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第四部 また追放されました!?
第4話『薬師、本領発揮』
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「もー、お姉さん邪魔!」
「急いでるのに!」
わたしをふっとばした少女たちは、悪びれる様子もなく両脇を駆け抜けていく。
「あ、あの、ちょっと待ってください。そんなに急いで、どこに行くんですか」
「メアリーが熱出したの!」
「薬材を探しに行かなきゃ!」
地面に転がったまま尋ねると、彼女たちはその場で立ち止まり、そう教えてくれる。
「も、もしかして、森に行くんですか」
「そうだよ!」
「い、今から森に入ると、日が暮れてしまいます。危ないですよ」
「そんなの関係ないよ! メアリーが苦しんでるんだから!」
メアリーというのは、あの時二人の背後にいた小さな女の子の名前だった気がする。
「し、心配する気持ちはわかりますが、落ち着いてください」
なんとか立ち上がったわたしは、今にも森に向かって駆け出しそうな二人を必死に押し留める。
「わたしは薬師なので、お力になれるかもしれません。なんという薬材が必要なのですか」
「パープルアイだよ!」
二人の声が重なった。
「そ、それなら持っています。これですよね」
わたしは鞄から、パープルアイ……の、根っこを取り出す。二人は目を見開いた。
「これがそうなの?」
「ロヴェルからは、紫色の花だって言われたけど」
「や、薬材として使うのは、根っこの部分なので。野生のものは木に巻きつくので綺麗に掘り起こすのが大変ですし、これなら洗浄と乾燥も済ませているので、すぐに使えます。どうぞ」
驚きの表情を浮かべる二人に、わたしは薬材を手渡す。
「……ありがとう」
二人は声を揃えてお礼を言い、その後もわたしの顔をじっと見てくる。
「あ、あの、何か?」
「……お姉さん、薬師なんだよね?」
「メアリーの病気、治せる?」
「そ、それは……実際に症状を見てみないと、なんとも……」
続けてそう尋ねられ、わたしは正直に答える。双子たちは口元に手を当て、考える仕草をしていた。
「ニーナちゃん、薬の調合、このお姉さんに頼んでみない? すごく詳しいよ?」
「そうだね。ロヴェル、薬作るのヘタだもん」
「そうそう。昨日から薬飲ませてるのに、メアリーの熱、全然下がらないし」
彼女たちは口々にそう言い、不満顔をする。
話の流れから察するに、ロヴェル君は薬の調合も担当しているのかな。なんか、信頼されてないみたいだけど。
やがて二人は真剣な表情で頷き合うと、わたしのほうへと向き直る。
「薬師のお姉さん、メアリーのために薬を作ってください。お願いします」
そして、深々と頭を下げた。
「わ、わたしでよければ、お手伝いさせてください」
そんな双子たちの願いを、わたしは快諾した。それと同時に、二人は眩しいほどの笑顔を向けてくる。
「お姉さん、ありがとう!」
「こっち! こっちだよ!」
続いて彼女たちはわたしの左右の手を掴むと、ぐいぐいと引っ張っていく。
わたしは全く抵抗できないまま、工房へと連れて行かれた。
「お、お邪魔します……」
招き入れられた薬師工房は、入口に小さなカウンターと棚があるだけで、店舗スペースはわずかしかなかった。
カウンターの奥には調合室やキッチンがあるようで、居住スペースは二階らしい。
「ミーナたち、もう戻ってきたのか?」
工房内を見渡していると、金髪の少年――この工房の工房主、ロヴェル君が顔を覗かせた。
「な、なんでそいつが一緒なんだよ!」
わたしの姿を見たとたん、彼は叫ぶ。
「ロヴェルの薬が全っ然効かないから! 薬師のお姉さんに頼むことにしたの!」
