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Liebe guard
06話 決別
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教士となる人物が一人欠けているなど少々の問題を抱えてはいたが、兎にも角にも武術授業は開始を迎えた。
武術授業の基本の流れとしてはこうだ。
まず400平方ヤールト程ある武術場に、200名近い学士達がそれぞれ体術組・剣術組・魔術組と呼ばれる3つのグループに分かれ、各自が勝手に訓練を行うというもの。手法的には自習に近いと言って良いだろう。
体術組は主に、力量が近い物同士の組み手や設置されている木人形に向かっての打ち込み、などが基本となっている。参加する男女比はいつも半々といったところだ。
圧倒的に男学士人気を誇る剣術組は、予め用意された『バンブレード』という、訓練用に作られた木製の剣を使用しての打ち込みや、学士同士の手合いが主となる。
しかし、アピールに躍起になる学士達にとっては生温い基礎を続けるよりも、直接力の誇示が出来る手合いが人気のようだ。この特別武術授業がある度にミニトーナメントを学士達の間で勝手に開催しているという。
そして扱う技術がどうしても広範囲になってしまう為、一番広いスペースが貸し与えられているのは魔術組となる。
流石に学士同士で魔術を撃ち合う訳にもいかないので、木人形に向けて攻撃魔術を放つことしか許可はされていない。
それでも魔術組に一番人数が集まるのは、身体を動かすことを嫌う年頃の女学士や、戦闘を必要としない職種に就こうとしている者達が格好のサボタージュの場として利用するからである。
「じゃー各自散って散ってー。オレ達は真ん中でお前らの様子見てっからよ。なんか質問とかあれば気は進まねーけど、一応受け付けてやるからなー」
全くと言っていいほどやる気が感じられないサクリウスの号令。
やる気が出ないのは事実で、視察そのものが無駄な時間だと彼は悟っていた。
雲ひとつない青空を、天井がない武術場から見上げるサクリウスはふと、感慨をする――。
◇◆◇◆
―――オレ達がこの授業を任されるよーになってもう一年か。
ハッキリ言うとこの中に逸材なんていねー。
軍に入隊出来るレベルでの素材ならチラホラ見受けられるが、そいつらだって所詮下位ランクの魔物相手に通用する程度のモンだしな。
少しでも強力な魔物、ましてや魔神族相手となったら弾除けにすらならねーハズだ。
あの十年に一度の天才と謳われていたクルーイル・ピースキーパーですら、初めての魔神族との戦闘で恐れを為して、遂には敵前逃亡。
それ以降は使い物にならなくなって2年と持たなかった。
クルーイル以下のコイツらをいつまでも視察したってしょうがねーし、ポテンシャルもそんなに感じるヤツはいねー。
大体なー、ワインの奴がここに来る度に無駄話の量が増えていくのも、オリネイが遅刻したり来なくなってきたのも、オレと同じで視察する気が失せてきたからだ。
まーコイツらの視察は今回きりにして、今の9修生が卒業するまではこの授業を中止する方向で学園理事にその内掛け合うとでもすっかねー。
理由を話せばバズムントや団長もきっと解ってくれるさ――。
◇◆◇◆
「アウル、どうするよ? 今日もいつも通り魔術組に参加して適当に過ごそっか?」
散り散りに分かれていく学士達を横目に、ライカが提案をする。
しかし、アウルの考えは違っていた。
「……俺は今回、剣術組に行ってみるよ」
一度も顔を出したことのない剣術組への参加の希望に、ライカが耳を疑う。
「剣術組ぃ!? お前まさかトーナメントに出るつもりか?」
「そうだよ」
驚きを隠せないライカに対し、アウルはあっさりと答えてみせた。
「なんでまた急にそんな……」
「今日、帰ったら兄貴と話さなきゃいけないし、もし襲い掛かられても少しは抵抗できるように身体を慣らしておこうかな、って」
「―――!」
昨日の夜に話していたことを、寝て起きただけですっかりと忘れてしまっていたライカはここでようやく気付く。
「……そっか、なるほどな! そうと決まりゃ、俺も参戦するぜ! お前一人じゃ心細いだろうしなっ」
いつものように二人で行動を共にすればアウルも安心するだろう、とライカは善意のつもりでそう言ったのだが――。
「いや、俺一人で行くよ。剣術組も……兄貴との話も」
「えっ……?」
断られるとは露ほども思っていなかったライカ。
一方で、呆然とする友人の様子を意に介すことなく、アウルは賑わう剣術組の方へと一人で向かう。
「お、おい待てよ……。待てよアウル!」
ライカは離れていくアウルの背中へと呼び続ける。
しかし友人は振り向く素振りすら見せてくれない。
(……ライカ、ごめんな。でも俺、一人で戦いたいんだ。お前が一人で努力を続けてきたように、俺も……)
