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奥様のイメチェン
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この間、見た和樹さんの元カノの雨宮さんって人、きれいだったな。もしかしたら、和樹さんって、ああいう綺麗系のほうが好きなのかな。そう思って、自分の持っている服を思い返してみたが、可愛らしい感じの洋服だし、メイクも”女の子”って感じだ。もっとこう大人の女性の色気を出したほうが和樹さん好みなのかもしれない……―――。
撮影中にそんなことを考えていたら、カメラマンに「ポーズちょうだい」「表情ちょうだい」と何度も言われてしまった。
やっぱり、和樹さんに飽きられないためには少しイメチェンしたほうがいいのかもと思い立ち、撮影が終わった後で、買い物と美容室へと向かった。
***
「ただいま」
和樹さんの声が聞こえて、急いで玄関へと向かう。「おかえりなさい」といって鞄と背広を受け取れば、和樹さんは目をぱちぱちとさせていた。腰まであった髪の毛を胸より少し上の長さにして、染めたことがなかった髪の毛をチョコレート色に染めてみた。そして、いつもの可愛い感じの服装から、白いシフォンのブラウスに花柄のスカートといった感じのキレイ系の服装に変えてみた。メイクもいつもの可愛い感じから少し大人っぽく見えるように変えてみたのだが、和樹さんは「ああ」というだけでなんの反応もなく、リビングに向かってしまった。
「今日は早いのね」
「まあな。飯は食べてきたから、晩酌の準備してくれ。シャワー浴びてくる」
和樹さんはそう言って、お風呂に行ってしまった。
イメチェンしたのはだめだったのだろうかと思ってしまって、なんだかしゅんとしてしまう。しゅんとしつつも、ウィスキーや氷を準備し、ソファーの前にあるテーブルにセットをする。そうしてるうちに、和樹さんはタオルで髪の毛を乾かしながら、リビングに戻ってきた。そして、ソファーに座ると、自分でお酒をつくり始めた。何も言ってくれないから、仕方なく私もお風呂に入ることにした。
お風呂を済ませて、髪の毛も乾かした。ナイトウェアも可愛らしいものから少し大人っぽいものに新調した。それを身に着けて、リビングに戻れば、和樹さんがちらりとこちらを見て、また映画に視線を戻した。ソファの隣に腰を下ろして、ぺたりと和樹さんの膝に頭を置くと、自然と和樹さんの手が私の腕を撫でた。
「なんかあったの?」
和樹さんは無関心そうに訊いてきた。感想もないし、褒めてもくれない夫に少しむかついて、無言を貫いていたら、和樹さんも和樹さんで映画に集中している。雑誌に書いてあったけれども、これって”倦怠期”の特徴なのかもしれない。目を閉じていると、和樹さんが「眠いなら先にベッド行ってなよ」と言ってきたので、眠くないと返事をするとそうかとだけ返ってきた。時計を見れば、まだ八時だ。寝るには早すぎる。
じっと動かないでいると和樹さんが顔を覗き込んできた。そして、手を掴まれて、そのまま和樹さんの股の辺りに持っていかれた。パジャマのズボンが盛り上がっていて、ソレが主張している。思わず、和樹さんを見上げた。
「乃愛のせいだよ。あんまりにも可愛くなりすぎ。だから、乃愛がどうにかして?」
私の体を起こし、床に座らせた。そして、和樹さんはズボンとパンツを脱ぎ捨てた。目の前には、グロテスクなソレが和樹さんのお腹につきそうなくらい主張していて、どうしていいかわからずに困惑して、再び和樹さんを見上げた。
「初めてするからわからないよな……。けど、エロい本とか見てる乃愛ちゃんはやり方ぐらい知ってるよな?」
優しく手で和樹さんのソレを掴んで、手を緩やかに上下に動かすと、もう少し強くと言われた。
「んっ………乃愛に触られると……イイ」
ガシッと頭を掴まれて、口先がソレに触れて、上から口でしてと声がして、ソレを加えると少し変な味がした。
「はぁ………んっ………乃愛……舌使え」
くわえたこんだまま、舌でソレの割れ目を舐め、手で上下にしごけば、和樹さんの呼吸が乱れはじめる。
「っ……はぁ……………んっう………きもち、いいっ…………ぁっ…………」
「乃愛っ………離せっ」
和樹さんはソレを自分の手で勢いよくしごき、気づいたら私の胸のあたりに精液が飛び散っていた。
「うっ……………はぁっ……………やばっ………エロいっ」
衝撃のあまり固まってしまった。着替えるように促されて、精液がついたナイトウェアを洗濯機にいれて、羊さんパーカーともこもこのショートパンツに着替えた。
なぜか、和樹さんの自慰行為に興奮してしまった。
ソファに座って再び酒を飲む和樹さんの横に座った。
「乃愛ね、お願いがあるの」
「なんだ? えっちはだめだぞ、明日早いから」
「ううん、今度でいいから和樹さんがひとりでシてるとこ見たいの」
