ちびっ子ボディのチート令嬢は辺境で幸せを掴む

紫楼

文字の大きさ
41 / 786
一章

39話 お勉強は好きじゃないけどなんとなく頑張ろう。★

しおりを挟む
「リーシャちゃん、お式の前にマーベルハント伯爵と前伯爵が来られるそうよ。あとお式の一月後に王都の夜会に招待されたわ~」

 朝食の和やかな?時に本日もジュリアスさまのお膝で餌付けされていると、何やらお義母さまがおっきな問題な話をふたつ振ってきた。

 マーベルハントって実母の実家の事よね?お会いした事がないので顔は思い浮かばないけど、お母さまの兄と父のことよね?
 お母さまは実家の事何か言ってたかなぁ。
 お祖母さまのことは錬金術の流れでちょっと聞いた事あると思う。
 お祖父さまや伯父様のこと、あんまりピンと来ないなぁ。

 ・・・ん?夜会?
 私が?
「え?」
 思わずジュリアスさまのお顔を見る。
「年数回は我が家からも代表が出ないといけない。今回は俺たちの結婚を周知するのにちょうど良いから父上と母上と俺たちで参加する」
 ひょえぇ!夜会って。リーシャってデビュタントもしてないのに。
「俺たちもリーシャちゃんとなら参加したかったけど今回は仕方ないから留守番なんだよー」
 辺境伯領は空っぽには出来ないよねぇ・・・。
「えぇー・・・」
 唖然としている私に、
「大丈夫よぉ。うちのお嫁さんに意地悪できる人なんていないわぁ♫」
「俺がちゃんと付いてるからな」
「ワシもだぞぅ」
って、優しい眼差しで励ましてくれた。

 嬉しいよ!みんなのやさしさが嬉しいけども私は自分の尻が一大事だって、そっちの心配しちゃう!
 あの馬車また乗るんかい。乙女のお尻大ピンチ。
「ドレスは私とお揃いにしましょうねぇ♡」
 う⁉ナイスバディなお義母さまとツルペタな私のお揃いってそれ公開処刑!
「良かったな」
 みんな微笑ましい感出してるよ。嘘でしょ?ありなの?

 お茶飲んだあと、魔法のお勉強タイムになった。教授たちが離れに教科書とか用意してくれたらしいので、アランに運ばれて行ったよ。
 キックボードって作っても結局乗らせてもらえない気がする。
 お勉強はね、私はさっぱりわかんないって投げ出したい感じだよ。リーシャの記憶が無かったらきっと私ってば錬金術も魔法も何も使いこなせなかったと断言できる。

 今日はまず、属性の特徴や発動条件みたいなのを学んだけど、大まかに知ってるから逆に〈知識〉の書き換えってわりと難しい気がする。
 分かってるつもりで進めちゃうって感じかな。教えてもらっている内容を流し気味になるのはダメだね。

 お昼ご飯はルルゥが持たせてくれた「愛情たっぷり弁当♡」をみんなで食べて、午後は馬車をどうにか出来ないかな?って考えて。
 サスペンションとかは作りがわかんないから無理。チートな魔法の力を頼るぞ。
 馬車本体の下に《重量軽減》《浮遊》の魔法陣を設置したら衝撃が減らないかな?
 座席はスプリングを入れたら少しは快適になるよね?

 とりあえず魔石に風の魔法陣を彫りこんでプレートに付与効果を与える術式を彫っているところを、教授と先生がすごい目で観察してる。怖い。

 そういえば、篆刻でやるの珍しいって言われてたなぁ・・・もしかして私ってばやっちゃった?
 でも教授たちは私が魔道具を修理したの知ってるし、大丈夫なはず。
 書くだけでも使えるなら書く方でやってみようかな?

 何がやっちゃダメとか本当に基準がわかんないの、困ったなぁ。



しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

転生皇女セラフィナ

秋月真鳥
恋愛
公爵家のメイド・クラリッサは、幼い主君アルベルトを庇って十五歳で命を落とした。 目覚めたとき、彼女は皇女セラフィナとして生まれ変わっていた——死の、わずか翌日に。 赤ん坊の身体に十五歳の記憶を持ったまま、セラフィナは新しい人生を歩み始める。 皇帝に溺愛され、優しい母に抱かれ、兄に慈しまれる日々。 前世で冷遇されていた彼女にとって、家族の愛は眩しすぎるほどだった。 しかし、セラフィナの心は前世の主・アルベルトへの想いに揺れ続ける。 一歳のお披露目で再会した彼は、痩せ細り、クラリッサの死を今も引きずっていた。 「わたしは生涯結婚もしなければ子どもを持つこともない。わたしにはそんな幸福は許されない」 そう語るアルベルトの姿に、セラフィナは決意する。 言葉も満足に話せない。自由に動くこともできない。前世の記憶を明かすこともできない。 それでも、彼を救いたい。彼に幸せになってほしい。 転生した皇女が、小さな身体で挑む、長い長い物語が始まる。 ※ノベルアップ+、小説家になろうでも掲載しています。

【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜

一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m ✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。 【あらすじ】 神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!   そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!  事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます! 仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。 カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。

『白い結婚だったので、勝手に離婚しました。何か問題あります?』

夢窓(ゆめまど)
恋愛
「――離婚届、受理されました。お疲れさまでした」 教会の事務官がそう言ったとき、私は心の底からこう思った。 ああ、これでようやく三年分の無視に終止符を打てるわ。 王命による“形式結婚”。 夫の顔も知らず、手紙もなし、戦地から帰ってきたという噂すらない。 だから、はい、離婚。勝手に。 白い結婚だったので、勝手に離婚しました。 何か問題あります?

