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強制的にリラックス
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「おいおい、笑顔足りないな、なんだ疲れているのか、イツモでも呼ぶか」
名前を呼ばれたせいか、店の窓に猫の影が。
「ほら、イツモも来たぞ」
常連客がイツモに絡まれた。
しばらくお待ちください。
「猫って最高ですね」
イツモも仕事をやりとげましたという顔をして、店から出ていった。
「あっ、じゃあ、足湯と足のマッサージお願いします」
「それと耳は?」
「した方がいいですかね、じゃあお願いします」
浜薔薇の足湯のお湯は、温泉を加水したものを使っている。
「この時期だと山の方の温泉にしているんだ、湯治のお客さんも多いんでね、湯冷めしなくてちょうどいい」
「いつも同じだと思っていた」
「違うんだな、夏だと美肌の湯にしているんだよね、そこのお湯だと汗もさっぱりしちゃう」
「色々考えているんだね」
「そりゃあそうよ、ここに来てくれたお客さんを癒すまでは返さない!ぐらいな気持ちは持たないと」
「空回りしねえようにな」
タモツが一言加えて去っていった。
「相変わらずタモ爺は容赦ないな」
「でもこのぐらい厳しい方がいいと思うんだよな、じゃないと技が身に付かないし、そりゃあ今の世の中のやり方じゃないとは思うんだけどもさ」
「わかるぅ」
「だろ?はい、じゃあ、足、失礼します」
そういって濡れた足を拭かれる。
「悩むとお腹痛くなりますか?」
「どうしてそれを」
「足の肉付きが…それっぽい」
「実はそうです…それで通勤がしんどくなる時があって、自分じゃどうしようもなくて」
「そういうときは、自分でもやればいいんですけどもね、お風呂上がりにクリームつけて、ツボを押して、自分の好きな音楽聞きながらとか、そんな時間を作ってやるだけで違います」
「猫は次も遊ばせて」
「イツモが遊んでもいい!というのならばどうぞ」
「やったー」
「そんなに猫が効きますかね?」
「特効薬じゃないかな」
「うちのサイトを作ろうと思っているんですが、猫の写真のコーナーあった方がいいですかね?」
「むしろそれ以外だと何を載せるんだい?」
「…いや、それを言われちゃうと、少しばかり悲しい」
ギュ!
「あっ、そこ痛い」
「腎臓ですね、最近寒いですから、お湯を飲むのもありですよ」
「へぇ、お湯ね」
「お茶も悪くはないんですがね、カフェインもあるんで、確かにノーカフェインのものもありますけど、高いですよ」
「普通ならここでこういうのがあるんですよって営業してきそうなものだけども」
「あ~そういうのよりは、簡単に誰でも出来る方向にしたいんですよね」
「そういうものなんだ」
「異論はありますけどもね、そんな安いことやりたくないわって」
「言われそう」
「でも主婦層には大絶賛なので、この辺を追求したいかなって思ってますね、あっ、歩き疲れもありますね」
「脛のそこ、すんごい気持ちいい」
「この筋肉と筋肉の境目、効くんですよ」
「ずっとやってほしい」
「そこまでやっちゃうと、逆にダメですよ、理想はマッサージして、寝て起きたときに、寝起きが全然違う、今日も頑張ろうって感じでしょうか」
今日もこのためにこだわっています。
足のマッサージが終わると、タオルで巻かれ、リラックスムードの中で耳掃除である。
(俺の腕ではリラックスしてくれないと、耳掃除が難しいんだよな)
逆にタモツだと、例え戦場の最中でさえも、清涼感を与えることが出来るだろう。
(今できることを精進するのみだな)
竹の耳かきは標準サイズ。
カリカリとするだけで、黄色がかった垢がこぼれてくる。
(寒いけども、ちゃんと汗かいたりしているな)
ただ冷え性なので、そこに注意。
それこそ、レッグウォーマーなどがいいと思われる。
