ちびっ子ボディのチート令嬢は辺境で幸せを掴む

紫楼

文字の大きさ
746 / 787
三章

734話

 朝食後はお庭のアスレチックと騎士団棟のジムを見に行くことに。
 こんなフリフリで?

「たまには可愛い女の子を見たほうが華やかな騎士の指揮も上がるでしょう!」

 お義母さまがそんなことを言って、みんなドレスのまま。

 王女さまたちが使ってみたそうな遊具が滑り台とウンテイだったよ。ドレスじゃダメってユエさまと侍女さんが止めてた。

「これはうちの肥えた女性たちに役に立ちそうな作りですね」
 ユエさま、悪い笑顔で呟いた。ふくよかさがモテるんじゃなかったのか。ナギ国。
 こっちの大陸に来て価値観や好みが変わっちゃったのか。
 そんなことを言っちゃうと夫人たちに袋叩きにされて総スカンになるんだぞ。
 
 遊べないのでそのまま騎士団のジムに。
 ランニングマシンにはダニエラさまが錬金術の無駄遣いと言われた。
 魔導具を生み出す極意は遊び心と、いかに楽に日常生活を送る方法を考えるかの二種類だと思うのだ。知らんけど。
 
『『やってみたいのだ』』
 スカート巻き込むよ。
 王女さまたちは初見のものは試してみたい派なようだ。
 玉体を傷つけたら国家問題になるのでダメです。
 お義母さま、最初から動き出さないようにドレスにさせたのかな?

 私としてはジムでパンプアップ中の騎士さん見られてラッキータイムだった。

 ダニエラさまはジムの漢たちの熱気と気合いの発声に引いてた。
 好みは細い人ですかね?
 王女さまたちは楽し気だったけど、ナギの男性陣は引き攣ってた。鍛え方が足りないんだ。仕方ないね。


 王女さまたちの希望で少し遅くなるけど、昼食ディゴーの街に行くことになった。
 他の街とかは少し遠いのと警備の関係で無し。
 フーゴの村には獣人さんもいるので見知らぬ人がいっぱい行くのも良くないからね。

 ナギの護衛と私とお義母さまの護衛でちょっとした行列になってしまったのでディゴーの民はちょっと引いてた。
 グレーデンの家族だけだったら騎馬か馬車一台だからね。

 馬車は街の門前に停めて、ちょっと着飾っただけ私たちがバザールな屋台道まで歩くと、お義母さまや顔見知りの騎士さんを見つけた住民たちが歓迎の声をあげてくれる。

「いらっしゃいませ」
「ヤスイよーおいしよー」
「みてってくださーい」

 ここの住民といろんな地域から集まった商人たちがいろんなものを手に見せてくれる。

 王女さまたちもユエさまたちも活気に目を丸くする。
 他国に行くのは、どうしても王都寄りに行くし、危険な場所には行けないから、これだけ人が近いのも滅多にないだろう。
 
 領民の女の子や飼い犬までなにもかもが珍しくて楽しい。
 眺めのドレスをふわっと持ち上げて子供たちの近付いて、追いかけっこを始めようとする。めちゃくちゃハンデがついてるよ。

 でも子供たちと遊べてリフレッシュしたのか王女さまたちは大笑いでとても可愛い。

 昼食は屋台のものをみんな持ち寄り、大勢で食べましょうって。代金はグレーデン持ちだよ。

「やったーおかしだー」
「パンだよー」
 以前よりもまして、ルルゥメニューは広がっているようだ。

『『あの赤い鳥はなんだ』』
 おじいさんが実演で水飴を練って飾り切りしているのを熱心に見つめる。
 一塊の飴から羽根を広げて尾を広げて首を伸ばし、尾を開く。あっという間のフェニックスだ。