死に物狂いで支えた公爵家から捨てられたので、回帰後は全財産を盗んで消えてあげます 〜今さら「戻れ」と言われても、私は隣国の皇太子妃ですので〜

しょくぱん
恋愛
「お前のような無能、我が公爵家の恥だ!」 公爵家の長女エルゼは、放蕩者の父や無能な弟に代わり、寝る間も惜しんで領地経営と外交を支えてきた。しかし家族は彼女の功績を奪った挙句、政治犯の濡れ衣を着せて彼女を処刑した。 死の間際、エルゼは誓う。 「もし次があるのなら――二度と、あいつらのために働かない」 目覚めると、そこは処刑の二年前。 再び「仕事」を押し付けようとする厚顔無恥な家族に対し、エルゼは優雅に微笑んだ。 「ええ、承知いたしました。ただし、これからは**『代金』**をいただきますわ」 隠し金庫の鍵、領地の権利書、優秀な人材、そして莫大な隠し資産――。 エルゼは公爵家のすべてを自分名義に書き換え、着々と「もぬけの殻」にしていく。 そんな彼女の前に、隣国の冷徹な皇太子シオンが現れ、驚くべき提案を持ちかけてきて……? 「君のような恐ろしい女性を、独り占めしたくなった」 資産を奪い尽くして亡命した令嬢と、彼女を溺愛する皇太子。 一方、すべてを失った公爵家が泣きついてくるが、もう遅い。 あなたの家の金庫も、土地も、働く人間も――すべて私のものですから。

メインをはれない私は、普通に令嬢やってます

かぜかおる
ファンタジー
ヒロインが引き取られてきたことで、自分がラノベの悪役令嬢だったことに気が付いたシルヴェール けど、メインをはれるだけの実力はないや・・・ だから、この世界での普通の令嬢になります! ↑本文と大分テンションの違う説明になってます・・・

【電子書籍化・1月末削除予定】余命一カ月の魔法使いは我儘に生きる

大森 樹
恋愛
【本編完結、番外編追加しています】 多くの方にお読みいただき感謝申し上げます。 感想たくさんいただき感謝致します。全て大切に読ませていただいております。 残念ですが、この度電子書籍化に伴い規約に基づき2026年1月末削除予定です。 よろしくお願いいたします。 ----------------------------------------------------------- 大魔法使いエルヴィは、最大の敵である魔女を倒した。 「お前は死の恐怖に怯えながら、この一カ月無様に生きるといい」 死に際に魔女から呪いをかけられたエルヴィは、自分の余命が一カ月しかないことを知る。 国王陛下から命を賭して魔女討伐をした褒美に『どんな我儘でも叶える』と言われたが……エルヴィのお願いはとんでもないことだった!? 「ユリウス・ラハティ様と恋人になりたいです!」 エルヴィは二十歳近く年上の騎士団長ユリウスにまさかの公開告白をしたが、彼は亡き妻を想い独身を貫いていた。しかし、王命により二人は強制的に一緒に暮らすことになって…… 常識が通じない真っ直ぐな魔法使いエルヴィ×常識的で大人な騎士団長のユリウスの期間限定(?)のラブストーリーです。 ※どんな形であれハッピーエンドになります。

レベル1のフリはやめた。貸した力を全回収

ソラ
ファンタジー
勇者パーティの荷物持ち、ソラ。 彼はレベル1の無能として蔑まれ、魔王討伐を目前に「お前のようなゴミはいらない」と追放を言い渡される。 だが、傲慢な勇者たちは知らなかった。 自分たちが人間最高峰の力を維持できていたのは、すべてソラの規格外のステータスを『借りていた』からだということを。 「……わかった。貸していた力、すべて返してもらうよ」 契約解除。返還されたレベルは9999。 一瞬にして力を失い、ただの凡人へと転落しパニックに陥る勇者たち。 対するソラは、星を砕くほどの万能感を取り戻しながらも、淡々と宿を去る。 静かな隠居を望むソラだったが、路地裏で「才能なし」と虐げられていた少女ミィナを助けたことで、運命が変わり始める。 「借金の利息として、君を最強にしてあげよう」 これは、世界そのものにステータスを貸し付けていた最強の『貸与者』が、不条理な世界を再定義していく物語。 (本作品はAIを活用して構成・執筆しています)

遊び人の令嬢が目を付けたのは、私の真面目な婚約者でした

おいどん
恋愛
子爵家の令嬢エリーネと伯爵家の次男のノルトが婚約を結んだのは、半年前だった。 真面目で優秀なノルトに相応しい婚約者であろうとするものの、エリーネには自信がなかった。 ある日、遊び人と噂の令嬢べルティーナとノルトが共にいるところを見てしまう。 「真面目クンは壁さえ破っちゃえばこっちのもんだからね〜」 「きっと、彼女の美しさに嫉妬しているのだわ…」 「…今度は、ちゃんと言葉にするから」

処理中です...