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Birth of evil spirit
15話 元17団士と16団士
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学武術園がある以外は、ほとんどが住宅街で構成されている東地区――“アーカム”
そのアーカム市内の一等地に建つが名家の住まいにしては敷地は特に広くもなく、一戸建ての家に小さな庭のみと、とても簡素な造りのアウルの自宅。
名門と呼ばれているピースキーパー家だが使用人は一人も雇っていない上に、食事に関しては七日に一度、差出人不明でまとまった量の食材が定期的に届くという。
少々不気味ではあるがアウルは特に気に留めることはなく、届いた食材をただ食すだけだった。
母親は、アウルが5歳の時に死亡。
アウル自身は姿形や声など一切覚えてはいないらしいが、とても優しい母親だったという記憶だけは確かだとアウルは語る。
一方で、父親のヴェルスミスは親衛士団の団長ということもあって多忙を極めていた。
家にも全く帰らず、それどころか市街地にすら滅多に姿を見せないので、息子のアウルはもう二年は顔も見てないとか――。
そんな“家庭”という在るべきコミュニティとは無縁の状態なアウルの自宅に、現在は一人の家族が帰って来ていた。
そう、実兄のクルーイルだ。
◇◆◇◆
くそっ、くそっ、くそおおおおっ――。
俺は今までピースキーパー家の長男として、親やその周りの期待を一身に受け、誰にも恥じることのないようにひたすら努力してきたんだ……!
親父自らが団員に俺を抜擢し、末席ではあるが第17団士として栄えある親衛士団に選ばれたというのに、たったの二年でクビになるなんて……。
あの時……はじめての魔神族との戦闘で俺の武器だった長剣を一撃で破壊されて、それで……俺は、魔神族との圧倒的な実力差を前に―――逃げてしまったんだ。
『命令や作戦による撤退以外での敵前逃亡は、団士として最も愚かで恥ずべき行為』という親衛士団の掟を、俺は破ったんだ。
結果、その日の内に親父直々に退団を言い渡され、今ではこのザマか……。
我ながら情けなさすぎて嫌になってくるな……。
◇◆◇◆
数年振りに帰って来た自宅。
アウルとの久々の対面から一日経った今でも、彼はリビングのソファで物思いに耽っていた。
思い返すのは栄光の日々。
学武術園を首席で卒業し軍に入隊。
そこから三年で親衛士団に抜擢。
失敗とは無縁な、誰もが羨むようなサクセスストーリーを歩んできた彼。
しかし、一度付いた土に対して払う術を学んで来なかった。
そのため、ずるずると自堕落に陥ってしまったのだ。
「この先、俺はどうすればいいのかな……?」
ポツリと零したその言葉。
誰に対して問い掛けたのか、クルーイル自身も分かっていなかった。
「…………」
斜陽が窓からリビングを差し、沈んでいく太陽を自分自身と重ねる。
見送るクルーイルの虚ろな眼差しからは、最早生気を感じられなかった。
とそこで、ガチャリと玄関のドアの開く音が聴こえた。
しかし全く気にも留めず、ただただ沈んでいく夕日だけを眺める。
「――兄貴!」
勢いよくリビングに現れたのは、実弟のアウル。
「アウルか……」
クルーイルは視線を窓の外から逸らさずに、そう発した。
◇◆◇◆
――ゼレスティア国、西郊外。
ゼレスティアの西に面しているこの地域は、野生の動物や小型の魔物が多く生息している。
しかし『ラオッサ街道』という、比較的安全と言われている道を通れば、魔物などに出くわす心配は殆ど無い。
この街道は、ゼレスティア国の大切な資源である『アルムー鉱山』に続く唯一の道。
ここでは十日に一度、採れた鉱物や鉄鉱石を運ぶための大規模な運搬作業が行われていた。
鉄鉱石の匂いを好む魔物も居るので、十数人もの兵士を常に荷馬車の周りへ配置。
そして万が一上級の魔物や魔神族が現れた時の対処として、一人の団士が護衛に付くのが決まりだ。
ゼレスティアを囲うゲートには4つの門があり、それぞれが4つの都市に面している。
『アーカム』に面する東門。『ドメイル』に面する北門。『フルコタ』に面する南門。そして工業地区である『グラウト』に面する西門こそが、この任務に於ける搬入の入り口だった。
