もうほんとに最高です!!!
楽しかったです!!!ありがとうございました!他の作品も読んでみます!