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番外編
番外編 「親子喧嘩②」
しおりを挟む「ふざけるな」
ヒュッ
数秒の間息ができなかった
「口を出すな…だと?俺が一晩中どんな気持ちで待っていたと思う」
「…っ」
「わかるまでたくさんお仕置きしてやる」
「…っい…やだっ!」
親父は問答無用で俺を脱がす
なぜか上半身も脱がされ全裸にされる
「な…っなんで…っ」
全裸にされるのははじめてで恥ずかしすぎて顔が真っ赤になる
親父はそれに答えず、いきなり尻を叩いてきた
バシンッ
「いぁっっ!!!」
かなりおもいっきり叩かれ、ものすごく痛い
手足をぎゅっとして痛みに耐える
バシンバシンとまた痛みが残っているのに次から次へと叩かれる
「いってぇ!!!やっやめろよっクソッ!」
「うるさい黙ってろ」
「うぁああっ!!」
バシンッとさっきよりも強く叩かれた
いつもならここらでもう気持ちよくなってくる頃なのだが、今日は違った
めずしく俺はぶちギレてるからか、こうやって叩かれているのがものすごくムカついた
だから、叩いている親父の手をとりそのまま親父を押し倒した
「いつもいつもガキみてぇにお仕置きで尻叩いてんじゃねーよっ!!変態かよクソ親父!」
そう親父にいってやった
「あ゛?」
ビクッ
上に馬乗りになって身動きとれないようにしているのに、俺のほうが親父に追い詰められてるのかと錯覚してしまった
それほどまでに親父のドスの聞いた声、そして顔が怖すぎた
それをみて固まった俺の隙を見逃さず一瞬でまた俺は親父に組み敷きられた
「今日は徹底的にお仕置きされたいようだな」
そういうと親父は片手で俺の腕を掴んだままネクタイをはずした
そしてそのネクタイを掴み何をしようとしているんだ、と思っている一瞬にして手首をネクタイで縛られていた
「なんだよこれ?!」
「足も縛っておくか」
そういうと暴れる俺をものともせずそこら辺にあったタオルで縛られてしまった
手足が縛られた俺は、動くことができず
また尻を叩かれた
「あああ…っっ!!」
バシンッ
また尻を叩かれると力をいれていたら
突然、背中を叩かれた
「いったああっっ?!」
尻以外を叩かれたことにびっくりする
バシンッ
「うああっっ?!」
尻より背中の方が脂肪も筋肉もなくてより痛い
何で背中を叩きはじめたんだ?!
叩かれたところが熱い
そして、腹の下も徐々に熱をもちはじめる
気持ちよさからぶるりと震えてしまう
「ん…はぁ…っっ!!」
くっそ…
俺の気持ちとは関係なく気持ちよくなってしまう体にイライラする
だから逃れようと全身に力をいれ…
「うぇっ?」
グラッ
勢いつきすぎてベッドから落ちた
「うわあああっっ」
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