【完結】リオ・プレンダーガストはラスボスである

とうや

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学園編

地雷は避けるのが常識だろ



学園生活は概ね良好。勇者で侯爵めうえのものに不躾に話しかけてくる阿呆は流石に居らず、ならば平民従者ティグレに……とチャレンジした奴らも婚約指輪を見て沈黙。いや~、最初から虫除けしとくと静かで良いわ。

入学試験の際に歴代最高得点を更新した俺は最終学年の3年生に飛び級スキップ。ティグレも3年生の上位に食い込むくらいの学力ありと太鼓判を押され3年生になった。セバス先生の地獄の1週間つめこみ授業が功を成した。セバスもプレンダーガストうちに来なきゃ王都で学者でもやってたくらいに頭はキレるらしいんだが…謎だよなぁ。

3年生の授業は選択制で、『最低3つの授業を選択』というゆるゆるご都合設定。俺とティグレは『疫病学科』『呪学科』『魔物学科』をチョイス。この3つは王都の子女たちには非常に不人気で個人授業状態だ。担当教師からは「数年ぶりの教え子だ」と感謝されたり珍しがられたり。辺境いなかではめちゃくちゃ役に立つと思うので真面目に受ける。結構面白い。選択授業の空き時間は、普通は令嬢はお茶会したり、令息は紳士倶楽部とかいうやつで社交する。大人になる前の予行練習のようなもんだ。俺はさっさと王都屋敷に帰って自領の仕事したりしている。場合によっては転移門を使ってプレンダーガストやケレスに行く。他領から要請があれば魔獣討伐にも行く。一応、大勲位聖剣大綬章持ちだからな。お得な特典があれば義務もあるのだ。

うまい感じでを避けていたわけだが、入学1ヶ月。とうとう馬鹿が特攻して来やがった。





!なぜお前は私に挨拶にも来ないんだッ」


………湧いた。なんか湧いた。いやわかってる。わかってるんだけどさあ?俺は地雷原でスキップもタップダンスもする趣味はないんだよ。地雷は避けるのが常識だろ。


「『帝王学科』にも顔を出さない!なぜだ!!お前は将来をちゃんと考えているのか!?」


帝王学ってアレですやん。国王教育とか当主教育とか。あとそれらにが受講するやつじゃん。


「騎士科にも顔を出さねえ!俺の相手になるやつはお前くらいのモンだぞ!」

「魔法学科はどうしたんです!?父上の弟子なのでしょう!!」

「文官科に来ないとは…!私を馬鹿にしているんですか!?」

「お茶会のお誘いのお手紙出したんですけどぉ~、お返事まだですかぁ~?」






地雷がまとめてやって来た……。




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