「勝手なことすんなよ! 大人は信用できないんだぞ!」
「今はロヴェルの腕のほうが信用できない! お姉さん、こっち!」
わめき散らすロヴェル君を尻目に、双子ちゃんたちはわたしの手を引いて二階へと誘う。
ようやく中に入れてもらえたけど、本当に大丈夫なのかな。子どもたちの間で、意見が割れているみたいだけど。
……それから案内されたのは、階段を上ってすぐの部屋だった。
そこには小さなベッドがあり、手作りらしいぬいぐるみと添い寝するように、小さな女の子が横になっていた。この子がメアリーちゃんだよね。
おそるおそる近づいて、状態を確認する。彼女は眠っていた。
そっと額に触れてみると、かなり熱がある。
「どう? メアリー、治る?」
「ひぃっ」
その時、双子ちゃんが左右からわたしにくっつくようにして、メアリーちゃんを覗き込む。反射的に緊張してしまう。
それから視線を感じて振り返ると、部屋の外……廊下の壁にもたれかかるように、ロヴェル君の姿があった。腕組みをして、わたしを睨みつけている。
「そ、その……メアリーちゃんの症状は、どんなものが出ていましたか」
その視線に必死に堪えながら、わたしは質問を口にする。
「昨日のお昼くらいから、熱があったよね」
「うん。あと、お腹痛いって言ってた」
「発熱と腹痛ですね。食べ物を吐いたり、お腹を下したりした様子は?」
「それはなかったよね?」
「うん」
「喉や頭が痛いとは言っていましたか? 咳や体のだるさは?」
「どれもなかったはず」
「……なぁ、なんでそんな細かく聞くんだよ」
双子ちゃんたちから聞き取りをしていると、ロヴェル君がそう尋ねてきた。
「し、症状に応じて、作る薬が変わるからです。基本となる熱冷ましに、それぞれの特効成分を持つ薬材を加えて調合することで、症状を緩和します」
わたしはそう説明するも、ロヴェル君は眉をひそめただけだった。
それからわたしは調合室へ移動し、薬研を取り出して調合を始める。
今回作るのは基本的な熱冷ましで、必要な薬材はスイートリーフとゴールデンリーフ、そしてパープルアイだ。
腹痛に効果がある薬材としてサポリンの実を持参しているけど、より子ども向けのサクナゲの大花を使いたい。この工房にあるかな。
「あ、あの、この工房にサクナゲの大花はないでしょうか」
「ロヴェル、サクナゲの大花だって」
尋ねると、薬材を選定するわたしを興味深そうに見ていた双子ちゃんたちが声を揃える。
「サ、サクナゲの……? 薬材倉庫なら地下だよ。好きに探せよ」
言いながら、ロヴェル君は古い鍵を投げてよこす。
わたしはそれを受け取って、言われた通り地下へと向かう。
……まさか、薬材倉庫に入らせてもらえるとは思わなかった。
やがてたどり着いた地下倉庫は床に埃が積もり、長いこと使われていないのは明白だった。
それでも整理は行き届いていて、薬材は種類ごとに瓶に入れられている。
瓶にも一つ一つラベルが貼られており、初心者にも薬材名がわかるように配慮してあるような、そんな気がした。
そんな素材たちの中からサクナゲの大花を見つけ出すと、わたしは調合室へ戻る。
……薬材も揃ったし、一気に薬を作ってしまおう。
それから一心不乱に薬研を動かし、薬材を粉にしていく。
「ねぇ、このお姉さんすごいよ。ロヴェルと違って、何も見ないで調合してる。まるでおばーちゃんみたい」
「ホントだー。すごーい」
背後からそんな声が聞こえる。とたんに緊張感が増すけど、気にしちゃ駄目だ。手元が狂う。
「あ、あの、土瓶にお湯を沸かしてもらえないでしょうか。煮出さなければいけないので」
「まかせて!」
「ロヴェル、土瓶ってコレだっけ?」
「それは乳鉢だよ。ニーナ、土瓶はこっち」
