64 / 787
二章
62話 へインの街で。★
到着した街はヘインって名で、前回のバザールっぽいお店並びじゃなくて店舗が点在してる感じだった。
ディゴーの街は他国や他領への通行が便利でこっちは魔の森が近いから冒険者とかが採って来た素材を卸すところ?ここにあちこちの商人が仕入れに来るので行商ではなくて仕入れの人の出入りが多いんだって。
だから冒険者向けの道具やご飯屋は多い。
今回ここに連れて来てくれたのは、私が森に行きたいって言ったから、ここには魔の森とは違う普通の森もあるからそっちに行くついでだって?
近いうちに王都とか旅行に行くから、今回はグレーデン領のニッチなところを見せたいんだそう。
デートっていうより視察?感がすごいけど、どこに行っても初めてだし、リーシャもオレイユ領か王都の学園しか外に出てなかったから何もかもが目新しいから嬉しい。ジュリアスさまと一緒でもっと嬉しいんだ。
布屋さんは冒険者用に丈夫な素材が多くて、皮屋さんはお店入ってすぐに魔獣の頭が飾ってあってちょっとびっくりして抱っこしてくれてたジュリアスさまをギュウっと抱きしめちゃって首が絞まっちゃったよ!全然効いてなかったけど。
数種類の滑した皮とモフモフした毛皮を買ってもらった。毛皮はソファに掛けたい。
ここは寒くはならないらしいけど、ふわふわを楽しむのだ。
少し柔らかい丈夫な皮はマジックバッグとか作ってみたいなーって思ってるんだけど、なんかまた変な顔されちゃう気もするから、様子を見てチャレンジ!
「リーシャ、うちのルルゥほどではないがここの料理は変わった味で美味しいぞ」
街の奥まった場所にあった食堂に案内してくれたのは、冒険者が狩ってきてすぐに捌いたお肉や、魔の森で採れた野草や果物が使われてて、独特な料理が出るお店なんだって。
独特ってちょっと怖いな⁉
「おやっさん、ホーンブルのレアステーキのを・・・あとこれとこれ・・・」
ジュリアスさまはここでも私を膝抱っこしつつ、手慣れた感じで色々注文してるんだけど、ブラックソースってなんだろう?
別の席でサーキスさまが手書きのメニューを指差しつつ、アランやジェイク、ニーナにどんなものか簡単に説明しつつ注文をまとめている。
私もメニューを眺めて見るんだけど、基本は焼く蒸すが多いから種類は少なくて、魔獣の種類と味付け?塩だけじゃないのが素晴らしい!んだけど、イマイチわなんない。
ダムラソース、フリュアソースってなんだろう?
木の実とかまだ私が食べたことのないものから作れるのかな?超気になるけど、コックさんの秘蔵レシピかも?
最初に来たのはターラサラダっていう、どう見ても自然薯の短冊切りしたやつとレタスっぽい葉っぱのサラダ!!!
自然薯!?森で取れるのかな?
ジュリアスさまが私の口にひと匙入れてくれる。
「トロローー・・・うぅ」
懐かしさに思わず口に出ちゃった言葉をジュリアスさまが聞き留めて心配そうな顔して覗いた。心配ないことを伝えたよ。
サラダのドレッシングが木の実油とお塩とレモン?だから絶妙になんか違うって思っちゃうんだけど海外の味と思えば有りなのかも?
でも自然薯があるのがわかって嬉しい。
「美味しいです~」
いやちょっとだし醤油が欲しいんだけどね!贅沢は言ってらんないから。
「そうか?この変わった歯応えが面白いだろう?」
料理に面白さは求めてないけど、焼く蒸すの塩味の世界にいたらここの味付けは美味しいとかより面白いってなるのかな?
旨みを感じるより変わってるっていう目新しさが新鮮で嬉しいかも?
私もトムヤンクン初めて食べた時はどう表現すべきか悩んだもん。何回か食べていくうちに美味しさがわかったような?
四川の本場の味っていうお店に入った時は味より辛さでびっくりして、美味しさはわかんなかった。違うお店で日本人寄りの味になってるお店では普通に楽しめた。
食べ物は環境で好みが育つんだよ。きっとね。
辛すぎる物にはついに慣れなかったけど、クミちゃんは激辛好きで10辛マシマシーホッキョクーケーンとかやってたの。翌日、喉とお尻が危険だけどやめられないんだって。・・・クミちゃん元気かな。
目の前に出されたステーキが大盛りどころかマウンテン!!
外でも山になるほどの量を食べるんだね?
サーキスさまやアランやジェイクもわりとマウンテン。マジか。
ニーナは・・・2人前くらい。他の山を見た後じゃたしかに小鳥の餌程度だねぇ。ってニーナ、そんなに食べてたっけ・・・
早速ジュリアスさまが切り分けて数種類の用意されたソース?を少し付けて私の口にイン。
「・・・んにゅ?」
「どうした?」
すでに数口をパクパクと自分の口に運んでたジュリアスさまが別のソースを付けてまた私の口に。
食べさせるのか質問に答えさせるのか分けて欲しいな?
