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三章
575話
セリウスさまもジュリアスさまもルルゥも契約獣のお愛想に嬉しそうにしてる。
私にもアズライトが肩に乗って来てくれた。
ジャスパーとシャムのもふもふとした柔らかそうな毛を見て、アズライトを見る。
とっても艶々滑らかしいパールなツルツルボディ。
ひんやり気持ちいいけど、モフッとしたい気もするぞ。
羨ましいと思ってたら、ポムとティムがお菓子を持ったまま突撃してきた。
「プッキュン」
「モッキュン」
可愛いけど、頬もお腹もパンパンで別の生き物みたいになってるよ。
『コックのお菓子は格別じゃからの。食べ貯めしておるんじゃの』
「あらぁ、嬉しいこと言うわねぇ♡」
頬袋って何日貯めて置けるのか?
「えっと、そのバックにオヤツ仕舞っておけば良いんじゃない?」
せっかくニーナと作った時間経過停止なマジックバッグ持たせてるのに。
「「キュゥ!?」」
え、その手があったかじゃないのよ。飾りじゃないのよ。それ。
『そう言えばそうじゃったの』
「ギャオ!?」
ディディエまでびっくりしてるじゃん。
いつでも豊富にお菓子もらってるから仕舞う必要がなかったからかな。
「プキュー」
「モキュー」
「ギャオー」
自分たちのマジックバッグを逆さにして空にしようとする三匹。
ポムのバッグからは、種(う○ち)。
ティムのバッグからは、石(魔石と宝石と綺麗な硝石?)。
ディディエのバッグからは、おもちゃ(木の枝、干した果物の芯、綺麗な鳥の羽や爬虫類の鱗)?
それぞれ宝物を入れていたらしい。
宝物をポイしてお菓子を入れる気なの??
「それ入れたままでもオヤツ入るんじゃない?」
「「「!???」」」
そうかな?じゃなくて。
きゃるーんって腰を横に曲げて首傾げてて可愛いぞ。
三匹で何やら話し合いをした結果は、これをあげるからお菓子をマジックバッグいっぱい入れたいだそうで。
ちょ、待てよ!
無限じゃないけどそれなりに入る設定してあるのよ?
「あらぁ・・・作り貯めたのじゃ追いつかないわよぉ~」
ですよねー。
「今は忙しいからグレーデンに戻ったらで良いかしらぁ?」
マジか。毎日結構な量作ってるのに追加で作るのか。
「「きゅぅーん!!」」
ポムとティムは仕方ないなぁって言ってそう。
「ギャオゥ!」
ディディエは素直にやったー♫って感じかな。
『俺はいっぱいじゃなくてもいいけど、おやつとお肉の料理を頼むぞ』
『我も酒のツマミとオヤツが欲しいの』
うぉーい!
ジャスパーとアズライトも予算だって言って魔石と何やらすごい牙とか出してきた。
「材料代はグレーデン家だから、ジュリアスさまかリーシャちゃん、受け取っておいてぇ」
「ルルゥの給金は?」
「要らないわよぉ。仕事中に作るんだものぉ」
ルルゥは、料理の研究とかで無限残業してるじゃないの。
「きゃんきゃん」
シャムがセリウスさまの頬をポフポフした。
『自分もバッグとオヤツが欲しいと言っているの』
可愛いおねだりだけど。
「シャム、自分のスキルでアイテムボックス持ってるでしょ」
「きゃきゃーっんっ」
頬を膨らませて、セリウスさまの頬をペシペシ。肉球羨まし。
『みんなとお揃いが欲しいと言うことだの』
「なるほど。じゃぁ、グレーデンに帰ったら作るで良い?」
私の作業はどこでもやれないことはないけど、バッグそのものはニーナの手作りだから。
シャムといえば、仕方ないなーって妥協してる顔されたよ。
「リーシャちゃん、よろしくねー」
セリウスさまにもお願いされちゃった。
しっかし、ポムたちの宝物の量が。
「魔石や素材もすごいが何の種だろうな」
ジュリアスさまが呆然としてる。
変わった種は投げて来たり、枕元にプレゼントしてくれるから、多分そこまでレアじゃないと思う。
でも作物が育ちにくいところに埋めれば、土の加護持ちが出した種だから、良く育つんじゃないかなぁ。結構なお宝だね。
「あはは、お菓子代にしてもすごいねー」
どうやら売ったらすごい金額になるお宝だったみたい。
「プッキュン」
「モッキュン」
「ギャオー」
僕たちのお宝すごいでしょって、胸(どう見てもお腹)を張られた。
『コックよ。我の分にはパバブをたくさん入れるのだぞ』
「はいはーい」
アズライトにはワサビソースとかワサビペーストみたいなの樽で渡した方が早い気がする。
「きゃん!」
シャムが小さな手を口元で動かす。
『ほぅ、シャムはオヤツとボムを使った料理が良いそうだの』
ボムは唐辛子類のこと。なるほど、嗜好はモラ(リスのような齧歯類)に近いのね。
「この見た目で辛いのが良いのかー」
「きゃん!」
『甘い果物も好きだそうだの』
なんて言うか、白いふわふわ可愛すぎるなぁ。
ニーナや侍女さんたちがまた鼻息荒くなりそう。
あとセリウスさまズルいよね!