「ありがとー。ミーナ、火を起こしてくれる?」
「いいよー。火起こしはお手のもの! まかせたまえー!」
背後からの楽しげな声に耳を傾けながら、わたしは調合を続けたのだった。
「急いでるのに!」
わたしをふっとばした少女たちは、悪びれる様子もなく両脇を駆け抜けていく。
「あ、あの、ちょっと待ってください。そんなに急いで、どこに行くんですか」
「メアリーが熱出したの!」
「薬材を探しに行かなきゃ!」
地面に転がったまま尋ねると、彼女たちはその場で立ち止まり、そう教えてくれる。
「も、もしかして、森に行くんですか」
「そうだよ!」
「い、今から森に入ると、日が暮れてしまいます。危ないですよ」
「そんなの関係ないよ! メアリーが苦しんでるんだから!」
メアリーというのは、あの時二人の背後にいた小さな女の子の名前だった気がする。
「し、心配する気持ちはわかりますが、落ち着いてください」
なんとか立ち上がったわたしは、今にも森に向かって駆け出しそうな二人を必死に押し留める。
「わたしは薬師なので、お力になれるかもしれません。なんという薬材が必要なのですか」
「パープルアイだよ!」
二人の声が重なった。
「そ、それなら持っています。これですよね」
わたしは鞄から、パープルアイ……の、根っこを取り出す。二人は目を見開いた。
「これがそうなの?」
「ロヴェルからは、紫色の花だって言われたけど」
「や、薬材として使うのは、根っこの部分なので。野生のものは木に巻きつくので綺麗に掘り起こすのが大変ですし、これなら洗浄と乾燥も済ませているので、すぐに使えます。どうぞ」
驚きの表情を浮かべる二人に、わたしは薬材を手渡す。
「……ありがとう」
二人は声を揃えてお礼を言い、その後もわたしの顔をじっと見てくる。
「あ、あの、何か?」
「……お姉さん、薬師なんだよね?」
「メアリーの病気、治せる?」
「そ、それは……実際に症状を見てみないと、なんとも……」
続けてそう尋ねられ、わたしは正直に答える。双子たちは口元に手を当て、考える仕草をしていた。
「ニーナちゃん、薬の調合、このお姉さんに頼んでみない? すごく詳しいよ?」
「そうだね。ロヴェル、薬作るのヘタだもん」
「そうそう。昨日から薬飲ませてるのに、メアリーの熱、全然下がらないし」
彼女たちは口々にそう言い、不満顔をする。
話の流れから察するに、ロヴェル君は薬の調合も担当しているのかな。なんか、信頼されてないみたいだけど。
やがて二人は真剣な表情で頷き合うと、わたしのほうへと向き直る。
「薬師のお姉さん、メアリーのために薬を作ってください。お願いします」
そして、深々と頭を下げた。
「わ、わたしでよければ、お手伝いさせてください」
そんな双子たちの願いを、わたしは快諾した。それと同時に、二人は眩しいほどの笑顔を向けてくる。
「お姉さん、ありがとう!」
「こっち! こっちだよ!」
続いて彼女たちはわたしの左右の手を掴むと、ぐいぐいと引っ張っていく。
わたしは全く抵抗できないまま、工房へと連れて行かれた。
「お、お邪魔します……」
招き入れられた薬師工房は、入口に小さなカウンターと棚があるだけで、店舗スペースはわずかしかなかった。
カウンターの奥には調合室やキッチンがあるようで、居住スペースは二階らしい。
「ミーナたち、もう戻ってきたのか?」
工房内を見渡していると、金髪の少年――この工房の工房主、ロヴェル君が顔を覗かせた。
「な、なんでそいつが一緒なんだよ!」
わたしの姿を見たとたん、彼は叫ぶ。
「ロヴェルの薬が全っ然効かないから! 薬師のお姉さんに頼むことにしたの!」
「勝手なことすんなよ! 大人は信用できないんだぞ!」
「今はロヴェルの腕のほうが信用できない! お姉さん、こっち!」