って口の中に広がった味が、ほのかに遠くに醤油がいる気がする?
ソースの小皿を手に取って匂いを嗅いでみる。
黒っぽいソースがやっぱり醤油の香りがほのかにしてる。
コーミソースでもデミグラスソースでもウスターソースでもなく。醤油。ちょっと違うけどでも醤油。
これの出所くらいは聞いても許されるかな⁉
他のソースも試したくてジュリアスさま催促する。
私の様子を見て何かを見つけたんだなって理解してくれたようで、一口ずつゆっくり食べさせてくれた。
・・・胡麻油っぽいのあるーーーー!
ディゴーの街は他国や他領への通行が便利でこっちは魔の森が近いから冒険者とかが採って来た素材を卸すところ?ここにあちこちの商人が仕入れに来るので行商ではなくて仕入れの人の出入りが多いんだって。
だから冒険者向けの道具やご飯屋は多い。
今回ここに連れて来てくれたのは、私が森に行きたいって言ったから、ここには魔の森とは違う普通の森もあるからそっちに行くついでだって?
近いうちに王都とか旅行に行くから、今回はグレーデン領のニッチなところを見せたいんだそう。
デートっていうより視察?感がすごいけど、どこに行っても初めてだし、リーシャもオレイユ領か王都の学園しか外に出てなかったから何もかもが目新しいから嬉しい。ジュリアスさまと一緒でもっと嬉しいんだ。
布屋さんは冒険者用に丈夫な素材が多くて、皮屋さんはお店入ってすぐに魔獣の頭が飾ってあってちょっとびっくりして抱っこしてくれてたジュリアスさまをギュウっと抱きしめちゃって首が絞まっちゃったよ!全然効いてなかったけど。
数種類の滑した皮とモフモフした毛皮を買ってもらった。毛皮はソファに掛けたい。
ここは寒くはならないらしいけど、ふわふわを楽しむのだ。
少し柔らかい丈夫な皮はマジックバッグとか作ってみたいなーって思ってるんだけど、なんかまた変な顔されちゃう気もするから、様子を見てチャレンジ!
「リーシャ、うちのルルゥほどではないがここの料理は変わった味で美味しいぞ」
街の奥まった場所にあった食堂に案内してくれたのは、冒険者が狩ってきてすぐに捌いたお肉や、魔の森で採れた野草や果物が使われてて、独特な料理が出るお店なんだって。
独特ってちょっと怖いな⁉
「おやっさん、ホーンブルのレアステーキのを・・・あとこれとこれ・・・」
ジュリアスさまはここでも私を膝抱っこしつつ、手慣れた感じで色々注文してるんだけど、ブラックソースってなんだろう?
別の席でサーキスさまが手書きのメニューを指差しつつ、アランやジェイク、ニーナにどんなものか簡単に説明しつつ注文をまとめている。
私もメニューを眺めて見るんだけど、基本は焼く蒸すが多いから種類は少なくて、魔獣の種類と味付け?塩だけじゃないのが素晴らしい!んだけど、イマイチわなんない。
ダムラソース、フリュアソースってなんだろう?
木の実とかまだ私が食べたことのないものから作れるのかな?超気になるけど、コックさんの秘蔵レシピかも?
最初に来たのはターラサラダっていう、どう見ても自然薯の短冊切りしたやつとレタスっぽい葉っぱのサラダ!!!
自然薯!?森で取れるのかな?
ジュリアスさまが私の口にひと匙入れてくれる。
「トロローー・・・うぅ」
懐かしさに思わず口に出ちゃった言葉をジュリアスさまが聞き留めて心配そうな顔して覗いた。心配ないことを伝えたよ。
サラダのドレッシングが木の実油とお塩とレモン?だから絶妙になんか違うって思っちゃうんだけど海外の味と思えば有りなのかも?
でも自然薯があるのがわかって嬉しい。
「美味しいです~」
いやちょっとだし醤油が欲しいんだけどね!贅沢は言ってらんないから。
「そうか?この変わった歯応えが面白いだろう?」
料理に面白さは求めてないけど、焼く蒸すの塩味の世界にいたらここの味付けは美味しいとかより面白いってなるのかな?
旨みを感じるより変わってるっていう目新しさが新鮮で嬉しいかも?
私もトムヤンクン初めて食べた時はどう表現すべきか悩んだもん。何回か食べていくうちに美味しさがわかったような?
