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Hello Lucifer
11話 合図と巨大弓
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――ビナルファさんと魔神が仲良さげに話をしている。
こうして見れば見るほど、上位魔神は普通の人間にしか見えない。
俺と同じぐらいの年齢に思えるけど、あれで何千年も生きていると言うのだから驚きだ。
しかし、ビナルファさんはさっきから説得を試みてるのか?
魔神相手に? それは流石に無理があるんじゃ……。
と俺が考えを巡らせていると、メスバーから受け取った鉄剣がビナルファさんの手から離れ、意思を持ったかのように独りでにふよふよと浮き始めた。
その剣は、ゆっくりと俺達の方へと向かってくる。
ビナルファさんは風術を自分とは別に剣へかけたらしく、魔神からは死角になって見えないように背中で隠した左手で剣を器用に操っていたのだ。
しかし剣がこちらに届いたはいいが、本数はたった一振りだけ。
一体、誰が扱うのだろうか――?
◇◆◇◆
ヴェルスミス達の元に剣が届く。
受け取ったのはグレイム。
「さてこの剣だが、どうする? ピースキーパー」
彼は振り向き、問い掛ける。
「考えがある。アルネイラに渡してくれないか」
開口し、述べたヴェルスミス。
「……わかった。しかしなぜアルネイラを?」
グレイムは訝しみながらも素直にアルネイラへと剣を渡す。
受け取った彼女も『なぜ私が?』と言いたげな表情を覗かせていた。
「この中で一番体重が軽そうに見えたからだ。シングラル、行けるな?」
「もちろん」
ヴェルスミスがそう回答し、後ろに立つシングラルに告げる。
シングラルは指をポキポキと鳴らしたり肩を廻したりと、準備運動のような動作を見せていた。
――体重が軽いという理由で選ばれたアルネイラ。
――剣を渡されてもいないのに何故か張り切るシングラル。
この2つの少ない情報だけで、ヴェルスミスの考えを計り知れたのは――。
「……なるほどな。そういうことか」
騎士団長であるグレイムと――。
「あの、すみません。甲冑の装備を減らした方が確実だと思うんですが……」
――レノだった。
「おい、レノ! お前何、勝手に――」
「フォルデン、気付いたのか?」
差し出がましい真似をした友人に対しスレイズが嗜めようとするが、グレイムがそれを制止し訊いた。
「はい……。投げるんですよね? アルネイラさんを」
「「ハァ?」」
と、同時に仰天したのはスレイズとアルネイラ。
一方でヴェルスミスとグレイムは言い当てた青年に対し、感嘆とした様子を見せていた。
「キサマ……何を言って――」
「いや、アルネイラ。フォルデンの言った通りだ。これからお前はそこにいるマルロスローニの手によって、ヴァイルスの元へ送り込まれる」
「…………!」
怒る彼女はグレイムに遮られ、押し黙る。
「レディにこう言うのは失礼を承知しているが、出来れば装備も軽くしてほしい」
ヴェルスミスからもそう言われ、アルネイラは顔を赤くしてしまう。
「アルネイラ、頼んだぞ」
騎士団長にそう言われてしまえば、彼女も断ることなど出来なかった。
「……っ了解!」
返事をすると彼女は、その場で白銀色の装具を一つ一つ脱ぎ始める。
結果、彼女の装備は絹の白シャツと、合成繊維で出来た黒のレギンスに鉄靴だけとなった。
締まった下半身のラインが、日々のトレーニングの成果を窺わせる。
そして、既に準備が整っているシングラルの傍へと向かう。
「何も全部脱ぐ必要は無いんだぞ? そんな装備で大丈夫なのか?」
シングラルが心配を装う。
「大丈夫だ、問題ない。中途半端なのは嫌いな質なんだ。いいからさっさと投げろ」
機嫌が頗る悪そうに言い放つアルネイラ。
「気風の良い女は嫌いじゃない。乗りな」
屈みながらシングラルはニヤリと笑みを浮かべ、両の掌で水を掬うように形取る。
その彼の両手の上に彼女は鉄靴を履いた足をスッと置く。
「ヤツの背後まで届くか? ざっと10ヤールトはありそうだが」
「この"人間巨大弓"は生憎百発百中でな。ご要望にはキッチリと応えることができる」
「そうか、では頼む。一撃で仕留めてやる」
「頼もしいな……。今、ビナルファから合図が来るはずだ。合図が来たら投げる。アンタは同時にジャンプしてくれ」
「……了解」
集中力を最大限に研ぎ澄ませ、団士と騎士が“その時”を待つ――。
◇◆◇◆
そして再び――。
「――何も悩む必要なんて無いんだぜ? もっと簡単な選択を教えてやるよ」
「え、なになに教えてよー?」
魔神が興味を示し、宙空に浮かび続けるビナルファへ意識がより一層と注がれる。
ビナルファはそれを好機と捉え、チラリと横目で背後を見やり、シングラルの手に乗ったアルネイラの姿を視認する。
(よし、あっちは準備OKだな……)
準備の完了を確認した彼は、先程まで剣を操っていた左手で魔神からは見えないように合図を送る。
(GO! 投げろ、旦那――!)
「――合図が来た。投げるぞ。"せえの"で跳んでくれよ。ミスは出来ないからな」
「こっちはいつでもいい。さあ投げろ」
アルネイラの心配無用といった態度を受けシングラルは、安心と同時に小さく息を吸い込み、ピタリと止める。そして――。
「行くぞ――っせえぇのっっ!!」
彼は被服の上からでも際立って見える剛腕を、やや前方へ持ち上げるように思い切り振り上げた。
射出点に達したと同時に、絶妙なタイミングで彼女も跳躍をする。
結果、投げ出された彼女の身体はビナルファと魔神の方向へと真っ直ぐ突き進む。
"人間巨大弓"は成功を示したのだ。
(――ナイスタイミングだぜ! 旦那ぁ!)
魔神の視界に映らない位置から飛来する彼女の姿を目の端で捉えたビナルファ。
勝利を確信すると共に、魔神の気を引くように返答をする。
一方、投げられたアルネイラは空中で身体を器用に動かし、振り向いた体勢で魔神の背後に音を最小限に抑えて着地。
「それはな……」
ビナルファが返答をする。
忍び寄った彼女は、抑えていた怒りを爆発させるかのように言葉と両腕に力を込める。
「――キサマが死ねば良いことだっ!」
両腕での横薙ぎが狙うは首筋。
上位魔神と言えども、首を撥ねられては助からない筈だ。
『"閃光"のアルネイラ』と呼ばれた彼女。
二つ名の通り、閃光の如き高速の剣技を操る騎士だ。
鍛え抜かれた身体から放たれる剣速は女性騎士でありながら人間業ではないとの専らの評判で、速さだけなら"騎士団一"とさえ讃えられていた。
しかし――。
(――――護愛――――)
「なっ――!?」
剣閃が空を切る。
刃先が触れるか否かの寸でで、魔神がしゃかんで回避をしたのだ。
「なぜ、避けることが……」
そう零した彼女は、確実に当たると思っていた。
いや、彼女だけではない。
その場に居合わせた誰もが確信しきっていただろう。
しかし攻撃を避けられたのは事実で、現実を受け止めるしかなかった。
彼女はすぐに思考を切り替え、次斬を放たなければいけなかったのだが、渾身の一振りが『避けられた』という事象を信じきることが出来ず、一瞬の隙を生んでしまう。
――当然、魔神はその隙を見逃さない。
(――――億斬――――)
しゃがんだまま、魔神が"特性"を繰り出す。
この攻撃は、先程ディデイロを殺めた特性。
変わり果てた姿へと成り果てたディデイロを見届けたレノを始めとしたこの場にいる全員が、この特性に対して『相手を溶解させる攻撃』と判断をしていたが、それは大きな誤りである。
攻撃の正体は『一億回の見えない斬撃』
その絶え間ない数の斬撃を、一秒にも満たない間に相手に浴びせるという恐ろしい特性なのだ。
ディデイロは一瞬の間に、甲冑ごと全身が液状になるまで刻まれたという事になる。
そして、魔神の特性の発動方法は、念じること。
その念じは一種のテレパシーのようなもので、人間の耳や脳波では感知が不可能。
しかし、この場では一人だけその念じを聞き取ることが出来る人物がいた――。
「アルネイラっ! 後ろへ跳べっ!!」
腹の底から大声を張り上げ回避を促したのは、人間でありながら魔神の血を体に流すシングラルだった。
「――っ!」
怒号じみた回避指示は、受け止めきれなかった現実へと彼女を引き戻すには充分の音量。
アルネイラは指示通り、反射的に後ろへバックステップを試みる。
念じから少しのタイムラグ。
そして放たれる幾重もの斬撃。
シングラルの指示は、生まれた隙を全てカバーするには至らず――。
彼女が握っていた剣と、柄を握っていた左手首から先が、溶ける様に消失したのだった。
こうして見れば見るほど、上位魔神は普通の人間にしか見えない。
俺と同じぐらいの年齢に思えるけど、あれで何千年も生きていると言うのだから驚きだ。
しかし、ビナルファさんはさっきから説得を試みてるのか?
魔神相手に? それは流石に無理があるんじゃ……。
と俺が考えを巡らせていると、メスバーから受け取った鉄剣がビナルファさんの手から離れ、意思を持ったかのように独りでにふよふよと浮き始めた。
その剣は、ゆっくりと俺達の方へと向かってくる。
ビナルファさんは風術を自分とは別に剣へかけたらしく、魔神からは死角になって見えないように背中で隠した左手で剣を器用に操っていたのだ。
しかし剣がこちらに届いたはいいが、本数はたった一振りだけ。
一体、誰が扱うのだろうか――?
◇◆◇◆
ヴェルスミス達の元に剣が届く。
受け取ったのはグレイム。
「さてこの剣だが、どうする? ピースキーパー」
彼は振り向き、問い掛ける。
「考えがある。アルネイラに渡してくれないか」
開口し、述べたヴェルスミス。
「……わかった。しかしなぜアルネイラを?」
グレイムは訝しみながらも素直にアルネイラへと剣を渡す。
受け取った彼女も『なぜ私が?』と言いたげな表情を覗かせていた。
「この中で一番体重が軽そうに見えたからだ。シングラル、行けるな?」
「もちろん」
ヴェルスミスがそう回答し、後ろに立つシングラルに告げる。
シングラルは指をポキポキと鳴らしたり肩を廻したりと、準備運動のような動作を見せていた。
――体重が軽いという理由で選ばれたアルネイラ。
――剣を渡されてもいないのに何故か張り切るシングラル。
この2つの少ない情報だけで、ヴェルスミスの考えを計り知れたのは――。
「……なるほどな。そういうことか」
騎士団長であるグレイムと――。
「あの、すみません。甲冑の装備を減らした方が確実だと思うんですが……」
――レノだった。
「おい、レノ! お前何、勝手に――」
「フォルデン、気付いたのか?」
差し出がましい真似をした友人に対しスレイズが嗜めようとするが、グレイムがそれを制止し訊いた。
「はい……。投げるんですよね? アルネイラさんを」
「「ハァ?」」
と、同時に仰天したのはスレイズとアルネイラ。
一方でヴェルスミスとグレイムは言い当てた青年に対し、感嘆とした様子を見せていた。
「キサマ……何を言って――」
「いや、アルネイラ。フォルデンの言った通りだ。これからお前はそこにいるマルロスローニの手によって、ヴァイルスの元へ送り込まれる」
「…………!」
怒る彼女はグレイムに遮られ、押し黙る。
「レディにこう言うのは失礼を承知しているが、出来れば装備も軽くしてほしい」
ヴェルスミスからもそう言われ、アルネイラは顔を赤くしてしまう。
「アルネイラ、頼んだぞ」
騎士団長にそう言われてしまえば、彼女も断ることなど出来なかった。
「……っ了解!」
返事をすると彼女は、その場で白銀色の装具を一つ一つ脱ぎ始める。
結果、彼女の装備は絹の白シャツと、合成繊維で出来た黒のレギンスに鉄靴だけとなった。
締まった下半身のラインが、日々のトレーニングの成果を窺わせる。
そして、既に準備が整っているシングラルの傍へと向かう。
「何も全部脱ぐ必要は無いんだぞ? そんな装備で大丈夫なのか?」
シングラルが心配を装う。
「大丈夫だ、問題ない。中途半端なのは嫌いな質なんだ。いいからさっさと投げろ」
機嫌が頗る悪そうに言い放つアルネイラ。
「気風の良い女は嫌いじゃない。乗りな」
屈みながらシングラルはニヤリと笑みを浮かべ、両の掌で水を掬うように形取る。
その彼の両手の上に彼女は鉄靴を履いた足をスッと置く。
「ヤツの背後まで届くか? ざっと10ヤールトはありそうだが」
「この"人間巨大弓"は生憎百発百中でな。ご要望にはキッチリと応えることができる」
「そうか、では頼む。一撃で仕留めてやる」
「頼もしいな……。今、ビナルファから合図が来るはずだ。合図が来たら投げる。アンタは同時にジャンプしてくれ」
「……了解」
集中力を最大限に研ぎ澄ませ、団士と騎士が“その時”を待つ――。
◇◆◇◆
そして再び――。
「――何も悩む必要なんて無いんだぜ? もっと簡単な選択を教えてやるよ」
「え、なになに教えてよー?」
魔神が興味を示し、宙空に浮かび続けるビナルファへ意識がより一層と注がれる。
ビナルファはそれを好機と捉え、チラリと横目で背後を見やり、シングラルの手に乗ったアルネイラの姿を視認する。
(よし、あっちは準備OKだな……)
準備の完了を確認した彼は、先程まで剣を操っていた左手で魔神からは見えないように合図を送る。
(GO! 投げろ、旦那――!)
