20 / 20
002
03
しおりを挟む
03
気が付けば辺りの日は暮れ始め、次第にテーマパークの雰囲気が変わる。日中とは変わり、辺りを照らす街灯がより一層幻想的にテーマパークを輝きに満たしている。
そんな中、僕たちはいつの間にか、いや、最初からオカルトのことなんて頭の隅にもなくなり、只無我夢中で遊び尽くしていた。
主に、二人の馬鹿が。
僕と朝比奈はそんな馬鹿二人に連れ回されて、正直体力の限界を迎えていた。
僕は人混みがあまり得意ではないし、こうして人に時間を合わせるというのが苦手だ。その点に関して言えば朝比奈も同じのように見える。
「おい、大丈夫か?」
「え、ええ。大丈夫よ、きっと大丈夫」
どうやら大丈夫じゃないらしい。
こいつ、語彙力死んじゃってるじゃん……。
「おい、雨霧、悪いんだけど、僕とこいつ少しだけ休んでいいか?」
「何々、もうへばったの? だらしないわね。まあ、いいわ。私とめぐりんはもう少し遊んでくる!」
無茶を言うな、無茶を。
お前らみたいな無尽蔵の体力を持つ人造人間とは違うんだよ。
あれ、でも、朝比奈は別として、僕も人ではないのか。
閑話休題。
「ほれ」
「何よこれ」
「これ飲んで少しは休んどけよ」
僕は朝比奈の様子を見て、滅多に使うことのない気を遣ってやったのだ。
「こんなことで、私のポイントが上がるとは思わないで頂戴」
本当に素直じゃない奴だ。
と。
思っていたのだけれど、僕の思いとは違い、朝比奈は僕に視線を向けたまま口を開く。
「……でも、あ、ありがと」
──え? 今、朝比奈が僕にお礼を言ったのか?
「それと、いつまでもそんなところに突っ立ってないで、あなたも座ったら?」
「ん? あ、あぁ。じゃあ、隣失礼する」
そう言って、僕は朝比奈の隣に腰をかける。
え、この感じなんだろう。なんだか、いつもと違う気がする。いや、実際にいつも通り毒舌も散々ぶちまけられたけれど、けれど、今この瞬間の朝比奈は何かが違う気がする。
そう、それはまさに、まるで今から告白を受けるのではないかと思ってしまう程のこのもどかしい雰囲気が、この場にはある。
僕の勘違いかもしれないけれど。
だけど、朝比奈は今日一日の間ずっと、僕と二人きりになろうとしていたこともある。その内容も僕としてはかなり気になっているのも事実だ。
「……」
「……」
え、何で黙っているんだろう、僕としても一体どんな会話をすればいいのか見当もつかない。だけど、この気まずさは流石に耐えかねない。そう思い、前に話したことを思い出した僕は、朝比奈に告げる。
「そういや、良かったな」
「何が?」
「いや、前に言ってたじゃん。お前の問題が解決したら、遊園地に行くって」
「あぁ、あれね、でもこれはカウントしないわ」
「何でだよ」
「だって、お邪魔虫が二匹ほどいるじゃない。私はあなたと、二人で行きたいのよ」
「…………」
やっぱり、今日の朝比奈はどこかおかしい気がする。さっきからの会話の感じと、会話の中身が妙にマッチして、まるで、両想いの会話みたいになってる気がする……。
「ねえ、夜神君」
突然、僕が渡した飲み物のボトルをなぞりながら言葉を発する朝比奈に、僕は少しながら驚きを露わにしつつ、どうにか返答する。
「ど、どうした?」
「私ね、今日ずっとあなたに言いたいことがあったのだけれど」
ごくりと、唾を飲み込む。これは、やはり僕の勘違いではないのかもしれない。
「言いたいことって?」
「この間のこと」
僕の心境とは裏腹に、朝比奈は至って平然とした感じで僕に言う。
「改めて、お礼を言いたいと思って」
「……あぁ、いや、お礼だなんて、僕は特に何もしていないし、お前が勝手に助かっただけだよ」
「そうね、ゴミの方がまだ役に立ったわね」
「うっ……」
本当のことだけれど、とても傷付く言葉だった。
僕だって、僕じゃないけれど、僕の体を使った悪魔が活躍したはずなのに。
酷い女だ。
「お礼って話なら、僕じゃなく八百万に言っておいてくれよ。ほとんどあいつのお陰なんだから」
「いえ、八百万さんにはちゃんと指定された金額を支払うことになっているしね。確か、五万円よね、ちなみに、あなたの紹介がなければ一体幾らの金額を請求されていたのかしら?」
「んー、僕もあの人の請負金額まで知っているわけではないけれど、それでも、かなり高額だと思う」
「だと思うって、一応あなたもあの仕事の同業者なんでしょ? 給料は貰っているの?」
「仕方ないだろ? こればっかりはどこの企業も同じだろ、下っ端には何も知らせないで上の人間が搾取するんだから、僕のような下っ端にはわからないんだよ。まあ、それでも給料としてはそこそこいいよ」
「幾ら貰っているの?」
「まあ僕の場合は月給じゃなくて、日払いだけどな」