四川の本場の味っていうお店に入った時は味より辛さでびっくりして、美味しさはわかんなかった。違うお店で日本人寄りの味になってるお店では普通に楽しめた。
食べ物は環境で好みが育つんだよ。きっとね。
辛すぎる物にはついに慣れなかったけど、クミちゃんは激辛好きで10辛マシマシーホッキョクーケーンとかやってたの。翌日、喉とお尻が危険だけどやめられないんだって。・・・クミちゃん元気かな。
目の前に出されたステーキが大盛りどころかマウンテン!!
外でも山になるほどの量を食べるんだね?
サーキスさまやアランやジェイクもわりとマウンテン。マジか。
ニーナは・・・2人前くらい。他の山を見た後じゃたしかに小鳥の餌程度だねぇ。ってニーナ、そんなに食べてたっけ・・・
早速ジュリアスさまが切り分けて数種類の用意されたソース?を少し付けて私の口にイン。
「・・・んにゅ?」
「どうした?」
すでに数口をパクパクと自分の口に運んでたジュリアスさまが別のソースを付けてまた私の口に。
食べさせるのか質問に答えさせるのか分けて欲しいな?
って口の中に広がった味が、ほのかに遠くに醤油がいる気がする?
ソースの小皿を手に取って匂いを嗅いでみる。
黒っぽいソースがやっぱり醤油の香りがほのかにしてる。
コーミソースでもデミグラスソースでもウスターソースでもなく。醤油。ちょっと違うけどでも醤油。
これの出所くらいは聞いても許されるかな⁉
他のソースも試したくてジュリアスさま催促する。
私の様子を見て何かを見つけたんだなって理解してくれたようで、一口ずつゆっくり食べさせてくれた。
・・・胡麻油っぽいのあるーーーー!
あなたにおすすめの小説
【完結】憧れのスローライフを異世界で?
さくらもち
ファンタジー
アラフォー独身女子 雪菜は最近ではネット小説しか楽しみが無い寂しく会社と自宅を往復するだけの生活をしていたが、仕事中に突然目眩がして気がつくと転生したようで幼女だった。
日々成長しつつネット小説テンプレキターと転生先でのんびりスローライフをするための地盤堅めに邁進する。
悪役令嬢にされたので婚約破棄を受け入れたら、なぜか全員困っています
かきんとう
恋愛
王城の大広間は、いつも以上に華やいでいた。
磨き上げられた床は燭台の光を反射し、色とりどりのドレスが揺れるたびに、まるで花畑が動いているかのように見える。貴族たちの笑い声、楽団の優雅な旋律、そして、ひそやかな噂話が、空気を満たしていた。
その中心に、私は立っていた。
――今日、この瞬間のために。
「エレノア・フォン・リーベルト嬢」
高らかに呼ばれた私の名に、ざわめきがぴたりと止む。
【完結】転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して二年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
家族に忘れられていた第五王子は愛され生活を送る
りーさん
ファンタジー
アズール王国の王宮には、多くの王子や王女が住んでいる蒼星宮という宮がある。
その宮にはとある噂が広まっていた。併設されている図書館に子どもの幽霊が現れると。
そんなある日、図書館に出入りしていた第一王子は子どものような人影を見かける。
その時、父である国王にすら忘れられ、存在を知られていなかった第五王子の才覚が露になっていく。
本の虫な転生赤ちゃんは血塗りの宰相の義愛娘~本の世界に入れる『ひみちゅのちから』でピンチの帝国を救ったら、冷酷パパに溺愛されてます
青空あかな
ファンタジー
ブラック企業に勤める本の虫でアラサーOLの星花は、突然水に突き落とされた衝撃を感じる。
藻掻くうちに、自分はなぜか赤ちゃんになっていることを理解する。
溺死寸前の彼女を助けたのは、冷徹な手腕により周囲から「血塗りの宰相」と恐れられるアイザック・リヴィエール公爵だった。
その後、熱に浮かされながら見た夢で前世を思い出し、星花は異世界の赤ちゃんに転生したことを自覚する。
目覚めた彼女は周囲の会話から、赤ちゃんの自分を川に落としたのは実の両親だと知って、強いショックを受けた。
前世の両親もいわゆる毒親であり、今世では「親」に愛されたかったと……。
リヴィエール公爵家の屋敷に連れて行かれると、星花にはとても貴重な聖属性の魔力があるとわかった。
アイザックに星花は「ステラ」と名付けられ彼の屋敷で暮らすようになる。
当のアイザックとはほとんど会わない塩対応だが、屋敷の善良な人たちに温かく育てられる。
そんなある日、精霊と冒険する絵本を読んだステラはその世界に入り込み、実際に精霊と冒険した。
