9 / 26
9話 美味しいご飯
しおりを挟む
ドンドンとドアを叩く
少したってから「ふぁ~い」という寝ぼけた声を出しながら智也(ともなり)がでてきた
「おう」
「あれ、隆司どうしたんだ」
今さっきまで寝ていたんだろう寝癖がすごいことになっていた
「あぁ午前中に鹿を仕留めてな。ほら持ってきた」
「おおっ!さすがだな」
さっきまで寝ぼけていた目が輝いている
「それとだな、ウルを連れてきた」
おとなしく俺の横にお座りしているウルを撫でながら紹介する
「っ!狼かと思った…でっかいな。普通の大型犬でもかなり大きいほうだろ」
「だと思う。おとなしいし賢いから怖くないぞ」
「へえ、そうなのか。ってすまない中に入ってゆっくりしてくれ」
「ウルも入って平気か?」
「あぁいいぞ。俺の部屋狭くて悪いけど」
「おじゃまします」
ウルの足を持ってきた布でふいてやってから中に入れた
智也は近所のおばちゃんと一緒で動物が好きだからウルが来て嬉しそうだ
その後、智也はお昼まだだからと早速、鹿肉を料理して食べていた。
俺達も少しもらった。智也は料理上手なのでお昼食べた後でも余裕でいける
ウルはまた湯がいただけの肉だったがペロリと食べていた
一息ついたころ、智也がそわそわしだした
どうした?ときくとウルを撫でたかったらしい。
そして智也がウルに近づいたのだが、ウルはスッと俺の後ろに隠れた
「い、嫌がられてる…?」
「?ウルどうした?お前撫でられるの好きだろ?」
そういって俺が手を伸ばすとおとなしく頭をさしだした
それをみた智也が明らかにショックをうけている
そこでふと思い出す
「…あれ、そういやウルが俺以外の人に撫でられてるのってみたことないな…」
そういえば近所のおばちゃんは動物好きだから撫でててもおかしくないのにウルを撫でているのは見たことがない
おばちゃんが他の家の犬をよく撫でているのから、ウルも撫でようしたのだろうと思うけど
今みたいに避けていたのか?
全然気づかなかった
「そうか…隆司以外は嫌なのか。ごめんな、もう撫でようとしないから」
智也は嫌われまいと潔く身を引いたのだった。
そういえばと、智也はあれからウルの情報がないかを気にしてくれてたみたいでちょくちょく調べてくれてたみたいだった。
しかし、これといった情報はなかったとのことだった。
「ありがとな。調べてくれて」
「いや、たいしたことじゃないから」
その後はまた前と同じようにいろいろ話をして過ごした。
その間ウルは俺の膝にアゴを乗せて寝ていた。
気がつくと薄暗くなっていたので、そろそろ帰ろうとしたら夕飯を食べていけと言われた。
その言葉に甘えて智也のうまい夕飯を堪能したのだった。
少したってから「ふぁ~い」という寝ぼけた声を出しながら智也(ともなり)がでてきた
「おう」
「あれ、隆司どうしたんだ」
今さっきまで寝ていたんだろう寝癖がすごいことになっていた
「あぁ午前中に鹿を仕留めてな。ほら持ってきた」
「おおっ!さすがだな」
さっきまで寝ぼけていた目が輝いている
「それとだな、ウルを連れてきた」
おとなしく俺の横にお座りしているウルを撫でながら紹介する
「っ!狼かと思った…でっかいな。普通の大型犬でもかなり大きいほうだろ」
「だと思う。おとなしいし賢いから怖くないぞ」
「へえ、そうなのか。ってすまない中に入ってゆっくりしてくれ」
「ウルも入って平気か?」
「あぁいいぞ。俺の部屋狭くて悪いけど」
「おじゃまします」
ウルの足を持ってきた布でふいてやってから中に入れた
智也は近所のおばちゃんと一緒で動物が好きだからウルが来て嬉しそうだ
その後、智也はお昼まだだからと早速、鹿肉を料理して食べていた。
俺達も少しもらった。智也は料理上手なのでお昼食べた後でも余裕でいける
ウルはまた湯がいただけの肉だったがペロリと食べていた
一息ついたころ、智也がそわそわしだした
どうした?ときくとウルを撫でたかったらしい。
そして智也がウルに近づいたのだが、ウルはスッと俺の後ろに隠れた
「い、嫌がられてる…?」
「?ウルどうした?お前撫でられるの好きだろ?」
そういって俺が手を伸ばすとおとなしく頭をさしだした
それをみた智也が明らかにショックをうけている
そこでふと思い出す
「…あれ、そういやウルが俺以外の人に撫でられてるのってみたことないな…」
そういえば近所のおばちゃんは動物好きだから撫でててもおかしくないのにウルを撫でているのは見たことがない
おばちゃんが他の家の犬をよく撫でているのから、ウルも撫でようしたのだろうと思うけど
今みたいに避けていたのか?
全然気づかなかった
「そうか…隆司以外は嫌なのか。ごめんな、もう撫でようとしないから」
智也は嫌われまいと潔く身を引いたのだった。
そういえばと、智也はあれからウルの情報がないかを気にしてくれてたみたいでちょくちょく調べてくれてたみたいだった。
しかし、これといった情報はなかったとのことだった。
「ありがとな。調べてくれて」
「いや、たいしたことじゃないから」
その後はまた前と同じようにいろいろ話をして過ごした。
その間ウルは俺の膝にアゴを乗せて寝ていた。
気がつくと薄暗くなっていたので、そろそろ帰ろうとしたら夕飯を食べていけと言われた。
その言葉に甘えて智也のうまい夕飯を堪能したのだった。
0
あなたにおすすめの小説
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。
そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる