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三章
324話
アンゼリカさまは思考停止のままなのでオヤツタイム続行になった。
「アンゼリカ嬢は相変わらず愉快だな」
エインさまが苦笑してる。
そういえばクラウスさまがいないなって思ったらグレーデンに先に戻って行ったそう。一応交代で三人が移動してたけどさっきの緊急事態でみんなこっちにいたからハロルドと一緒に戻ったそうだ。
「それでこのワンコはどうする?グレーデンで飼うか?」
『ああ、それは我の元で少し鍛えてからホーンに返してやろう。駄犬はホーンの民のために尽くさねばならぬでの』
ほほう。もふもふワンコはうちの子にはなれずだけどしばらくはグレーデンにいるのか。
『駄犬じゃない!!我はフェンリルだ!』
『は!フェンリルとはもっと賢しこきものよの!!』
「ププー」
「モッキュ」
お菓子を食べてたポムたちにまで鼻で笑われるフェンリル。
ポムたちに吠えかかろうとしたワンコの上にディディエがボフッと乗るとベチャって潰れた。フェンリルって最弱?
「リーシャちゃん、ラーメン出してもい~い?」
「ン?温かいもの食べたいから出して」
ルルゥがデデーンと広間にキッチン馬車出しちゃった。
「ルルゥ!!!ラーメン以前に室内で馬車出していいかエインさまに確認しないとだyい!!??」
「あらぁそうだったわねぇ、エインさま、いいかしら?」
強引な事後承諾!!!
「ぉ・・・おぅ?」
突然出て来たコンテナ型チックな馬車っぽくない馬車にホーン家の方たちがびっくり。
「うふ、炊き出しにはスープしか出せなかったけど時間に余裕ができたから色々出来るわぁ」
遮断魔法を使ったとはいえ寒かったのでラーメンは嬉しいけど。
「なんだ、この箱の中で料理するんかい?」
「いい匂いがしてるぞ」
ルルゥが馬車の中のマジックボックスに仕込み済みをいっぱい入れてたようで鍋に火を入れてサクサクと準備をしていく。
馬車のことが気になってお祖父様もお祖母様も馬車を覗きに行ったので、ジュリアスさまが私を膝抱っこしてくれた。
セリウスさまや壁際に待機してるサーキスさまとセバスチャンが呆れ顔だよ!
「クラウドさまたち、今は中に入って来ちゃダメよぉ!」
あまりに馬車に張り付いて覗き込むお祖父様たちをあしらいながら、手際よくどんぶりを出して茹で上がった麺を乗せて。
具がいっぱいなラーメンが出て来た。
しばらくはグレーデンでも一人寂しい慌ただしい食事で食べた気がしない状況だったからかみんなで食べられるの嬉しい。
「ぬぉ!二十年も経つと料理が進化するのだな!!」
「へぇ!なんか手間がかかってるねぇ」
手元に運ばれ食べたいラーメンを観察して匂いを嗅いでるお祖父様たち。
「いや、これは最近リーシャちゃんが作ってくれたラーメンと言うものじゃ」
「クラウド、こんな美味しいものはつい最近食べれるようになったんだぞ」
お義父さまとアークさまがフォークで器用に食べ始める。
ホーンからはコックさんが研修に来てたから一通りレシピが回ってるようだね。
「うーまーいーぞーーーー!!!」
「なんだこれは!!!塩味じゃないじゃと!?」
「この透き通るようなスープからこんなに色々な味が湧き出るなんて!!!」
お料理アニメみたいな感動の仕方された。
マルゴさんとはスピネルさんが泣いてる!!!
しばらく感動しながら味わってたと思ったらお祖母様が麺を持ち上げて、
「フォンみたいだね。味は断然これのがうまいが」
って言った。
フォンとは?聞いてみたら木の実を潰して練ってうどんみたいに食べてるものらしい。どんな味だろう?
トロトロ卵とチャーシューが美味しくてジュリアスさまとアーンをし合ってたら、めっちゃ見られてた。
「孫はいつもあんな感じなのか?」
「あの子ってばあんなだったのねぇ。甘酸っぱいわ」
「いやグレーデン家の男は妻を甘やかしがちだろう?」
お祖父様たちの視線が!
「ジュリアスはベタ惚れかー」
「お前、意外性がすぎるな。王都じゃ無表情で女っ気なしだったろう」
アークさまとエインさまもかなりびっくりだったみたい。うっかりいつものようにしちゃってた。
「いいじゃない~、ジュリアスさまは遅い青春真っ盛りなのよぉ~☆」
「「「「青春?」」」」
お祖父様たちが楽しそうにしてる。
「ジュリアスさまは女難すぎて学園では訓練ばっかでデートの一つもしたことなかったんだから~」
ルルゥがジュリアスさまの灰色の青春を暴露しちゃった。
モテモテそうなのになんか気の毒なんだよね。
「なんだ、モテなかったのか?アークやクラウドは百人斬りとか言われてたぞ!」
ええ、貴族令息で百人斬りはヤバくない?
「そこまでしてないわ。未亡人から来てくれたら適度に頂くものだろう」
「・・・うむ、独身の間は相手からのっかかって来たら振り払うのは失礼と言う風潮ではあったな」
アークさままで・・・。一昔前は奔放だったのかしら?
あ、でも未婚じゃなくて未亡人か。ん・・・年上?
「爺さま、それって責任取らされないの?」
「責任?夜会で誘って来たのを毎回責任取っておったら高位貴族はみんなハーレムを持たねばなるまい?未亡人とて自由に出来る婚家から出るメリットは少なかろう」
「まぁ追い出されたような必死なのは避けないと身包み剥がれるから気をつけなさい」
セリウスさまですら引いてる。
「あんたたち!若い子が勘違いっそうなことを言うんじゃないよ。身持ちが悪い女をうまくあしらって遊んでいた金持ちの悪い男たちの名残がまだ残ってたってだけだよ」
なんか、お祖父様たち悪い男だったんだー。
「いや!俺たちは薬とか盛られるよりは適度に遊んでた方がマシだっただけで婚約したあとはやってないぞ!!!」
「そうだぞ」
おおおお、カカア天下だ。
「リーシャちゃん、ルドガーもダレスも奥手だったんだからね。ジジィたちの代には悪い流行があっただけだからね」
お祖母様もリーシャちゃんって。
「全く、男たちはすぐモテ自慢をするんだから」
お祖父様たちがシューンなわんこみたいになった。
「アンゼリカ嬢は相変わらず愉快だな」
エインさまが苦笑してる。
そういえばクラウスさまがいないなって思ったらグレーデンに先に戻って行ったそう。一応交代で三人が移動してたけどさっきの緊急事態でみんなこっちにいたからハロルドと一緒に戻ったそうだ。
「それでこのワンコはどうする?グレーデンで飼うか?」
『ああ、それは我の元で少し鍛えてからホーンに返してやろう。駄犬はホーンの民のために尽くさねばならぬでの』
ほほう。もふもふワンコはうちの子にはなれずだけどしばらくはグレーデンにいるのか。
『駄犬じゃない!!我はフェンリルだ!』
『は!フェンリルとはもっと賢しこきものよの!!』
「ププー」
「モッキュ」
お菓子を食べてたポムたちにまで鼻で笑われるフェンリル。
ポムたちに吠えかかろうとしたワンコの上にディディエがボフッと乗るとベチャって潰れた。フェンリルって最弱?
「リーシャちゃん、ラーメン出してもい~い?」
「ン?温かいもの食べたいから出して」
ルルゥがデデーンと広間にキッチン馬車出しちゃった。
「ルルゥ!!!ラーメン以前に室内で馬車出していいかエインさまに確認しないとだyい!!??」
「あらぁそうだったわねぇ、エインさま、いいかしら?」
強引な事後承諾!!!
「ぉ・・・おぅ?」
突然出て来たコンテナ型チックな馬車っぽくない馬車にホーン家の方たちがびっくり。
「うふ、炊き出しにはスープしか出せなかったけど時間に余裕ができたから色々出来るわぁ」
遮断魔法を使ったとはいえ寒かったのでラーメンは嬉しいけど。
「なんだ、この箱の中で料理するんかい?」
「いい匂いがしてるぞ」
ルルゥが馬車の中のマジックボックスに仕込み済みをいっぱい入れてたようで鍋に火を入れてサクサクと準備をしていく。
馬車のことが気になってお祖父様もお祖母様も馬車を覗きに行ったので、ジュリアスさまが私を膝抱っこしてくれた。
セリウスさまや壁際に待機してるサーキスさまとセバスチャンが呆れ顔だよ!
