ちいさなお·く·ち

蓬莱柚月

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春は、エロエロ

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 杏奈が、2年生になり、朝も蓉子に起こされず自分で起きるようになったのは親として嬉しい事だが···

「パパぁ···朝だよ?起きないとここ起こすよ?」

 と蓉子に頼まれて俺を起こしにきては、他の俺を起こそうとする。

「んっ···あと少し···杏奈触って···」

 杏奈の小さくて柔らかな手に包まれると、俺のは自然に大きくなる。

「いいの?ママにバレちゃうよ?」

 と杏奈は言うが、笑ってる。

「あぁ?また出掛けた?!」

「うん。なんか、おばぁちゃんと映画館観に行くんだって!いいな···映画···」

「······。」

 これは、おねだり?

「杏奈ちゃんね、欲しい···」

「わかったから···。そのまま手でしごいて」

(出そう···)

 杏奈は、バサッと掛け布団を剥ぐと、パジャマとトランクスを一気にずらし、口に含んだ。

 チュパッ···ヂュッ···ヂュッ···

 小さな口をすぼめて、上下に動かしてる横顔は、なんともエロい。

「アァッ···朝から···ハッ···気持ちいい」

 蓉子とは、新婚の時でも朝からヤッたことは無かった。

「杏奈···そのカリのとこ···オアッ···」

 舌を使いカリの窪みの部分を念入りに舐め、口を離したと思ったら裏筋を舌だけで舐めたり···

「お前は、飲み込みがいいな。好きだよ、杏奈。そろそろ、出したい」

 そう言うと杏奈は口だけに集中し、ジュボジュボと湿った音が出る。

「杏奈···クッ···杏···アァッ!!!」

 杏奈の口中に、俺のがドクッドクッと流れ、小さく飲み込む音が聞こえてくる。

 ゴクッ···ゴクッ···

 レロレロレロッ···

 飲み干したのか、念入りに舐めあげ、口を離す。

「んぅ?ちょっとしょっぱかった」

 笑いながら言うから、どうなのかはわからないが···

 着替えも朝ごはんも杏奈が、手伝ってくれた。

「で?何が欲しいんだ?靴か?服か?」

「んとね···なんだっけ?スマホの大きなテレビみたいな···凛ちゃんが持ってるやつ!」

「···タブレットか?あれなら蓉子持ってるじゃん」

「自分のが欲しいの!」

(まぁ、それ位なら俺の小遣いで買えるからいいが···)

 杏奈は、余程嬉しいのか、俺の周りを離れず、騒ぎ出す。

「天気もいいし、ドライブでも行くか!」

「うん。したくしてくるねぇ。ふふっ」


 部屋で何かをしてきたのか、可愛いポシェットを肩から提げ、杏奈は降りてきた。

「それ、買ってもらったのか?また···」

「うん。おばぁちゃんとお出かけした時に···」

 蓉子の母親と義弟は、かなり甘い。蓉子は、厳しいが···

「今年は、あっちにも行ってやるか」

 同じ県内に住んでるのに、蓉子はなかなか行こうとしないのに、しょっちゅう母親や義弟と出掛けたりする。

「今日あたりなら、桜も満開かな。どうだ?川辺あたりにでも行くか?」

「おっきな湖あるとこ?」

「あぁ。お前が、去年ズブ濡れになったとこだ···」

 去年の同じ頃、杏奈は川で変わった鳥を見かけたとかで、追いかけて転んで、ビショビショに濡れて大泣きした。

「パパのエッチ!いま、杏奈の裸想像したでしょ」

「裸?いつも見てるのに?してないよ」

「じゃ、してよ!杏奈ちゃん、今日おパンツ···その···だから」

 何故かいきなり言葉を濁す杏奈。

「パンツ?お前、履いて···ないな」

 車を停め、杏奈のスカートを捲ると、まっさらなお腹が···

 で、ちょっとだけイタズラして···

「エッチ!ちょっとだけは、ズルい!杏奈もママみたいに触られたい!」

(相変わらずこいつは···)

