藤堂正道と伊藤ほのかのおしゃべり

Keitetsu003

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261:意味があるもの

「先輩! 先輩! 家の前に水の入ったペッドボトルが置いてますよ! 水分補給出来るように置いているんですかね?」
「この寒い冬にか? あれは猫よけだろ?」
「確か、太陽の光がペッドボトルの水に反射して、キラキラした光を猫が嫌うからって根拠でしたっけ? でも、すぐに慣れてしまって意味がないって聞きますけどね」

「まあな。これと同じ原理でCDを屋外に置くことでカラスや鳩よけがあるな。こっちも慣れてしまうと効果がなくなり、それどころか、光害になりかねないという欠点がある」
「意味がないことが多いですよね」
「意味がなくてもチャレンジ精神が大事って事だな。何事も行動してみて、意味があるか、試すことが大事ってことだ」

「ちなみに、先輩は何か試したこと、ありますか?」
「卵に小さな穴を開けてみて、ゆで卵を作ってみる」
「定番ですね。私、卵に小さな穴を開けても、なんか中身が出てきて失敗したんですけど」

「あるあるだな。他には布団をたたいたり、まな板に熱湯かけたり、だな。なぜ、意味がないか、分かるか?」
「……先輩って全然高校生らしくないですよね。家事ばっかりですし」
「……」

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