少しでも良くなるように、これをやれば万人みな効くというものはない。
ある人にとっては良くても、逆効果はありえるのである。
暑がりだからという人がいた、きちんと代謝がよくて、そうなっているのかと思いきや、お風呂に長らく入っていられない話を聞いたら、話は別である。
「お風呂前に一杯水を飲んでください」
そう、その人は暑がりではなく、水分が不足して体が体温調整できなくなって、そうなっているのである。
蘆根は何ヵ所か見て、おかしいなと思うが、世の達人たちは。
「あっ、これは貧血だね」
「糖尿病かもしれない」
など見抜いたりする。
(もう少し時が進めば、システムが管理してくれるかもしれないけどもね)
マッサージの世界でも、人よりも機械の進化というのは目まぐるしく。
(スパ銭行くとあるんでやりませんか?俺はやります)
ただ職業病なのか。
ブルブルブル
(なるほど、これは効くな)
再現は出来ないのかとか、そんなことを考えてしまう。
(終わった後、重力が戻る感じがなんか悔しくて)
なんとかして追い付いてやろう、彼の頭はそれでいっぱいになる。
例えばこうして耳かきもしているが、スコープで耳の中を覗く前と後では、おそらく世界は変わったと思う。
(うちみたいなアナログはどうやって生き残るか、それも課題だな)
パリパリパリ
耳の中の垢を削っていく。
生えている毛がぽつりぽつり混じっている。
(こういうのが痒いんだよ)
なので丁寧に取り除いていった。
あまり深追いはしない、見えるときならばいざ知らずそうでないなら、見えないものは古今東西見てはいけないという奴だ。
カミソリで右の穴の回りと、耳たぶを剃ってこちらは終わり。
左耳はパサパサ乾燥しているらしく、一気に取れたら楽なのだが、これは時間がかかる奴だろう。
一ヶ所カリ!と取ると、そこから崩れて、片付けるのが大変になるタイプ。
ならばサジより、スクリュー式の方が取れるであろう。
スクリュー式は、溝に耳垢が引っ掛かってくれるのと、材質によっては角が出来ないため、悪い点はないと思われるが、ヒューマンエラー的な欠点がある。
(竹の耳かきと同じように掃除してしまうんだな、これが)
だからどうするか。
ピッタリと当てて、そこから垢を巻き込むように動く、そうすることで溝に細かい粉まで絡むのであった。
(欠点というと、取り出したときにしっかりと拭かないと垢が取れないんだよな)
一度ふわふわの溝掃除できるタイプのシートにしたが、これだと、とった後の収穫物が全部一ヶ所に集められない。
お客さんによっては、見せてください!という人もいるのが耳掃除。
確実にそういうのは捨ててくださいという人じゃないと使えないのが難点である。
バリパリバリパリパリ
(入っているな)
よく見てみよう、バリとパリが混ざっている。
バリの所に耳垢があるために、音色が違うのだ。
(耳掃除って耳が良ければ、音で判断もできるから)
浜薔薇は店内は静かに作られている、車道は店の前には面してはいるが、車通りは少ないのもあるが。
「店を作るときは外の音が聞こえないようにしろ」
昔、蘆根の先輩に言われたことを思い出した。
この教えを忠実に守ったかのような作りはしている。
レトロな店内の割には、窓の断熱性能もかなり良く、暖房をつけるとすぐに、それこそイツモがいつの間にか店の奥にやってきて、ごろんと寝ているぐらい、ぬくぬく。
一番気に入っているのは鏡だろうか。
木工職人の細やかな仕事が彩られた枠に嵌め込まれたもので。
はじめて店内に入ったときの衝撃を蘆根は忘れられずにいる。
この店をやめてしまうのか、もったいない。
そう思った…
「あっ…」
「痛かったですか?」
「いや、変な声出してごめんね」
(うわ、すごい恥ずかしいんだけども)
勝手に出てしまった、そして唇の端には少し唾液がこぼれてしまった。
(大人なんだからさ)
