【7人の魔王シリーズ 番外】ルーカス・フェリエーラは妹を愛でるのに忙しい。

とうや

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ルーカス・フェリエーラと断罪劇(ファルス)  11

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中肉中背の男と、10歳前後の子供くらいの背丈の人物が歩み出る。。背の低い人物は黒いローブを纏い、髪をフードで、顔を仮面で隠している。中肉中背の中年男性は素顔のように見えるが変装だ。

背の低い方は『王家の影』の当主で、中年男性は盗賊ギルドのギルド長。

王家の影と盗賊ギルドには同じ仕事を依頼した。『ウルリカ・バッヘムの監視』と『カーディナル公爵令嬢傷害事件の調査』だ。調査報告書だけを俺が読み上げようと思っていたんだが、王家の影の当主もギルド長も直接出向いてくれることになった。

ギルド長は自分の部下がやらかしちゃったから汚名を雪ぎたいんだろうね。実際あのまま返金と賠償だけで済ませようとしてたら闇ギルド議会ヴァルプルギスナハトに圧力かけてやろうかとも考えたんだけど。だってたかが小娘に横っ面張り倒されて黙ってるギルド長なんかいらないよね?

王家の影の当主は『妹LOVE同盟』。12歳の少女だが統率力は抜群の辺境出身者だ。「うちの妹がこの間こんな可愛いことを…」「いやいや、うちのも…」と報告し合う関係。うん、友達だね。いやあ、良いよね、趣味嗜好が合う友達って。彼女のおかげで新王家の影のメンバーはロゼマリアに非常に好意的。俺が喜ぶツボを良くわかっていて、絶妙な角度やタイミングで映像を撮って俺に複製してくれる。彼女も本当は出てきちゃいけない存在なんだけど、「ルーカスのロゼマリアのためでしょ!」と陛下の許可を取って表舞台に出てきてくれた。めちゃくちゃ良い子。陛下の敵には容赦ないけど。


「レーヴァンシュタイン王国盗賊ギルド王都総本部、ギルド長グスタフだ」

「レーヴァンシュタイン王家特別警護隊、隊長ブリュンヒルト」




「「今から行う報告は、母神ザリエルの名において、嘘偽りないと誓う」」




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