「――合図が来た。投げるぞ。"せえの"で跳んでくれよ。ミスは出来ないからな」
「こっちはいつでもいい。さあ投げろ」
アルネイラの心配無用といった態度を受けシングラルは、安心と同時に小さく息を吸い込み、ピタリと止める。そして――。
「行くぞ――っせえぇのっっ!!」
彼は被服の上からでも際立って見える剛腕を、やや前方へ持ち上げるように思い切り振り上げた。
射出点に達したと同時に、絶妙なタイミングで彼女も跳躍をする。
結果、投げ出された彼女の身体はビナルファと魔神の方向へと真っ直ぐ突き進む。
"人間巨大弓"は成功を示したのだ。
(――ナイスタイミングだぜ! 旦那ぁ!)
魔神の視界に映らない位置から飛来する彼女の姿を目の端で捉えたビナルファ。
勝利を確信すると共に、魔神の気を引くように返答をする。
一方、投げられたアルネイラは空中で身体を器用に動かし、振り向いた体勢で魔神の背後に音を最小限に抑えて着地。
「それはな……」
ビナルファが返答をする。
忍び寄った彼女は、抑えていた怒りを爆発させるかのように言葉と両腕に力を込める。
「――キサマが死ねば良いことだっ!」
両腕での横薙ぎが狙うは首筋。
上位魔神と言えども、首を撥ねられては助からない筈だ。
『"閃光"のアルネイラ』と呼ばれた彼女。
二つ名の通り、閃光の如き高速の剣技を操る騎士だ。
鍛え抜かれた身体から放たれる剣速は女性騎士でありながら人間業ではないとの専らの評判で、速さだけなら"騎士団一"とさえ讃えられていた。
しかし――。
(――――護愛――――)
「なっ――!?」
剣閃が空を切る。
刃先が触れるか否かの寸でで、魔神がしゃかんで回避をしたのだ。
「なぜ、避けることが……」
そう零した彼女は、確実に当たると思っていた。
いや、彼女だけではない。
その場に居合わせた誰もが確信しきっていただろう。
しかし攻撃を避けられたのは事実で、現実を受け止めるしかなかった。
彼女はすぐに思考を切り替え、次斬を放たなければいけなかったのだが、渾身の一振りが『避けられた』という事象を信じきることが出来ず、一瞬の隙を生んでしまう。
――当然、魔神はその隙を見逃さない。
(――――億斬――――)
しゃがんだまま、魔神が"特性"を繰り出す。
この攻撃は、先程ディデイロを殺めた特性。
変わり果てた姿へと成り果てたディデイロを見届けたレノを始めとしたこの場にいる全員が、この特性に対して『相手を溶解させる攻撃』と判断をしていたが、それは大きな誤りである。
攻撃の正体は『一億回の見えない斬撃』
その絶え間ない数の斬撃を、一秒にも満たない間に相手に浴びせるという恐ろしい特性なのだ。
ディデイロは一瞬の間に、甲冑ごと全身が液状になるまで刻まれたという事になる。
そして、魔神の特性の発動方法は、念じること。
その念じは一種のテレパシーのようなもので、人間の耳や脳波では感知が不可能。
しかし、この場では一人だけその念じを聞き取ることが出来る人物がいた――。
「アルネイラっ! 後ろへ跳べっ!!」
腹の底から大声を張り上げ回避を促したのは、人間でありながら魔神の血を体に流すシングラルだった。
「――っ!」
怒号じみた回避指示は、受け止めきれなかった現実へと彼女を引き戻すには充分の音量。
アルネイラは指示通り、反射的に後ろへバックステップを試みる。
念じから少しのタイムラグ。
そして放たれる幾重もの斬撃。
シングラルの指示は、生まれた隙を全てカバーするには至らず――。
彼女が握っていた剣と、柄を握っていた左手首から先が、溶ける様に消失したのだった。
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