自分に言い聞かせているが、たぶんもう遅いだろう。
強制的にリラックスをすること、それは人類にとってとても大事なこと、そして浜薔薇はそこに今日も貢献しているのである。
名前を呼ばれたせいか、店の窓に猫の影が。
「ほら、イツモも来たぞ」
常連客がイツモに絡まれた。
しばらくお待ちください。
「猫って最高ですね」
イツモも仕事をやりとげましたという顔をして、店から出ていった。
「あっ、じゃあ、足湯と足のマッサージお願いします」
「それと耳は?」
「した方がいいですかね、じゃあお願いします」
浜薔薇の足湯のお湯は、温泉を加水したものを使っている。
「この時期だと山の方の温泉にしているんだ、湯治のお客さんも多いんでね、湯冷めしなくてちょうどいい」
「いつも同じだと思っていた」
「違うんだな、夏だと美肌の湯にしているんだよね、そこのお湯だと汗もさっぱりしちゃう」
「色々考えているんだね」
「そりゃあそうよ、ここに来てくれたお客さんを癒すまでは返さない!ぐらいな気持ちは持たないと」
「空回りしねえようにな」
タモツが一言加えて去っていった。
「相変わらずタモ爺は容赦ないな」
「でもこのぐらい厳しい方がいいと思うんだよな、じゃないと技が身に付かないし、そりゃあ今の世の中のやり方じゃないとは思うんだけどもさ」
「わかるぅ」
「だろ?はい、じゃあ、足、失礼します」
そういって濡れた足を拭かれる。
「悩むとお腹痛くなりますか?」
「どうしてそれを」
「足の肉付きが…それっぽい」
「実はそうです…それで通勤がしんどくなる時があって、自分じゃどうしようもなくて」
「そういうときは、自分でもやればいいんですけどもね、お風呂上がりにクリームつけて、ツボを押して、自分の好きな音楽聞きながらとか、そんな時間を作ってやるだけで違います」
「猫は次も遊ばせて」
「イツモが遊んでもいい!というのならばどうぞ」
「やったー」
「そんなに猫が効きますかね?」
「特効薬じゃないかな」
「うちのサイトを作ろうと思っているんですが、猫の写真のコーナーあった方がいいですかね?」
「むしろそれ以外だと何を載せるんだい?」
「…いや、それを言われちゃうと、少しばかり悲しい」
ギュ!
「あっ、そこ痛い」
「腎臓ですね、最近寒いですから、お湯を飲むのもありですよ」
「へぇ、お湯ね」
「お茶も悪くはないんですがね、カフェインもあるんで、確かにノーカフェインのものもありますけど、高いですよ」
「普通ならここでこういうのがあるんですよって営業してきそうなものだけども」
「あ~そういうのよりは、簡単に誰でも出来る方向にしたいんですよね」
「そういうものなんだ」
「異論はありますけどもね、そんな安いことやりたくないわって」
「言われそう」
「でも主婦層には大絶賛なので、この辺を追求したいかなって思ってますね、あっ、歩き疲れもありますね」
「脛のそこ、すんごい気持ちいい」
「この筋肉と筋肉の境目、効くんですよ」
「ずっとやってほしい」
「そこまでやっちゃうと、逆にダメですよ、理想はマッサージして、寝て起きたときに、寝起きが全然違う、今日も頑張ろうって感じでしょうか」
今日もこのためにこだわっています。
足のマッサージが終わると、タオルで巻かれ、リラックスムードの中で耳掃除である。
(俺の腕ではリラックスしてくれないと、耳掃除が難しいんだよな)
逆にタモツだと、例え戦場の最中でさえも、清涼感を与えることが出来るだろう。
(今できることを精進するのみだな)
竹の耳かきは標準サイズ。
カリカリとするだけで、黄色がかった垢がこぼれてくる。
(寒いけども、ちゃんと汗かいたりしているな)
ただ冷え性なので、そこに注意。
それこそ、レッグウォーマーなどがいいと思われる。
少しでも良くなるように、これをやれば万人みな効くというものはない。
ある人にとっては良くても、逆効果はありえるのである。