突き放す形で一人で出向いたのは、いつも共に居てくれた親友へ依存することの拒否であり、その為の意思表示だったのだ――。
半径2ヤールト程を、白い塗料で囲んだだけの簡素な手合い場。
そこを十数人で囲むように集った、ギャラリーとなる学士達。
その間を縫い、手製のトーナメント表の前に立つ受付け係を任された9修生、ハイデン・メストゥにアウルが近付く。
「おお、アウルか! 剣術組に顔出すなんて珍しいな! 今日は観戦かい?」
陽気な口調で語りかけるハイデン。
誰にでもフランクに接する事ができる彼は、いつもこの受け付け係を引き受けるという。
「出場だよ。空きはある?」
「これまた珍しい! あと、二人空きはあるぜ。対戦相手の希望はあるかい?」
トーナメントの組み合わせは基本ランダムに組まれるが、初出場のアウルに気を利かせたハイデンは対戦相手の希望を提案する。
「……特に無しかな」
誰が相手でもいい、というスタンスのアウルはあっさりとそう言いのける。
そのままバンブレードを受け取り、試合場から少し離れたスペースにある出場者達が控える場へと移動した。
「……これはこれは、ピースキーパー家のアウリストくんじゃないですか~。こんなところへ何しに来たのかな?」
長い黒髪。狐のように細い目つき。木剣を手元でくるくると回しながら小憎らしい軽口を叩くこの少年の名は――。
「……ごめん、誰だっけ?」
「“パシエンス・ガイネス”様だよ! クラスメートの名前忘れんなよ!」
プライドの高いパシエンスにとっては最大級とも言える侮辱。
それを受けた彼は、挑発をするどころか逆上してしまう。
「ああ、ゴメンゴメン。本当に忘れてたよ。まあ、誰でもいいんだけどね」
トーナメントで何度も優勝の経験があるパシエンスは、『誰でもいい』と言われたことによって細い目が更に鋭くなる――。
「アウリスト、お前その言葉後悔すんなよ……?」
◇◆◇◆
アウルを慌てて追い掛けて来たライカ。
久方ぶりに全力疾走をしたおかげで、肩で息をする羽目に。
「はぁーっ、はぁーっ、ハイデン! 出場だ! 空きはあるか!?」
呼吸を整える暇も無いまま、ハイデンに出場の申し出をする。
「今度はライカか! さっきは相方が出場を申し込んで来たぜ! 空きならもちろんあるさ! 最後の一枠だ!」
「間に合ったか……!」
ライカが安堵の溜め息を漏らす。
それに対しハイデンは、先程アウルにした提案を再び訊く。
「んで、対戦相手の希望は?」
その質問にライカは上がった息を整え、意を決したように一人の名前を叫ぶ。
「アウリスト・ピースキーパーで!」
武術授業の基本の流れとしてはこうだ。
まず400平方ヤールト程ある武術場に、200名近い学士達がそれぞれ体術組・剣術組・魔術組と呼ばれる3つのグループに分かれ、各自が勝手に訓練を行うというもの。手法的には自習に近いと言って良いだろう。
体術組は主に、力量が近い物同士の組み手や設置されている木人形に向かっての打ち込み、などが基本となっている。参加する男女比はいつも半々といったところだ。
圧倒的に男学士人気を誇る剣術組は、予め用意された『バンブレード』という、訓練用に作られた木製の剣を使用しての打ち込みや、学士同士の手合いが主となる。
しかし、アピールに躍起になる学士達にとっては生温い基礎を続けるよりも、直接力の誇示が出来る手合いが人気のようだ。この特別武術授業がある度にミニトーナメントを学士達の間で勝手に開催しているという。
そして扱う技術がどうしても広範囲になってしまう為、一番広いスペースが貸し与えられているのは魔術組となる。
流石に学士同士で魔術を撃ち合う訳にもいかないので、木人形に向けて攻撃魔術を放つことしか許可はされていない。
それでも魔術組に一番人数が集まるのは、身体を動かすことを嫌う年頃の女学士や、戦闘を必要としない職種に就こうとしている者達が格好のサボタージュの場として利用するからである。
「じゃー各自散って散ってー。オレ達は真ん中でお前らの様子見てっからよ。なんか質問とかあれば気は進まねーけど、一応受け付けてやるからなー」
全くと言っていいほどやる気が感じられないサクリウスの号令。
やる気が出ないのは事実で、視察そのものが無駄な時間だと彼は悟っていた。
雲ひとつない青空を、天井がない武術場から見上げるサクリウスはふと、感慨をする――。
◇◆◇◆
―――オレ達がこの授業を任されるよーになってもう一年か。
ハッキリ言うとこの中に逸材なんていねー。
軍に入隊出来るレベルでの素材ならチラホラ見受けられるが、そいつらだって所詮下位ランクの魔物相手に通用する程度のモンだしな。
少しでも強力な魔物、ましてや魔神族相手となったら弾除けにすらならねーハズだ。
あの十年に一度の天才と謳われていたクルーイル・ピースキーパーですら、初めての魔神族との戦闘で恐れを為して、遂には敵前逃亡。
それ以降は使い物にならなくなって2年と持たなかった。
クルーイル以下のコイツらをいつまでも視察したってしょうがねーし、ポテンシャルもそんなに感じるヤツはいねー。
大体なー、ワインの奴がここに来る度に無駄話の量が増えていくのも、オリネイが遅刻したり来なくなってきたのも、オレと同じで視察する気が失せてきたからだ。
まーコイツらの視察は今回きりにして、今の9修生が卒業するまではこの授業を中止する方向で学園理事にその内掛け合うとでもすっかねー。
理由を話せばバズムントや団長もきっと解ってくれるさ――。
◇◆◇◆
「アウル、どうするよ? 今日もいつも通り魔術組に参加して適当に過ごそっか?」
散り散りに分かれていく学士達を横目に、ライカが提案をする。
しかし、アウルの考えは違っていた。
「……俺は今回、剣術組に行ってみるよ」
一度も顔を出したことのない剣術組への参加の希望に、ライカが耳を疑う。
「剣術組ぃ!? お前まさかトーナメントに出るつもりか?」
「そうだよ」
驚きを隠せないライカに対し、アウルはあっさりと答えてみせた。
「なんでまた急にそんな……」
「今日、帰ったら兄貴と話さなきゃいけないし、もし襲い掛かられても少しは抵抗できるように身体を慣らしておこうかな、って」
「―――!」
昨日の夜に話していたことを、寝て起きただけですっかりと忘れてしまっていたライカはここでようやく気付く。
「……そっか、なるほどな! そうと決まりゃ、俺も参戦するぜ! お前一人じゃ心細いだろうしなっ」
いつものように二人で行動を共にすればアウルも安心するだろう、とライカは善意のつもりでそう言ったのだが――。
「いや、俺一人で行くよ。剣術組も……兄貴との話も」
「えっ……?」
断られるとは露ほども思っていなかったライカ。
一方で、呆然とする友人の様子を意に介すことなく、アウルは賑わう剣術組の方へと一人で向かう。
「お、おい待てよ……。待てよアウル!」
ライカは離れていくアウルの背中へと呼び続ける。
しかし友人は振り向く素振りすら見せてくれない。
(……ライカ、ごめんな。でも俺、一人で戦いたいんだ。お前が一人で努力を続けてきたように、俺も……)
突き放す形で一人で出向いたのは、いつも共に居てくれた親友へ依存することの拒否であり、その為の意思表示だったのだ――。
半径2ヤールト程を、白い塗料で囲んだだけの簡素な手合い場。
そこを十数人で囲むように集った、ギャラリーとなる学士達。
その間を縫い、手製のトーナメント表の前に立つ受付け係を任された9修生、ハイデン・メストゥにアウルが近付く。
「おお、アウルか! 剣術組に顔出すなんて珍しいな! 今日は観戦かい?」
陽気な口調で語りかけるハイデン。
誰にでもフランクに接する事ができる彼は、いつもこの受け付け係を引き受けるという。
「出場だよ。空きはある?」
「これまた珍しい! あと、二人空きはあるぜ。対戦相手の希望はあるかい?」
トーナメントの組み合わせは基本ランダムに組まれるが、初出場のアウルに気を利かせたハイデンは対戦相手の希望を提案する。
「……特に無しかな」
誰が相手でもいい、というスタンスのアウルはあっさりとそう言いのける。
そのままバンブレードを受け取り、試合場から少し離れたスペースにある出場者達が控える場へと移動した。
「……これはこれは、ピースキーパー家のアウリストくんじゃないですか~。こんなところへ何しに来たのかな?」
長い黒髪。狐のように細い目つき。木剣を手元でくるくると回しながら小憎らしい軽口を叩くこの少年の名は――。
「……ごめん、誰だっけ?」
「“パシエンス・ガイネス”様だよ! クラスメートの名前忘れんなよ!」
プライドの高いパシエンスにとっては最大級とも言える侮辱。
それを受けた彼は、挑発をするどころか逆上してしまう。
「ああ、ゴメンゴメン。本当に忘れてたよ。まあ、誰でもいいんだけどね」
トーナメントで何度も優勝の経験があるパシエンスは、『誰でもいい』と言われたことによって細い目が更に鋭くなる――。
「アウリスト、お前その言葉後悔すんなよ……?」
◇◆◇◆
アウルを慌てて追い掛けて来たライカ。
久方ぶりに全力疾走をしたおかげで、肩で息をする羽目に。
「はぁーっ、はぁーっ、ハイデン! 出場だ! 空きはあるか!?」
呼吸を整える暇も無いまま、ハイデンに出場の申し出をする。
「今度はライカか! さっきは相方が出場を申し込んで来たぜ! 空きならもちろんあるさ! 最後の一枠だ!」
「間に合ったか……!」
ライカが安堵の溜め息を漏らす。
それに対しハイデンは、先程アウルにした提案を再び訊く。
「んで、対戦相手の希望は?」
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