わめき散らすロヴェル君を尻目に、双子ちゃんたちはわたしの手を引いて二階へと誘う。
ようやく中に入れてもらえたけど、本当に大丈夫なのかな。子どもたちの間で、意見が割れているみたいだけど。
……それから案内されたのは、階段を上ってすぐの部屋だった。
そこには小さなベッドがあり、手作りらしいぬいぐるみと添い寝するように、小さな女の子が横になっていた。この子がメアリーちゃんだよね。
おそるおそる近づいて、状態を確認する。彼女は眠っていた。
そっと額に触れてみると、かなり熱がある。
「どう? メアリー、治る?」
「ひぃっ」
その時、双子ちゃんが左右からわたしにくっつくようにして、メアリーちゃんを覗き込む。反射的に緊張してしまう。
それから視線を感じて振り返ると、部屋の外……廊下の壁にもたれかかるように、ロヴェル君の姿があった。腕組みをして、わたしを睨みつけている。
「そ、その……メアリーちゃんの症状は、どんなものが出ていましたか」
その視線に必死に堪えながら、わたしは質問を口にする。
「昨日のお昼くらいから、熱があったよね」
「うん。あと、お腹痛いって言ってた」
「発熱と腹痛ですね。食べ物を吐いたり、お腹を下したりした様子は?」
「それはなかったよね?」
「うん」
「喉や頭が痛いとは言っていましたか? 咳や体のだるさは?」
「どれもなかったはず」
「……なぁ、なんでそんな細かく聞くんだよ」
双子ちゃんたちから聞き取りをしていると、ロヴェル君がそう尋ねてきた。
「し、症状に応じて、作る薬が変わるからです。基本となる熱冷ましに、それぞれの特効成分を持つ薬材を加えて調合することで、症状を緩和します」
わたしはそう説明するも、ロヴェル君は眉をひそめただけだった。
それからわたしは調合室へ移動し、薬研を取り出して調合を始める。
今回作るのは基本的な熱冷ましで、必要な薬材はスイートリーフとゴールデンリーフ、そしてパープルアイだ。
腹痛に効果がある薬材としてサポリンの実を持参しているけど、より子ども向けのサクナゲの大花を使いたい。この工房にあるかな。
「あ、あの、この工房にサクナゲの大花はないでしょうか」
「ロヴェル、サクナゲの大花だって」
尋ねると、薬材を選定するわたしを興味深そうに見ていた双子ちゃんたちが声を揃える。
「サ、サクナゲの……? 薬材倉庫なら地下だよ。好きに探せよ」
言いながら、ロヴェル君は古い鍵を投げてよこす。
わたしはそれを受け取って、言われた通り地下へと向かう。
……まさか、薬材倉庫に入らせてもらえるとは思わなかった。
やがてたどり着いた地下倉庫は床に埃が積もり、長いこと使われていないのは明白だった。
それでも整理は行き届いていて、薬材は種類ごとに瓶に入れられている。
瓶にも一つ一つラベルが貼られており、初心者にも薬材名がわかるように配慮してあるような、そんな気がした。
そんな素材たちの中からサクナゲの大花を見つけ出すと、わたしは調合室へ戻る。
……薬材も揃ったし、一気に薬を作ってしまおう。
それから一心不乱に薬研を動かし、薬材を粉にしていく。
「ねぇ、このお姉さんすごいよ。ロヴェルと違って、何も見ないで調合してる。まるでおばーちゃんみたい」
「ホントだー。すごーい」
背後からそんな声が聞こえる。とたんに緊張感が増すけど、気にしちゃ駄目だ。手元が狂う。
「あ、あの、土瓶にお湯を沸かしてもらえないでしょうか。煮出さなければいけないので」
「まかせて!」
「ロヴェル、土瓶ってコレだっけ?」
「それは乳鉢だよ。ニーナ、土瓶はこっち」
「ありがとー。ミーナ、火を起こしてくれる?」
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