ステラには「本の世界に入り込み、その本の知識や内容を実際に体験したように習得できる特別な力」があったのだ。
彼女はその力を使って、隣国との条約締結に関する通訳不在問題や皇帝陛下の病気を治す薬草探索など、様々な問題を解決する。
やがて、アイザックは最初は煩わしかったはずのステラの活躍と愛らしさを目の当たりにし、彼女を「娘として」大切に思うようになる。
これは赤ちゃんに転生した本好きアラサーの社畜OLが、前世の知識と本好きの力を活かして活躍した結果、冷徹な義父から溺愛される話である。
至って普通のネグレクト系脇役お姫様に転生したようなので物語の主人公である姉姫さまから主役の座を奪い取りにいきます
下菊みこと
恋愛
至って普通の女子高生でありながら事故に巻き込まれ(というか自分から首を突っ込み)転生した天宮めぐ。転生した先はよく知った大好きな恋愛小説の世界。でも主人公ではなくほぼ登場しない脇役姫に転生してしまった。姉姫は優しくて朗らかで誰からも愛されて、両親である国王、王妃に愛され貴公子達からもモテモテ。一方自分は妾の子で陰鬱で誰からも愛されておらず王位継承権もあってないに等しいお姫様になる予定。こんな待遇満足できるか!羨ましさこそあれど恨みはない姉姫さまを守りつつ、目指せ隣国の王太子ルート!小説家になろう様でも「主人公気質なわけでもなく恋愛フラグもなければ死亡フラグに満ち溢れているわけでもない至って普通のネグレクト系脇役お姫様に転生したようなので物語の主人公である姉姫さまから主役の座を奪い取りにいきます」というタイトルで掲載しています。
嫌われ皇后は子供が可愛すぎて皇帝陛下に構っている時間なんてありません。
しあ
恋愛
目が覚めるとお腹が痛い!
声が出せないくらいの激痛。
この痛み、覚えがある…!
「ルビア様、赤ちゃんに酸素を送るためにゆっくり呼吸をしてください!もうすぐですよ!」
やっぱり!
忘れてたけど、お産の痛みだ!
だけどどうして…?
私はもう子供が産めないからだだったのに…。
そんなことより、赤ちゃんを無事に産まないと!
指示に従ってやっと生まれた赤ちゃんはすごく可愛い。だけど、どう見ても日本人じゃない。
どうやら私は、わがままで嫌われ者の皇后に憑依転生したようです。だけど、赤ちゃんをお世話するのに忙しいので、構ってもらわなくて結構です。
なのに、どうして私を嫌ってる皇帝が部屋に訪れてくるんですか!?しかも毎回イラッとするとこを言ってくるし…。
本当になんなの!?あなたに構っている時間なんてないんですけど!
※視点がちょくちょく変わります。
ガバガバ設定、なんちゃって知識で書いてます。
エールを送って下さりありがとうございました!
忘れられた幼な妻は泣くことを止めました
帆々
恋愛
アリスは十五歳。王国で高家と呼ばれるう高貴な家の姫だった。しかし、家は貧しく日々の暮らしにも困窮していた。
そんな時、アリスの父に非常に有利な融資をする人物が現れた。その代理人のフーは巧みに父を騙して、莫大な借金を負わせてしまう。
もちろん返済する目処もない。
「アリス姫と我が主人との婚姻で借財を帳消しにしましょう」
フーの言葉に父は頷いた。アリスもそれを責められなかった。家を守るのは父の責務だと信じたから。
嫁いだドリトルン家は悪徳金貸しとして有名で、アリスは邸の厳しいルールに従うことになる。フーは彼女を監視し自由を許さない。そんな中、夫の愛人が邸に迎え入れることを知る。彼女は庭の隅の離れ住まいを強いられているのに。アリスは嘆き悲しむが、フーに強く諌められてうなだれて受け入れた。
「ご実家への援助はご心配なく。ここでの悪くないお暮らしも保証しましょう」
そういう経緯を仲良しのはとこに打ち明けた。晩餐に招かれ、久しぶりに心の落ち着く時間を過ごした。その席にははとこ夫妻の友人のロエルもいて、彼女に彼の掘った珍しい鉱石を見せてくれた。しかし迎えに現れたフーが、和やかな夜をぶち壊してしまう。彼女を庇うはとこを咎め、フーの無礼を責めたロエルにまで痛烈な侮蔑を吐き捨てた。
厳しい婚家のルールに縛られ、アリスは外出もままならない。
それから五年の月日が流れ、ひょんなことからロエルに再会することになった。金髪の端正な紳士の彼は、彼女に問いかけた。
「お幸せですか?」
アリスはそれに答えられずにそのまま別れた。しかし、その言葉が彼の優しかった印象と共に尾を引いて、彼女の中に残っていく_______。
世間知らずの高貴な姫とやや強引な公爵家の子息のじれじれなラブストーリーです。
古風な恋愛物語をお好きな方にお読みいただけますと幸いです。
ハッピーエンドを心がけております。読後感のいい物語を努めます。
※小説家になろう様にも投稿させていただいております。