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転生者を釣り上げる(醤油で)
しおりを挟む「……無難だな。だがどうする?まさか『魔王』が求人広告を出すのか?」
「無理だろ」
「だよねー?…っていうか一条、お前どんどん俺に対する言葉使いが崩れてないか?」
「金で雇われてないからな。衣食住は恩恵に預かってるが今はビジネスパートナーだと思っている。お前が上司だがな?」
「そっか…うん、わかった」
「納得したなら良い。話を戻そう。求人広告は出せないが、『大日本帝国人ホイホイ』なら心当たりがある」
「えっ」
マジか!?
「醤油を売ろう」
「…………は?いやダメだろう!あれは俺らが食う分しかねえだろ!?」
「そこだ。お前今、醤油取り上げようとしたら嫌がっただろ?」
「え……あ、うん…」
「もちろん少量で値段は金の5倍程度、同時にダンジョン産の希少金属も売りに出す」
「でも売るって…」
どこに?
「昨日お前が派手に暴れた事で『魔王陛下に謁見』の申し込みが来ている。隣接地帯のノルトラインが今朝慌てて書状を持ってきた」
「ノルトライン…?」
「王政の……まあ、良くも悪くもない平凡な国だ。ゼノドアが潰された直後にこちらと仲良くしようという判断は悪くない。……ん?いや、悪いのか?悩むところだな」
どっちだよ!?
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