グラウト市内には数多くの鉄工所や、鍛治屋、その他工場が構えられ、国内では最も金属の消費量が多い。
なので鉱山から採ってきた鉱物は、この街に直接搬入するのが一番手っ取り早いのだ。
◇◆◇◆
雲一つない晴天から降り注ぐ陽気。
長閑な雰囲気が漂う街道。
起伏が少ない並木道を、採ってきた鉱物などを積んだ巨大な荷馬車がゆっくりと走る。
その周りを囲むのは、絶えず警戒を怠ることなく移動を続けるゼレスティア軍兵。
歩くようなスピードで馬車が移動する理由は、揺れによって採掘した鉄鉱石が欠けたり割れたりしないようにする為。
グラウトの職人達は腕が立つ代わりに神経質な者が多く、僅かな傷や欠けをとても嫌うのであった。
「……ふう。いつものことながら、この任務は神経を削られるなぁ」
「文句を垂れるな、団士様が居るんだぞ」
ワイルドに伸びたヒゲが印象的な、愚痴を零した兵士はケルーン・ノーエスト。32歳。
そのケルーンを小声で注意した、青い髪が目立ち育ちの良さが仕草に現れる兵士はマックル・ワレリオ。31歳。
二人とも一般兵の中ではかなりの腕前と、兵士仲間からもすこぶる評判のベテラン兵だ。
この任務には毎度と言っていいほど駆り出されている。
「ビスタ様~! そろそろ門が見えて参りました!」
そして、たった今ケルーンが呼んだ男の名こそ、親衛士団第16団士――ビスタ・サムエレス。
荷馬車の積み荷の横で、両の手を枕代わりにして安らかな表情で寝そべるビスタは、大きく欠伸をする――。
「ふわぁ~あ……何だ、もう着くのかい? せっかくこの揺れが心地良い眠りを誘ってきたというのに……」
黒髪頭と、額に巻く赤いバンドがトレードマークの彼。
180アインクの身長と均整の取れた体つきに端正な顔立ち。
女学士達の間ではアイドル的な扱いをされている、23歳とまだ若い団士であった。
「ビスタ様、今は任務中なんですよ? 団士である貴方が気を張って頂かないと、俺たちの身が持ちませんよ……」
「あはは、ごめんよマックル。でも安心してよ、この鉱物とキミ達の命は俺が必ず守るからさ!」
起き上がり、胸にドンと拳を当て、高らかに宣言したビスタ。
簡単に言っては退けたが、彼がこの任務の担当になってからは事実、従事する兵士達に死傷者は出なくなったのでその言葉には説得力が満ちていた。
「みんな頼りにしてますよー!」
と、ケルーンが偽りない気持ちで言うように、容姿だけでなく性格も好青年なビスタは、部下からの信頼も厚い。
取っ付きにくい性格ばかりが揃う親衛士団の中でも稀有な存在と言えた。
「どうっ! どおお! どおおぉっー!」
楽しそうに談笑していたビスタ達だったが、馭者が興奮する馬を落ち着かせようと宥めているのを確認し、ビスタが口を開く。
「さぁ、みんな! 楽しいお話は一旦休憩にして、仕事に掛かろうか!」
そう言ったビスタと共に兵士達が見やった先には、狼のような魔物の群れがこちらの様子を窺っていた――。
そのアーカム市内の一等地に建つが名家の住まいにしては敷地は特に広くもなく、一戸建ての家に小さな庭のみと、とても簡素な造りのアウルの自宅。
名門と呼ばれているピースキーパー家だが使用人は一人も雇っていない上に、食事に関しては七日に一度、差出人不明でまとまった量の食材が定期的に届くという。
少々不気味ではあるがアウルは特に気に留めることはなく、届いた食材をただ食すだけだった。
母親は、アウルが5歳の時に死亡。
アウル自身は姿形や声など一切覚えてはいないらしいが、とても優しい母親だったという記憶だけは確かだとアウルは語る。
一方で、父親のヴェルスミスは親衛士団の団長ということもあって多忙を極めていた。
家にも全く帰らず、それどころか市街地にすら滅多に姿を見せないので、息子のアウルはもう二年は顔も見てないとか――。
そんな“家庭”という在るべきコミュニティとは無縁の状態なアウルの自宅に、現在は一人の家族が帰って来ていた。
そう、実兄のクルーイルだ。
◇◆◇◆
くそっ、くそっ、くそおおおおっ――。
俺は今までピースキーパー家の長男として、親やその周りの期待を一身に受け、誰にも恥じることのないようにひたすら努力してきたんだ……!
