藤堂正道と伊藤ほのかのおしゃべり

Keitetsu003

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141:俳句を語ろう

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「夏の恋 爽やか胸キュン HOTなBL  伊藤ほのか、心の一句 字余り」
「……藤堂先輩。伊藤さん、暑さのあまり頭がおかしくなってますよ?」
「紫苑、あれが平常運転だ。もう手遅れだから無視しよう」

「こらこらこら! 私が分かりやすくお題を振ってあげたのに、なんですか、その態度は!」
「お題だと?」
「そうです、先輩! 8/19は俳句の日です!」
「バイクの日でいいだろ?」
「個人的には~いち(1)じく(9)の日で良いと思うんですけど~」
「流石は紫苑さん。腹ぺこキャラで個性を売るつもりですね!」
「個性言うな」

「それでは俳句について語りましょうか!」
「いや、俺はバイクの方が……」
「まずは、私から! 松尾芭蕉は料理人だった! しかも、藤堂家に仕えていたんです!」
「へえ、意外っすね。それに奇妙な縁じゃないですか~藤堂先輩」
「あっちは藤堂とうどうだけどな。藤堂ふじどうじゃない」

「もう一つ、松尾芭蕉から。彼は忍者だった!」
「なんだって~」
「そういう説があるだけだ。憶測の域にすぎない」

「次は先輩! お願いしまっす!」
「……季語には『山笑う』というものがある」
「山が笑う? それって季節表しているんですか?」
「山笑うっていうのは春の季語です。春の芽吹きはじめた華やかな山の形容って意味です(広辞苑より)。ちなみに山眠るって季語もあります」
「それは冬ですかね?」
「正解! では、紫苑さん! そのままの勢いでお願いしまっす!」

「……七夕は秋の季語?」
「どうして、疑問形なんだ? あってるぞ」
「ふぅ……兄ぃが以前、そんなことを言ってたのを思い出しまして」
「間違いやすい季語の一つですね。それにしても、橘先輩って俳句を詠むんですね~」
「そうか? なんかそう言われると、詠んでそうだ」
「確かに!」
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