ちいさなお·く·ち

蓬莱柚月

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おねだり上手?

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 妻に内緒の関係ももう4年···

「私、もぉ大人になったの!」

 先週、杏奈は初めての初潮を迎え家族で赤飯を食べた。

「だからね···」

 杏奈が、キッチンにいる蓉子をチラッと見て、耳に顔を近付ける。

「なんだ?なんか、欲しいのか?」

「うん。あのね······」

 ゴクッ···

(これって、まさか···)

「だめ?」

 言い方が、既に女だ化してて、蓉子がそこに居なかったら、押し倒してたかも知れなかった。


『パパのおちんちんが、欲しいの···』


 これは、フェラでないのは、重々にわかってはいたが···

「そ、そうだな。も、もう杏奈も大人の仲間入りしたんだからな」

 わざと蓉子に聞こえるように喋る俺に、杏奈は身体をすり寄せてくる。

(そんなのどこで覚えたー。AVか···)

「最近、お風呂入らせてもらえないもん···」

 確かに、少しずつ胸もせり出してきたりで、身体付きが子供から大人へと変わるとなると、俺も理性で抑えられるかわからない。

「週末な···」


「あら、なぁに?二人して···」

 蓉子が、エプロンで手を吹きながら、リビングにやってくる。

「パパがね、新しいお洋服買ってくれるんだって!」

(言ってない!)

 杏奈は、蓉子に対して嘘が上手くなったが、こりゃ買わないといかんな。

「あらぁ!いいわね。ついでに、ママも新しいお洋服欲しいなぁ?」

 ソファに座ってる俺の右に杏奈、左に蓉子が座る。

「って、蓉子。お前この間も新しいの買わなかったか?」

「えぇ、買ったわ。あなた好みの···ふふっ。ねっ、いいでしょぉ?」

「杏奈ちゃんもぉ!!」

「······。」

 ふたりの女にせがまれるのも悪くはないが···。このところ、杏奈が妙にヤキモチを妬く。

「じゃ、土曜日でいいだろ?お前、日曜日出掛けるんだし」

「わぁい!ありがと」

 蓉子は、鼻歌を歌いながら再びキッチンへと向かい、俺は···

「あ、杏奈?腹ごなしに散歩行くか?」

「うん」

 ご機嫌斜めな杏奈を連れ出し、近くのコンビニへと歩く。

「ママ、ズルい」

「なんで?」

 手を繋いで、のんびり歩く。

「いっつもパパを独り占めしてるもん。杏奈ちゃんのパパなのに」

「俺は···お前の父親でもあるが、その前に蓉子の亭主でもあるからなぁ。ま、そう拗ねるな」

「拗ねてないもん!杏奈だって、杏奈だって、パパのこと大好きなのに。ちょっと先に生まれたからって!!」

(ちょっと?先?だいぶだろうが···)

「はいーはい。日曜日、デートしような」

「うん。杏奈ちゃん、これがいい···」

「······。」

 と指さしたのは、缶チューハイ。

「まだ早い!お前は、こっち!」

(家で飲んでるからなぁ。蓉子···)

「杏奈ちゃん、大人なのに···」

「あのな···」

 コンビニの中で話す事じゃないが···

「じゃ、お菓子買って帰るか」

「······。」

 恨めしそうに缶チューハイのコーナーを見る杏奈。

「だーめっ!こっち!」

 スイーツコーナーに引っ張り、なんとかコンビニを出たものの、いまだ機嫌が直らない。

「さ、帰るぞ」

 手を引っ張り、杏奈をコンビニから連れ出し、家から逆の方へと向かう。

「パパ?おうち、あっちだよ?」

「ちょっと、寄り道」

 クネクネと路地を曲がり、着いたのは学校裏の児童公園。

「ここ、来月壊すんだって。先生が言ってた」

「あそこ行こうか」

 大きなドームになってるトンネルを指さし、コンビニの袋を提げ、中に入る。

「少しだけ···ここにいる間は、お前の彼氏」

 チュッ···

「なっ···」

 何度もキスを繰り返し、スカートの中に手を伸ばすと杏奈は足を広げてくる。

「触って···」

「愛してる···」

 履いているパンツの盛り上がりを擦ると摩擦が段々と鈍くなる。

「濡れてる···」

「だめ···もっと···」

 狭い空間で、俺の膝に座った杏奈は甘えてくる。

「触って···ぁあっ」

 少しチクチクした丘は、ほんのりと熱くなり、小さな壺からは蜜を溢れさせていた。

 うあっ···んっ···

「杏奈···まだイッてないのに、ピクピクしてるぞ」

「エッチ···もっと···」

 クチュクチュとした音も段々と湿り気を増やし、ピチャピチャとなる。

「可愛いよ、杏奈」

 少し膨らみかけた乳房も固くなり、乳首の勃起が指に伝わる。

 あぁっ···んっ···んっ···あっ···

 息遣いが早くなり、膝に置いた杏奈の手に力が入る。

 うっ···あぁっ···んくっ···

「杏奈、もしかしてイキたい?」

「うん。オマタのピクピク···とまんないよ···」

「可愛い···ここかなー?」

 膨れてきたクリを指で強く押すと、杏奈は高く声を上げ、大人しくなった。感度いいなぁ···

「イッたあとも、ここはグチョグチョだ」

 暫くその蜜を楽しみながら、杏奈とキスをし、家に帰って、夜中に覗いてると知りつつも、俺は激しく蓉子を抱いた。


「······。」

「どう?」

「可愛い?」

 布団から手を伸ばし、時計を見ると···

「なんだよ。まだ8時にもなってないじゃん。寝かせて」

 二人して、新しい服を着て、俺を起こしに来た。

「だめよ···」

「ねぇっ!!」

「······。ふたりとも可愛いから···寝かし···」

 ドスッ···

「起ーきーてー!遊びに行く約束ー」

「杏奈、パパのこと見張っててね!」

 蓉子は、そう言い部屋を出ていった。

 パタンッ···

「寝かして···」

「だーめー!今からパパは、杏奈の彼氏ー」

 布団の上で、俺の身体を叩いたり、軽くジャンプしたりで、命の危険を感じ、渋々リビングへと降りていく。

「杏奈が、食べさせてあげるね!はい、あーん」

 ソーセージを口に咥えて、俺の口に···

「美味しい?」

「とびきりの味。今度は、俺が···」

 杏奈を膝に乗せ、キス···

「反則だよ?パパ···」

 食事そっちのけで、キスを楽しんだ。

「外で食うか」

 コッソリとゴミ箱の奥に隠すように捨て、支度をし、車に乗り込む。


「どこ行きたい?」

「んぅ?エッチしたい」

「······。」

(俺は、場所を聞いたんだが?)

「デートだから。楽しみは、そのあと!」

(俺だって、早くお前を抱きたいが···挿るかどうか)

 車を走らせ、まずはのんびりと買い物。

「これは?ママに似合いそうだよ?」

 蓉子の誕生日を間近に、プレゼント選び。こういうのは、女に任せるに限る。

 が···

「ほら、パーパー。ちゃんと選ぶの!パパのお嫁さんなんだから!」

 あれ程、蓉子をライバル視してるのに、この有様。

「お前、なんか企んでるだろ?つか、そのカゴに入ってるの···」

 ショップのカゴには、ちゃっかり杏奈好みの鞄が···

「へへっ···」

 結局、蓉子のを決めつつも杏奈の買った数が多かったが···

「まっ、いっか···」

(あとの楽しみもあることだし···)

 膨れる股間を買った物で隠しながら、車へと乗り込んだ。
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