 次はワイバーンになった。
 いつの世も目の前で何か生まれるのは楽しいね。
「おじーちゃん、ドラゴンはぁー」
「おうおう、まっとりゃれ」

 ナギの騎士さんたち真剣にみたよ。

 食事は焼肉串とパニーノした。南国フルーツジュースもね。

『このように外で飲み食いなんて』
 ダニエラさまは歩き喰い禁止な考えのようだ。馬車まで持って帰れば食べれるよね。

 でも結局屋台でエールを飲むのをきにいっちゃって、屋台で管巻いた。

『うちの男どもは女々しい言うんだぁ』

 絡み酒タイプだったので早々にお酒は回収した。

 食事は少しだけど取れたのでお土産をを買おうと雑貨店を覗いた

 うちの可愛いものスキー侍女ーズの手によるもふもふぬいぐるみが売ってました。買いです。売るほど作ってたのね。

『『リーシャ、これがリーシャに似ていると思うぞ。可愛いのだ。買おうぞ』』

 白い目の大きなモニパル人形を私に似てるとな?そうかな?
 じゃ私はモラタイプを手に取る。
 クリクリしたお目目がじっとみてるのが似てる。

 そこ後もいろんなお店を覗いて夕刻前に帰ることになった。

 何事もなく帰れました。
感想 6

あなたにおすすめの小説

王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません

きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」 「正直なところ、不安を感じている」 久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー 激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。 アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。 第2幕、連載開始しました! お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。 以下、1章のあらすじです。 アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。 表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。 常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。 それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。 サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。 しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。 盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。 アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?

【完結】憧れのスローライフを異世界で?

さくらもち
ファンタジー
アラフォー独身女子 雪菜は最近ではネット小説しか楽しみが無い寂しく会社と自宅を往復するだけの生活をしていたが、仕事中に突然目眩がして気がつくと転生したようで幼女だった。 日々成長しつつネット小説テンプレキターと転生先でのんびりスローライフをするための地盤堅めに邁進する。

【完結】転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました

桜あずみ
恋愛
異世界に転移して二年。 言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。 しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。 ──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。 その一行が、彼の目に留まった。 「この文字を書いたのは、あなたですか?」 美しく、完璧で、どこか現実離れした男。 日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。 最初はただの好奇心だと思っていた。 けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。 彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。

〈完結〉【書籍化&コミカライズ】悪妃は余暇を楽しむ

ごろごろみかん。
恋愛
「こちら、離縁届です。私と、離縁してくださいませ、陛下」 ある日、悪妃と名高いクレメンティーナが夫に渡したのは、離縁届だった。彼女はにっこりと笑って言う。 「先日、あなた方の真実の愛を拝見させていただきまして……有難いことに目が覚めましたわ。ですので、王妃、やめさせていただこうかと」 何せ、あれだけ見せつけてくれたのである。ショックついでに前世の記憶を取り戻して、千年の恋も瞬間冷凍された。 都合のいい女は本日で卒業。 今後は、余暇を楽しむとしましょう。 吹っ切れた悪妃は身辺整理を終えると早々に城を出て行ってしまった。

ぽっちゃり令嬢の異世界カフェ巡り~太っているからと婚約破棄されましたが番のモフモフ獣人がいるので貴方のことはどうでもいいです~

翡翠蓮
ファンタジー
幼い頃から王太子殿下の婚約者であることが決められ、厳しい教育を施されていたアイリス。王太子のアルヴィーンに初めて会ったとき、この世界が自分の読んでいた恋愛小説の中で、自分は主人公をいじめる悪役令嬢だということに気づく。自分が追放されないようにアルヴィーンと愛を育もうとするが、殿下のことを好きになれず、さらに自宅の料理長が作る料理が大量で、残さず食べろと両親に言われているうちにぶくぶくと太ってしまう。その上、両親はアルヴィーン以外の情報をアイリスに入れてほしくないがために、アイリスが学園以外の外を歩くことを禁止していた。そして十八歳の冬、小説と同じ時期に婚約破棄される。婚約破棄の理由は、アルヴィーンの『運命の番』である兎獣人、ミリアと出会ったから、そして……豚のように太っているから。「豚のような女と婚約するつもりはない」そう言われ学園を追い出され家も追い出されたが、アイリスは内心大喜びだった。これで……一人で外に出ることができて、異世界のカフェを巡ることができる!?しかも、泣きながらやっていた王太子妃教育もない!?カフェ巡りを繰り返しているうちに、『運命の番』である狼獣人の騎士団副団長に出会って……

