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三章
730話
マダム・シフォンは、いつものお弟子さんたちと倍の人数でたくさんの荷物と共にやって来た。
『本日もお招きありがとゥございまァす』
マダムは貴族階級なので公用語も話せるようだ。若干訛りが出てるけど。
『わたーしはシフォンと申しますゥ。家を出ておりますゆぇ~、苗字はないでーすぅ』
王女さまたちとダニエラさまに、綺麗なカーテシーでご挨拶。お弟子さんたちも続く。
『私はファリン・ユイ・ナギ・ファランと言う。ファリンと呼ぶと良い』
『ルアラン・メイ・ナギ・ファランと言う。ルアランと呼ぶと良い』
王女さまたちは軽く礼をしてニッコリ。
『『そなたがリーシャとスノウリリィーの衣装係か!とてもセンスが良いな!今日会えると聞いて楽しみにしておったぞ』』
王都でドレスを依頼してた時マダムたちと話してなかったかな、うろ覚えだ。
『ダニエラ・シャンテよ。私はドレスは見栄えより機能を優先するの。でも良い腕を持っていると思うわね』
ダニエラさまは旅中だから動きやすい服なんだと思えば。
研究や実験の邪魔な袖やスカートの膨らみ、重みなど全部排除した衣装じゃないとだって。
ネイマーシェでも女性の基本は華やかなドレスだけど、普段着は詰襟、袖細く、全体的にストーンとした濃紺の衣装が一番楽なんだとか。
わかる~。スカート丈もほんとは最長で足首までで良いよね。
ダニエラさまは床スレスレの長さ。
なんでドレスって引きずったりギリギリなんだろう。裾引きずったら汚れちゃうし擦れちゃうじゃない。
ちなみにナギご一行がいる間は私も簡易ドレスは禁止で、それなりのお衣装ですのよ。ほほほ。
グレーデンの生地を使ったナギ風の衣装と、ナギの生地を使ったグレーデン風のマダムのドレス、私とお義母さま、王女さまたちで試着です。
私とお義母さま華やか普段定期的にサイズを測って貰ってるのでお直しなしだけど、王女さまたちは育っちゃってるので。
多少は大きめに調整できるように作ってあるのだけど、微調整が入るよ。
私とお義母さまは試着を済ませた。今はナギ風の衣装を着ている。
衝立の向こうから楽しげに話す声が。
『まぁ、五センチもゥお伸びになられてまぁすぅ』
なんだって!?
半年弱で五センチ・・・。
成長期め。
『あらん、お胸周りもゥ』
うぬぬ。健全な成長期をお過ごしになってるからよね。私もきっと遅い成長期が来るはず。
思わず、じっとダニエラさまの胸元を見る。
『私は若さにエネルギーを集中しておるのよ』
ツーンとそっぽを向かれた。
んー、お母さまは普通くらいだった気がするので私もそれくらいは育つはず。
メグミの時は無くても良いと思ってたのに、無いと思うと少し欲しくなる。なぜか。
しつけで仮調整された衣装を着た王女さまたちが出て来て衣装を見せてくれる。
『『可愛いであろう。リーシャも可愛いな』』
『ファリンさまもルアランさまもよくお似合いです』
やっぱり双子の可愛いお姫様は最高なのだ。
『ふむ。生地の扱い方で雰囲気が変わるのだね』
ダニエラさまが真剣にデザインと布感を確認した。
『私はヒラヒラしたものは引っ掛けて破いてしまうから着ないけれど見る分には目が楽しい。孫たちに贈ると喜びそうか・・・』
『まぁ!新しいデザインをお披露目するならまず目上の方から!ダニエラさまが一緒に着てお出かけにならないとですわぁ』
ダニエラさまの言葉に反応したお義母さまは、流行にないものを新しく良いものとして表に出す時のことを力説する。
流行りで無い物を着て出かけると、ダサいやら、良い物を知らないとこき下ろされたり、蔑まれるので、これが先行したおしゃれだと誰も文句を言えない立場の人から発信するべきだって。
『うむ?そうなのかね?』
『『そうですとも』』
お義母さまとマダムがダニエラさまをロックオンしちゃった。
美人を着飾らせたい人たちは、ダニエラさまの衣装に興味がない様子にガッカリだったみたいで、ここぞとばかりにデザインの提案をしている。
いきなり華美な物を着たがることはにだろうって、私が普段着る簡易ドレスの色合いが大人向けなデザインとかを。
私も大人向けでいいんですけどー??