匂いが気に入られて、契約獣ゲットってどんななの。
私もその匂いさせたいぞ。
「でもさー、王宮は連れて歩けないけど、どうするー?」
「きゃん?」
レアな契約獣は王都の貴族もだけど他国の人の前に出せないからね
「あー、明日の夜にはクラウスが交代にくるから一日だけ我慢してくれ」
「あ、そうなんだー」
あらら、グレーデンに帰れるの羨ましいな。
ルルゥがグ○コのお菓子を出したら、みんな大喜びで食べて、シャムは初めて食べたマロングラッセを気に入ったみたいで、クネクネしながら、踊り出した。
それを見たポムとティム、ディディエが真似して踊り出して、なんかすっごい癒されたよ。
ジュリアスさまとジャスパーに挟まれてソファに座って、筋肉と毛皮を堪能。
アズライトのスベスベもばっちり楽しんで、ポムたちの謎のダンスを眺めて、天国だよ。
王都での日々のストレスが結構あったみたい。
私にもアズライトが肩に乗って来てくれた。
ジャスパーとシャムのもふもふとした柔らかそうな毛を見て、アズライトを見る。
とっても艶々滑らかしいパールなツルツルボディ。
ひんやり気持ちいいけど、モフッとしたい気もするぞ。
羨ましいと思ってたら、ポムとティムがお菓子を持ったまま突撃してきた。
「プッキュン」
「モッキュン」
可愛いけど、頬もお腹もパンパンで別の生き物みたいになってるよ。
『コックのお菓子は格別じゃからの。食べ貯めしておるんじゃの』
「あらぁ、嬉しいこと言うわねぇ♡」
頬袋って何日貯めて置けるのか?
「えっと、そのバックにオヤツ仕舞っておけば良いんじゃない?」
せっかくニーナと作った時間経過停止なマジックバッグ持たせてるのに。
「「キュゥ!?」」
え、その手があったかじゃないのよ。飾りじゃないのよ。それ。
『そう言えばそうじゃったの』
「ギャオ!?」
ディディエまでびっくりしてるじゃん。
いつでも豊富にお菓子もらってるから仕舞う必要がなかったからかな。
「プキュー」
「モキュー」
「ギャオー」
自分たちのマジックバッグを逆さにして空にしようとする三匹。
ポムのバッグからは、種(う○ち)。
ティムのバッグからは、石(魔石と宝石と綺麗な硝石?)。
ディディエのバッグからは、おもちゃ(木の枝、干した果物の芯、綺麗な鳥の羽や爬虫類の鱗)?
それぞれ宝物を入れていたらしい。
宝物をポイしてお菓子を入れる気なの??
「それ入れたままでもオヤツ入るんじゃない?」
「「「!???」」」
そうかな?じゃなくて。
きゃるーんって腰を横に曲げて首傾げてて可愛いぞ。
三匹で何やら話し合いをした結果は、これをあげるからお菓子をマジックバッグいっぱい入れたいだそうで。
ちょ、待てよ!