「帰りにな。寄るから···」

「約束だかんね!!」

 最近は、蓉子をなにかしらライバル視してるのが、わかる。蓉子は蓉子で、反抗期かしら?と悩んではいるが、楽しんでもいる。

 途中、SAに寄って軽く食べ、

「わっ!すごぉい!桜、いっぱぁい!」

 川辺桜祭りが開催されて、駐車スペースにも桜がお出迎え。

「こんにちは。はい、これどうぞ」

 可愛い桜娘が、入り口で出迎えては、桜ちゃな小さな菓子を配っていた。

「ありがとうございます」

 杏奈は、菓子を貰い、きちんと頭を下げ、笑った。

「良かったな、杏奈」

「うんっ!これ、ママにお土産にする」

 小さな菓子をポシェットに入れ、俺と手を繋ぐ。

「あれも桜?」

 杏奈が、指さしたのは桜の中でも一際色が濃かった桜だったが···

「桜のほまれだってさ」

 その桜のほまれの横に看板が出てて、紹介めいたことが書いてあった。

「あんまりお花ないね···」

「この桜は、5月に咲くらしい。書いてある」

「じゃ、またこようね!ばいばーい!」

 杏奈は、桜のほまれに向かって、手を振るとまた歩きだした。

「だから、迷子になるって」

 先に進む杏奈をやっと捕まえ、手を繋ぐ。

「パパぁ、おトイレ」

 案内地図を見ながら、トイレを探すとかなりな列だったが、隣にあった甘味屋の店員に声をかけられて、中のトイレを借りることに···

「じゃ、桜風味の白玉あんみつと煎茶のセットを2つ」

「桜風味の白玉あんみつと煎茶のセット2つですね!暫くお待ちください」

 トイレだけ借りるのも悪いからな···

「これも、美味しそぉ!」

 杏奈は、壁に貼られてる桜団子を眺めたり、周りをキョロキョロしていた。

「で、履いたのか?アレは」

「うん。一応、持ってはきたから、ちゃんと履いたよ。おパンツ」

 少し風が吹いてきて、寒くなったのかスースーするらしい···

 程なくして、注文したものが運ばれ、食べ始めるも、これまた味がよく···

 杏奈は、同じのを更に食べた。

「ありがとうございました!」

 杏奈は、お店の店員に手作りの桜の缶バッジをつけてもらい、更にウキウキしていた。俺の股間も動き出す。

 道のり往復3キロだが、弱音を吐かず歩きまくった杏奈は···


 あんっ···んっ···あっ···あっ···

 ホテルの中でも、元気に可愛く喘いでくれた。

 ヴィーッ···ヴィーッ···

「どうだ?杏奈。気持ちいいだろ?」

 蓉子は、とかくこういうのを嫌がる。

「んっ···パパぁ···もっとあてて」

 おねだりもうまい。

 小さなローターを敏感な部分にあてながら、勃起した乳首を攻める。

「はぁっ···んんっ···ひもちいい···」

 身体をくねらせ、ろれつが回らない言葉を発する杏奈は、まだ開通はしてないが女だ。

 ヴィーッ···ヴィヴィーッ···

 強めに押し当てるだけで、声も高くなり···

「はうっ···うっ···パパぁ···んっ···」

 杏奈の手に力が籠もる。

「いいよ。イキたいんだろ?イッて」

「パ···パ···んっ···んぅぅぅぅっ!!!」

 両足が、硬直し深い溜め息を吐く杏奈···

「どうだった?」

「なんか、まら···フワフワしてる」

 顔を赤くし、胸の動きが激しい杏奈だったが···

「次は、パパの番ね」

 少し休んだだけで、この回復力!

 杏奈は、俺の腰辺りに腰をおろすと、ゆっくりとペニスを口に含んでいく。

「オッ···オォッ···」

(熱さが伝わる···)

 チュポッ···チュポッ···

「可愛いよ、杏奈···アァッ···」

 時々、二人でAVをここで観ているせいか、言わなくても杏奈は、玉袋を触ったり、舐めたりしてくれる。いまも···クニュクニュと揉まれるとゾクゾクする。

 ヂュッ···ヂュルッ···ヂュッ···

「オォッ···杏奈···強く吸え···アァッ···」

 言葉が少し乱暴になりそうだが、杏奈は気にもしないらしい。

「アァッ···」

 長く持たせようと頭で他の事を考えても、杏奈の良さに戻されてしまう。

「杏······オォッ···アァッ!!!」

 いきなり玉袋を強く握られ、思わず発射。

「な···オワッ!!」

 杏奈は、口の中に放たれたザーメンを飲みながら、玉袋を弄ってる。

 ブハッ···

「あぁっ、面白かった!」

「······。」

 俺には何かなんだかわからないが、いつもより気持ちよく発射が出来た。

「なんかねぇ、あそこに置いてあるノートになんか書いてあったの」

 とテーブルに置かれた大学ノートを俺に見せてきた。

「思い出ノート?」

 それは、名ばかりのノートではあったが、ここに来たカップルの惚気話とか書いてあった。

「杏奈ちゃんも···」

「駄目だ。バレるだろ?」

「大丈夫だよ!お名前とか書かないもん」

 ノートを奪い取ると、テーブルに置いてあるペンで何やら真剣に書いては、笑ってる。

「なんだ?絵?」

 鉛筆で俺と杏奈の手を繋いだ絵と大好きな人の文字が···

「可愛く描けたな。じゃ、ご褒美だ···」

 杏奈をベッドに連れて行き、何度もイカせた。

 おかげで、帰りの車は眠くてたまらなかったが···
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