「へえ、出来高制なのかしら?」
「そう、仕事に出て、結果を残せば貰えるよ」
「だから、幾ら貰えるの?」
さっきから、朝比奈は僕の収入に関してかなり興味を持っているように見える。
しかし、こういったことを他人に話して良いのだろうか? あまり良くないと聞いたことがあるのだが、まあ、朝比奈なら他に露見されることもなさそうだし、いいか。
「まあ、ざっと、五十万くらいだよ」
「え……」
僕の意外にも高収入に流石の朝比奈も驚きを隠せてはいなかった。まあ、確かに一介の高校生である僕が一日五十万も稼いでいれば、それは驚くに決まっている。だけど、この高収入にも裏がある。
それは。
「そんなに驚くなよ、確かに僕の収入は五十万だ、だけど、覚えているかわからないけど、僕には多額の借金がある。僕の手元には入っても精々五万円位しか入らないんだ」
「あぁ、そうだったはね、あなた借金しているのよね。それは、マイナスだわ」
「……マイナス?」
「気にしないで、私の心は寛大だと近所では有名なのよ、あそこの子は寛大だとよく言われているわ」
「どんな近所だよ!」
朝比奈が僕の収入に興味を抱いていたのはわからないが、……もしかして、僕からお金を借りようとしているのか? まさか、八百万に汗水垂らして稼いだお金と言われているのに、いや、だけど、この女ならやり兼ねない。
「お前の方はどうなんだよ」
「何が?」
「バイトするんだろ?」
「ええ、一応そのつもりなのだけれど、でもね、私の家は意外と裕福なのよ。だから、正直に言うと、五万円程度なら今も手元にあるの」
「やめとけ、あの人にその手は通じないよ」
「……ちっ、やっぱりダメか」
今、舌打ちしたよなこいつ……。本当にそんな、恩人に対して、裏切るかのような行動を取ろうとしていたのか。
「冗談よ、どうせそんなことだろうと思っていたから、お金のことはちゃんとするつもり。まあ、だから、八百万さんのことは、また別──と、いうことよ。私としては、夜神君には、八百万さんとは違う意味で、お礼がしたいの」
「まあ、そこまで言ってくれるなら、今の言葉だけで充分だよ。何度もお礼を言われると感謝の念が薄れていくからな」
「感謝の念なんてないわ」
「ないんだ⁉」
「だから、冗談よ。ちゃんと気持ちはあるわ」
「ほんと、冗談ばっかりだよな、お前」
ほとほと呆れてくる。
「ごめんさない、なんでか、夜神君に何かを言われると、つい、否定したり、逆らいたくなったり、無視したくなっちゃうのよね」
「……無視はするな」
そんな、謝りながら言われても、という気持ちになる。
これは、好意的な何かなのか、それとも、単に僕とは馬が合わないということなのかもしれない。
「きっとこれは、あれね。好きな子についむきになっちゃうみたいな、そんな感じ」
「そ、そうなのか?」
あれ?
今もしかしてだけど、僕、朝比奈に好きな子って言われたのか?
いや、言葉の綾か、それとも比喩の仕方がそうだったのかもしれない。この女に過剰な期待はしない方が身のためだ。
自分と目が合う女の子がみんな自分に気があるんじゃないかと勘違いしてしまう中学生のような僕はもういないのだから。だから、僕は話題を戻す。
気が付けば辺りの日は暮れ始め、次第にテーマパークの雰囲気が変わる。日中とは変わり、辺りを照らす街灯がより一層幻想的にテーマパークを輝きに満たしている。
そんな中、僕たちはいつの間にか、いや、最初からオカルトのことなんて頭の隅にもなくなり、只無我夢中で遊び尽くしていた。
主に、二人の馬鹿が。
僕と朝比奈はそんな馬鹿二人に連れ回されて、正直体力の限界を迎えていた。
僕は人混みがあまり得意ではないし、こうして人に時間を合わせるというのが苦手だ。その点に関して言えば朝比奈も同じのように見える。
「おい、大丈夫か?」
「え、ええ。大丈夫よ、きっと大丈夫」
どうやら大丈夫じゃないらしい。
こいつ、語彙力死んじゃってるじゃん……。
「おい、雨霧、悪いんだけど、僕とこいつ少しだけ休んでいいか?」
「何々、もうへばったの? だらしないわね。まあ、いいわ。私とめぐりんはもう少し遊んでくる!」
無茶を言うな、無茶を。
お前らみたいな無尽蔵の体力を持つ人造人間とは違うんだよ。
あれ、でも、朝比奈は別として、僕も人ではないのか。
閑話休題。
「ほれ」
「何よこれ」
「これ飲んで少しは休んどけよ」
僕は朝比奈の様子を見て、滅多に使うことのない気を遣ってやったのだ。
「こんなことで、私のポイントが上がるとは思わないで頂戴」
本当に素直じゃない奴だ。
と。
思っていたのだけれど、僕の思いとは違い、朝比奈は僕に視線を向けたまま口を開く。
「……でも、あ、ありがと」
──え? 今、朝比奈が僕にお礼を言ったのか?