無限じゃないけどそれなりに入る設定してあるのよ?
「あらぁ・・・作り貯めたのじゃ追いつかないわよぉ~」
ですよねー。
「今は忙しいからグレーデンに戻ったらで良いかしらぁ?」
マジか。毎日結構な量作ってるのに追加で作るのか。
「「きゅぅーん!!」」
ポムとティムは仕方ないなぁって言ってそう。
「ギャオゥ!」
ディディエは素直にやったー♫って感じかな。
『俺はいっぱいじゃなくてもいいけど、おやつとお肉の料理を頼むぞ』
『我も酒のツマミとオヤツが欲しいの』
うぉーい!
ジャスパーとアズライトも予算だって言って魔石と何やらすごい牙とか出してきた。
「材料代はグレーデン家だから、ジュリアスさまかリーシャちゃん、受け取っておいてぇ」
「ルルゥの給金は?」
「要らないわよぉ。仕事中に作るんだものぉ」
ルルゥは、料理の研究とかで無限残業してるじゃないの。
「きゃんきゃん」
シャムがセリウスさまの頬をポフポフした。
『自分もバッグとオヤツが欲しいと言っているの』
可愛いおねだりだけど。
「シャム、自分のスキルでアイテムボックス持ってるでしょ」
「きゃきゃーっんっ」
頬を膨らませて、セリウスさまの頬をペシペシ。肉球羨まし。
『みんなとお揃いが欲しいと言うことだの』
「なるほど。じゃぁ、グレーデンに帰ったら作るで良い?」
私の作業はどこでもやれないことはないけど、バッグそのものはニーナの手作りだから。
シャムといえば、仕方ないなーって妥協してる顔されたよ。
「リーシャちゃん、よろしくねー」
セリウスさまにもお願いされちゃった。
しっかし、ポムたちの宝物の量が。
「魔石や素材もすごいが何の種だろうな」
ジュリアスさまが呆然としてる。
変わった種は投げて来たり、枕元にプレゼントしてくれるから、多分そこまでレアじゃないと思う。
でも作物が育ちにくいところに埋めれば、土の加護持ちが出した種だから、良く育つんじゃないかなぁ。結構なお宝だね。
「あはは、お菓子代にしてもすごいねー」
どうやら売ったらすごい金額になるお宝だったみたい。
「プッキュン」
「モッキュン」
「ギャオー」
僕たちのお宝すごいでしょって、胸(どう見てもお腹)を張られた。
『コックよ。我の分にはパバブをたくさん入れるのだぞ』
「はいはーい」
アズライトにはワサビソースとかワサビペーストみたいなの樽で渡した方が早い気がする。
「きゃん!」
シャムが小さな手を口元で動かす。
『ほぅ、シャムはオヤツとボムを使った料理が良いそうだの』
ボムは唐辛子類のこと。なるほど、嗜好はモラ(リスのような齧歯類)に近いのね。
「この見た目で辛いのが良いのかー」
「きゃん!」
『甘い果物も好きだそうだの』
なんて言うか、白いふわふわ可愛すぎるなぁ。
ニーナや侍女さんたちがまた鼻息荒くなりそう。
あとセリウスさまズルいよね!
匂いが気に入られて、契約獣ゲットってどんななの。
私もその匂いさせたいぞ。
「でもさー、王宮は連れて歩けないけど、どうするー?」
「きゃん?」
レアな契約獣は王都の貴族もだけど他国の人の前に出せないからね
「あー、明日の夜にはクラウスが交代にくるから一日だけ我慢してくれ」
「あ、そうなんだー」
あらら、グレーデンに帰れるの羨ましいな。
ルルゥがグ○コのお菓子を出したら、みんな大喜びで食べて、シャムは初めて食べたマロングラッセを気に入ったみたいで、クネクネしながら、踊り出した。
それを見たポムとティム、ディディエが真似して踊り出して、なんかすっごい癒されたよ。
ジュリアスさまとジャスパーに挟まれてソファに座って、筋肉と毛皮を堪能。
アズライトのスベスベもばっちり楽しんで、ポムたちの謎のダンスを眺めて、天国だよ。
王都での日々のストレスが結構あったみたい。
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