転生皇女セラフィナ

秋月真鳥
恋愛
公爵家のメイド・クラリッサは、幼い主君アルベルトを庇って十五歳で命を落とした。 目覚めたとき、彼女は皇女セラフィナとして生まれ変わっていた——死の、わずか翌日に。 赤ん坊の身体に十五歳の記憶を持ったまま、セラフィナは新しい人生を歩み始める。 皇帝に溺愛され、優しい母に抱かれ、兄に慈しまれる日々。 前世で冷遇されていた彼女にとって、家族の愛は眩しすぎるほどだった。 しかし、セラフィナの心は前世の主・アルベルトへの想いに揺れ続ける。 一歳のお披露目で再会した彼は、痩せ細り、クラリッサの死を今も引きずっていた。 「わたしは生涯結婚もしなければ子どもを持つこともない。わたしにはそんな幸福は許されない」 そう語るアルベルトの姿に、セラフィナは決意する。 言葉も満足に話せない。自由に動くこともできない。前世の記憶を明かすこともできない。 それでも、彼を救いたい。彼に幸せになってほしい。 転生した皇女が、小さな身体で挑む、長い長い物語が始まる。 ※ノベルアップ+、小説家になろうでも掲載しています。

死に物狂いで支えた公爵家から捨てられたので、回帰後は全財産を盗んで消えてあげます 〜今さら「戻れ」と言われても、私は隣国の皇太子妃ですので〜

しょくぱん
恋愛
「お前のような無能、我が公爵家の恥だ!」 公爵家の長女エルゼは、放蕩者の父や無能な弟に代わり、寝る間も惜しんで領地経営と外交を支えてきた。しかし家族は彼女の功績を奪った挙句、政治犯の濡れ衣を着せて彼女を処刑した。 死の間際、エルゼは誓う。 「もし次があるのなら――二度と、あいつらのために働かない」 目覚めると、そこは処刑の二年前。 再び「仕事」を押し付けようとする厚顔無恥な家族に対し、エルゼは優雅に微笑んだ。 「ええ、承知いたしました。ただし、これからは**『代金』**をいただきますわ」 隠し金庫の鍵、領地の権利書、優秀な人材、そして莫大な隠し資産――。 エルゼは公爵家のすべてを自分名義に書き換え、着々と「もぬけの殻」にしていく。 そんな彼女の前に、隣国の冷徹な皇太子シオンが現れ、驚くべき提案を持ちかけてきて……? 「君のような恐ろしい女性を、独り占めしたくなった」 資産を奪い尽くして亡命した令嬢と、彼女を溺愛する皇太子。 一方、すべてを失った公爵家が泣きついてくるが、もう遅い。 あなたの家の金庫も、土地も、働く人間も――すべて私のものですから。

転生したので、今世こそは楽しく生きます!~大好きな家族に囲まれて第2の人生を謳歌する~

結笑-yue-
ファンタジー
『可愛いわね』 『小さいな』 『…やっと…逢えた』 『我らの愛しい姫。パレスの愛し子よ』 『『『『『『『『『『我ら、原初の精霊の祝福を』』』』』』』』』』 地球とは別の世界、異世界“パレス”。 ここに生まれてくるはずだった世界に愛された愛し子。 しかし、神たちによって大切にされていた魂が突然できた輪廻の輪の歪みに吸い込まれてしまった。 神たちや精霊王、神獣や聖獣たちが必死に探したが、終ぞ見つけられず、時間ばかりが過ぎてしまっていた。 その頃その魂は、地球の日本で産声をあげ誕生していた。 しかし異世界とはいえ、神たちに大切にされていた魂、そして魔力などのない地球で生まれたため、体はひどく病弱。 原因不明の病気をいくつも抱え、病院のベッドの上でのみ生活ができる状態だった。 その子の名は、如月結笑《キサラギユエ》ーーー。 生まれた時に余命宣告されながらも、必死に生きてきたが、命の燈が消えそうな時ようやく愛し子の魂を見つけた神たち。 初めての人生が壮絶なものだったことを知り、激怒し、嘆き悲しみ、憂い……。 阿鼻叫喚のパレスの神界。 次の生では、健康で幸せに満ち溢れた暮らしを約束し、愛し子の魂を送り出した。 これはそんな愛し子が、第2の人生を楽しく幸せに暮らしていくお話。 家族に、精霊、聖獣や神獣、神たちに愛され、仲間を、友達をたくさん作り、困難に立ち向かいながらも成長していく姿を乞うご期待! *:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈ 小説家になろう様でも連載中です。 第1章無事に完走したので、アルファポリス様でも連載を始めます! よろしくお願い致します( . .)" *:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