「は? 俺のなんて気持ち悪いぞ………」
首を横に振って、それでも見たいと言えば、和樹さんはまじまじと私を見てきた。
「じゃあ、乃愛が見せてくれるなら俺も見せる。今度の週末までに考えておいて」
撮影中にそんなことを考えていたら、カメラマンに「ポーズちょうだい」「表情ちょうだい」と何度も言われてしまった。
やっぱり、和樹さんに飽きられないためには少しイメチェンしたほうがいいのかもと思い立ち、撮影が終わった後で、買い物と美容室へと向かった。
***
「ただいま」
和樹さんの声が聞こえて、急いで玄関へと向かう。「おかえりなさい」といって鞄と背広を受け取れば、和樹さんは目をぱちぱちとさせていた。腰まであった髪の毛を胸より少し上の長さにして、染めたことがなかった髪の毛をチョコレート色に染めてみた。そして、いつもの可愛い感じの服装から、白いシフォンのブラウスに花柄のスカートといった感じのキレイ系の服装に変えてみた。メイクもいつもの可愛い感じから少し大人っぽく見えるように変えてみたのだが、和樹さんは「ああ」というだけでなんの反応もなく、リビングに向かってしまった。
「今日は早いのね」
「まあな。飯は食べてきたから、晩酌の準備してくれ。シャワー浴びてくる」
和樹さんはそう言って、お風呂に行ってしまった。
イメチェンしたのはだめだったのだろうかと思ってしまって、なんだかしゅんとしてしまう。しゅんとしつつも、ウィスキーや氷を準備し、ソファーの前にあるテーブルにセットをする。そうしてるうちに、和樹さんはタオルで髪の毛を乾かしながら、リビングに戻ってきた。そして、ソファーに座ると、自分でお酒をつくり始めた。何も言ってくれないから、仕方なく私もお風呂に入ることにした。
お風呂を済ませて、髪の毛も乾かした。ナイトウェアも可愛らしいものから少し大人っぽいものに新調した。それを身に着けて、リビングに戻れば、和樹さんがちらりとこちらを見て、また映画に視線を戻した。ソファの隣に腰を下ろして、ぺたりと和樹さんの膝に頭を置くと、自然と和樹さんの手が私の腕を撫でた。
「なんかあったの?」
和樹さんは無関心そうに訊いてきた。感想もないし、褒めてもくれない夫に少しむかついて、無言を貫いていたら、和樹さんも和樹さんで映画に集中している。雑誌に書いてあったけれども、これって”倦怠期”の特徴なのかもしれない。目を閉じていると、和樹さんが「眠いなら先にベッド行ってなよ」と言ってきたので、眠くないと返事をするとそうかとだけ返ってきた。時計を見れば、まだ八時だ。寝るには早すぎる。
じっと動かないでいると和樹さんが顔を覗き込んできた。そして、手を掴まれて、そのまま和樹さんの股の辺りに持っていかれた。パジャマのズボンが盛り上がっていて、ソレが主張している。思わず、和樹さんを見上げた。
「乃愛のせいだよ。あんまりにも可愛くなりすぎ。だから、乃愛がどうにかして?」
私の体を起こし、床に座らせた。そして、和樹さんはズボンとパンツを脱ぎ捨てた。目の前には、グロテスクなソレが和樹さんのお腹につきそうなくらい主張していて、どうしていいかわからずに困惑して、再び和樹さんを見上げた。
「初めてするからわからないよな……。けど、エロい本とか見てる乃愛ちゃんはやり方ぐらい知ってるよな?」
優しく手で和樹さんのソレを掴んで、手を緩やかに上下に動かすと、もう少し強くと言われた。
「んっ………乃愛に触られると……イイ」
ガシッと頭を掴まれて、口先がソレに触れて、上から口でしてと声がして、ソレを加えると少し変な味がした。
「はぁ………んっ………乃愛……舌使え」
くわえたこんだまま、舌でソレの割れ目を舐め、手で上下にしごけば、和樹さんの呼吸が乱れはじめる。
「っ……はぁ……………んっう………きもち、いいっ…………ぁっ…………」
「乃愛っ………離せっ」
和樹さんはソレを自分の手で勢いよくしごき、気づいたら私の胸のあたりに精液が飛び散っていた。
「うっ……………はぁっ……………やばっ………エロいっ」
衝撃のあまり固まってしまった。着替えるように促されて、精液がついたナイトウェアを洗濯機にいれて、羊さんパーカーともこもこのショートパンツに着替えた。
なぜか、和樹さんの自慰行為に興奮してしまった。
ソファに座って再び酒を飲む和樹さんの横に座った。
「乃愛ね、お願いがあるの」
「なんだ? えっちはだめだぞ、明日早いから」
「ううん、今度でいいから和樹さんがひとりでシてるとこ見たいの」
「は? 俺のなんて気持ち悪いぞ………」
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「じゃあ、乃愛が見せてくれるなら俺も見せる。今度の週末までに考えておいて」
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