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三章
284話
翌日。
お昼からプチパーティ。
来賓の方達とご挨拶しながら軽食を摘まむ。
ご親族も王都からの重鎮の方々もで。
半分は王女殿下のお見送りも兼ねてるからかなり大勢で目が回りそう。
アッガスの慶事なのに私にまで挨拶の列が連なってくれなくて良いのに。
とは言ってもアッガスの地はグレーデン領だから仕方ないのかな。
ジュリアスさまが頃合いを見つつ休憩を入れてくれるのでなんとか笑顔を保ててる。
レオルカさまとアンゼリカさまの兄君であるシグルドさまに初めて会えた。
デッカい。ジュリアスさまより柔和な印象だけどおっきさはグレーデン一族って感じだ。
「やっと会えたな」
義伯父上が主に社交しててシグルドさまは領地や騎士団からなかなか離れられないんだそう。
「ジュリアスがやっと結婚してくれて良かったよ」
シグルドさまは領内の騎士爵のご令嬢とサクッと結婚して二児の父。
今回、奥様は第三子妊娠が分かったばかりで参加を泣く泣く諦めたそう。お土産にルルゥ作のケーキをって懇願されたそう。
そんなのお弁当セットもつけちゃうよ。元気な子を産んでください。あ、作るのはルルゥよ。家に帰ったら私もクッキーセットとか作って贈ろう。お祝いもお義母さまと一緒に選ぼう。
「しかしお人形のように可愛いと聞いて大袈裟だと思っていたが本当だったんだな」
大きな手で頭を撫でられた。グレーデンの男たち、みんなやる。女の扱いがわかってないなー。ま、私は幼女枠なんだよ!ここの人たちにとってさ。やさぐれちゃう。
私はあんまり気にしないけどおしゃれなご令嬢だったら髪崩すと怒っちゃうよ。
「まぁ可愛すぎるんだがな」
「お!一丁前に惚気たな!!」
シグルドさまはジュリアスさまの背中をバンバン殴ってる。すごい音してるけど平気?
レオルカさまたちは新たに到着する方達のお出迎えにために度々離席してる。
デレード国ご一行と王女殿下を迎える前に参加者が揃うそうなので多分今日はずっとこんな状態なんだろう。
セリウスさまとクラウスさまは同じくらいの年齢の男性陣と話し込んでる。どこまでも女っ気がない!!
今回の招待はグレーデン一族の身内寄りの人たちと王家側の重鎮方なのでギラついた令嬢がいないのかな?
若い女性は少ないし。
「グレーデン辺境伯夫人、出来ればカイダール卿の研究の継続を我が家で請け負わせて頂けないか」
王家側のちょっと年配の人がチラリとカイダールお父さまとアーレンお兄さまについて欲を見せたけど、深追いする愚は犯さなかったので「お兄さまの後見であるマーベルハント侯爵家に一任してます」で済んだ。
私が利用できるかどうかチャレンジしただけっぽい。ジュリアスさまの威嚇にビビったのかも?
仮に利用できたとしても王様からゴルァされると思うんだよ。
あと薬は儲けがほぼ出ないはず。
「リーシャの魔道具も魅力があるんだよ」
ってジュリアスさまに苦笑された。
ジュリアスさまの手前、グレーデン家から発表されてる魔道具について遠回しに話を進めようとしてたらしいけど、私が貴族的な裏の裏を理解できないからお父さまのことならマーベルハント家って流しちゃったから向こうは続く言葉が出て来なかったようだ。
魔道具関係はお義父さまにアタックしていただきたいものだ。いや窓口はハロルドというかセバスチャンか?
新たな魔道具が欲しかったら学園の魔道科の生徒を援助するとか青田買いしたらいいのにね。投資無くして成果を掠め取ろうとしたらダメだよ。
「アンゼリカ」
今日はドレス姿のアンゼリカさまが現れた。マダム・シフォンのドレスが似合ってる。
ドレスもアンゼリカさま自身も目立って女性陣がざわめく。
シグルドさまと並ぶと迫力すごい。そこにジュリアスさまが加わると。
私は合間に入りたくないなー。両手持ち上げられた宇宙人な気分。
「馬子にも衣装だな」
シグルドさまが呟いたら物凄い勢いでエルボーが入ったけど「ウグ!」って呻いただけだった。お義母さまの弾丸より威力がありそうだったのにすごい。
「いつものことだ」
ってシグルドさまもジュリアスさまも笑ってるけど、いつもうっかり発言しちゃってるんだ?
マデリーさまもやって来てアンゼリカさまと並ぶ。背筋が良くて背も高いからめっちゃかっこいいんだよね。そこに混ざる私・・・。
レオルカさまもエルボー喰らって、そのあとセリウスさまとクラウスさまもヒールで足踏まれてた。
「アンゼリカさま、素敵ですよ」
迫力も美貌もお義母さまに迫る。
お義母さまは私が見たことあるご夫人の中で最高峰の美人さんなので引けを取らないアンゼリカさまはかなりの美しさだと思う。
一緒に育って来た人たちは見慣れちゃってるんだよ。
「ああ、ありがとう」
ジュリアスさまはエルボーもヒールで踏まれるのも無かったのでちょっとホッとした。
グレーデンから来てる騎士さんたちは領内を手分けしつつ、海でヒャッハー(討伐)組と各地見回って警備組とで動いてる。
警備組は領民に食糧も配ったりもしてる。お振舞いだ。
お披露目は領民も参加出来るけど、さすがに全域からは集まれないからお祝いを前渡しなんだって。
明日には王女殿下とデレードご一行がアッガス入りするそう。デレード国の船が入港するまでワイバーン隊がフル稼働だ。
お昼からプチパーティ。
来賓の方達とご挨拶しながら軽食を摘まむ。
ご親族も王都からの重鎮の方々もで。
半分は王女殿下のお見送りも兼ねてるからかなり大勢で目が回りそう。
アッガスの慶事なのに私にまで挨拶の列が連なってくれなくて良いのに。
とは言ってもアッガスの地はグレーデン領だから仕方ないのかな。
ジュリアスさまが頃合いを見つつ休憩を入れてくれるのでなんとか笑顔を保ててる。
レオルカさまとアンゼリカさまの兄君であるシグルドさまに初めて会えた。
デッカい。ジュリアスさまより柔和な印象だけどおっきさはグレーデン一族って感じだ。
「やっと会えたな」
義伯父上が主に社交しててシグルドさまは領地や騎士団からなかなか離れられないんだそう。
「ジュリアスがやっと結婚してくれて良かったよ」
シグルドさまは領内の騎士爵のご令嬢とサクッと結婚して二児の父。
今回、奥様は第三子妊娠が分かったばかりで参加を泣く泣く諦めたそう。お土産にルルゥ作のケーキをって懇願されたそう。
そんなのお弁当セットもつけちゃうよ。元気な子を産んでください。あ、作るのはルルゥよ。家に帰ったら私もクッキーセットとか作って贈ろう。お祝いもお義母さまと一緒に選ぼう。
「しかしお人形のように可愛いと聞いて大袈裟だと思っていたが本当だったんだな」
大きな手で頭を撫でられた。グレーデンの男たち、みんなやる。女の扱いがわかってないなー。ま、私は幼女枠なんだよ!ここの人たちにとってさ。やさぐれちゃう。
私はあんまり気にしないけどおしゃれなご令嬢だったら髪崩すと怒っちゃうよ。
「まぁ可愛すぎるんだがな」
「お!一丁前に惚気たな!!」
シグルドさまはジュリアスさまの背中をバンバン殴ってる。すごい音してるけど平気?
レオルカさまたちは新たに到着する方達のお出迎えにために度々離席してる。
デレード国ご一行と王女殿下を迎える前に参加者が揃うそうなので多分今日はずっとこんな状態なんだろう。
セリウスさまとクラウスさまは同じくらいの年齢の男性陣と話し込んでる。どこまでも女っ気がない!!
今回の招待はグレーデン一族の身内寄りの人たちと王家側の重鎮方なのでギラついた令嬢がいないのかな?
若い女性は少ないし。
「グレーデン辺境伯夫人、出来ればカイダール卿の研究の継続を我が家で請け負わせて頂けないか」
王家側のちょっと年配の人がチラリとカイダールお父さまとアーレンお兄さまについて欲を見せたけど、深追いする愚は犯さなかったので「お兄さまの後見であるマーベルハント侯爵家に一任してます」で済んだ。
私が利用できるかどうかチャレンジしただけっぽい。ジュリアスさまの威嚇にビビったのかも?
仮に利用できたとしても王様からゴルァされると思うんだよ。
あと薬は儲けがほぼ出ないはず。
「リーシャの魔道具も魅力があるんだよ」
ってジュリアスさまに苦笑された。
ジュリアスさまの手前、グレーデン家から発表されてる魔道具について遠回しに話を進めようとしてたらしいけど、私が貴族的な裏の裏を理解できないからお父さまのことならマーベルハント家って流しちゃったから向こうは続く言葉が出て来なかったようだ。
魔道具関係はお義父さまにアタックしていただきたいものだ。いや窓口はハロルドというかセバスチャンか?
新たな魔道具が欲しかったら学園の魔道科の生徒を援助するとか青田買いしたらいいのにね。投資無くして成果を掠め取ろうとしたらダメだよ。
「アンゼリカ」
今日はドレス姿のアンゼリカさまが現れた。マダム・シフォンのドレスが似合ってる。
ドレスもアンゼリカさま自身も目立って女性陣がざわめく。
シグルドさまと並ぶと迫力すごい。そこにジュリアスさまが加わると。
私は合間に入りたくないなー。両手持ち上げられた宇宙人な気分。
「馬子にも衣装だな」
シグルドさまが呟いたら物凄い勢いでエルボーが入ったけど「ウグ!」って呻いただけだった。お義母さまの弾丸より威力がありそうだったのにすごい。
「いつものことだ」
ってシグルドさまもジュリアスさまも笑ってるけど、いつもうっかり発言しちゃってるんだ?
マデリーさまもやって来てアンゼリカさまと並ぶ。背筋が良くて背も高いからめっちゃかっこいいんだよね。そこに混ざる私・・・。
レオルカさまもエルボー喰らって、そのあとセリウスさまとクラウスさまもヒールで足踏まれてた。
「アンゼリカさま、素敵ですよ」
迫力も美貌もお義母さまに迫る。
お義母さまは私が見たことあるご夫人の中で最高峰の美人さんなので引けを取らないアンゼリカさまはかなりの美しさだと思う。
一緒に育って来た人たちは見慣れちゃってるんだよ。
「ああ、ありがとう」
ジュリアスさまはエルボーもヒールで踏まれるのも無かったのでちょっとホッとした。
グレーデンから来てる騎士さんたちは領内を手分けしつつ、海でヒャッハー(討伐)組と各地見回って警備組とで動いてる。
警備組は領民に食糧も配ったりもしてる。お振舞いだ。
お披露目は領民も参加出来るけど、さすがに全域からは集まれないからお祝いを前渡しなんだって。
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