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三章
614話
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お義父さまとお義母さまが留守なので、デザートタイムは控えめに言って静かだった。
ニックスとベン、他に数人をお宿に連れていったそうなので、ルルゥがお祖母さまとお盛り上がりつつ、仕上げとかしに厨房に戻ってはこっちに来る。
デザート食べ終わったら、お祖母さまとルルゥはルークを探しにいっちゃった。
多分賄い食べてコックさんや庭師さんあたりにお試しに行ってるからすぐ見つかりそう。
お祖父さまたちは早々に「飲み直すぞ」って自分達用の離れに戻っていった。
お酒ぇ・・・。
混ざりたいって一瞬思ったけど、今日はジュリアスさまに合意セクハラタイムが待っているので、お酒はいいや。
マッチョとお酒・・・どっちが好きか比べることは出来ないけど、マッチョお触り放題はレアなので!
お部屋のお風呂の準備だけニーナたちがしてくれて、ジュリアスさまとジャスパーとでお風呂タイム。
アズライトはお酒と聞いてお祖父さまと言っちゃった。ウワバミな古代竜め。
まずは普通に綺麗綺麗にして、ジャスパーもアワアワモコモコにしまーす。
濡れた猫っ毛もなんか好き。ジャスパーはお水が怖くないからエライ。
湯船はたっぷり薬湯なのでまずはジュリアスさまの肩や腕をほぐして。
こそばゆいらしいけど、お湯に濡れてる筋肉も好きなのでたっぷり堪能ですよ!
『嫁は何をしているより主の肉を撫でてる時が嬉しそうなんだぞ!少し不気味なんだぞ!』
何と言われたって良い。筋肉が優先。だけど、あんまりな言い草なので顔に水鉄砲してあげたよ。
『ビミャッ!!』
手のひら合わせてビューっとしたらジュリアスさまも真似して。
「こうか?ん?出ないな?こうするか?」
角度に困って色々試していたらジャスパーにビューッとな。
『ビャー!!主、酷いんだぞ!』
「す、すまん」
わざとじゃないのに命中させてすごい。
「そろそろ出ようか」
のぼせちゃうからね。
私だけ寝巻きに着替えて、ジュリアスさまには美容用ベッドに寝てもらう。
ジュリアスさまは騎士で貴族なので人前で裸は恥ずかしくないはずなのに下履きを履いちゃったの。
うつ伏せのジュリアスさまの腰周りをじっくり観察して、超再生ポーションを塗り込む。
大きな怪我はないので変化はほんのちょっとだけど、一瞬で傷が消えたので結構すごい。脇腹には古い傷、以前の卵膜パックでじっくり見ないとわからないくらいで若干凹んだ部分があったんだけど、それも皮膚がモコモコっと動いて周りと馴染んでしまった。
ニキビ跡のボコボコで悩んでいたメグミと日焼けし過ぎてシミに苦労したクミちゃんに塗ってあげたい。
さて、お待ちかねの太ももですよー。ふふふ。ジュリアスさまが際どい部分は禁止って言うから下履きを上に寄せて太もも全体をチェック。
この筋肉鍛えてるのすごいなぁとかうっとり見ちゃう。見せ筋じゃなくてスポーツマンとか格闘家とかの方なの。
好きー!
足は付与魔法付き皮パンなので余程怪我しないけど、爪が鋭い魔獣とかは余裕で裂けるそう。皮パン裂けるレベルの爪でヤラレたら即死なんでは?
せっかくなので在庫の方の卵膜パックと美容液もジュリアスさまに塗り込むことに。
「俺には必要ない」
「お外で陽を浴びてるなら使った方が良いですって、せっかく素敵なお顔に筋肉なんだからいつまでも若々しくいてください」
うん!私の夫カッコいいって自慢するんだ。
「そ、そうか」
全身くまなくうる艶お肌に!
『テッカテカなんだぞ』
テッカテカって言われるとマッスルコンテストのオイルで見せ肌みたいに聞こえるなぁ。
「ツヤツヤっていうんだよ?」
『ピカピカなんだぞ』
ジャスパーってば、変なとこで強情だなぁ。
「リーシャは?」
「私は王都でも戻ってからもニーナがやってくれてますから」
ほんと、美容に熱心な女性が多くてお付き合いエステばかりで。
「そうか?では寝酒をして寝ようか」
「!?」
わーい!ジュリアスさま、今日は楽しみがいっぱい!!
寝室のテーブルには湯上りの冷たいジュースも用意されてた。
ジュリアスさまが隣の部屋からお酒とグラスを取って来てくれて。
「ふふ、毎日リーシャといられて嬉しいな」
『我もいるんだぞ!』
「うふふ。私もジュリアスさまとジャスパーといられて嬉しいです」
ジャスパーもお酒が飲めるので一緒に乾杯を。
『精霊王が喜んでいたのを見ていた時は我に飲めるようになるとは思わなかったんだぞ』
ジャスパーは精霊の集合体が身体と自我を持った存在だから、アズライトともポムたちとも違って、不思議の塊なんだよねぇ。
「ジャスパーはいっぱいいろんなことを体験して美味しいものも食べて幸せになればいい」
そう。近くに集まる精霊たちがそれを見て一緒に楽しんでくれるからね。
『我は毎日楽しいんだぞ!』
おかわり欲しいんだぞってジュリアスさまに肉球押し付けてる。
それは私にもして欲しい。
おかわりももちろん欲しいな。
ニックスとベン、他に数人をお宿に連れていったそうなので、ルルゥがお祖母さまとお盛り上がりつつ、仕上げとかしに厨房に戻ってはこっちに来る。
デザート食べ終わったら、お祖母さまとルルゥはルークを探しにいっちゃった。
多分賄い食べてコックさんや庭師さんあたりにお試しに行ってるからすぐ見つかりそう。
お祖父さまたちは早々に「飲み直すぞ」って自分達用の離れに戻っていった。
お酒ぇ・・・。
混ざりたいって一瞬思ったけど、今日はジュリアスさまに合意セクハラタイムが待っているので、お酒はいいや。
マッチョとお酒・・・どっちが好きか比べることは出来ないけど、マッチョお触り放題はレアなので!
お部屋のお風呂の準備だけニーナたちがしてくれて、ジュリアスさまとジャスパーとでお風呂タイム。
アズライトはお酒と聞いてお祖父さまと言っちゃった。ウワバミな古代竜め。
まずは普通に綺麗綺麗にして、ジャスパーもアワアワモコモコにしまーす。
濡れた猫っ毛もなんか好き。ジャスパーはお水が怖くないからエライ。
湯船はたっぷり薬湯なのでまずはジュリアスさまの肩や腕をほぐして。
こそばゆいらしいけど、お湯に濡れてる筋肉も好きなのでたっぷり堪能ですよ!
『嫁は何をしているより主の肉を撫でてる時が嬉しそうなんだぞ!少し不気味なんだぞ!』
何と言われたって良い。筋肉が優先。だけど、あんまりな言い草なので顔に水鉄砲してあげたよ。
『ビミャッ!!』
手のひら合わせてビューっとしたらジュリアスさまも真似して。
「こうか?ん?出ないな?こうするか?」
角度に困って色々試していたらジャスパーにビューッとな。
『ビャー!!主、酷いんだぞ!』
「す、すまん」
わざとじゃないのに命中させてすごい。
「そろそろ出ようか」
のぼせちゃうからね。
私だけ寝巻きに着替えて、ジュリアスさまには美容用ベッドに寝てもらう。
ジュリアスさまは騎士で貴族なので人前で裸は恥ずかしくないはずなのに下履きを履いちゃったの。
うつ伏せのジュリアスさまの腰周りをじっくり観察して、超再生ポーションを塗り込む。
大きな怪我はないので変化はほんのちょっとだけど、一瞬で傷が消えたので結構すごい。脇腹には古い傷、以前の卵膜パックでじっくり見ないとわからないくらいで若干凹んだ部分があったんだけど、それも皮膚がモコモコっと動いて周りと馴染んでしまった。
ニキビ跡のボコボコで悩んでいたメグミと日焼けし過ぎてシミに苦労したクミちゃんに塗ってあげたい。
さて、お待ちかねの太ももですよー。ふふふ。ジュリアスさまが際どい部分は禁止って言うから下履きを上に寄せて太もも全体をチェック。
この筋肉鍛えてるのすごいなぁとかうっとり見ちゃう。見せ筋じゃなくてスポーツマンとか格闘家とかの方なの。
好きー!
足は付与魔法付き皮パンなので余程怪我しないけど、爪が鋭い魔獣とかは余裕で裂けるそう。皮パン裂けるレベルの爪でヤラレたら即死なんでは?
せっかくなので在庫の方の卵膜パックと美容液もジュリアスさまに塗り込むことに。
「俺には必要ない」
「お外で陽を浴びてるなら使った方が良いですって、せっかく素敵なお顔に筋肉なんだからいつまでも若々しくいてください」
うん!私の夫カッコいいって自慢するんだ。
「そ、そうか」
全身くまなくうる艶お肌に!
『テッカテカなんだぞ』
テッカテカって言われるとマッスルコンテストのオイルで見せ肌みたいに聞こえるなぁ。
「ツヤツヤっていうんだよ?」
『ピカピカなんだぞ』
ジャスパーってば、変なとこで強情だなぁ。
「リーシャは?」
「私は王都でも戻ってからもニーナがやってくれてますから」
ほんと、美容に熱心な女性が多くてお付き合いエステばかりで。
「そうか?では寝酒をして寝ようか」
「!?」
わーい!ジュリアスさま、今日は楽しみがいっぱい!!
寝室のテーブルには湯上りの冷たいジュースも用意されてた。
ジュリアスさまが隣の部屋からお酒とグラスを取って来てくれて。
「ふふ、毎日リーシャといられて嬉しいな」
『我もいるんだぞ!』
「うふふ。私もジュリアスさまとジャスパーといられて嬉しいです」
ジャスパーもお酒が飲めるので一緒に乾杯を。
『精霊王が喜んでいたのを見ていた時は我に飲めるようになるとは思わなかったんだぞ』
ジャスパーは精霊の集合体が身体と自我を持った存在だから、アズライトともポムたちとも違って、不思議の塊なんだよねぇ。
「ジャスパーはいっぱいいろんなことを体験して美味しいものも食べて幸せになればいい」
そう。近くに集まる精霊たちがそれを見て一緒に楽しんでくれるからね。
『我は毎日楽しいんだぞ!』
おかわり欲しいんだぞってジュリアスさまに肉球押し付けてる。
それは私にもして欲しい。
おかわりももちろん欲しいな。
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