暑がりだからという人がいた、きちんと代謝がよくて、そうなっているのかと思いきや、お風呂に長らく入っていられない話を聞いたら、話は別である。
「お風呂前に一杯水を飲んでください」
そう、その人は暑がりではなく、水分が不足して体が体温調整できなくなって、そうなっているのである。
蘆根は何ヵ所か見て、おかしいなと思うが、世の達人たちは。
「あっ、これは貧血だね」
「糖尿病かもしれない」
など見抜いたりする。
(もう少し時が進めば、システムが管理してくれるかもしれないけどもね)
マッサージの世界でも、人よりも機械の進化というのは目まぐるしく。
(スパ銭行くとあるんでやりませんか?俺はやります)
ただ職業病なのか。
ブルブルブル
(なるほど、これは効くな)
再現は出来ないのかとか、そんなことを考えてしまう。
(終わった後、重力が戻る感じがなんか悔しくて)
なんとかして追い付いてやろう、彼の頭はそれでいっぱいになる。
例えばこうして耳かきもしているが、スコープで耳の中を覗く前と後では、おそらく世界は変わったと思う。
(うちみたいなアナログはどうやって生き残るか、それも課題だな)
パリパリパリ
耳の中の垢を削っていく。
生えている毛がぽつりぽつり混じっている。
(こういうのが痒いんだよ)
なので丁寧に取り除いていった。
あまり深追いはしない、見えるときならばいざ知らずそうでないなら、見えないものは古今東西見てはいけないという奴だ。
カミソリで右の穴の回りと、耳たぶを剃ってこちらは終わり。
左耳はパサパサ乾燥しているらしく、一気に取れたら楽なのだが、これは時間がかかる奴だろう。
一ヶ所カリ!と取ると、そこから崩れて、片付けるのが大変になるタイプ。
ならばサジより、スクリュー式の方が取れるであろう。
スクリュー式は、溝に耳垢が引っ掛かってくれるのと、材質によっては角が出来ないため、悪い点はないと思われるが、ヒューマンエラー的な欠点がある。
(竹の耳かきと同じように掃除してしまうんだな、これが)
だからどうするか。
ピッタリと当てて、そこから垢を巻き込むように動く、そうすることで溝に細かい粉まで絡むのであった。
(欠点というと、取り出したときにしっかりと拭かないと垢が取れないんだよな)
一度ふわふわの溝掃除できるタイプのシートにしたが、これだと、とった後の収穫物が全部一ヶ所に集められない。
お客さんによっては、見せてください!という人もいるのが耳掃除。
確実にそういうのは捨ててくださいという人じゃないと使えないのが難点である。
バリパリバリパリパリ
(入っているな)
よく見てみよう、バリとパリが混ざっている。
バリの所に耳垢があるために、音色が違うのだ。
(耳掃除って耳が良ければ、音で判断もできるから)
浜薔薇は店内は静かに作られている、車道は店の前には面してはいるが、車通りは少ないのもあるが。
「店を作るときは外の音が聞こえないようにしろ」
昔、蘆根の先輩に言われたことを思い出した。
この教えを忠実に守ったかのような作りはしている。
レトロな店内の割には、窓の断熱性能もかなり良く、暖房をつけるとすぐに、それこそイツモがいつの間にか店の奥にやってきて、ごろんと寝ているぐらい、ぬくぬく。
一番気に入っているのは鏡だろうか。
木工職人の細やかな仕事が彩られた枠に嵌め込まれたもので。
はじめて店内に入ったときの衝撃を蘆根は忘れられずにいる。
この店をやめてしまうのか、もったいない。
そう思った…
「あっ…」
「痛かったですか?」
「いや、変な声出してごめんね」
(うわ、すごい恥ずかしいんだけども)
勝手に出てしまった、そして唇の端には少し唾液がこぼれてしまった。
(大人なんだからさ)
自分に言い聞かせているが、たぶんもう遅いだろう。
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