『『ああなっては長かろうな』』
『そうですね』
そんなわけで王女さまたちともう一着を試着して、見せ合ってからお茶にした。
『『そう言えば』』
王女さまたちがネイマーシェで、キョンシー的なお人形を進化させて来たそうだ。
何それ。超気になる。
---------------
夜しか捗らないはずが、夜寝ちゃうようになってしまったのでしばらくお昼過ぎ更新になりそうです
『本日もお招きありがとゥございまァす』
マダムは貴族階級なので公用語も話せるようだ。若干訛りが出てるけど。
『わたーしはシフォンと申しますゥ。家を出ておりますゆぇ~、苗字はないでーすぅ』
王女さまたちとダニエラさまに、綺麗なカーテシーでご挨拶。お弟子さんたちも続く。
『私はファリン・ユイ・ナギ・ファランと言う。ファリンと呼ぶと良い』
『ルアラン・メイ・ナギ・ファランと言う。ルアランと呼ぶと良い』
王女さまたちは軽く礼をしてニッコリ。
『『そなたがリーシャとスノウリリィーの衣装係か!とてもセンスが良いな!今日会えると聞いて楽しみにしておったぞ』』
王都でドレスを依頼してた時マダムたちと話してなかったかな、うろ覚えだ。
『ダニエラ・シャンテよ。私はドレスは見栄えより機能を優先するの。でも良い腕を持っていると思うわね』
ダニエラさまは旅中だから動きやすい服なんだと思えば。
研究や実験の邪魔な袖やスカートの膨らみ、重みなど全部排除した衣装じゃないとだって。
ネイマーシェでも女性の基本は華やかなドレスだけど、普段着は詰襟、袖細く、全体的にストーンとした濃紺の衣装が一番楽なんだとか。
わかる~。スカート丈もほんとは最長で足首までで良いよね。
ダニエラさまは床スレスレの長さ。
なんでドレスって引きずったりギリギリなんだろう。裾引きずったら汚れちゃうし擦れちゃうじゃない。
ちなみにナギご一行がいる間は私も簡易ドレスは禁止で、それなりのお衣装ですのよ。ほほほ。
グレーデンの生地を使ったナギ風の衣装と、ナギの生地を使ったグレーデン風のマダムのドレス、私とお義母さま、王女さまたちで試着です。
私とお義母さま華やか普段定期的にサイズを測って貰ってるのでお直しなしだけど、王女さまたちは育っちゃってるので。
多少は大きめに調整できるように作ってあるのだけど、微調整が入るよ。
私とお義母さまは試着を済ませた。今はナギ風の衣装を着ている。
衝立の向こうから楽しげに話す声が。
『まぁ、五センチもゥお伸びになられてまぁすぅ』
なんだって!?
半年弱で五センチ・・・。
成長期め。
『あらん、お胸周りもゥ』
うぬぬ。健全な成長期をお過ごしになってるからよね。私もきっと遅い成長期が来るはず。
思わず、じっとダニエラさまの胸元を見る。
『私は若さにエネルギーを集中しておるのよ』
ツーンとそっぽを向かれた。
んー、お母さまは普通くらいだった気がするので私もそれくらいは育つはず。
メグミの時は無くても良いと思ってたのに、無いと思うと少し欲しくなる。なぜか。
しつけで仮調整された衣装を着た王女さまたちが出て来て衣装を見せてくれる。
『『可愛いであろう。リーシャも可愛いな』』
『ファリンさまもルアランさまもよくお似合いです』
やっぱり双子の可愛いお姫様は最高なのだ。
『ふむ。生地の扱い方で雰囲気が変わるのだね』
ダニエラさまが真剣にデザインと布感を確認した。
『私はヒラヒラしたものは引っ掛けて破いてしまうから着ないけれど見る分には目が楽しい。孫たちに贈ると喜びそうか・・・』
『まぁ!新しいデザインをお披露目するならまず目上の方から!ダニエラさまが一緒に着てお出かけにならないとですわぁ』
ダニエラさまの言葉に反応したお義母さまは、流行にないものを新しく良いものとして表に出す時のことを力説する。
流行りで無い物を着て出かけると、ダサいやら、良い物を知らないとこき下ろされたり、蔑まれるので、これが先行したおしゃれだと誰も文句を言えない立場の人から発信するべきだって。
『うむ?そうなのかね?』
『『そうですとも』』
お義母さまとマダムがダニエラさまをロックオンしちゃった。
美人を着飾らせたい人たちは、ダニエラさまの衣装に興味がない様子にガッカリだったみたいで、ここぞとばかりにデザインの提案をしている。
いきなり華美な物を着たがることはにだろうって、私が普段着る簡易ドレスの色合いが大人向けなデザインとかを。
私も大人向けでいいんですけどー??
『『ああなっては長かろうな』』
『そうですね』
そんなわけで王女さまたちともう一着を試着して、見せ合ってからお茶にした。
『『そう言えば』』
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何それ。超気になる。
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