親父自らが団員に俺を抜擢し、末席ではあるが第17団士として栄えある親衛士団に選ばれたというのに、たったの二年でクビになるなんて……。
あの時……はじめての魔神族との戦闘で俺の武器だった長剣を一撃で破壊されて、それで……俺は、魔神族との圧倒的な実力差を前に―――逃げてしまったんだ。
『命令や作戦による撤退以外での敵前逃亡は、団士として最も愚かで恥ずべき行為』という親衛士団の掟を、俺は破ったんだ。
結果、その日の内に親父直々に退団を言い渡され、今ではこのザマか……。
我ながら情けなさすぎて嫌になってくるな……。
◇◆◇◆
数年振りに帰って来た自宅。
アウルとの久々の対面から一日経った今でも、彼はリビングのソファで物思いに耽っていた。
思い返すのは栄光の日々。
学武術園を首席で卒業し軍に入隊。
そこから三年で親衛士団に抜擢。
失敗とは無縁な、誰もが羨むようなサクセスストーリーを歩んできた彼。
しかし、一度付いた土に対して払う術を学んで来なかった。
そのため、ずるずると自堕落に陥ってしまったのだ。
「この先、俺はどうすればいいのかな……?」
ポツリと零したその言葉。
誰に対して問い掛けたのか、クルーイル自身も分かっていなかった。
「…………」
斜陽が窓からリビングを差し、沈んでいく太陽を自分自身と重ねる。
見送るクルーイルの虚ろな眼差しからは、最早生気を感じられなかった。
とそこで、ガチャリと玄関のドアの開く音が聴こえた。
しかし全く気にも留めず、ただただ沈んでいく夕日だけを眺める。
「――兄貴!」
勢いよくリビングに現れたのは、実弟のアウル。
「アウルか……」
クルーイルは視線を窓の外から逸らさずに、そう発した。
◇◆◇◆
――ゼレスティア国、西郊外。
ゼレスティアの西に面しているこの地域は、野生の動物や小型の魔物が多く生息している。
しかし『ラオッサ街道』という、比較的安全と言われている道を通れば、魔物などに出くわす心配は殆ど無い。
この街道は、ゼレスティア国の大切な資源である『アルムー鉱山』に続く唯一の道。
ここでは十日に一度、採れた鉱物や鉄鉱石を運ぶための大規模な運搬作業が行われていた。
鉄鉱石の匂いを好む魔物も居るので、十数人もの兵士を常に荷馬車の周りへ配置。
そして万が一上級の魔物や魔神族が現れた時の対処として、一人の団士が護衛に付くのが決まりだ。
ゼレスティアを囲うゲートには4つの門があり、それぞれが4つの都市に面している。
『アーカム』に面する東門。『ドメイル』に面する北門。『フルコタ』に面する南門。そして工業地区である『グラウト』に面する西門こそが、この任務に於ける搬入の入り口だった。
グラウト市内には数多くの鉄工所や、鍛治屋、その他工場が構えられ、国内では最も金属の消費量が多い。
なので鉱山から採ってきた鉱物は、この街に直接搬入するのが一番手っ取り早いのだ。
◇◆◇◆
雲一つない晴天から降り注ぐ陽気。
長閑な雰囲気が漂う街道。
起伏が少ない並木道を、採ってきた鉱物などを積んだ巨大な荷馬車がゆっくりと走る。
その周りを囲むのは、絶えず警戒を怠ることなく移動を続けるゼレスティア軍兵。
歩くようなスピードで馬車が移動する理由は、揺れによって採掘した鉄鉱石が欠けたり割れたりしないようにする為。
グラウトの職人達は腕が立つ代わりに神経質な者が多く、僅かな傷や欠けをとても嫌うのであった。
「……ふう。いつものことながら、この任務は神経を削られるなぁ」
「文句を垂れるな、団士様が居るんだぞ」
ワイルドに伸びたヒゲが印象的な、愚痴を零した兵士はケルーン・ノーエスト。32歳。
そのケルーンを小声で注意した、青い髪が目立ち育ちの良さが仕草に現れる兵士はマックル・ワレリオ。31歳。
二人とも一般兵の中ではかなりの腕前と、兵士仲間からもすこぶる評判のベテラン兵だ。
この任務には毎度と言っていいほど駆り出されている。
「ビスタ様~! そろそろ門が見えて参りました!」
そして、たった今ケルーンが呼んだ男の名こそ、親衛士団第16団士――ビスタ・サムエレス。
荷馬車の積み荷の横で、両の手を枕代わりにして安らかな表情で寝そべるビスタは、大きく欠伸をする――。
「ふわぁ~あ……何だ、もう着くのかい? せっかくこの揺れが心地良い眠りを誘ってきたというのに……」
黒髪頭と、額に巻く赤いバンドがトレードマークの彼。
180アインクの身長と均整の取れた体つきに端正な顔立ち。
女学士達の間ではアイドル的な扱いをされている、23歳とまだ若い団士であった。
「ビスタ様、今は任務中なんですよ? 団士である貴方が気を張って頂かないと、俺たちの身が持ちませんよ……」
「あはは、ごめんよマックル。でも安心してよ、この鉱物とキミ達の命は俺が必ず守るからさ!」
起き上がり、胸にドンと拳を当て、高らかに宣言したビスタ。
簡単に言っては退けたが、彼がこの任務の担当になってからは事実、従事する兵士達に死傷者は出なくなったのでその言葉には説得力が満ちていた。
「みんな頼りにしてますよー!」
と、ケルーンが偽りない気持ちで言うように、容姿だけでなく性格も好青年なビスタは、部下からの信頼も厚い。
取っ付きにくい性格ばかりが揃う親衛士団の中でも稀有な存在と言えた。
「どうっ! どおお! どおおぉっー!」
楽しそうに談笑していたビスタ達だったが、馭者が興奮する馬を落ち着かせようと宥めているのを確認し、ビスタが口を開く。
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