「それと、いつまでもそんなところに突っ立ってないで、あなたも座ったら?」
「ん? あ、あぁ。じゃあ、隣失礼する」
そう言って、僕は朝比奈の隣に腰をかける。
え、この感じなんだろう。なんだか、いつもと違う気がする。いや、実際にいつも通り毒舌も散々ぶちまけられたけれど、けれど、今この瞬間の朝比奈は何かが違う気がする。
そう、それはまさに、まるで今から告白を受けるのではないかと思ってしまう程のこのもどかしい雰囲気が、この場にはある。
僕の勘違いかもしれないけれど。
だけど、朝比奈は今日一日の間ずっと、僕と二人きりになろうとしていたこともある。その内容も僕としてはかなり気になっているのも事実だ。
「……」
「……」
え、何で黙っているんだろう、僕としても一体どんな会話をすればいいのか見当もつかない。だけど、この気まずさは流石に耐えかねない。そう思い、前に話したことを思い出した僕は、朝比奈に告げる。
「そういや、良かったな」
「何が?」
「いや、前に言ってたじゃん。お前の問題が解決したら、遊園地に行くって」
「あぁ、あれね、でもこれはカウントしないわ」
「何でだよ」
「だって、お邪魔虫が二匹ほどいるじゃない。私はあなたと、二人で行きたいのよ」
「…………」
やっぱり、今日の朝比奈はどこかおかしい気がする。さっきからの会話の感じと、会話の中身が妙にマッチして、まるで、両想いの会話みたいになってる気がする……。
「ねえ、夜神君」
突然、僕が渡した飲み物のボトルをなぞりながら言葉を発する朝比奈に、僕は少しながら驚きを露わにしつつ、どうにか返答する。
「ど、どうした?」
「私ね、今日ずっとあなたに言いたいことがあったのだけれど」
ごくりと、唾を飲み込む。これは、やはり僕の勘違いではないのかもしれない。
「言いたいことって?」
「この間のこと」
僕の心境とは裏腹に、朝比奈は至って平然とした感じで僕に言う。
「改めて、お礼を言いたいと思って」
「……あぁ、いや、お礼だなんて、僕は特に何もしていないし、お前が勝手に助かっただけだよ」
「そうね、ゴミの方がまだ役に立ったわね」
「うっ……」
本当のことだけれど、とても傷付く言葉だった。
僕だって、僕じゃないけれど、僕の体を使った悪魔が活躍したはずなのに。
酷い女だ。
「お礼って話なら、僕じゃなく八百万に言っておいてくれよ。ほとんどあいつのお陰なんだから」
「いえ、八百万さんにはちゃんと指定された金額を支払うことになっているしね。確か、五万円よね、ちなみに、あなたの紹介がなければ一体幾らの金額を請求されていたのかしら?」
「んー、僕もあの人の請負金額まで知っているわけではないけれど、それでも、かなり高額だと思う」
「だと思うって、一応あなたもあの仕事の同業者なんでしょ? 給料は貰っているの?」
「仕方ないだろ? こればっかりはどこの企業も同じだろ、下っ端には何も知らせないで上の人間が搾取するんだから、僕のような下っ端にはわからないんだよ。まあ、それでも給料としてはそこそこいいよ」
「幾ら貰っているの?」
「まあ僕の場合は月給じゃなくて、日払いだけどな」
「へえ、出来高制なのかしら?」
「そう、仕事に出て、結果を残せば貰えるよ」
「だから、幾ら貰えるの?」
さっきから、朝比奈は僕の収入に関してかなり興味を持っているように見える。
しかし、こういったことを他人に話して良いのだろうか? あまり良くないと聞いたことがあるのだが、まあ、朝比奈なら他に露見されることもなさそうだし、いいか。
「まあ、ざっと、五十万くらいだよ」
「え……」
僕の意外にも高収入に流石の朝比奈も驚きを隠せてはいなかった。まあ、確かに一介の高校生である僕が一日五十万も稼いでいれば、それは驚くに決まっている。だけど、この高収入にも裏がある。
それは。
「そんなに驚くなよ、確かに僕の収入は五十万だ、だけど、覚えているかわからないけど、僕には多額の借金がある。僕の手元には入っても精々五万円位しか入らないんだ」
「あぁ、そうだったはね、あなた借金しているのよね。それは、マイナスだわ」
「……マイナス?」
「気にしないで、私の心は寛大だと近所では有名なのよ、あそこの子は寛大だとよく言われているわ」
「どんな近所だよ!」
朝比奈が僕の収入に興味を抱いていたのはわからないが、……もしかして、僕からお金を借りようとしているのか? まさか、八百万に汗水垂らして稼いだお金と言われているのに、いや、だけど、この女ならやり兼ねない。
「お前の方はどうなんだよ」
「何が?」