「クラウドさまたち、今は中に入って来ちゃダメよぉ!」
あまりに馬車に張り付いて覗き込むお祖父様たちをあしらいながら、手際よくどんぶりを出して茹で上がった麺を乗せて。
具がいっぱいなラーメンが出て来た。
しばらくはグレーデンでも一人寂しい慌ただしい食事で食べた気がしない状況だったからかみんなで食べられるの嬉しい。
「ぬぉ!二十年も経つと料理が進化するのだな!!」
「へぇ!なんか手間がかかってるねぇ」
手元に運ばれ食べたいラーメンを観察して匂いを嗅いでるお祖父様たち。
「いや、これは最近リーシャちゃんが作ってくれたラーメンと言うものじゃ」
「クラウド、こんな美味しいものはつい最近食べれるようになったんだぞ」
お義父さまとアークさまがフォークで器用に食べ始める。
ホーンからはコックさんが研修に来てたから一通りレシピが回ってるようだね。
「うーまーいーぞーーーー!!!」
「なんだこれは!!!塩味じゃないじゃと!?」
「この透き通るようなスープからこんなに色々な味が湧き出るなんて!!!」
お料理アニメみたいな感動の仕方された。
マルゴさんとはスピネルさんが泣いてる!!!
しばらく感動しながら味わってたと思ったらお祖母様が麺を持ち上げて、
「フォンみたいだね。味は断然これのがうまいが」
って言った。
フォンとは?聞いてみたら木の実を潰して練ってうどんみたいに食べてるものらしい。どんな味だろう?
トロトロ卵とチャーシューが美味しくてジュリアスさまとアーンをし合ってたら、めっちゃ見られてた。
「孫はいつもあんな感じなのか?」
「あの子ってばあんなだったのねぇ。甘酸っぱいわ」
「いやグレーデン家の男は妻を甘やかしがちだろう?」
お祖父様たちの視線が!
「ジュリアスはベタ惚れかー」
「お前、意外性がすぎるな。王都じゃ無表情で女っ気なしだったろう」
アークさまとエインさまもかなりびっくりだったみたい。うっかりいつものようにしちゃってた。
「いいじゃない~、ジュリアスさまは遅い青春真っ盛りなのよぉ~☆」
「「「「青春?」」」」
お祖父様たちが楽しそうにしてる。
「ジュリアスさまは女難すぎて学園では訓練ばっかでデートの一つもしたことなかったんだから~」
ルルゥがジュリアスさまの灰色の青春を暴露しちゃった。
モテモテそうなのになんか気の毒なんだよね。
「なんだ、モテなかったのか?アークやクラウドは百人斬りとか言われてたぞ!」
ええ、貴族令息で百人斬りはヤバくない?
「そこまでしてないわ。未亡人から来てくれたら適度に頂くものだろう」
「・・・うむ、独身の間は相手からのっかかって来たら振り払うのは失礼と言う風潮ではあったな」
アークさままで・・・。一昔前は奔放だったのかしら?
あ、でも未婚じゃなくて未亡人か。ん・・・年上?
「爺さま、それって責任取らされないの?」
「責任?夜会で誘って来たのを毎回責任取っておったら高位貴族はみんなハーレムを持たねばなるまい?未亡人とて自由に出来る婚家から出るメリットは少なかろう」
「まぁ追い出されたような必死なのは避けないと身包み剥がれるから気をつけなさい」
セリウスさまですら引いてる。
「あんたたち!若い子が勘違いっそうなことを言うんじゃないよ。身持ちが悪い女をうまくあしらって遊んでいた金持ちの悪い男たちの名残がまだ残ってたってだけだよ」
なんか、お祖父様たち悪い男だったんだー。
「いや!俺たちは薬とか盛られるよりは適度に遊んでた方がマシだっただけで婚約したあとはやってないぞ!!!」
「そうだぞ」
おおおお、カカア天下だ。
「リーシャちゃん、ルドガーもダレスも奥手だったんだからね。ジジィたちの代には悪い流行があっただけだからね」
お祖母様もリーシャちゃんって。
「全く、男たちはすぐモテ自慢をするんだから」
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