「バイトするんだろ?」
「ええ、一応そのつもりなのだけれど、でもね、私の家は意外と裕福なのよ。だから、正直に言うと、五万円程度なら今も手元にあるの」
「やめとけ、あの人にその手は通じないよ」
「……ちっ、やっぱりダメか」
今、舌打ちしたよなこいつ……。本当にそんな、恩人に対して、裏切るかのような行動を取ろうとしていたのか。
「冗談よ、どうせそんなことだろうと思っていたから、お金のことはちゃんとするつもり。まあ、だから、八百万さんのことは、また別──と、いうことよ。私としては、夜神君には、八百万さんとは違う意味で、お礼がしたいの」
「まあ、そこまで言ってくれるなら、今の言葉だけで充分だよ。何度もお礼を言われると感謝の念が薄れていくからな」
「感謝の念なんてないわ」
「ないんだ⁉」
「だから、冗談よ。ちゃんと気持ちはあるわ」
「ほんと、冗談ばっかりだよな、お前」
ほとほと呆れてくる。
「ごめんさない、なんでか、夜神君に何かを言われると、つい、否定したり、逆らいたくなったり、無視したくなっちゃうのよね」
「……無視はするな」
そんな、謝りながら言われても、という気持ちになる。
これは、好意的な何かなのか、それとも、単に僕とは馬が合わないということなのかもしれない。
「きっとこれは、あれね。好きな子についむきになっちゃうみたいな、そんな感じ」
「そ、そうなのか?」
あれ?
今もしかしてだけど、僕、朝比奈に好きな子って言われたのか?
いや、言葉の綾か、それとも比喩の仕方がそうだったのかもしれない。この女に過剰な期待はしない方が身のためだ。
自分と目が合う女の子がみんな自分に気があるんじゃないかと勘違いしてしまう中学生のような僕はもういないのだから。だから、僕は話題を戻す。
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム
ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。
けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。
学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!?
大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。
真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
隣に住んでいる後輩の『彼女』面がガチすぎて、オレの知ってるラブコメとはかなり違う気がする
夕姫
青春
【『白石夏帆』こいつには何を言っても無駄なようだ……】
主人公の神原秋人は、高校二年生。特別なことなど何もない、静かな一人暮らしを愛する少年だった。東京の私立高校に通い、誰とも深く関わらずただ平凡に過ごす日々。
そんな彼の日常は、ある春の日、突如現れた隣人によって塗り替えられる。後輩の白石夏帆。そしてとんでもないことを言い出したのだ。
「え?私たち、付き合ってますよね?」
なぜ?どうして?全く身に覚えのない主張に秋人は混乱し激しく否定する。だが、夏帆はまるで聞いていないかのように、秋人に猛烈に迫ってくる。何を言っても、どんな態度をとっても、その鋼のような意思は揺るがない。
「付き合っている」という謎の確信を持つ夏帆と、彼女に振り回されながらも憎めない(?)と思ってしまう秋人。これは、一人の後輩による一方的な「好き」が、平凡な先輩の日常を侵略する、予測不能な押しかけラブコメディ。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
セーラー服美人女子高生 ライバル同士の一騎討ち
ヒロワークス
ライト文芸
女子高の2年生まで校内一の美女でスポーツも万能だった立花美帆。しかし、3年生になってすぐ、同じ学年に、美帆と並ぶほどの美女でスポーツも万能な逢沢真凛が転校してきた。
クラスは、隣りだったが、春のスポーツ大会と夏の水泳大会でライバル関係が芽生える。
それに加えて、美帆と真凛は、隣りの男子校の俊介に恋をし、どちらが俊介と付き合えるかを競う恋敵でもあった。
そして、秋の体育祭では、美帆と真凛が走り高跳びや100メートル走、騎馬戦で対決!
その結果、放課後の体育館で一騎討ちをすることに。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる